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こんばんは、ほうとうです。 23日(土・祝)、西宮の兵庫県立芸術文化センター(大)で行われた、S.ラトル指揮バイエルン放送交響楽団の演奏会に行って来ました。 当日、広島から新幹線に乗って関西へ向かったのですが、午前に発生した東海道新幹線の故障の影響で、上りの新幹線は関西中で多くの列車が東へ進めなくなり、山陽新幹線にまで及びました。 私の乗った新幹線も岡山で運転中止となり、後続列車の自由席に乗りましたが、西明石付近で動く気配が無くなり、地方私鉄の山陽電車各停に抜かれて行きます。これでは開演に間に合わず入場出来なくなる(この公演では途中休憩が無い)と思い、西明石で在来線のJR新快速へ乗り換え、三ノ宮へ。ここで阪急神戸線に乗り換えて西宮北口に行き、開演に間に合わせました。 曲目は、英国の現代作曲家バートウィスルの小品(管楽器と打楽器のみで演奏される)、サイモンへの贈り物2018(サイモンとは、親交のあった指揮者S.ラトルのこと)と、マーラーの交響曲第7番ホ短調「夜の歌」。 このオケは、第二次世界大戦後に創設されたものですが、ヨッフム、C.デイヴィス、M.ヤンソンスらに率いられ、その他、C.クライバー、クレンペラー、バーンスタイン、ショルティ、C.M.ジュリーニ、サヴァリッシュら名指揮者の客演を受けて、急速に成長し、世界有数の名門になったオケです。’23.秋からラトルが率いることとなり、その就任公演でのマーラーの交響曲第9番がCD発売されましたが、素晴らしい演奏でした。 それで期待してこの公演を聴きに来たのです。 このオケは、今月8日に聴いたミュンヘン・フィルと同じドイツ・ミュンヘンにあります。世界的なオケが2つもあるとは、羨ましいですね。 さて、マーラーの第7ですが、細かいアーティキュレーションを全てきっちり演奏した素晴らしいものでした。かつてラトルが率いたベルリン・フィルやロンドン響のように鮮烈なパワフルさはありませんが、まとまっているので迫力は感じられました。 この曲は聴けば聴くほど難曲だなあと気付かされます。この交響曲からマーラーはそれまでの人生の喜怒哀楽から宇宙的(Universe)なものをテーマに変えたように感じます。よりありとあらゆるもの(中国風の曲想も出て来る)を曲に取り込んでいっているように感じるのです。
2024.11.24
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こんばんは、ほうとうです。 10日(日)、鳥取県江府町と倉吉市、岡山県真庭市の境にある、象山(標高1085m)と擬宝珠山(標高1110m)を周回してきました。場所を分かり易く言うと、奥大山・鏡ヶ成と言った方が良いかもしれません。(ファミリー向けの)鏡ヶ成スキー場の周りをぐるっと歩いた形になります。 ここは今年の1月、「遊山トレッキングサービス」のツアーでスノーシューハイクした場所で、ブナ林が良く、なだらかで距離も短いので、膝の調子が良くないりゅうびでも歩けると考えて再訪、紅葉ハイクすることにしたのです。 江府町御机から大山南壁 今回は広島からなので、米子自動車道は使わず、日南町・日野町の地道を経由して行きました。 ちょうど鍵掛峠付近の紅葉が良さそうで、駐車が厳しいと思われたので、今回はパスしました。 (後で擬宝珠山山頂から鬼面台展望所を見下ろしましたが、ここも駐車場が一杯でした。) 車を休暇村奥大山の向かいの駐車場に止めます。 鋭鋒、烏ヶ山が目の前にどんっ。いつかは登らねば(宇多田ヒカルが天然水のTVCMで登って撮影した山です)。 休暇村のトイレを借りて出発です。休暇村を右側から裏手に回り込むと、湿原の端から 象山が朝日を浴びています。 湿原に入らず、時計回りに進むと 休暇村裏手のブナ林がイイ感じ。 西側、新小屋峠からの道を合わせ、東へじりじりと登って行き、振り返ると 烏ヶ山と紅葉の高原丘陵が青空の下、輝いています(烏ヶ山が双耳峰であることが分かります)。 もう少し登ると、 大山東壁と大休峠、矢筈ヶ山 大山東壁と振子山が望めます。 象山山頂は灌木が取り巻いて、南半分が何とか見渡せるくらいです。 少し南に階段を下り、 紅葉と鏡ヶ成を見下ろします。 象山と擬宝珠山の鞍部は、休暇村と標高差がさほど無く、湿原に入る道があって時間もあるので、入ってみます。 木道の湿原から烏ヶ山 湿原から象山(山名にまあ納得) 元の鞍部に戻り、擬宝珠山に登り返します。坂が緩くなり、ロープが張ってある所がカタクリの自生地なのですが、今はその形はなく、春を待たねばなりません。遠く北東側を見ると、北栄町、倉吉市街と日本海が見えます。 擬宝珠山山頂は南から東にかけての展望が良いです。小休憩して、西側の森を下ります。 擬宝珠山の紅葉 森を抜けると、鏡ヶ成スキー場ゲレンデ南端に出て来ます。当然、烏ヶ山は目の前です。 ゴール後休暇村で日帰り入浴を考えていましたが、大分早く戻ってきたので、別の所に寄り道して帰宅することにしました。日野町の南端、岡山県境を越えて新見ICに向かいます。 県境手前の展望台でいったん車を止め、 明地峠展望台から大山を眺め、県境のトンネルを潜り、新見市の千屋という地区に出ます。ここは千屋牛という美味しい牛肉の産地だったなあと思い出していると、新見千屋温泉という日帰り温泉(宿泊やオートキャンプも出来る)を発見したので、入ってみました。 レストランのメニューを見、千屋牛が食べられるのが分かり注文してみます。 お手頃な千屋牛重と肉うどんを食べてみましたが、肉の味がしっかりしていて美味い。 とすると、A5ランクの千屋牛を使っている、焼肉、すき焼き、しゃぶしゃぶ膳はどんだけ美味しいのでしょう!?予約しておけばステーキも食べられるそうです。 感心していたりゅうびが、帰宅後、検索しまくっていたのは言うまでもありません(笑)。
2024.11.17
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こんばんは、ほうとうです。 今年は生誕200年のブルックナー・イヤーですが、その締めとして交響曲第8番の公演を聴いて来ました。 交響曲第7番、第9番と後期の円熟期の大作を広響で聴きましたが、締めはワグナー・チューバや複数のハープ等が加わる第8番です。 東京駅丸の内北口のドーム 東京駅丸の内側駅舎 ということで、今回は8日(金)東京・サントリーホールで行われたトゥガン・ソヒエフ指揮ミュンヘン・フィルの公演を聴いてきました。 演奏するのはこの1曲のみで、楽譜は1890年第2稿のノーヴァク校訂版です。 ホール玄関前 今回の同オケのアジア・ツアーは、東京で2公演、北京で3公演、南京1公演、上海2公演となっています。もう中国での公演数が日本を圧倒しています。こんなところに経済状況がはっきり表れています。寂しい。 同オケで第8のノーヴァク版を演奏すると言えば、どうしてもセルジュ・チェリビダッケ(指揮者)を思い起こさずにはおれません。 玄関上の(からくり)開場オルゴール 扉が開く オルゴールが出た 1990年、チェリビダッケが同オケの来日公演において、このホールで同じ曲を演奏しているのですが、名演とされ、後にアルトゥス・レーベルからCD(ALT183/4)が出されました。 エントランス天井 ソヒエフもその演奏を意識せずにはいられなかったのではないでしょうか。非常にゆったりとした演奏で、腕時計を見ると、約95分掛かったようでした。1席飛ばして隣のおじさんは我慢できずにもじもじしていました。 でも、チェリビダッケは、かの演奏で約97分掛けています。また、彼の最晩年の1994年のリスボン・八角劇場(コリセウ・ドス・レクレイオス)のライブでは、99分43秒掛けています。 ホール内部 チェリビダッケの演奏は、時間を掛けていますが、丁寧でブルックナー休止をしっかり取り、ドイツらしいがっちりとした構成を表現していましたが、ソヒエフは、流麗な演奏を常にしていて、露仏系の演奏スタイルを打ち出していました。ただ、リハと少し違ったのか、オケメンバーに若干の戸惑いが見受けられました。 でも、このオケがマゼール(指揮者)の、サラっと一丁上がりの演奏スタイルから脱却できたのは良い事でした。 入口壁裏
2024.11.12
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こんばんは、ほうとうです。 4日(月・祝)、広島県庄原市の比婆山連峰(最高峰の立烏帽子山標高1299m)の南半分を紅葉ハイクしてきました。 北半分の稜線は、紅葉がまだ見頃でなく、全部周回すると約15キロの行程になり、りゅうびが大変そうなので、前半にしっかり登り坂が来て、緩やかに下って終われるように、六ノ原の県民の森公園センターをスタート・ゴールとし、時計回りに立烏帽子山、池ノ段、比婆山、烏帽子山と縦走し、出雲峠から下って六ノ原へと戻ることにしました。 六ノ原の駐車場北には、 水源滝がありますが、この周りは紅葉してないですね。 公園センター(売店・カフェ有)のトイレを借りて、スタート。 黄葉の奥に北稜線上の毛無山が見えます。 すぐ南の斜面をジグザグと登って行き、広い展望園地に。 展望園地から北東 北稜線の東端牛曳山などが望めます。 展望園地からは広い山道を南西に稜線伝いに進みます。 紅葉の森 標高を上げていくと、ブナの木が増え、天然記念物のブナの純林となります。 もう大分葉を落としています。 忍び寄る冬 立烏帽子山にはブナの急坂を登ります。その山頂は狭く、ガスが大量に流れて来ていたので、そそくさと下ります。 多くのハイカーが立ち止まって何かを待っています。どうやらガスが晴れるのを待っているようです。 緩やかな斜面を登っていると、一瞬ガスが途切れたので、素早く撮影。 池ノ段東面 自生のツツジが鮮やかに紅葉しています。皆、これが見たかったんですね。 池ノ段では展望が開けるはずなのですが、ガスで展望は皆無。ここから北へ進路を取り、イザナギ・イザナミ伝説と信仰の山、比婆山へ向かいます。 比婆山から烏帽子山にかけては、大きな岩が点在します。烏帽子山北面のブナとカエデの森もいい感じでした。 下りきると出雲峠。 出雲峠北側 ここから鳥屋川沿いにゆるゆると下ります。 所々紅葉している木を見かけますが、全体的にはもう少し。 ですが、新キャンプサイトまで降りてくると、 紅葉真っ盛り 輝く黄葉 公園センター裏 今年の夏の猛暑が長引き、山の紅葉は短く難がありそうですが、ツツジの紅葉は良さそうです。
