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2020.08.28
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カテゴリ: ミニマリスト家族
おとーさんの服と、わたしの服は、

とても相性がいいと思うのです。









夫婦は、定年を迎えて初めて、しっかりと向き合うことになる。
子育てにかまけ、仕事の忙しさにかまけて、
しっかり向き合ってこなかったツケを、
ここで払わなければならない。  P.7




コロナ禍の、ある時期。

おとーさんは、しっかりとお休みがありました。

結婚してこれまでの中に一度もなかったような長期休暇でした。

これまでの3連休や5連休、
お盆休みやお正月休みなどとは比較にもならないような・・・


それはまさに「定年後」の予行練習、だったのでした。







わたしが真っ黒の時は、おとーさんが綺麗な色を。
自分がわざわざ「差し色」を身につけなくても、隣にいる人の服で、真っ黒感は和らぎます。



 ****************************************



これまでのお休みは どこか「お休み!!!」で。

一方、コロナ禍のお休みは、「ただの生活」だった。

どこにも行けないお休みなんて、お休みが勿体無いね、

なんて毎日言い合いながら・・・


「定年したら、きっとずっとこうなのだろう」。


お互いに、そう思っていたに違いない。


毎日どこかにウキウキお出かけするわけなどないのだ。


そんな元気など、多分、もうないのだ。


ただ一緒に「暮らす」、ということ。







おとーさんがジャケットをきた時に「つり合う服」を、やはり1着は持っていたいと思うのです。



 ***************************************



生活が変わるそのときは、
絶望のスイッチを入れるピンチだけれど、
希望の灯を大きくするチャンスでもある。 

夫婦はたった一つの言葉でやり直せる。

たった一つの言葉で絶望させるその一方で。 

                    P.7




わたしは コロナ前は おとーさんの連休がしんどかったんですけど、

それは「お休み!」「せっかくのお休み!」「おとーさんだけがお休み!」っていう
あの特別な感じが苦手だったのであって、

ずーっとお休みで「生活」になってしまえば、

そんなに苦じゃないのだ、ということを知った。


コロナ禍のおかげで、知った。








白シャツを挟めば、2人揃った「トップスの暗さ」も解決。2人でいる時の服は、2人で完成。




 *************************************




どんなに長い休暇があっても。


どう考えてもわたしにだけ「お休み」は訪れず、


何かしらの家事を一切しないで済む日はない。


1日もない。



定年もない。


3日や5日程度の連休やお正月は、

どこかそれでも仕方ないような、
いつも働いてくれてるんだから
たまの休みくらいゆっくりさせてあげたいような、

それが結局

じゃあわたしはいつ休んだらいいのだ!


いつならわたしは休めるのだ! という


「超・不公平」を感じることになって・・・



そんな風に不公平に思ってしまうのは、

「お休み」という存在が、これまでは。


どちらにとっても「特別なこと」だったせいで。








輝くものは「シルバー」で統一。お揃いにするのは、アイテムじゃなくて光。「白い光」です。







 ****************************************




お休みが日常になって。生活になって。


実際。3週間もした頃・・・


おとーさんの家事参加には、目を見張るような躍進があったのだ。

わたしの動きをじっと観察し、
それまでやったことのなかったことにも果敢に挑戦し、


それはわたしを「助けよう」とか「手伝ってあげよう」という
恩着せがましいものでは決してなく、


ここで暮らしているんだから俺もやる、という、

自分が気持ちよく暮らすためにやる、という、

まことに自主的な意欲に満ちたものだった。



そんな姿にちょっと驚き、そして嬉しくて、




この人と 暮らしていける、と 




そう思った。




 *****************************************




この人と暮らしていけるとか、いけないとか。

結婚25年目にもなってまだそんなことをいちいち考えているの!?と思われそうですが、


わたしは意外と、常に考えています。


1日1日、思いを更新しているようなところがある。


おとーさんだってそうかもしれない。


「絶対大丈夫」とか「永遠」なんて、そんなものは、どこにもないのだから。



この人と暮らしていけるのか。



定年後も、暮らしていけるのか。



定年後の暮らしのことは、何一つわからないのです。



その疑似体験ができたのは、本当に貴重な経験で。


こんなことでも起こらなければ、わたしにとって「定年後の生活」は 


ただただ漠然とした不安であり、闇だったのでした。



 **************************************



生活が変わるそのときは、絶望のスイッチを入れるピンチだけれど、

希望の灯を大きくするチャンスでもある。 




ピンチはチャンス。


男の人は、本当は、繊細で優しい。

無骨で気が利かず、優しい一言も言えないけれど。
威張りやで、余計な正論を振りかざして女性を怒らせるけれど。



お子が小さかった頃。



原因不明の熱が2週間近く下がらなくて。
わたしは連日の看病と不安とで、もうヘトヘトで。

仕事から帰ってきたおとーさんから「まだ熱下がらないの?」と言われて 


泣いて発狂したことがある。


「一人でずっと看病して、
ちゃんと病院に連れていって、お薬も飲ませて、それでも熱が下がらなくて、
ちゃんと家のこと、ご飯もお洗濯も掃除もして、これ以上一体どうしろっていうの!!」と。


おとーさんは「熱が下がらなくて心配だね、大変だね。」という労いの意味で言ったのに、


女性には「まだ熱下がんないの?何やってんの?」と


いたらなさを責められたように聞こえるのです。


子どものことは、全てわたしの責任。 


いつもそんな気がしていた。


そういう「心のすれ違い」ばっかりだった気がします。


なにも話せていなかった。












 **************************************



若いころは、心がばらばらで。


言葉が足らなくて。


若さのエネルギーと、好きだった気持ちと、
そういうものだけで一緒にいられたような気がする。


お互いに、すごく頑張っていた。




 ***************************************




安らぐような。 ホッとするような。


そういう関係性になれたのは、ここ最近だ。


子育ての終わりが、本当に近づき・・・


ものが少なくなってからだ。





 *************************************




ものが少なくなったら、


衝突が少なくなって、けれども会話は増えて、誤解が少なくなって。



わたしの服と負けないくらいおとーさんの服も少なくなって、


そんでもって とにかく「そっくり」になった。



出会って 28年くらいになるけれど。




今が、多分、いちばん、相性がいい。




もうだめだ、もう嫌だ、と思ったことも なんどもなんども あったけど。



おとーさんだって、そうだったろうと思うけれど。



今が、いちばん 仲がいい気がする。


お互いが お互いを 好きな気がする。


こういう全てが、誰かと生きることの醍醐味、


「夫婦の醍醐味」なのかな。  



そんな気がします。




やだ、恥ずかしい (笑)







                                   おわり









今日もお読みくださって ありがとう。



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おとーさんは、平日であるとか、ふだんの短いお休みには
「あれとって」「これとって」と、わたしをめっちゃ手足の代わりにするのですが、
うんと長期のお休みであれば、生活であれば、それをしなくなることにも気づきました。 

25年目の大発見でした!











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最終更新日  2020.08.28 18:02:34


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