配置なのか、順路なのか、モネに集中できない。
ただ企画展としては、鈴木理策「水鏡」、アンディ・ウォーホル「花」「フラッシュ」、荒木経惟「複写美人」シリーズ、井上安治「銀座商店夜景」、ウジェーヌ・アジェ「ヴェルサイユ」、アンドレ・ケルテス「ムードン」「割れた板ガラス」などを見ることができて良かった。
ウォーホル作品はやはり色のメリハリで絵画とグラフィックのギリギリを攻めている感じがする。
アラーキーは複写でさらに作品の質感をアップさせている。
明治の浮世絵師・井上安治は相当暗かったであろう銀座の店の灯りが見事に描かれている。凄い技法だ。
ウジェーヌ・アジェ、アンドレ・ケルテス作品は共に映画のスチールのようだった。
心に残る印象というものが真に美しく鮮やかなものなのだろうな、と感じた。
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