2024.11.08
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こんばんは、ほうとうです。 20日(日)、愛媛県西条市と久万高原町との境にある、石鎚山(天狗岳標高1982m)に登って来ました。この山が西日本最高峰です。この山の紅葉と岩峰のコントラストを見にやって来たのです。 前日は結構な雨でしたが、当日は晴れ予報だったので、ハイカーが集中し、駐車場が混雑するだろうと、夜中のうちに出発しました。 今回もりゅうびが一緒なので、比較的楽な土小屋コースのピストンとしました。ですから、夜間通行できるUFOライン(瓶ヶ森林道)でアクセスします。ただ、この日は、ガスが濃く見通しがとても悪かったので、のろのろ運転で旧寒風山トンネルから西の土小屋に向かいました。 それでも土小屋の駐車場は、ほぼ満車で、前日から既に来ている人が多いのが分かりました。 駐車場の車中で予定より短くなった仮眠をとり(ここで標高が約1500mなので、防寒は必要です。)、明るくなってしばらくすると、多くの車からハイカーが次々出発して行きます。まだ、ガスは晴れていないので、少し様子を見て遅めで、石鎚スカイラインを上がって来る人が着く前に出発しました。 土小屋からしばらくは、緩やかな登りで、石鎚山の北側をトラバースするように進みます。 ガスガスの中、 石段の落ち葉を見かけますが、これはこれで雰囲気があります。 ロープウェイで登って来る成就ルートと合流する 二の鎖下では、晴れ間が広がるようになりました。紅葉が見え、気分が高まります。 今回は、気象条件などを考慮して、二の鎖・三の鎖は登らず、迂回ルート階段を行くことにしました。 間もなく、眼前に 北壁岩峰が現れます。 三の鎖を迂回して主稜線上に出ると、 西側稜線の向こうに雲海が広がっています。 立枯れと西ノ冠岳・二ノ森 とすぐ横には、弥山山頂(標高1972m)と頂上山荘、石鎚神社頂上社です。 広場があるのですが、すでにハイカーが一杯で休憩したり、あの天狗岳へ向かうための列を作っています。 天狗岳 北側は鋭く切れ落ちています。天狗岳への道は、岩場の上で、ほぼ人が一人歩く幅しか無いので、すれ違いも大変で、慎重に歩かなければなりません。観察すると、天狗岳を往復するハイカーの進み具合は、相当ゆっくりなので、普通30分くらいで往復できるところ、この日は1時間を超えることもありそうでした。 そこで、天狗岳へ行くのは諦め、天狗岳をバックに 天狗コスプレをして撮影しました。(わざわざドン・キホーテでお面を買って持って来たのです。) 天狗岳と背後の滝雲 そう、天狗岳から東側に北から南へ稜線を超え、降り落ちる滝雲が発生しています。 天狗岳ハイカー 休憩後、下山することにしました。三の鎖下で振り返ると、 三の鎖を登る行者が見えました。 帰路ではガスが大分晴れたので、 岩峰と紅葉 北壁と紅葉 北壁を見上げ石鎚山の紅葉を楽しむことができました。 土小屋付近のガスは晴れていませんでしたが、UFOラインを帰っている途中の、 子持権現山付近から西黒森付近の滝雲 が眺められ、更に気分上々で帰宅したのでした。
2024.10.29
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こんばんは、ほうとうです。 10月5日(土)、広島県北広島町豊平の龍頭山(りゅうずやま、標高928m)に登って来ました。西中国山地の前に立つ独立峰で、麓はそばの里なのですが、ここから山を見ると、お椀を伏せた様なとか、ハットの中折れ帽の様な山容と表現されます。 広電バスの龍頭山登山口バス停から北へ細い県道へ入って、登山口を目指します。 彼岸花と秋桜 今頃これらが見頃とは、猛暑が続いた影響でしょうね。 駐車場がある登山口近くに6丁の丁石があり、山頂まで6丁とは近すぎる、何か変だなと思って登って行くと、0丁には 駒ヶ滝がありました。 水量は多くないのですが、雰囲気は悪くありません。何とか滝裏に回れます。 駒ヶ滝を巻き、滝ヶ馬場を過ぎ、厳冬期に氷柱が出来るという黒滝(大岩)を過ぎて、急な階段を登ると、主稜線の南端に当たる前龍頭の展望台に出ます。 前龍頭から豊平の里 南側遠くに目をやると、 宮島のギザギザとした弥山・駒ヶ林の山容が見えます。 中龍頭の東屋は崩落しています。一旦下って登り返すと、龍頭山山頂です。 ぐるりと展望が開けます。 西の 十方山と恐羅漢山 北西の 臥龍山など 南の広島湾に浮かぶ 似島(安芸小富士)、江田島 宮島の向こうに目を凝らすと、 薄らと周防大島(山口県) そして北東遠くに、雲に上半分が隠れた 大山(伯耆富士)(大山右前は比婆山、道後山。)が。まさかここから大山が眺められるとは。 意外な眺望に感激したのでした。
2024.10.25
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こんばんは、ほうとうです。 北海道遠征登山の話も今回でおしまい。 期間中、天候不良の日があっても対応できるよう、1日だけ予備日を設定していました。 でも、お陰様で天気の良い日が続き、9月24日は旭川観光としました。 とは言っても、知っている場所はごくわずか。旭山動物園に行ってみました。 北海道に関係の深い動物が飼育されています。また、展示の仕方が、生態に近くなるよう配慮された第1号の動物園と言って良いかも知れません。 ヒグマ ワシ シロクマ(ホッキョクグマ) カピバラ ゴマフアザラシ 飼育員さんと(健康チェックの練習) 順番待ち 魚まだ? 茶柱立ち スポットライト 札幌もそうなのですが、ジンギスカン屋が多いので、食べてみました。高価な生ラム肉はさすがに美味しかったです。
2024.10.21
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こんばんは、ほうとうです。 北海道遠征3日目(9月23日)は、レイクサイドからシャトルバスに乗って、銀泉台で降り、赤岳(標高2079m)を往復しました。 赤岳と言うと、関東以西の人は八ヶ岳をイメージしますが、大雪山系には初日に登った黒岳、この日の赤岳、少し南の緑岳、トムラウシ山北の五色岳とカラフルな山名が多いです。 高原温泉沼めぐりと違って、標高差約600mと明らかに山登りなので、客は少ないかな、と思っていたら、朝のバスは立って乗る人もいっぱいで、地元の道民は良く知っているようです。また、お年寄りなどは、山頂まで行かず、第二花園とか駒草平辺りで引き返す人もいるようです。 ここも、銀泉台で入山者名簿に記載します。 銀泉台からスタートして約20分登ると、見晴台と呼ばれる 紅葉斜面ア 紅葉斜面イのスポットに出ます。 斜面の途中で振り返ると 銀泉台と山入端(やまのは) が見下ろせ、いい感じです。 坂と平らな場所を繰り返しながら ナナカマドの坂を登って、奥の平から東平に移り、山頂が近づいてきます。 山頂手前で (左から)赤岳山頂、北鎮岳、凌雲岳、黒岳が並んで見られます。 赤岳山頂には大岩があって、 御鉢平周りの山々をぐるりと眺められます。 山頂から中岳、北鎮岳、凌雲岳 北海岳残雪 山頂で行動食を摂って休憩し、銀泉台へ引き返します。 草紅葉 チングルマの濃い紅葉が印象深いです。 そして第一花園の斜面に戻って来ました。 輝く紅葉ア 午後の陽の光を浴びているので、オレンジが強くなって紅葉が引き立ちますね。 輝く紅葉イ 紅葉の斜面ア 紅葉の斜面イ 銀泉台近くでは、白樺並木の黄葉がキラキラと輝いていました。 輝く白樺 三日間、良い天気に恵まれ、この上なく素晴らしい山歩きを楽しむことが出来ました。 北海道を選んで良かったぁ。
2024.10.16
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こんばんは、ほうとうです。 10月11日、HBGホールで行われた、広響第445回定期に行って来ました。 曲目は、R.シュトラウスのヴァイオリン協奏曲ニ短調とブルックナーの交響曲第9番ニ短調。 ヴァイオリン独奏は台湾出身のポール・ホアンで、指揮はドイツと日本のハーフの準・メルクル。 ヴァイオリン協奏曲は、R.シュトラウスが10代終わりに書いたもので、正にドイツ・ロマン派の作品と言える作風ですが、演奏時間約30分と、本格的なものです。少し前に作られた、チャイコフスキーやブラームスの協奏曲ほど爆発的な人気はありませんが、なかなかの佳曲です。 ソリストのホアンは、豊かな音色で1742年製のグァルネリ・デル・ジェスを鳴らしていました。(アンコールは、クライスラーのスケルツォ。) メインのブルックナーですが、今年は生誕200年に当たり、ブルックナーイヤーと言うことで、各地で彼の作品が演奏されます。今年広響では第7交響曲を聴きましたが、今回の第9が最後になります。彼は第3楽章のアダージョを書き上げ、最終楽章に取り掛かっていた1896年の「10月11日」、亡くなってしまいます。何とこの公演日が命日でした。彼の命日に最後の未完の交響曲を聴くとは。 本作のアダージョが余りに美しく(彼自身も手紙の中で、最高のアダージョが書けたと自慢していた。)、未完の作品なのでありながら、これで完結で良いという考え方が主流です。(近年、最終楽章の彼のスケッチから補筆完成させたのを演奏する試みもあります。)3楽章で終わると、現世への惜別が感じられ、彼の「白鳥の歌」とも呼ばれます。 この公演で、広響はコンマスに四方恭子さん(元ケルン放送響、都響のほか、後進の指導を精力的に行っている。)を客演に招聘し、万全を期していました。流石に四方さんの演奏は素晴らしい。ボウイング(運弓)も見事。広響メンバーも彼女のテクニックを吸収して欲しいな。広響の演奏全体も良く健闘していて、前監督の下野さんがしばしば彼の作品を取り上げ、ブルックナーに慣れさせた効果があったのかなあ。ただ、第3楽章の途中で、集中力が切れそうになった所が感じられました。指揮者が自然に音楽を運んでいたので、崩れることなく演奏をまとめることが出来ました。もし、チェリビダッケが振っていたら・・・。やめておきましょう。でも、どんな指揮者でも大丈夫、と言えるくらい、広響には成長して欲しいなあ。
