キーウンの舌事情


いや、『しゃべる内容自体』がつまらない。
外国語使ってるから、とかという次元じゃないの、悪いけど。
まあ自覚してる様だからイイとしてやってるんだけど(^^;)


その代わり、といっちゃナンだけどそういう人って(どんな人?)
ヘタに狙ってあーだこーだ言ってる時じゃなく、
ふとした自然に発した言葉とか、ちょっとした仕草の方が
面白かったりするんだよね。
要は【狙って】いないとき。
で、キー坊は完璧そのクチ。


って、今ココで
「キーウン、じゃあどんな事しでかしたの??」
と、聞かれてもスッと出てこないんです(悲)。
くれ騙しみたいな事してすみませんね。



ただ、新たに発見した事はあるのだよ。
夏が嫌いで、寒い冬が好きな、私とは真逆なこの韓国男児。
『暑い』のは苦手でも、『熱い』ものは平気だと
なんとなく私は思い込んでいた。

だって、韓国にはグツグツと煮えた鍋料理なんかが沢山あるし。
世界で1番好きな食べ物が【オンマのキムチチゲ】だし。
(↑おせじでも『Minnieさんのカレー♪』とか『煮物』とは 言えない、融通の利かないマミーボーイ)


出来事は、キーウンの家族と旅行行った時、
海の家みたいなトコで海鮮クックス?うどんみたいな、、
それを食べたんだけど。
美味しかったのには間違いないんだけど、強いて言うなら
もっと熱くても良かったよねえ?とコッソリ彼に言った私。
そしたら
「え?僕丁度良かった様に感じたけど?」
という答えが。
熱いものはものすごーく熱い位が好きな私。けど、
そういう個人好みレベルのハナシじゃなく、
はっきりいってその麺は熱くなかった。
てっきりキー坊も「ぬるかった」と言うと思ってたから、
「アレ?」みたく少々拍子抜けしてしまった。
結局それはその場だけの会話でお終い。



で、その日の夕食に、謎(?)が解けた。

彼、実は



















猫舌




















だったって事(・_・)









その晩、刺身のコースみたいので、
最後にやっぱり魚のチゲが出て来たんだけど、
彼のお兄ちゃんが、チゲ食べようとしている彼に何か言った。
すぐ、お姉ちゃんが私に日本語で


「キウン(韓国語だとこんな音)ねー、
 熱いものにすっごく弱いのー。食べれないのー。
 日本語だと『猫舌』って言うでしょー?」


と、教えてくれた。










ニャンだって???









猫舌???









って誰が???



「だから、家で【チゲ】の時とかは、キウン1番遅いよ食べるの。
 それかオンマが最初にキウンのだけ作るんだよ。
 子供の頃は皆絶対熱いの苦手だけど、キウンだけは
 大人になっても熱いの食べられないのよー(笑)」


と、お姉ちゃん。



でも、普通に私と食べていたよな???ブデチゲとか、、



猫舌って、私は全く分からないんだけど、
熱いものが、『我慢できない』程熱く感じて食べれない、
という人の事いうんだよね?
少なくても私の周りの猫舌さん達はそう。
でも、キーウン、一応普通に食べてたしなあ。。
フーフーは何度もしてたけど。



「本当に熱いの苦手なの?」



と聞いたら



「うん。苦手。すっごーーく!苦手。
 でも、いちいち全部冷ますのキチャンタだしさ」



だって。
キチャンタ(=面倒臭い)って…そういう問題か?(^^;)

ああ、でも、そういえば鍋系の時とか『涙目』になってたような
気がしないでもないな(苦笑)


ま、彼が猫舌だろうがそうじゃなかろうが、
私が美味しく大好きな「韓国チゲシリーズ」が食べれれば
イイんですが、それにしても驚いた。驚いた。


ていうか、キーウン君は初めて会話したの時にも思ったが、
ちょっとヌケてるっていうか、ピントがずれてる所がある。
「おいおい、そう来るか?!」みたいな。
それが平和的だから、彼にとっても周りにとっても
何の苦にもならないからOKなんだけど。




© Rakuten Group, Inc.

Create a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: