KIMさんのおうち

KIMさんのおうち

November 28, 2008
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カテゴリ: アメリカ生活
世間一般はサンクスギビングの昨日(木曜日)から、日曜日まで4連休。

旦那はもちろん仕事です。クリスマスもお正月も仕事ですから。。。

その代わり月~水まで三連休をいただいて、
この約1年で初めての三連休だったわけなんだけど、
当初休みをもらえたときに、
「ゆなも学校を休ませて、どこか旅行でも行っちゃおうか」
なんて、旦那1人うきうき話してたけど、
月曜日に旦那の野暮用についていった以外は、結局どこへも行かず。
まぁ、行き先がマンハッタンだったから、それだけで満足してしまったのかも。
所詮、田舎者な私です。

「子供たち見てるから、どっか行ってきていいよ」
って言ってくれたけど、そんな突然言われてもなー。
クィーンズモールにショッピングに行こうかなと思ったけどね、
やっぱりぼけーっとしててもいいから、家族一緒のほうがいいなと思ってしまって、
のんびり過ごしました。

私としてはいつもの生活にプラス旦那がいるような、
さほど普段と変わらない時間のような気がしていたけど、
旦那がことあるごとに、
「こどもたち、かわいいなー」
とか、
「ノアくん、結構長い間座れるようになったんだねー」
とか
ぼそぼそ言ってて、
なんか家族で過ごせる貴重な時間にじ~んとしてしまったよ。

こどもたちはそりゃもう大騒ぎでね、
「アッパー!」ばっかり。

なんか久しぶりに自分の家族を客観的に見ることができて、
(いつも現場に入っちゃってるから)
私も家族の時間って大事だなって痛感しました。

そして、夜こどもたちが寝たあと、
ひっさしぶりに旦那とゆっくり話し合って、(ワインつきでね)
今のこと、これからのこと、アメリカ生活のいいとこ悪いとことか、
お互いへの感謝の気持ちも含めて、思ったことを言葉にしてみたよ。

楽しかったー。そして、すっきりした。

結婚当初から思ってることだけど、
この「夫婦だけでのんびり語り合う時間」ってものすんごく大事。

私の中では、この時間がなくなると、かなりストレスです。
新婚のときは、毎日のように話し合ってたのに・・・。

旦那自身、仕事が忙しくなってみて、
家族と一緒に過ごす時間が大切だと再認識したって。

お金はもちろん必要だし、そりゃいっぱい稼げたほうがいいけど、
疲れて子供たちと思う存分遊べなかったり、成長を見届けられないのが、
今、残念で仕方ないって。
それから、教えてあげたいこともいっぱいあるのになーとも言ってた。

しっかし、結婚して5年半、とりあえず2人とも頑張ってきたよね。
あちこち行ってさー。引越ししては、いろいろ調べてさ。
せっかく知り合いができても、お別れしてさー。
ただ、最後に旦那は、

「うちの家族は、一生落ち着かないから!安定を求めてはいけない!」

なんて、酔っ払いながら宣言してたよ。
いつからこんなサバイバルな人間になってしまったのか。
旦那曰く、私の影響らしいけど。^^

「次はどこの国に行こうか。」
って言ってたよ。


さてさて、サンクスギビングホリデーの間、
なんにも予定がなかった我が家。

去年は、つわりが終わったかなーと言う頃で、
アメリカ人の家庭にサンクスギビングランチにお呼ばれしたっけ。
すごく素敵な時間だったなぁ。

今年はそれなら自分で作っちゃおうかということで、
しょぼいけれど、いくつか作ってみました。

カナダ時代にもターキーディナーは何度も食べたことがあるんだけど、
作る知識はなんにもない私は、ネットでちゃちゃっと調べて、
とりあえずターキーを買いに行ってみました。
しかもサンクスギビングの当日に。

そしたらさ、そのスーパーで売ってたターキーの中で一番小さいのが、
14パウンド(6キロ強)で、13ドルだったのが8ドルに割引。
当日だから割り引いてたのかな?

しかも凍ってるやつ。
そのとき、午後2時。

うーん、これはどうやっても今日解凍できなさそう。
まぁ、いいや明日作って食べよう。

と思いながら、パッケージの裏を見たら、
「解凍は冷蔵庫で2~3日かけてゆっくり解凍してください」
って書いてあったよ。

げっっ!そんなにかかるんですか?無知すぎる私。。。

でも別の方法も載っていて、
「パッケージのままお水に浸しておけば、1パウンドあたり30分で解凍できます」
とのことだったので、
14パウンドだと、7時間・・・。長いな。

で、次の日である、今日、頑張って焼きましたよー。

朝一で、まずパンプキンパイから。
これは去年のハロウィンで作った簡単なレシピ。
ゆなもシオンも上手に混ぜ混ぜして、お手伝いしてくれました。

そのあと、ターキーを焼くとき下にしくアルミのお皿があったほうがやっぱりいいなと思い直し、子供3人連れて99セントショップへ。
昨日のスーパーで3ドル49セントで売ってたのに、99セントで購入。

ゆなに、ママの買い物上手ぶりを熱く語ってみたけど、
「ふ~ん、ねぇママ。おなかすいたー!」だって。

さてさて、買ってきたターキーは、かなりおもしろい仕掛けになっててね、
パッケージの中で薄い塩水に浸ってるんだけど、
お腹の首のほうに、ターキーの内臓(心臓・肝臓)が紙パックに入っていて、
お腹の真ん中には首が入ってるの。
(なんか説明読んでるとかなりグロテスクだな)

それから、胸の部分にポップアップタイマーというスティックが刺さっていて、
ちゃんと中まで焼けると、ポンとスティックが飛び出すようになってるんだよ。

だから、生焼けの心配なし。

昔ながらのやり方では、スタッフィングをお腹の中に詰めて焼くんだけど、
最近は、焼くのに時間がかかるとか、中が生焼けの場合の衛生的な面から、
別にスタッフィングだけ出す家庭も多いとのことだったので、
うちはその方法で。

ゆなとシオンも一緒に手伝ってくれて、
ターキーの水分をペーパータオルで拭いてオリーブオイルをぬるときには、

ゆな 「なんかお風呂あがりの赤ちゃんみたいだね(笑)」

シオン「えっ?とりさんのおなかに赤ちゃんいるの?」

ゆな 「違うよ、とりさんじゃないよ。たぁきぃ!!
    それとおなかに赤ちゃんはいないよ。
    赤ちゃんみたいだねって言ったの。」

と、いつもどおりのシオンのとぼけた発言に、ゆながプリプリ答えてました。

で、焼くこと焼く4時間。
その間に、マッシュポテトと、スタッフィングを作り、グレービーソースの用意。
スタッフィングにもグレービーソースにも、ターキーの内臓を使ってみたよ。
だって、日本人のレシピに入れたほうが断然おいしいって書いてあったから。

自分で作るからにはと、こだわってみたのが、NO MSG。(化学調味料を加えないこと。)
コンソメとかソースの粉末とか、一切なしでね。

それらを作り終わっても、焼きあがるまで時間が余るので、
仲良く遊んでるゆなとシオンをそのままにして、
ノアとのんびりお風呂に入ってみました。

お風呂からあがってそろそろかな~と思ったのが夕方6時。

オーブンを開けたら、すでにポップアップしてました。

うぅ、焼きすぎちゃったかな。
焦げてはいないけど、パサパサすぎるターキーはやだな。

そんな頃、タイミングよく、旦那も帰ってきて、
昨夜作っておいたクランベリーソースも添えて、みんなでいっただきま~す♪

去年パーティーに呼ばれたとき、
どれもこれも美味しかったのに、ほとんど食べなかったゆな。

でも、今年は学校のランチでアメリカ的味覚になれてるからか、
私の味付けが知らぬうちに日本人っぽくアレンジされちゃってるのか、
もりもり食べてくれました。
シオンもゆなもスタッフィングがすごくおいしかったみたいで、
一番手間をかけたのがこれだから、私的には大満足。

肝心のターキーは胸のところはやっぱりパサパサ。
ここは後日、ターキーサラダにするとして、
その他の部分はおいしかったのでそれを中心に食べ、
もうおなかいっぱーいと思ったのに、あれ?全然減ってない感じ。

恐るべし6キロ。

でも、アメリカ文化を知るという意味で、すごくいい経験になりました。
来年アメリカにいるかわからないしね。^^
料理的には簡単だから、次回はお友達を呼んでパーティーしたいな。

その後、子供たちもデザートのパンプキンパイまでしっかり食べたよ。
いっぱいお手伝いしてくれたから、いつもよりもおいしかったのかもね♪





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Last updated  December 5, 2008 11:40:23 PM
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