2024.10.13
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こんばんは、ほうとうです。 遠征2日目の9月22日(日)は、マイカー規制で大雪湖畔レイクサイト発のシャトルバスに乗って大雪高原温泉に来て、湿原や沼を巡りながら紅葉を楽しみました。 バス終点の高原温泉で下車すると、ヒグマ情報センターがあり、レクチャーを受けてから出発なのですが、今年は気温が高いせいか、9月に熊の出没が明らかに多く、人を避けず逆に近づいて来るようになった、とのことで、ハイキングコースが一時閉鎖となりましたが、紅葉見頃のこの時期、周回ではなく約3分の1の所にある緑池で引き返すという条件で、監視員を大幅増員して再開してくれたのでした。ありがとうございます。ご苦労様です。 初めは湿地の多い森の中の木道を歩きますが、温泉の湯気が湧いている所を過ぎ、段々と紅葉が見られるようになります。 二つ目の沢を渡ると 沢と紅葉いよいよ紅葉ゾーンに入ります。 湿原と紅葉 バショウ沼手前いい感じに期待が膨らみます。 そして バショウ沼ア バショウ沼イ バショウ沼ウ続いて最も印象の強かった 滝見沼ア 滝見沼イ 滝見沼水鏡ア 滝見沼水鏡イ 滝見沼水鏡ウ 滝見沼奥 そして休憩場所のある 緑沼ア 緑沼イ 緑沼ウ 緑沼水鏡 歩きごたえとしては少し物足りなかったですが、沼と紅葉のコラボ風景は余り見たことが無く、新鮮で大いに楽しめました。
2024.10.10
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こんにちは、ほうとうです。 9月20日、りゅうびとワタクシが飛行機に乗って向かった先は、北海道。ここ数年東北の山に遅めの夏休みを利用して行っていましたが、温暖化のせいか、木々の紅葉は始まったところという感じでした。もっとしっかりした紅葉を見たい、という訳で日本一紅葉が早い大雪山系に来たのです。 最高峰旭岳が良くテレビニュースなどで取り上げられますが、この山は湯気が上がっていて、上部では植物が少ないので、層雲峡温泉を拠点に東側を歩くことにしました。(今回の遠征では、狙い通り見事な紅葉が見られたので、写真が相当多くなります。ご容赦を。) 21日(土)、層雲峡からロープウェイとリフト(到着した日は強風で運行休止)を乗り継いで黒岳七合目へ。リフトの途中でも周囲にチラホラ紅葉は見られましたが、ここから先は紅葉が見頃となっています。入山口で入山者名簿を記載して入ります。(登山届はネットで提出済。) 七合目登山口の紅葉 紅葉斜面と層雲峡 葉を落としたダケカンバの白い幹が 冬の予感を心によぎらせます。 八合目手前で 霧氷が見られ、昨日の風で冷え込んだことが分かりました。よく見ると、笹の葉の上に僅かに雪が乗っています。下山後ニュースを見たら、初冠雪としていました。 秋の斜面 秋の終焉 八合目を過ぎた辺りで高い木は無くなり、視界は開けます。 白い山頂 霧氷のまねき岩 まねき岩斜面 ガスに覆われたまねき岩がなんとも神秘的。 ガスが晴れ始め、見下ろすと 霧氷と紅葉の風景が広がります。 凍りつく葉 間もなく、いきなり広い山頂に飛び出ます。 山頂小景 紅葉したチングルマのほか、ハイマツの葉先も白い。 当然風を受けやすいロープには 小エビのシッポが出来ています。 山頂から西へ下って、大雪山系の風景を楽しみます。 石室東から北海岳方面の紅葉 草紅葉 黒岳石室前で休憩して、周辺の紅葉風景を楽しみます。 北鎮岳紅葉 北海岳と御鉢平の紅葉 草紅葉鮮やか もっと歩けば素晴らしい景色が見られるのでしょうが、りゅうびの膝が気になるので引き返します。 草紅葉と岩 気温が上がりガスは抜け、景色が広がる黒岳山頂を越えて下り始めます。 ザ・紅葉の斜面 朝、登ったときにガスに覆われていたのはこの斜面だったのですね 紅葉のまねき岩 紅葉と遠い山並み 七合目で南へ伸びる遊歩道(ただし山道)も往復してみました。その先で あまりょうの滝が見られ、見上げると 紅葉の黒岳山頂部を見返すことが出来ました。 五合目ロープウェイ上の駅にある、ともちゃん食堂で味噌チャーシューメン(¥1600)を頂きましたが、チャーシューもその他の具もボリュームたっぷりでかつ美味!思わず「美味し」と言ってしまいました。 北海道遠征初日、緑・紅葉・白の三段紅葉が見られ、大・大満足の山歩きとなりました。
2024.10.05
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こんばんは、ほうとうです。 更新が滞ってしまいました。 この度、ある場所へ遠征登山に行って来ました。ちょっと遠く、海を渡るので飛行機を利用しました。 窓から見る山々もまた、ちょっと新鮮で趣がありました。 (鳥取の)大山 (左奥に弓ヶ浜と中海) (西から)富士山と南アルプス南部 伊豆半島東から富士山 (羽田離陸後の)富士山 鳥海山 猪苗代湖と磐梯山 夕映えの富士山 遠征先での話は、次回から。
2024.09.27
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こんばんは、ほうとうです。 8日(日)、広島県安芸太田町と島根県益田市との境にある恐羅漢山(おそらかんざん、標高1346m)と旧羅漢山(標高1334m)に登って来ました。 低山ではまだ猛暑が続いているので、高原の山なら少しは涼しく歩けるのではと考え、午前中に歩き終わるよう計画しました。 コースは、牛小屋高原登山口ー夏焼峠(なつやきのきびれ)ー恐羅漢山ー旧羅漢山ー恐羅漢山ー立山尾根・ゲレンデー牛小屋高原の半周回です。夏焼峠経由だと登りが緩やかになります。 ブナゲート ブナスラローム 牛小屋高原ー夏焼峠間では、まだ若いブナの木がほとんどですが、夏焼峠から先の稜線道では立派なブナや所々で杉の大木が見られます。 恐羅漢山頂直前では、 岩に根を張るカエデもあり、自然の逞しさに目を張ります。 恐羅漢山頂の空 恐羅漢山頂から南の十方山 一旦、南西に下って登り返し、約30分で旧羅漢山山頂です。山頂に四角い大岩があって、細い木製の梯子が掛けられているので、登って展望を楽しめます。 旧羅漢山山頂大岩から広島・島根・山口県境の山々 旧羅漢山山頂大岩から益田市方面の日本海 折り返して、恐羅漢山頂北から東に下ります。 ゲレンデ上部のススキなどわずかに秋の気配を感じられました。
2024.09.10
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こんばんは、ほうとうです。 8月31日(土)、台風10号が広島を過ぎて行き、風雨は無くなり、都市部の交通機関は通常運行に戻ったので、広島市東隣の坂町にある天狗岩(標高370m)に登って来ました。 ここは、JR呉線の坂駅と小屋浦駅の間を縦走で歩けます。 坂駅山側からすぐ南の電柱に「ふるさと自然のみち 頭部ルート」の看板があって、ここから住宅の脇を抜け、坂道を上がって、墓地を抜け、山道に入ります。 稜線を歩いて行くと、立派な丸太で造られた展望台があり、みはらし公園に到着。 金輪島と似島など まさに見晴がgood! 江田島が見える場所では、呉港に向かって 海自イージス艦が進んでいたり。 この後、天狗岩に向かって、アップダウンを繰り返しながら、所々で展望を楽しみます。 花崗岩の大岩がそそり立つ天狗岩に到着。 ここも展望は良し。 宇品大橋と黄金山、広島市街と毘沙門台団地 金輪島と広島市街 宇品島とプリンスホテル、市街と市西部の山々 (手前は鈴ヶ峰、鬼ヶ城、奥は大峯山、窓ヶ山) 小屋浦駅に下山後、一駅北の水尻駅で下車。 ベイサイドビーチ坂のカフェで休憩。 夏休み最後の休日が過ぎて行くのを、名残惜しんで過ごしたのでした。
2024.09.03
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こんばんは、ほうとうです。 熱中症警戒アラートが途切れませんね。また、昼頃から天気が不安定になる日が多いです。 そんな訳で、25日(日)、山には登らず、近所のお寺に散歩に行きました。 6月29日出掛けた、草津八幡宮のすぐ東にある、海蔵寺です。 踏切と参道 でも、八幡宮から直接行けなくて、一旦下ってJR山陽線の踏切を渡り直して行きます。 なぜ、この寺に行ってみようと思ったかと言うと、この寺に良い庭園がある、と聞いたからです。 本堂裏手に、江戸中期元禄年間に造られた石組庭園があるそうです。 石組庭園 睡蓮池 斜面を利用して、滝をも模しています。 奥には刈込もありますね。 鯉と睡蓮 睡蓮の葉を減らして手入れすれば、もっと良くなりそうです。(やり過ぎると違う時代のものになってしまいそう。) ほんのわずかひと時の参拝でしたが、心が静まりました。
2024.08.26
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こんばんは、ほうとうです。 12日(祝)、広島市のアステールプラザ大ホールで行われた、第2回ひろしま国際指揮者コンクール本選に行って来ました。 このコンクールは、ひろしま国際平和文化祭の中の一つの催しとして行われるもので、平和の種をまき、次世代を育てる、との理念の下、音楽、メディア芸術、ストリートダンスの3分野でコンクールや街頭での活動などが8月から9月にかけて隔年で行われるものです。 また、このコンクールでビデオ審査を経て広島での予選に来た参加者は、6日の平和記念式典に出席したそうです。 さて、本選では(出演順に)鄒 佳宏(ゾウ・ジャーホン、台)、ソン・ミン・ギュウ(韓)、シェン・イーウェン(中)が登場。 課題曲である細川俊夫の「昇華」チェロとオーケストラのための、ラヴェルの「ダフニスとクロエ」第2組曲の2曲をそれぞれ指揮します。演奏担当は、広響とチェロ独奏の上村文乃。 3回同じ曲を繰り返し聴くという、私にとって初めての経験に、集中力が維持できるか、ちょっと緊張しました。なぜなら聴衆賞の投票ができるから。 結果は、シェンさんの圧勝。1位だけでなく、その他の賞も総なめ。確かに個性を存分に発揮したのは彼。元々、作曲家で、米国の指揮者コンペティションで複数の1位受賞歴がある人です。でも、2位のソンさんも悪くなかった。彼も20以上の欧州のオケを指揮した経歴の持ち主。 となると、本選に選ばれなかった、或いは予備選考でふるい落とされた人の実力はどうだったか。 私としては、誰に投票するか困ってしまうほど大接戦であって欲しかった。 そうなれば、このコンクールの存在意義もグンと上がると思います。 これからが主催者側の正念場ですね。
2024.08.14
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こんばんは、ほうとうです。 4日(日)、熱中症警戒アラートが続いているので、涼しく歩きたいと思い、広島県庄原市の帝釈峡にやって来ました。 登山アプリ「YAMAP」を見ると、最近でも歩いた人がいて、記録をアップしていて、散歩以外にも楽しめそうです。遊歩道があるのは、ダム湖である神龍湖の上流、上帝釈峡エリアです。 朝のうちに弥生食堂前の第2駐車場に車を止めました。 看板地図からすぐの所に、 キツネノカミソリがいっぱい咲いています。(例年より2週間程度開花が早いようです。) 橋を何度も渡りながら、右岸・左岸をごく緩やかに下りながら、景色を楽しんで歩きます。 渓谷 水温と気温に差があるようで、川霧が湧いています。 岸壁の朝霧 大きな石灰岩の岩壁の水面付近は、水の流れで削られています。 大木 樹齢どれくらいでしょうか。大木もチラホラ。 そして、よく写真で紹介されている 雄橋がドーン! 大きな石灰岩を川が突き抜けてしまったもので、昔はこの上を人が通っていたようです。 石灰岩は、水に削られやすいのだけれど、これが出来るのにどれだけ時間が掛かったのでしょう。 キツネノカミソリと雄橋 雄橋の下では、階段で河原に下りられるので、試してみます。水の流れがすぐそばなので、涼しいです。 林間のキツネノカミソリ 光差す川面 だんだん日が上がって来て、川面に光が届くようになりました。 断魚渓下流のキツネノカミソリ 光芒 岸辺のキツネノカミソリ 鱒養魚場を過ぎて、左岸を行くと素麵滝や雌橋があるようなので、行きたいと思いましたが、土砂崩れで通行止め。残念。 フシグロセンノウ ヤブラン 養魚場前の橋を渡って少し歩いてみましたが、どんどん坂を登って行き、川からは離れて行くので、引き返すことにしました。 ムカシトンボ 引き返しながら、涼しそうな場所に立ち寄ります。 鬼の唐門 ビル風のように、岩の隙間から涼しい風が吹いてきます。 もう少し涼しそうな、白雲洞という鍾乳洞に入ろうと来ました。入口に道内の気温11℃と表示されていて、洞内からとても涼しい風が吹いてきます。 が、受付の人がおらず、入れませんでした。どうやら午前10時過ぎにやおらおじさんがやってくるようです。 一番の納涼スポットに入れなかったので、約1時間走った、西隣の三次市作木町下作木にある、広島県で唯一日本の滝100選に選ばれた「常清の滝」に立ち寄ってみました。 展望台から常清滝 落差126m、三段の滝で、上段は荒波、中段は白糸、下段は玉水と呼ばれ、趣に変化のある名瀑でした。 滝壺付近では、子連れの家族が涼みにやって来ていました。 でも周囲に高い山など無いのに、こんな滝があるのは不思議。 最後に滝のすぐ下からの写真でお涼みください。 下から常清滝
2024.08.11
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こんばんは、ほうとうです。 6日、広島文化学園HBGホールで行われた、広響の2024「平和の夕べ」コンサートに行って来ました。 もちろん8月6日の原爆の日に行われるので、"Music for Peace"というメッセージ性を持っています。 とは言いつつ、お客は基本、広島のクラシックファンです。 私が聴きに来たのは、曲目がマーラーの交響曲第2番ハ短調「復活」で、独唱のメゾソプラノに世界トップクラスの藤村美穂子さん、そして合唱が、亡き小澤征爾さんの希望で結成された東京オペラシンガーズだからということです。おっと、他の出演者も紹介しておきます。 指揮が同オケ音楽監督のC.アルミンクで、ソプラノ独唱が並河寿美さん。 演奏の感想は、広響は熱演でしたが、技量特に合奏力に?1楽章の前半で、付点音符(いわゆるタッカ)のリズムでホルンパートがキレが甘くなったり、終楽章では他のパートでもそれがありました。マーラーという作曲家は、このタッカのリズムを多用するのが特徴なので、これがずれると見苦しくなるのです。 また、後半2楽章では、管楽器の音程も高音の所で苦しくなって、下がり気味でした。 でも、藤村さんは流石の歌唱で、本当に良かった。歌詞の訳詞もお馴染みで、現代語の分かり易い日本語訳です。 東京オペラシンガーズも良かった。 ただ、会場の多くを不機嫌にさせたのが4楽章。藤村さんの独唱が際立つ楽章のほとんどで客席で鳴り続けた携帯電話。楽章が始まっていたので、指揮者も音楽を止められず、藤村さんの歌声にずっと被ってしまいました。私がその人の近くにいたら、携帯を止めさせたのに。 もう、必死に藤村さんの歌声を聞き逃すまいと必死でした。 会場の係員も、開演前のアナウンスで注意しただけで、関西のようなプラカードを持って客席通路を歩いて回ることも無かったなあ。とは言え、関西でも消し忘れのうっかりさんはいるので、コンサートホールでは、妨害電波による鳴動防止をやってます。 このホールは約築50年(ホールの音響等は改修済)で、結婚式、宴会場、ホテル・レストラン等がある複合施設なので、その装置を付けないのかなあ。また、この曲のような大編成を舞台に載せようとすると、オケピット床をせり上げて、舞台の前半分に代用しなければならないので、キャパが減ってしまうというデメリットもあります。何にでも対応しようという発想が、キチンとした対応を難しくしているのかも。 広島にもコンサート専用ホールが必要ですね。 また、クラシックファンを増やす普及活動ももっと必要ですね。まだ、物見遊山感覚で来るお客さんもそこそこ見かけます。 広島は、芸能通過とよく言われます。大都市の団体は広島で公演せず、福岡に行ってしまうというわけです。 広島が芸能不毛地に陥らないよう、改善を急ぐ必要があると思います。 舞台脇の生け花(これは良いアイデア)
2024.08.07
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こんばんは、ほうとうです。 出羽三山巡りの話も今回で最終回。湯殿山神社はほぼほぼ、月山頂上の月山神社も内部は撮影禁止となっているので、写真はありません。ご了承ください。 さて、ツアー一行は、9合目の仏生池小屋を出発し、月山頂上と月山神社を目指します。 今年はほぼ見かけなかった ハクサンシャクナゲを仏生池と大峰手前のモックラ坂の途中で見ることができました。 残雪をバックに咲くコバイケイソウ 大峰のピークから品倉尾根 この先道は緩やかで、またお花が多く見られます。 トウヤクリンドウとヒナウスユキソウ ヒナザクラ チシマギキョウ その名からわかると思いますが、北海道で発見された高山植物です。 いよいよ、山頂が目の前に。 残雪と頂上月山神社 例年なら軽アイゼンが要るのでしょうが、今年は?高温で雪が柔らかいので、しっかり靴底全体を雪面に押せば歩けます。 三角点山頂で皆で記念撮影して、回り込んで月山神社に参拝に行きます。 小休憩後、西へ向かう鍛冶月光(かじがっこう)という坂を下ります。 頂上から姥ヶ岳 お花畑の登山道 夏スキー お花畑で月山を振り返る 姥ヶ岳の手前、金姥という分岐で右に分かれ、北西に下って行きます。 ちょうど お花畑がある開けた場所で、お弁当。(ガイドさんがこの場所を見つけておいてくれたな。) 清身川から湯殿山 この先、連続する鉄梯子や、岩の急な階段道(水が流れている)を急降下して湯殿山神社の裏手に出ます。 含満(がんまん)の滝 少し下って、湯殿山神社に到着。裸足になって皆で参拝しました。 自然が造った珍しいものがご神体でした。 2日間にわたって出羽三山を巡礼しましたが、日本百名山・花の百名山である月山が素晴らしかっただけでなく、全体として濃い内容の良いツアーに大満足でした。
2024.07.31
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こんばんは、ほうとうです。 羽黒山参拝後、昼食を摂って、再びマイクロバスに乗って月山高原ラインを走り、月山八合目に到着、バスを降りて、ここから登山開始です。晴れた週末ともあって、駐車場は一杯でした。 駐車場脇にレストハウスがあり、すぐ上の段から弥陀ヶ原という広大な湿原が広がります。 ニッコウキスゲ ヤマハハコ 湿原なので、 池塘も多く、周回するハイキングコースもあるのですが、我々は時間の都合で、真っすぐ突き抜けて登ります。 ハクサンフウロ 弥陀ヶ原の一角に、月山中ノ宮(御田ヶ原参籠所)があり、 神兎と月山が一度に仰げます。 ハクサンチドリ 無量坂を緩々上って行くと、 ナナカマドも見られ、振り返るとすぐ眼下に弥陀ヶ原の広さが分かるようになります。 登山道は北稜線に乗ります。 シラネアオイ チングルマ(白)とイワカガミ ハクサンイチゲ ミヤマリンドウ さすが花の百名山、百花繚乱といった感じです。 午後4時過ぎに、宿泊する仏生池小屋に着きました。 仏生池 夕食まで少し時間があったので、周りを散策。 仏生池小屋の夕暮 仏生池の日暮れ 夕食はさすがに山岳信仰の山なので、肉類はありませんが、山菜を中心に数多くのおかずが出て、満足しました。 夜が明けて、ご来光を拝めたらと外に出ましたが、ガスっていて残念。 仏生池小屋の朝 鳥海山も眺められませんでした。 でも、これから登る山頂と、湯殿山へ向けての下りに胸が高まります。
