ちっちゃなお部屋

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急展開 「MRI画像診断」



平成20年6月17日(火)初MRI

 予約していた委託病院でMRIを撮った。
初めてだったのですが、寝てしまいました。
最新機器だそうで、従来のものより静かだそうです。初めてだったので、比べようがないのですが、とにかく横になっているだけっていうのは、眠くなってしまいます。

ちなみに、耳栓もヘッドフォンも使用しませんでした。



平成20年6月19日(木)MRIの結果

 整形外科に先日のMRIの画像診断を聞きに再診に行った。

名前を呼ばれると、机の前にあらゆる角度から切り取られた足首の断面画像が並んでいた。
どの画像にも、目印に付けた白いポチの下に、半透明に白い太ったナメクジみたいなものが映っていた。

画像を見て、医師が言う。
「こぶ・・・のような、腫瘍がありますね。」
こぶ?腫瘍?どっち???
私「こぶなんですか?」
医師「腫瘍ですね」
げんなりした。

医師「どんな風に痛いですか?」
また言うの?暗記したセリフのように答えた。
私「ここを触ると、足の甲に線香花火の火種がポトンと落ちたような熱くて痛いです。ここをぶつけると、足の甲が爆発したんじゃないかと思うくらい痛いです。」

医師「この腫瘍は、このまま温存したいですか?」
・・・って、もう痛くて痛くて仕方ないし、これ以上生活に支障が来ても困るので、温存なんて考えていない・・と答えた。
すると、パソコンに、「切除を希望している。」と打ち込まれた。

あ・・・それって、「切除を希望している。」意味なんだ・・・。
と自分で言った言葉の意味をかみしめる。

切除・・・切除って、どういう感じ?

医師「腫瘍専門の先生がいるので、そちらで診てもらう事にしましょう。」
私(おい!整形外科のあなたじゃだめなの???)

医師「あの、私は今月末で退職するのですが(←そんなのもう掲示見て知っていた!)その腫瘍専門医の先生も8月末で退職するので、出来るだけ早い予約を取りましょう。」

え?
今話をしている先生も退職で、専門医もいずれ退職なの?
大丈夫なの私?
どうなるの私?

というか、このMRIの画像診断はどうなっているの?
あの太ったナメクジみたいなものは何なの?
あの太ったナメクジみたいなものは、何にへばりついているの?
骨にへばりついているの?
神経にへばりついているの?

知りたいことは、何も教えてくれなかった。

分かったのは、「腫瘍」がある。という事実だけです。


 腫瘍専門医が退職する前に、診てもらう方がいいから、できるだけ早く予約を取るしかないな!と思った。(最近一人でどんどん即決している。)
 時間を選んでいる場合じゃなかったので、一番早く何とか取れる予約をお願いした。
 娘の下校もこの際後で何とかすることにして、まずは、予約だと思った。


医師「では、来週の火曜日に、腫瘍専門の先生に診てもらって、詳しいことを聞いて下さい。」

結局、腫瘍がどこに出来ているのか教えてもらえなかった。

日帰りで治せたりするのかな?
注射器でちゅ~って吸い取ったりできるのかな?
そんな暢気なことをその時はまだ考えていた。


駒はどんどん進んでいく。
「歩」が「と金」になりつつあった。









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