さよなら、プラスチック衣装ケース。の、お話。

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2022.07.08

テーマ：暮らしを楽しむ(384012)

カテゴリ：捨て部

みなさま、こんにちは。　すずひです。

あなたさまのお宅に「プラスチック衣装ケース」はありますか？

あるとすれば、

それは　おいくつほど、でございましょうか。

ああ「プラスチック衣装ケース」　

　あなたは・・・　モノの多い暮らしの、象徴？

　＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊

よくわからない番号がふってあります。

全盛期には、８個も１０個もありました。

このサイズのものだけで「１・２・３・４・５・６」まであったのです。

もう少し小さいのやら奥行きの浅いものを含めたら、

もう・・・

すべてのプラスチック衣装ケースの中身が、

いつも、ぱんぱんの、ぱんちくりんでした。

無理に押し込んで閉めるのが当たり前なせいで、

たわんで、ときどき「バキバキッ」って割れたりもしてました。

ちょっと割れてる衣装ケース、

それが見慣れた日常なってるプラスチック衣装ケース、

あなたのお家にも・・・　あったりしませんか？　( ´▽｀)

　＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊

大掛かりな捨てをしたあの夏、わたくしは４４歳で。

７年前か。

ちょうどこんな暑い、暑い・・・

朝から蝉の声のやかましい真夏、だったな。

その頃から、２つ減って、４つ減って、５つ減って・・・

どんどん減ったけれど、残った「３つ」。

残された「３つ」は、もうずっとこのまま定着なのかな。

やっぱりプラスチック衣装ケースって

ゼロには、「無し」にはできないものかのな、と、もう何年も思っていましたが、

そんなことは、なかったです。

ここにおさめていたものは、

もう、プラスチック衣装ケースでないところにおさめられる。

いろんなものが少しづつ減ったことで、ついに、そうなりました。

２０２２年。　５１歳の夏。　　

プラスチック衣装ケースからの・・・　卒業。

１６時間断食の素晴らしいところ。それは「おやつが自由」なところ。
「糖質がー」とか「グルテンがー」とか、「ビールがー」とか・・・いっさい、ない ( ´▽｀) ♪

＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊

そもそも、プラスチック衣装ケースに「大切な衣類」をおさめることはなくて、

肌着の予備とか、おとーさんの仕事着関係衣類とか、

そういう雑多なものの担当、でした。

かつて、大切な衣類をおさめていたタンスの２段が「がらーん」となって、

スペースが空いて、

この３つの中身は、すべてそこにおさまった。

１日１捨の積み重ね。　急に思い立ってはできないこと。

小さなものをコツコツ捨てて・・・

大きな３つを捨てられる日が、ついに来ました。

ああ、うれしいなあ　( ´▽｀)

この「大物手放しスッキリ感」は、なかなか、超久しぶり！！

　＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊

「モノの多い暮らしの象徴」か。

ああ、本当に、そんな気がする。

ものが多いと、どうしても、こういうものが必要だと感じてしまう。

いつか住処が替わって、タンスも捨てて、

その時は、すべて「ハンガー」でいいのかも知れないし、

引き出しが必要だとしても、こういう奥行きのものは、まず必要ない。

透明でも、何が入っているか分かりにくく、

奥の方はたいそう取り出しにくく、

一見便利なようでいて、実は、とても不便な収納だ。

あなたは・・・本当は、「不便」だ。

うんと感謝して手放したいのに、

最後にこんな悪口言ってしまって、

どうか許してね、我が家のプラスチック衣装ケース。

　＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊

ものが多いころは、あなたを「便利」だと思っていた。

安く買えて。どんどん増やせて。

ものが少なくなったら、次第に「不便だ」と、気づいた。

お値段なりの価値しかなく、捨てるのも大変。

ものの少ない暮らしに、あなたは、必要ない。

暮らしは、かわる。

今日手放すのは「プラスチック衣装ケース」なのではなく、

「奥行き」や「大容量」、

手っ取り早く安易な収納を信仰する気持ちや、

それを便利と錯覚してしまっていた価値観なのかも知れません。

いえ、そういう「古いわたくし」なのかもしれません。

そんな気づき。　　この日の「３捨」。

　＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊

夕方、仕事から帰ってきたおとーさんから、

「あれ？　この中身、どこ行ったの！？」と聞かれ、

「全部タンスに入ったよ」と答えながら・・・　はっとした。

昔はね、こういう整理の仕方をした日には、必ず。

ゴミ袋に何袋にもなる「大量の不要な衣類」が、

必ず、必ず、必ず発掘されたのです。

衣装ケースの中身全て「ゴミ（のような衣類）」だった、ってこともあった。

今回捨てる衣類は、

この、清潔に洗ったパジャマだけ、でした。　

２年前、おとーさんが手術した時に買った、２組のパジャマ。

また入院することになるかも、と、

少し不安で、持っていた。

もう、いらないよね　( ´▽｀)

厄祓いのお塩をふって、今日の佳き日に、手放します。

おとーさんは、いま、とても元気です。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　おわり

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