2024.07.26
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こんばんは、ほうとうです。 13から14日(土日)の2日間行われた、モンベルのツアー(MOC)に参加して、山形県鶴岡市の出羽三山を巡って来ました。 出羽三山とは、羽黒山、月山、湯殿山のことで、それぞれが現世、前世、来世を表すとされ、この三山を巡ることは「生まれ変わりの旅」とも呼ばれます。 羽黒山は山頂まで車道が通っているし、湯殿山山頂には登山道が無いことから、この二山はそれぞれ参拝・観光客も多いのですが、羽黒山は羽黒派古修験道(北方系、奈良県の大峰山は南方系)の道場で、山伏や白装束(死装束を意味する)の巡礼者もまま見かけます。 我々ツアー一行は、チャーターのマイクロバス運転手さんの説明を聞きながら、羽黒山山頂(標高414m)へ到着し、ここから参道を下って門前町で食事となります。 紫陽花咲く参道 芭蕉翁像 俳聖、松尾芭蕉は「奥の細道」でここにも立ち寄り、一句詠んでいるのですね。現代の我々から見ると、“ハイク・ロングトレッカー”ですね。 三神合祭殿 月山と湯殿山は標高が高く、冬は雪深くて登拝は困難なことから、ここに三山の神が一つに祀られているのです。それにしても巨大な萱葺屋根(高さ28m)で、東北のパワーを感じます。巨大なので、必ずどこかの部分が葺き替え工事しています。(一昨年訪れた岩手県平泉の中尊寺も凄かったなあ。) 扁額も三つ掲げられています。(羽黒山だけ「出羽神社」となっています。) 鏡池のコウホネ 三神合祭殿の前には、鏡池があって、多くのカメラマンが大きな望遠レンズを付けた一眼レフを三脚に載せて待ち構えていました。この池にはカエルがいて、それを狙って「アカショウビン」という鮮やかな鳥がやって来るので、待っているとのことでした。しかし、参拝客が多い中、アカショウビンも中々来辛いのではないでしょうか。 池の端では、 オカトラノオとシジミチョウが見られました。 鐘楼 同じく萱葺の鐘楼も迫力充分。鐘は古くなって音色が悪くなったので、大晦日くらいしか撞かれないそうです。 山頂広場から2400余段の石段の参道を下って行きます。 老杉の参道 一の坂まで下って来ると、平将門の時代に創建されたという国宝・五重塔です。 国宝五重塔(修理中) 彩色はされておらず、白木の建物で、現在建っているものは南北朝時代に再建したものだそうです。 もう少し下って、祓川(はらいがわ)を渡る所に 須賀の滝なかなかの良い滝です。 継子坂を登って、入口である随神門に着き、門前町のお食事処へ徒歩移動。 魔除け 玄関に独特な魔除けがあります。と思って、座敷に通されると、 山岳信仰の神棚がありました。店の人に聞いてみたら、元々は門前すぐの所にあった宿坊だったそうですが、少し離れた現在地に移設したそうです。 生で見ることができ、大変参考になりました。
2024.07.20
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こんばんは、ほうとうです。 7日(日)、広島県庄原市と島根県奥出雲町との境にある、吾妻山(標高1238m)とその東の大膳原を歩いて来ました。 比婆山連峰の西側に位置し、池と湿原、草原と東斜面から南側にかけて自然林が残る、お手軽に花や美林を楽しめる人気のコースです。(なので写真が多くなります。) 旧吾妻山ロッジ付近のトイレがある駐車場に車を止め、池の畔に歩き始めます。 ヤマアジサイ サワギクの仲間 サラシナショウマと小坊主の木 花畑、池、ロッジの屋根 カキツバタ スイレン池(原池) 小坊主という草の丘から草地に入って行きます。 オミナエシ ギボウシ 展望台となっている小彌山に登り始めます。 カワラナデシコ(ピンク)とウツボグサ なおも登ると、わずかで山頂です。 山頂直下から大膳原 ここから、キャンプ場がある大膳原に行ってみます。 下って来ると 良き林に入り、分岐を東へ緩い坂を下ります。 間もなく草原に変わり、 大膳原から吾妻山 大膳原から立烏帽子山、池ノ段、竜王山 草原の北側にわずかに下ると 大膳原キャンプ場休憩舎とテントサイトがあり、水場、トイレも林間にあって、なかなか穴場だなと感じました。 ここで小休憩した後、ロッジに戻ります。 吾妻山の南側 南ノ原では、陽射しが出て来ました。 栃の木 駐車場に戻りましたが、大池の周りを歩いてみます。 睡蓮一輪 大池の端にサワギクの仲間がいっぱい咲いて、密やかな舞台のようでした。 距離や高度差も少なく、お手軽に多くの見所を楽しみ、充実した山行となりました。
2024.07.16
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こんばんは、ほうとうです。 6月29日(土)、天気の悪い週末でしたが、土曜日は雨の降らない時間帯があったので、近所を散歩してみました。 うちから山手の方を見ると、急な斜面の中腹に神社が見えます。地図を確認すると草津八幡宮とのことでした。地図を頼りに行ってみました。 茅の輪(ちのわ) 広電宮島線を渡る 広電の路面電車は、西広島(己斐)から西は専用軌道を走ります。でも、古い町並みの間を通り過ぎて行くので、また風情があります。 八幡宮石段 石段途中から南東方角 夏の手水 手水(ちょうず)はセンサーで反応して竹筒を模したパイプから出て来て、柄杓(ひしゃく)を使わなくても良いように、なっています。コロナ禍以後の工夫ですね。 茅の輪くぐりをして穢れ(けがれ)を払って、あと半年を無事に過ごせるようにお祈りしておきました。 造り酒屋 八幡宮の下には、旧西国街道とそれに沿った町並みが残っています。 西国(宮島)街道案内板 旧街道の町並みを楽しむのもいいですね。 草津は、かつてすぐ南に漁港もあって(今では埋立地の先にあります。)、水路が入り込んでいます。これに小舟を入り込ませて、物流も行っていたようです。 西国街道の桔梗
2024.07.01
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こんばんは、ほうとうです。 前回の話の続き。 三原市の三景園では、今月末まで花まつりと題して、見頃となったアジサイ園の一角にキッチンカー、物販テントなどを入れて賑やかにしていました。 アジサイ園 静けさ アジサイの小径 アジサイ園の下には、ショウブ田が造られて、ここも花の見頃となっていました。 ショウブ田 ショウブの周りには蝶が飛び交い、水辺はトンボたちが集って、素敵な里山の風景でした。 係員さんたちがよく手入れに努力されているのが判ります。 感心したのは、このアジサイ園とショウブ田は、日本庭園とは違う谷筋に造られ、趣の違う日本庭園部分からは小さな尾根が目隠しとなって見えないことです。これで、景色が分断されて、それぞれをしっかり楽しむことができます。 日本庭園内でも、チラホラ花を見かけました。 小花と石組 ツツジ残る ユキノシタ
2024.06.25
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こんばんは、ほうとうです。 16日(日)、広島県三原市の広島空港脇にある、日本庭園「三景園」に行ってきました。 午後から天気が不安定との予報だったこともあり、軽く散歩気分で歩けるここにしたのです。 「さんけいえん」と入力してネット検索すると、横浜本牧の三溪園が出てきたり、広島市内広島城の少し東にある「縮景園」が歴史もあって有名だったりするのですが・・・。 作庭家については紹介されていませんが、しっかりした構成がなされた築山池泉回遊式庭園で、広島空港開港を記念して1993年に造られたそうです。紹介文によると、広島県の3つの風景を風景を表していて、その3つの風景から「三景園」と名付けられたそうです。(どこがどう広島の風景を模したかは、今後見る方のために伏しておきましょう。それを連想するのも日本庭園を観る醍醐味の一つですから。) 空港駐車場からも歩いて行けますが、中央森林公園駐車場から歩いて入ることとしました。 三景園手前で、 新池橋という屋根付きの木橋を渡ります。(「マディソン郡の橋」という映画を思い出すなあ。) 新池に咲く スイレンを観つつ、エアポートホテルのハンモックが設置された芝生の庭の前を通って、いよいよ三景園に入ります。 本館(数寄屋造りの)潮見亭 水盆 本館の入場口で料金を払って入ると、いきなり 大海(おおうみ)と命名された広い池に、錦鯉がたくさん泳いでいます。 ここから桟橋を渡って、広い敷地を周回します。 ザクロと反り橋 石組と中島 庭園の中には、空港建設時に出てきた岩も一部使われているそうです。SDGsですな。 月漕亭と枝垂桜 梅と空港管制塔 空港のそばなので、飛行機の離発着時にはジェットエンジン音が響きます。動画を撮影する方は、要注意です。 睡蓮、鯉、竹林 深山幽谷の趣 三段滝 三段滝下段 新池への流れ 今回、調べてみるまで知りませんでしたが、結構いける庭園でした。紅葉の時はさぞかし素晴らしいのでしょう。また来たいです。
2024.06.20
