暗記が苦手だと思っている人、なぜ苦手なのか考えたことがありますか。
ただやみくもに、言葉を覚えようとしているなら、暗記が苦手なのではなく、覚える方法が間違っているのです。
人間は、理解できないことは覚えられません。
歴史でも、どんな人か、何をした人かを知っていると覚えやすいですよ。
ただの記号だと一度覚えても、すぐに忘れてしまうのと同じです。
また、人は自分の興味のあることはすぐに覚えられます。
興味のあることは、少しぐらい難しくても自分で調べたり、人に聞いたりして覚えてしまうでしょ。
これに対し、関心がないこと、難しいと感じたこと、嫌いなことは覚えられません。
勉強は面白くないという気持ちや苦手意識があると、本来の力があれば理解ができることでも頭に入っていきません。
記憶できるかどうかは、実は頭がいいとか悪いとかの問題ではありません。
どれだけ思い出したかだけ。
好きなことは、一度学習しただけでも覚えられるというのは、楽しかったから何度も思い出している、だから覚えているんです。
つまり、覚えられるかどうかはどれだけ復習しているかということだけです。
嫌なことは思い出したくないから覚えられない、でも楽しいことは何度も思い出している。
もしあなたが、勉強を楽しく感じる工夫をすることができれば、暗記も簡単になるはずです。
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