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torres8 @ Re:帰ってきたトレス8(11/10) ドイツからスペインには7月末くらいに飛ぶ…
torres8 @ Re:帰ってきたトレス8(11/10) 今 ドイツにいます。 雨ばかり、早くスペ…
torres8 @ Re[1]:帰ってきたトレス8(11/10) アラネアさんへ 覚えてますよ。今東京の自…
torres8 @ Re[1]:帰ってきたトレス8(11/10) ビーニャさんへ 浦島太郎です。懐かしいな…
2005/04/27
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2005/04/27.日記

過去日記(庭その1)

さあ、とにかく住む所が、できあがったので、

庭をつくることになった ス。

但し条件は、我々は、一年のうち1ヶ月も住まないので、

手のかかる芝生とかは、だめなわけ ス。




かあちゃんは、

ずいぶん、未練たらしいことを、いっていた スガ。

芝生とかは、庭師のような人を頼まなくてなならず、

固定費がかかる ス。



庭を一面、飾りの石や、 タイルでおおう 人もいる ス。



全部コンクリート製は、

機能的には最高スが、工場の裏庭のようで、味気ない ス。



長い、白熱の議論のすえ、京都の石庭ではないスが、

一面にジャリ(壁際は針葉樹とバラの枝、

アクセントは、やしの木、レモンの木、各一本)をしきっつめては、

というアイデアがひらめいた ス。




ぜんは急げス、

幸い理解しているのか、いないのか、難関の妻も肯定的 ス。

計画の全貌が、明らかになる前に、ぜんは急げ ス。



スペイン人は次から次に、

いろいろ際限もなく、アイディアを出してくる ス。

そのうち、また、庭をお花畑にしたいと、

言い出すに決まっている ス。汗




まず近くの町でいろいろしらべてみた ス。


あそこなら、いいのがあるよ、

という所には、必ずいってみた スヨ。

きまってガーデンショップみたいなものは、

町外れか、ちょっと郊外にあった ス。



店の名前も、必ず英語綴りで、

何とかガーデンが多かった ス。

流行り ス。



そりゃそう スヨ、一昔まえには、

こんなものはなかったんスから、・・・

まんぞくな花屋さえも、なかった ス。




花とは、庭やパティオに咲くもの、

冬でも温暖な気候で太陽のめぐみのある土地、なンスから、

太陽の少ない、ドイツなどのように、

切花を店やで買う習慣は少ないわけ ス。

そして、このスペイン南海岸の別荘建築ラッシュ。

バブル ス。




だだれもが、自分の庭には、

「もうここに50年住んでますよう」というような、椰子の木、

実もたわわなバナナの木、レモンの木をほしがる ス。



それもその木を、てにいれるのに、

一週間でも待てないとゆうわけ ス。



せっかちな客は金離れもよいス、5メーターの やしの木 が15万円くらいもする ス。



そんなわけで、どうしても、

みつかるものも、みつからないわけ ス。

隣のイギリス人クリスは

私より絶望的な立場に置かれていた ス。

奥さんポーラがアメリカ人だったことだ ス。


恐妻!!


クリスは絶え間のない、

非難と要求の嵐に見舞われていた ス。

ほんと俺、最初、クリスと奥さんポーラの会話を、聞いた時は、

SMかとマジ思った ス。




ポーラが突きつけてきた最後通牒はきっかり一ヶ月、

その間に庭を完成させなくてはならない ス。



必死のクリスは、イギリス人発行の英語版、便利地方新聞に

くまなく目を通し、ラッキーなことに庭造成業者を探し出した ス。



ポーラの御希望は、白いばらを、家のまわりに植え、

芝生をメインにした庭を造ること。



車の 駐車スペースも白いばらでおおわれた 、鉄の骨組みでおおうこと。

それから、小さい噴水つきの池をつくること。




クリスの最初で最後の希望は、小さな、暖炉にくべる、

たきぎをしまっておく、物置をつくることダケダッタス。

しめて、150万円が業者から、提示された ス。




私の所は、全て自前で行くことになった ス。

まず地面を掘り起こすために雑草を刈った ス。

これだけで、半日かかってしまった ス。

雑草の根の強いこと、

なんだかんだ、家できるまで一年以上くらい経っている ンス。

根っこは地面に深く食い込んで簡単には、ぬけにゃしない ス。




もうひとつ、地面の中は、あらゆる廃棄された、

建築資材のオンパレード ス。



セメント、配管の切れ端、鉄筋の折曲がった切れ端に、

セメントの袋、、、、つるはしを振るっても、

なかなかごみがへらない ス。

最初は、ごみを手で近くのごみ箱まで、運んでいたスが、

ついにダウン、やはり両手にバケツでは、だめだ ス。



ここでみるにみかけた、かあちゃんは、

猛然と一人外に出て行った ス。

はす迎えにある、古い別荘の呼び鈴を鳴らす。




初春、まだほとんどの別荘が無人の中、

近くでただ一つガラージに車が入っているのを、

朝の散歩の時かあちゃんが、見てた ス。

目ざとい ス。笑



その別荘の住民とはまったく面識もなかった ス。

しかしここは、アンダルシア、ドイツではない ス。

ドイツではこんなことは考えもしない ス。

ドイツ人は整然とした、秩序のなかに生活していて、

突発的な、思いつきや行動は歓迎されない ス。



ともあれ、妻は、出てきた、初対面の家人と、

にこやかに喋っている ス。

俺は、自分の家の門の内側から、顔をつきだして

ことの成り行きを静観しているス。

しばらくして、「世間話をして長くなったけれど」と言って、

妻が一輪車をおして帰ってた ス。

その家の主人(またペペと言う名前 ス)が

その一輪車をかしてくれた ス。

工具、何でもあるそうです。



スペインでは、一瞬さきは混沌なの ス。

いい意味でも、悪い意味でも ス。

もちろん、その後いかに、仕事がはかどったことか。 アリガテー。




仕事の効率は何倍かに倍増されたス。

夜までには、庭のごみはすべて、ごみばこ行きとなった ス。

妻と俺は、お礼のアイスクリームと一緒に、

ペペの所に、一輪車を返しにいった ス。



(画像)前日風強かつたので、

朝の散歩でバケツくらいの岩にびっしりこびりついたムール貝を

見つけました。さっそく、ワイン蒸 ウメェー。




止まっている車はレンタルカー ス。
カングー はまだなかったので。



庭を掘り返して、

オートの植木給水用配管を埋めるところ ス。

家左半分我々、右半分イギリス人家族です。


ちょっと前までは、このスペース500平米で一家族、

そのかわり平屋だった ス。



例えば、むかえの チェロ さんの所 ス。



もうちょっと、ちょっと昔は、5000平米もめずらしくなかった ス。

ほんとの別荘ですよね。




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Last updated  2010/06/24 05:54:04 PM
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