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こんばんは、ほうとうです。 8日(土)、広島県北広島町の臥龍山(がりゅうさん、標高1223m)に登って来ました。 ブナなどの自然林を有する山で、地元では人気の山です。5月11日に登った深入山のすぐ北側にあります。また、稜線をそのまま北東に進むと、掛頭山に至るのですが、この日は午後から雨が降り始める予報だったので、臥龍山だけを歩くことにしました。 八幡原公園駐車場に車を止めると、すぐ向かいに 高原の自然館と展示古民家があって、グランドゴルフ場の脇を山道に入ります。 ササユリ 道はそのまま山に向かうかと思いきや、放牧地かと思われる草原に出て アザミ咲く高原広がる景色と林の境の間を行き来しながら、西へ向かいます。カッコウ、ウグイス、ホトトギスや小鳥の鳴き声が響き、高揚させてくれます。 舗装車道にまた合流しますが、 レンゲツツジや草の多い沢沿いには ハナショウブが見られ、高原の雰囲気を楽しむと、千町原臥龍山登山口の標識があり、ここから山に入って行きます。 しばらく進むと、本格的な森となり、渡渉に出くわします。 沢と森 この先から緩い坂道が始まります。 オブジェ枯木 傾斜が急になり始めると、 ブナが多く見られるようになります。この森の風景が人気の秘密なのです。 大木 舗装林道終点に出会うと、すぐ横に雪霊泉という水場があって、上の方からカジカガエルの鳴き声が聞こえてきます。 さらに、山道を登ると、緩めの丸太階段になり、すぐに大きな石のある山頂です。 山頂から90度折れて北東に稜線を下って行きます。この稜線道も 良き森で、林床は笹なのですが、エンレイソウ(花は終わっている。)、野イチゴ、ミヤマカタバミ(花は終わり)などが見られます。 猿木峠から下り始めると、間もなくヒノキの針葉樹林が始まり、もう一度渡渉して平地に出ますが、間もなく木道が整備された霧ヶ谷湿原に入ります。やや干上がり始めていますが、湿原の雰囲気は保っています。 木道が終わると、砂利道となり、少しで舗装道に出て駐車場にゴールしました。 自然館では昼の時間帯だけ、地元の赤そばが食べられるのですが、あいにくゴールが早かったので、古民家横の農産物販売所で買い物だけしました。 帰宅するため、駐車場から西に1キロほど進んだ所に、 カキツバタがいっぱい咲いているのを見つけました。地元の人達が休耕田に植えて管理しているようです。協力金募金箱があったので、入れておきました。 カキツバタいっぱい 休耕田のカキツバタ 沢や湿原、高原や豊かな自然林と鳥の声が楽しめるなんて、宿泊施設や売店も無く静かですが、ここは(広島の)上高地かな、とも思ったりしたのでした。
2024.06.13
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こんばんは、ほうとうです。 6月2日(日)、広島の最も有名なしま山(世界遺産だもんね。)、宮島の弥山(標高535m)に登って来ました。 GWは観光客でごった返してうんざりしそうだな、と考えて、その時期を外しつつ、梅雨に入る前のこの日にしました。 (今回の記事は、いつもより写真が多くなります。ご了承を。) 宮島口からフェリーで宮島に渡るのですが、JRの方が、より大鳥居に近い航路を取ります。 フェリーから大鳥居、弥山、駒ヶ林 僅か10分で宮島に到着し、まずは厳島神社の横を目指しますが、朝早く来ているので、お店は開いていないので、海岸のコースで向かいます。 鹿の海岸散歩 鹿が海に近づくのは珍しい気がします。外海でないことが安心を与えているのかも知れません。 山に入るので、厳島神社拝観口には入らず、ロープウェイ方向に進みます。 紅葉谷公園 紅葉のときは、絶景なのでしょうが、人混みの覚悟が要りそうです。 ロープウェイ乗り場の手前で橋を渡り、山道に入ります。始めのうちは道幅は広く、遊歩道のようです。 坂の傾斜がきつくなってくると 斜瀑が見られます。この紅葉谷コースにも丁石があり、11丁辺りから巨石・巨岩がゴロゴロするようになります。 原始林に射す光 ロープウェイの上の駅(獅子岩駅)からの道を合わせ、島の南東側の景色を木の間からチラチラ眺めながら弥山山頂を目指します。 閼伽井堂の林を過ぎると、 求聞持堂前で、かの空海がこの付近に真言宗の道場を造れないか、下見に来た場所です。(高野山という絶好の場所が見つかったため、ここには造られることはありませんでした。) 石門のある巨岩を回り込むように登ると、弥山山頂で、ここには屋根付きの立派な展望台があります。 弥山山頂から西能美島、似島 弥山山頂から駒ヶ林、大野瀬戸、経小屋山 当然、広島湾や瀬戸内海の多島美を眺めることができるのですが、東側の宮島海峡を見ていると 潜水艦がゆっくりと進むのを見かけました。呉港を出港した海自の潜水艦が江田島を回り込んで瀬戸内海に出て行くのですね。 小休憩後、西のピークである駒ヶ林に向かいます。 駒ヶ林のピークは大きな一枚岩で、西側は大岩壁となっています。 駒ヶ林から弥山 駒ヶ林から大竹、岩国 仁王門下の分岐まで戻り、沢沿いの大聖院コースを下ります。 途中の東屋のところで、 引き潮の大鳥居が見下ろせました。 急坂が終わると、分岐があって 白糸の滝の真下に出られます。 もう少し下って、 瀧不動前から白糸の滝の全体が望めました。 更に下ると、真言宗御室派の 大聖院山門です。見応えありそうなので、入ってみます。ここからは観光モードです。 仁王門前の木陰 仁王門前と新緑 摩尼殿 摩尼殿二階から原始林 この後、厳島神社には拝観せず、観光客でごった返す参道の飲食店で牡蠣と飲み物を買って、朝鹿のいた浜辺で海を見ながら食べて、フェリーに乗って帰宅したのでした。
2024.06.06
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こんばんは、ほうとうです。 19日(日)、広島湾に浮かぶ江田島の古鷹山(標高394m)とクマン岳(標高400m)を縦走して来ました。厳島(宮島)と江田島・能美島・西能美島(3島が陸続きになっているので、地図上ではザリガニの形に見える)とで、広島港と呉港の蓋のような位置にあります。 ガイドブックでは、この二座を縦走する場合、島の北側にある切串港をスタート・ゴールとし、周回するコースがよく紹介されていますが、南側にも登山口があって、近くに小用という港町があり、宇品とも航路で繋がっているので、宇品(港)-小用(港)・・奥小路登山口(トイレ有)・・古鷹山・・クマン岳・・北稜線・・切串(港)-宇品(港)と通り抜ける縦走としました。 小用行き高速船着岸 高速船だと江田島東岸の小用まで約20分で行けます。 高速船が江田島北端を回り込むとき、これから歩く稜線を見ることが出来ます。 小用で上陸後、国道487号線をしばらく西へ歩き、短いトンネルを2つ過ぎると、駐車場・トイレのある奥小路登山口。看板絵地図の裏から山道に入ります。 初めは尾根の取り付きにあたるので、急傾斜の階段を上ります。 風化花崗岩の道を登って行くと、見通しが良くなってきて、眼下に 海上自衛隊術科学校と江田島湾や南東の (平清盛が開削したと言われる)音戸の瀬戸方面が見渡せます。 途中、自衛隊員らしき人が走って行くのとすれ違いました。かつて自衛隊学校の場所は、海軍兵学校があったので、「坂の上の雲」で有名な広瀬中佐もしばしば登ったそうです。今も海を守る人達に登られる山なんですね。 三角点山頂西の鞍部に立つと、古鷹山がすっくと立ち上がっています。 ロープや鎖のある岩場を連続して通過すると、 古鷹山山頂です。 古鷹山山頂から宮島方面 古鷹山山頂北側から広島市街 古鷹山山頂から北へ露岩の多い急坂を下り、一旦舗装道に出ますが、すぐ反対側の山道に入り、登り返します。 途中、 帆立岩から古鷹山を振り返り、緩やかな坂を登って行くと、クマン岳山頂です。 クマン岳山頂西から安芸小富士と井口、五日市 この山名の由来が、山頂の解説看板に書かれています。中世に海賊の襲来に悩まされていた島民が、対策としてこの山の山頂付近の樹々を熊の形の様に刈り込んだことから、「熊ヶ岳」となり、それが訛って「クマン岳」となったそうです。ちょっとユニークでかつ微笑ましいですね。 クマン岳から更に北へ稜線を下り、 稜線上露岩から宇品を眺め、間もなく稜線から東へ斜面を下り、切串の集落へ出て、港でゴールしました。 前日の土曜に雲が多く、比較的涼しかったので、歩き易くて良かったのですが、切串で入ろうと思っていた飲食店が休みだったのがちょっと拍子抜けで残念でした。
2024.05.25
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こんばんは、ほうとうです。 広島でもやっています。 18日のコンサート前に、散歩兼撮影です。 国際会議場の周りは、言わずと知れた平和公園です。 原爆ドーム前を行く遊覧船 バラと原爆の子像 資料館と慰霊碑、原爆ドーム バラと原爆ドーム ヤマボウシの白い花と平和の門 暑い日でしたので、ちゃんとキャップを被って撮影しました。
2024.05.22
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こんばんは、ほうとうです。 18日(土)、広島市平和公園の一角にある国際会議場・フェニックスホールで行われた、広島交響楽団の演奏会(名曲コンサート・音楽の花束)を聴いて来ました。 「イニシャルBの誘惑」という副題が付されていて、今年度は名前の頭文字が“B”の作曲家の作品が取り上げられることが分かります。ドイツ・オーストリア(独墺)系作曲家には頭文字Bの大作曲家が多い(Bach、Beethoven、Brahms、Bruckner/バッハ、ベートーヴェン、ブラームス、ブルックナー)ので、企画し易いですね。また、今年は生誕200年を迎えることから、当然ブルックナーの曲が今回取り上げられることとなりました。 今回の曲目は、ブルッフのクラリネットとヴィオラのための二重協奏曲ホ短調(Cl.三界達義、Va.安保恵麻、共に同団首席奏者)とブルックナーの交響曲第7番ホ長調(ノーヴァク版)とアンコールにJ.S.バッハのG線上のアリア(繰り返し無し)。 指揮は沼尻竜典。 今年度、広響はブルックナーを計4回演奏予定としています。前音楽監督下野竜也が得意としていたので、その蓄積もあるかも知れません。 嵐の中の母子像と ブルッフは、ヴァイオリン協奏曲第1番が有名なドイツ・ロマン派の作曲家で、今回の二重協奏曲は初めて聴きます。ブラームスの影響を受け内省的で、第2楽章でスウェーデン民謡、第1楽章でも民謡風のメロディーが登場するので、地味目の佳曲という印象を受けました。 ツツジ咲く さて、ブルックナーの第7交響曲。沼尻さんが振るので、コッテリした演奏にはならないと予想していましたが、やはりそうでした。沼尻さんは譜面に忠実に演奏するスタイルなのですが、マーラーが譜面に細々と言葉で演奏上の指示を書いたのに対し、ブルックナーはほぼ書かないので、彼特有の技法・手法は再現する必要があると思います。彼はパイプオルガンの即興演奏が大得意だっただけに、細かい指示を書かなかったのですが、教会オルガニスト特有の音楽の間も持っています。 ワグナー・チューバとバス・チューバを近くに配置したのは大正解。 チューバの古本さんは、ハイトーン(高音)が不安定(音の出だしや音程)でした。これは不満足です。 沼尻さんの演奏スタイルなら、ブルックナーに関しては初稿を演奏するのも面白いかも知れません。 中庭 また、会場が音楽専用ホールでないことから、オケの編成に比較して、ステージ上部の空間が無駄に広く、ホールの反響も今一つで、残響が少なめであることも、影響があったと感じました。 逆に、アンコールでは古典派の素朴な響きが好印象でした。 ヤマボウシと
