お母やんコーチ・ちろちゃんの「育み人(びと)日記」

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ルポ貧困大国アメリカ(2)

を読みました。

第一巻の方もかなり衝撃を受け、
当時勤務していた高校で生徒たちに紹介したのですが、
この二巻も驚き、衝撃の内容です。

前回は戦争ビジネスで稼ぐ国としてのアメリカが
貧困層の若者を兵士としてターゲットにしている、という点に
最も衝撃を受けました。

今回も事態はもっと深刻化しています。

教育は若者に開かれた未来への切符ですが、
その切符が破滅への切符にかわっているというルポ。

奨学金を受けて大学に入ったら、
その奨学金の返却額が勝手にどんどんふくらんでしまい
破産手続きをしようとしても
奨学金に限って破産申告は行えない、という恐ろしい話。

大学へ入ったのに就職先はなく、
ジャンクフードの店でバイトしたお金はすべて返済に消えていく・・。

そして、犯罪に手をそめたら
次に待っているのは、刑務所でのもっと低賃金の作業。

なんと、アメリカの刑務所のほとんどは
民間会社らしい!!

そして、収容されているヒトたちの日々の労働は
超低賃金で、そこでは様々な大企業の労働が請け負われており
企業の人的経費削減に一役かっているという。

もちろん、背負った借金は刑務所にいる間も
どんどんふくれあがっていっている・・・・。

こわるぎる!

民間に委託しすぎると、ここまでくるのか
というほどの状況だ。

私は実際にその状況を見てきたわけではないので
本当なのかどうかはこの著者を信じるしかないが、
アメリカで一端落とし穴に落ちたらどうなってしまうのか
考えるだけでもおそろしい。

日本は大丈夫とは思えない。
いつのまにか、私たちがボケっと一瞬した間に
事は進んでいるのだから。

ボケっとしていられない、
それが市民社会なのかも。


しかし、行動するということにつけては
アメリカ人は日本人にないパワーを持っている。

「オバマ大統領を戦争をしない大統領にする」という目標のもと
活動している女性たちの話も書かれていたが
そこに希望を感じる。






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最終更新日  2010年09月26日 16時46分42秒
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