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2020.07.04
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カテゴリ: ミニマリスト家族
46年連れ添った夫がいなくなってしまい、
眠れず、食欲がわかず、体重は5キロ減りました。
泣き過ぎて、自分の顔ではないみたいに変わってしまって。

バリバリ仕事をしているから、
自分のことを自立した人間だと思っていました。
でも、そうじゃなかった。
夫に依存していたんですよね。
自分でも驚くほど。    朝日新聞デジタルより



この記事は。



「栗原はるみさん」のお言葉、です。










あまりにも泣きすぎて、
とうとう目の粘膜がおかしくなってしまったほど、なのだそうです。


とても意外でした。











「意外」なんて。 勝手な言葉。

何も知らないわたしだからそう感じるのであって、
長年連れ添ったご主人やパートナーを亡くされたことのあるお方なら、
共感で胸が痛くなるほどのお話なのかもしれません。

栗原はるみさんのご主人・玲児さんが。
かつて専業主婦だった頃のはるみさんに向けておっしゃった、


「僕を待つだけの女の人にならないでほしい。」


という言葉は、あまりにも有名で。

はるみさんが料理研究家になるきっかけになったのだ、と。
雑誌やコラムその他で、何度も読んだことがあります。


「自由でいてほしい。自分のやりたいことを探して。」


はるみさんは、ご主人のその言葉を受け、
料理研究家として、大成功を収められた。

「旦那さんの帰りを待つだけの女の人」では、決してなかった。



それなのに。



ああ、それなのに、と、思った。




わたしは、まだ、何も知らないのです。


長年連れ添った旦那さんが亡くなる、ということを。


けれども。


つい2ヶ月半ほど前。


わたしは「疑似体験」をしました。














ここに詳しく書き記すことは赦してくだい。

ただ、その時の気持ちは、ちょっと「衝撃的」で。

たった1日の疑似体験であっても、
こんなにも心細いものなのか、と。

自分の知らなかったような「自分の弱さ」に驚いたのです。

一人になるのが怖い、という気持ち。

どうか生きていてほしい、という気持ち。

大好きだ、という気持ち。


わたしの、「弱さ」と、


これは・・・愛?












NHKの「クローズアップ現代」という番組を見ました。

見ようとしてはりきっていたのではなく、
お風呂から出てきたら、
ちょうどテレビがその画面だったのです。

栗原はるみさんの姿が映し出されていました。

はるみさんは、目を真っ赤にして、涙をこらえていた。

こらえきれずに、ハンカチに隠れて泣いていた。


飾り気のない、
大きな笑顔が素敵なイメージのいつものはるみさんとは、
まるで「別人」のようだった。

悲しい道から、早く元気な道に渡りたいと思っているのに、
必ず元気になる!なって見せる!と思っているのに、
二つの道を行ったり来たりが激しくて、
なかなかこっち(元気)の道に渡れない・・・と。
絞り出すような声で、語る。


こんなに成功しているのに。
こんなに経済的にも社会的にも「自立」しているのに。


大切なひとを失った時の喪失感や心細さと それは。


全く関係がないものなのだ、と知りました。






シロツメグサと、モスバーガー。家族3人分のモスバーガー。6月のある日の、小さな幸せ。




 ***************************************


夫・玲児さんはね。 余命を宣告されたあと。

はるみさんに1通のお手紙を残されていたそうです。

すごい手紙でした。


 **************************************


「はるみ様」と始まるそのお手紙には。



ご自分は「決して良い夫ではなかった」という言葉と。

それなのに、よく耐え、許し、愛してくれたことへの深い感謝と。

努力家で、いつも前向きなはるみさんへの、
惜しみない尊敬の言葉と。


あと。


初めて会った下田の海でのことを思い出したよ、という


最後に綴られた言葉。


君は本当に可愛かった。

そして 今も 可愛いよ。














1947年生まれの栗原はるみさん。

この春に73歳になられたのだと知り、びっくりしました。


旦那さんの「美味しいね」が聞けなくなってしまって。

はるみさんは、家でご飯を作らなくなってしまったのだそうです。

一緒に食べたことを思い出してしまうから、と。


そういう気持ちになるんですね。


この旦那さんのお手紙は。

はるみさんのこれからの人生を、きっと生涯、支えてくれる。


はるみさんの心を勇気付けてくれるのは。


これはわたしの想像でしかないのですけれど・・・・


聞けなくなってしまった「美味しいね」の言葉、よりも。


最後の手紙に残してくれた 


「そして 今も 可愛いよ」


こちらの一言なのではないのかな、って・・・



今も。
そしてこの先お幾つになられても。 

一生涯色褪せることなく、

ずっとずっと嬉しいのではないのかなって。


そんな気持ちが・・・ ふと、してしまいます。



ああ、涙が出ちゃいます。






                                  おわり







今日もお読みくださってありがとう。

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涙を拭ったあとのはるみさんの笑顔はとても美しく、印象的でした。
夫婦の亡くなる順番は、誰にもわからないことなのだけれど・・・
うちのおとーさんはいつも「絶対俺が先にいくんだからな!」と息巻いているタイプです。










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最終更新日  2020.07.26 17:10:39


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