2024.05.20
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おはようございます。ほうとうです。 16日朝、宮島手前から2本の虹が立ち上がっていました。外側は薄いのでよく見ないと、見落としそうです。 何かいい事あるかな。
2024.05.18
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こんばんは、ほうとうです。 11日(土)、広島県安芸太田町の深入山(しんにゅうざん、標高1153m)に登って来ました。 西中国山地に入った所にある、眺望と森のある初心者向けの山です。南側が草地になっていて、とても眺望が良いのですが、その反面、夏の厳しい陽射しをもろに浴びることになるので、新緑の頃に登っておこうと思ったのです。3つある登山口の標高が大体標高800mなので、余り標高差は無く、体力を必要としないので、初心者向けと言えます。 最もポピュラーな南登山口から草尾根を登り、登頂後西側の林間コースを下って、南登山口へ戻るルート設定としました。 この山の南側は、草原なのですが、草の足元を見ると、炭化した物が広がっています。4月上旬に山焼きしたんですね。 そのおかげで、草地の中に山菜の蕨(わらび)が少々見られます。もう既に大分採られたようです。 りゅうびが「蕨をお供に白ごはんが食べたくなった。」と独り言ちています。やはり「花より団子」の人でした。 レンゲツツジ一株と恐羅漢山 若葉と青空 深入山の肩 天気はすこぶる良いのですが、尾根上は絶えず風速7mくらいの西風が吹いていて、涼しく感じます。 林間コース東屋と恐羅漢山 山頂から臥龍山、掛頭山 山頂は360度の眺望で、西中国山地をぐるりと見渡せます。 九合目東屋から西中国山地 北側の九合目から先、道は山の西側に回り込み、樹林帯に入って行きます。 オオカメノキ 蝶 だんだんと大きな木が見られるようになり、豊富な自然となります。 ブナ小沢 草斜面と新緑の樹の風景も清々しくていいですね。 コナラの森 小さな渓流 眺望と新緑の森の風景を十分楽しんで、登山口に戻ったのでした。 帰宅途上、立ち寄った道の駅でりゅうびが摘まれたワラビを迷わず買い求めていたのは、言うまでもありません。
2024.05.15
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こんにちは、ほうとうです。 GW後半の、天気が良かった4日(土・祝)、広島湾に浮かぶ似島(にのしま)の安芸(あき)小富士(標高278m)に登って来ました。 先月23日の記事で写真を掲載した、あのミニ版富士山が裏山とは反対側に浮いていて、藪が深くなる前に登っておこうと来たのです。 島ですから、船で渡らねばなりません。広電の路面電車で広島(宇品)港まで来て、第5桟橋からフェリーに乗ります。 片道20分、450円のちょっとした船旅です。釣り客なども見受けられます。島で何かイベントがあるわけでもないので、空いていて、GWのお出かけとしては穴場かもしれません。 似島に到着して、集落の細い路地を案内看板に従って通り抜け、登山道に入ります。分岐ごとに道標があって、どんどん進んで行きます。 もう少しで山頂という、南側の露岩の所は展望が良く、 島南部の下高山や南東に伸びる外方鼻、その南の江田島、西能美島が見渡せ、多島海の景色を味わえます。 広島西飛行場(旧広島空港)の誘導施設がある山頂からは、 宇品、出島地区など広島市街や 廿日市(はつかいち)、五日市の街が望めます。 あっという間に登頂出来たので、もう少し歩こうという事で、りゅうびの希望で島の南側を周回することにしました。 島の中央を南北に走る稜線を引き返し、途中から東岸にある少年自然の家へ向けて下ります。 この一角にある似島歓迎交流センターは、かつて第一次世界大戦で得たドイツ人捕虜収容所があった場所なのです。 また大黄(だいおう)集落にはかつて軍用馬の検疫所、その北には人間の検疫所もありました。 第二次世界大戦末期に広島市街に投下された原子爆弾は、爆心で約1000万℃の高熱で市を焼き尽くし、約1万人の負傷者がこの島に運び込まれたそうです。市内の医療は壊滅したので、最寄りの検疫所医師を頼ったわけです。しかしそのほとんどの負傷者は間もなく亡くなってしまい、火葬が間に合わないことから、現在の慰霊の広場付近にそのまま埋葬されたそうです。 重い話になってしまいましたが、島の観光パンフを後で読み返して知った事です。 歩いている最中は、そんな歴史のことに全く気づかず、のんびりと呑気に観光していました。 島影と波打ち際 島西岸から広島市西区 島西岸から宮島(厳島) カフェデッキ猫 バウムクーヘン 実はこの似島が、日本で最初にバウムクーヘンが焼かれた場所なのです。 先述したドイツ人捕虜の中に、菓子職人のカール・ユーハイムさんという人がいて、彼がここで日本初のバウムクーヘンを焼いたのです。もうピンと来た方がいるかも知れません。神戸の洋菓子店「ユーハイム」は、彼の奥さんや弟子によって有名になったのです。彼は当初、横浜に店を構えましたが、関東大震災で店が壊れたことから、同じ港町神戸で店を再開したのですね。 もちろん、自宅へのお土産に買って帰りましたよ。
2024.05.06
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こんばんは、ほうとうです。 広島市の平和大通りでは、GW恒例の「フラワーフェスティバル」が開催されていますが、そのすぐ隣のNHK広島放送局1階屋外ステージで行われた、「ひろしま登山歩」トークショーに行って来ました。 「ひろしま登山歩」とは、同局夕方の「お好みワイドひろしま」の中の不定期で登場するコーナーで、前川アナ、今村ガイドと山村カメラマン(エベレスト登山の撮影経験あり)とで広島の山に登って紹介するものです。 全出演者 一昨日、NHKの番組の中で、このイベントにかほさんが出演すると告知があり、これは逃せない、とやって来たのです。 広島のお客さんは、真面目で行儀が良いので、がやがやすることなく、みんな熱心に聞いていました。関西だと、客が話の中に入り込もうと、すごい圧を感じるのです。 トーク中は撮影禁止で、最後に撮影コーナーがあるのかと思っていましたが、その気配がなく、最後のコメント・あいさつで慌てて撮影しました。 (場を考えたか、少し控えめだった)かほさん 熱烈かほさんファンのおじさん数人も来場していましたが、ワタクシも「(アラスカの)デナリ登山頑張ってねー」と声掛けさせてもらいました。
2024.05.03
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こんばんは、ほうとうです。 広島に引っ越して来てまだ山に登っていなかったので、28日(日)、取りあえず、自宅から間近に見える裏山の鈴ヶ峰(西峰標高320m)と鬼ヶ城山(標高282m)を縦走してきました。 最寄りの鈴ヶ峰だけだと距離が短くなるので、縦走して鬼ヶ城山との2座を歩き、自宅近くに下山するようにコース設定しました。 佐伯区の八幡東登山口から山に入り、東南東に稜線を進みます。 木が途切れると、見晴らしが良く、南西方向の 眼下にゴルフ場、五日市の街、遠くに宮島(世界遺産)と経小屋山が見通せます。 路傍には若葉が初夏の陽ざしを受け輝いています。 10年前に1年だけ広島に住みましたが、こんなに眺めの良い山だとは知りませんでした。 鈴ヶ峰東峰には、多くのハイカーが来ていて、眺めを楽しんだり、休憩したり。 鈴ヶ峰東峰から広島市街、太田川河口と広島湾に浮かぶ安芸小富士 鈴ヶ峰東峰からは北東に下り、鬼ヶ城山を目指します。 低山(里山)ですが、ミズナラの大木を見かけたりします。 鬼ヶ城山手前の展望台からは、わが家がある団地も見えました。 陽射しがきつくなってきたので、余り長居せず、引き返します。 鈴ヶ峰東峰のミツバツツジにキアゲハが寄って来ていました。うーむ春爛漫。 鈴ヶ峰東峰からは南に下り、 カエデの道を下って井口台中学校がある鈴ヶ峰登山口に降り立ちました。 まず第一弾トレック、良い山歩きができました。
2024.04.30
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こんばんは、ほうとうです。 今朝、起床して天気が良いのに気付き、少し遠回りして散歩がてら出勤しようと、一列車早い電車に乗って、出勤しました。 それで早くなった分、広島城のお堀端をぐるりと回ってから出勤しました。 運動不足を解消しつつ、気分良く出勤できました。
2024.04.25
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こんばんは、ほうとうです。 ここ数日、晴れ間が少ない日が続いていますね。 芍薬(シャクヤク) 朝霧に浮かぶ安芸小富士 G.W.の天気が気になりますね。
2024.04.23
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こんばんは、ほうとうです。 14日(日)、世羅高原農場に続いて同系列の観光農園、花夢(かむ)の里に行きました。 こちらは芝桜とネモフィラが見頃です。こちらもワンコ連れの客が多いです。 ネモフィラの丘 ポピーとネモフィラ 菜花と山桜 芝桜と菜花 芝桜と桜 少々汗ばむ陽気の中、広大な花の風景を楽しんだのでした。
2024.04.19
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こんばんは、ほうとうです。 14日(日)、広島県世羅町にある観光農園に行って来ました。桜がほぼほぼ終わったので、違う花を見ようと思ったのです。 まずは、チューリップ祭りをやっている、世羅高原農場。天気も良く、お客さんが次々とやって来ていました。 ペットの犬を連れて入場できるので、花と一緒に写真を撮っているお客さんも多かったです。
2024.04.17
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こんばんは、ほうとうです。 桜の開花が3月下旬に急に早まったので、山桜を見ておこうと、引っ越し直前の7日(日)に、生駒山地の一角なるかわ園地に行って来ました。 近鉄(奈良線)枚岡駅で下車、目の前の枚岡神社(河内一之宮)に参拝後、すぐ北側の神津嶽ハイキングコースに入り、登って行きます。 土の山道に変わると、間もなく枚岡展望台に着き、大阪平野を眺めますが、霞んでいてイマイチ。 振り返ると、 神津嶽が桜に色を添えられて、聳えています。 ふれあい広場南 林間の桜 チェリー・アーチ 生駒縦走路手前の、ぼくらの広場に入り、 生駒山頂を見上げ下山のコースを、客坊谷コースに決めました。神社で貰った略図を見ると、このコースには山桜が多そうに感じられたのです(実際そうでした。)。 青空と若葉と 椿と 楽しく咲き誇る山桜を見て歩きました。 おまけ 山桜だけでなく、その他の春の風景も良かったです。 コブシと ユキヤナギ咲く道 ミツマタ 東大阪市街を見下ろす
2024.04.15
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こんばんは、ほうとうです。 引越し前に訪れた飛鳥の春の風景の後編です。 旧飛鳥宮と奈良盆地(特に橿原市)との境に、甘樫丘という標高150mに満たない丘があるのですが、位置関係が絶好で、北から西にかけてには奈良盆地と大和三山(畝傍山、天香具山、耳成山)、西には二上山や大和葛城・金剛山、東には談山神社がある多武峰(その裏に吉野山)が眺められ、飛鳥の紹介では頻繫に登場します。 ここには登ってみたことがないので、今回その眺めを確かめ、その周辺の風景と併せてご紹介します。 甘樫丘の周辺にも田畑や住宅などが散在するのですが、まず北側で 豊浦の桜にしみじみ。 東側駐車場に車を止め、南北に伸びる稜線に出ると、西に 甘樫丘から春の畝傍山 ヤマブキや ミツバツツジが咲いて仲春の趣。 東側を望むと、 飛鳥坐(います)神社参道に朝が来ています。 北側展望台からは、 耳成山や 畝傍山と遠くに霞む二上山 飛鳥川土手の桜とその先の藤原宮跡、耳成山を望んで楽しみ、丘を下って先ほど見下ろした 飛鳥川のほとりに立ち、少し上流にある みろく石付近の桜を集落の遠景と合わせて楽しみ、陽に輝きつつ、風に花びらが舞う 朝の桜に気分上々で、別れを告げ、帰宅したのでした。
2024.04.11
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大阪から無事引越しました。 引越し先は、広島です。当ブログの新しいカテゴリーも作ったので、出掛けたらその記事をアップしたいと思います。 小谷(こだに)S.A.の桜 苺ヨーグルトシェイク(アイスのせ) 今後ともよろしくお願いいたします。
2024.04.09
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こんばんは、ほうとうです。 引越し前に、もう少し関西で桜で撮影しておきたくて、5日(金)奈良県明日香村に出掛けて来ました。土日だと観光客が来てごった返しそうなので、平日にしました。 岡寺ア 岡寺大師堂前のしだれ桜 十三重石塔 岡寺イ 石舞台古墳ア 石舞台古墳イ 橘寺 関西の名所の春の風景を楽しみました(もう少し晴れると良かったなあ)。
2024.04.06
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こんばんは、ほうとうです。 転勤で大阪を離れることとなりました。今回の転勤では、夫婦で引っ越します。 子供たちは大阪で育ち、既に皆独立して行きました。 あと何年働くか確実ではありませんが、新天地で楽しみつつ頑張りたいと思います。 ハルカス夕照 引越し先でもこのブログは続けますので、引き続きよろしくお願いいたします。
2024.04.02
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こんばんは、ほうとうです。 近所の小さな公園で桜が咲いているのに気づきました。 児童公園の桜咲く まさに春来たり。
2024.03.27
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こんばんは、ほうとうです。 少し前にワタクシの住む団地に咲いていました。 この雨が過ぎると色々花が咲きそうですね。 団地の水仙
2024.03.22
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こんばんは、ほうとうです。 前回の続き、淀の河津桜です。 今回は、自然との関わりにまつわるものを中心にご紹介します。 ピンクウオーター 水仙と 馬駆ける 菜花と 透け桜 水鏡 サンシュの春色添え 菜花と空と 陽光 素敵な休日に心ウキウキとなったのでした。
2024.03.13
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こんばんは、ほうとうです。 9日(土)、京都コンサートホールでのコンサートの前に、京阪淀駅から南西に歩いて約8分の淀水路沿いの桜が見頃と言うので、立ち寄って一足早い花見をしてきました。 桜と言っても、ここに植えられているのは濃い目のピンクの早咲きの河津桜で、ここの住民が平成14年に伊豆から苗木を取り寄せ、水路沿いに植え育ててきたそうです。今では水路沿いに並木となり、樹高も充分なものとなり、京阪電車や淀の観光協会HPに掲載されて、週末などには多くの客が訪れるようになりました。この日もお昼頃まで多くの客が来てめいめい写真を撮っていました。 河津桜咲く 多くの写真を撮ったので、今回は人工物との対比を楽しめるものをご紹介します。 水路沿いの桜並木 飛び石 地蔵堂 アーチ橋 寺の前 八ッ橋 石垣 カーブをバックに
2024.03.11
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こんばんは、ほうとうです。 9日(土)、京都コンサートホールで行われた、The Real Chopin×18世紀オーケストラ~F.ブリュッヘンの思い出に~のコンサートに行って来ました。 現代のピアノの前身で、チェンバロ又はハープシコードの後の楽器であるフォルテピアノ(今回は日本で所有されている、フランス・プレイエル工房1843年製のフォルテピアノを二人のショパンコンクール優勝者、T.リッテル(第1回ピリオド楽器コンクール)Y.アヴデーエワ(第16回国際コンクール)がそれぞれ、ショパンのピアノ協奏曲を演奏する企画コンサートです。 京阪桜ア 曲目は、前半がモーツァルトの交響曲第35番ニ長調「ハフナー」(オケはチェロを除いて立って演奏)、ショパンのピアノ協奏曲第2番ヘ短調(独奏:リッテル)そしてアンコールがシューベルト(リスト編)のドッペルゲンガー。 後半は、藤倉大のBridging Realms for fortepiano(日本初演)(独奏:アヴデーエワ)、ショパンのピアノ協奏曲第1番ホ短調(独奏:同)とアンコールがショパンのマズルカイ短調。 京阪特急桜 フォルテピアノですが、藤倉は「遠くから聞こえるような(ジャワの)ガムランに似た、異世界の有限な印象」と表現していますが、なるほど確かにそんなほのかで小さいながら次々と煌くような音色と受け取れました。 ただ、強弱はまだ明確ではなく、調律が長い時間維持できず大変そうで、中間の休憩時間に調律し直していました。 早春 オケは、1981年にブリュッヘンらによって古楽のメッカ、オランダで創立され、清新な音楽を展開して古楽のムーブメントを巻き起こしました。2014年に彼が亡くなりましたが、客演のソリストや指揮者を迎えて活動を継続しています。今回の公演では、指揮者を置かず、テンポが変わるところでは、コンミスが指揮していました。ロマン派の音楽になると、途中でテンポの変化が出てくるのでちょっと大変です。 京阪桜イ 優れた企画で、知的好奇心をくすぐられる、楽しいコンサートでした。
2024.03.10
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こんばんは、ほうとうです。 上映中の「ゴールデンカムイ」を見てきました。 なかなか面白い映画でした。アイヌ文化の一端も興味深かったです。 主演が山崎賢人でこの作品でまたアクションを演じるのですが、なんと「キングダム」のアクションチームがこの映画でも招集されたのですね。アクションを演出する人達って、案外少ないのかも。 山田杏奈演じるアイヌの少女・アシリパも感じ良かったです。ただ主な武器(狩猟具)の弓が、子どものおもちゃっぽくてちょっと味消し。大きくて凶暴なヒグマを一撃で倒すストーリーがあるので、何とかして欲しかった。 あと、日露戦争後の時代設定にも関わらず、新選組の土方歳三、永倉新八が生き残っていて大暴れするのは、ええーって感じ。 公式プログラムを購入すると、登場する料理のレシピが載っています。「ニリンソウ」って鍋の具として食べられるんだ!意外! 日本帝国陸軍第七師団、鶴見中尉の玉木宏の演技は言わずもがな、網走監獄の有名な脱獄囚、白石由竹を演じた矢本悠馬も、身体中の関節を外して、鉄格子をすり抜けるシーンは映像処理していますが、一番印象的でした。
2024.02.28
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