2003年09月19日
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暗くなるので詳しい話は省きますが、去年の話です。
バスか汽車で行くつもりでバスセンターor駅に向かう途中でした。
チャリをこいでると「国道１２号線→」という標識が目に入ったのです。
「１２号線まっすぐ行ったら砂川に着くんだよな・・・ちょと行って見るか」
車で１時間３０分だから倍に見積もって３時間ぐらい？
無理そうだったら最寄の駅にチャリを止めて汽車に乗れば良いし。
と何の気無しにそっち方面に向かったんです。すると
意外と早く江別到着。
意外と早く野幌通過。
意外と早く岩見沢に到着。
あれれ？なんだか楽勝だよ？近いよ岩見沢。
すごいぜブラックチャーリー号ＮＥＯ！
調子こいてどんどんこいで三笠に到着しました。
腹が減ってきたのでトイレついでに「道の駅」に入ります。
そこでラーメン屋に入ったんです。
ここ一番って時に食うモノって言えばラーメンでしょラーメン。←何の根拠も無いぎがルール
この日は曇っていましたが、夏まっさかりです。
激走して汗をかけば塩分も排出されるでしょうし、体力も使う。ニンニクがっつり入れればスタミナもりもり！
やっぱラーメン！おいらは正しいぜっ！たのも～～～～
出て来い！ラーメン鉄人！！
なんか昭和のテイストたっぷりの店内です。おっさんがステテコ＆ランニング姿でラーメン食ってます。
ぎが失敗？店選び失敗？負け戦？
店に入ったおいらにそのステテコ親爺、いきなり
「ショショショ！ショ！ショ！ショだショ！」
と謎の呪文を言い放ちました。ショってなんだよ「ショ」って。
つかステテコ親爺こえーぞ。スキンヘッドにタオルの鉢巻だし。
そこに店のおばちゃん登場 （助かった）
「いらっしゃいませ～」はいお水。コップがコカコーラ。ますます昭和テイストです。
「塩でよろしいですか？」 えっ
はい？なぜに？ラーメンは醤油でしょ？つか何故にいきなり「よろしいですか」って。
ショショショ・・・ああ！ショ→しよ→「塩」か！
ステテコ親爺は「塩塩塩。塩だ。塩。」と
どうやら「この店では塩ラーメンを食え」と言うアドバイスだったようです。
かたじけないぞステテコ親爺！ビビってごめん。
しかし、ぎがルールでは初めての店は「醤油」です。ここは自分の武士道に従って
「醤油ラーメン下さい」と注文。
するとおばちゃん「醤油ですか？？」とビックリ顔です。
ステテコ親爺は「ショショショ！ショ！ショ！ショだショ！」と連続魔法。
いいえ。おいら、ぎがは酔っ払いですが自分の信念は曲げません。
初めての店では断固「醤油」です。
「醤油ラーメンが食べたいんです すみません」とステテコ親爺に非礼を詫びます。
ショショショショ言いながら会計して出て行くステテコ親爺。おぬしの事は忘れない。
入れ替わりに大将登場。
「醤油～～～？」
とか言いましたがなんとかおいらのラーメンを作り始めました。
これで砂川までチャリをこげる。食ったらすぐに出発だ。
そこにカップルらしきライダー入店。
「塩ふたつ～～～」 え？
長距離トラック運転手らしい３人組み入店。
「塩みっつ～～～」 えええ？え？
エプロンしたおばちゃま（隣の店の奥様？）入店。
「塩ちょうだ～～い」 ええ～～～～！
この店は「塩ラーメン」が一番うまいのか・・・・・
いや醤油ラーメンもそれなりにうまいよ大将。
（ちくしょうちくしょうショにすりゃ良かった・・・）
帰りに塩食ってやる。
ショショショ！ショ！ショ！ショだショ！ちくしょ＝
さてチャリをどんどんこいで行くとあっと言う間に美唄に到着。
へ～～楽勝だなあ・・・あとは奈井江・砂川越えればフーちゃんの所へ行けるじゃん。
道中の景色や風が気持ち良くて「あっと言う間」に感じてましたが、実際 奈井江に着いた時には５時間弱経っていました。
もう夕方４時です。ぐはっ
ここまで来たら、もう最後まで行きたい。ここまで来たら砂川はすぐ隣じゃん。
ところが。
奈井江・砂川間が長いこと長いこと。
風景と言えば畑ばかり。
ジャガイモ・トウキビ・田んぼ・豆
ジャガイモ・トウキビ・田んぼ・豆
ジャガイモ・トウキビ・田んぼ・豆
ジャガイモ・トウキビ・田んぼ・豆
延々と無限ループです。おいら「狐につままれた」のかと思い眉毛にツバつけるくらい不安になりました。
「こんなに離れてたっけ・・・・？」
やっと東洋高圧の煙突が見えました。あ～～～着いた～砂川～～（涙）
イェ～～イ着いちゃったよ？やったぜべいべ～～
砂川からフーちゃんの眠るところからはさらに山一つ越えます。
大急ぎで派手目の花買ってビール買ってタバコ買います。
花をかかえてチャリで山道を行くおいら。早くしないと札幌着く前に暗くなっちまう。
帰りに塩ラーメン食わなきゃなんねえし。
（もはや故人に対する畏敬の念とは関係無い展開です）
さてと…
ああやっぱいつも通り、お父様やお母様やお婆様が来てたんだね。
すでに新しいお花が活けてあります。
おいらのお花も一緒に活けさせて下さい。と無理やりつっこむぎが。
タバコに火をつけ墓前に置くぎが。
ビールを開けてお供えしてから自分で飲むぎが。
どれもこれも宗教的にはＮＧでしょうが、彼女との思い出を尊重してのことです。
「仏花なんて嫌！大好きな綺麗な花を飾るの」
「タバコもお酒も死んでも止めない」
「ぎがもそうするでしょ？」
うん。そうする。
「今年はこの日は一人だったよ。みんな忙しいんだって。彼氏くんは二人目生まれたそうだよ。仕事みんな頑張ってるよ。休み取れたのおいらだけさ。一人だとおもってチャリで着たんだぜ。帰りがあるからゆっくりはできないんだ…」
楽園で笑っていて欲しい。
今日のおいらはさぞ滑稽だったろうね。
今でもこの日に逢いに来るのはおいらだけになったけどいいさそれで。
「良いんだよそれで。」って彼女の声が聞こえる
んじゃあ。。。。またな。いつか楽園でまた会おうな。
さて。
帰ろうか。
今日は平日なのに休みもらったから明日からまた頑張らないと。
時計を見ると５時です。あいや～～どうしよう。
札幌着は単純計算でも１１時？？
うあ～～マイッタ。
でもしゃーない。どんなに時間がかかっても帰らないと・・・
でも誰か迎えに来てくれないかなぁ…汽車に乗る？
…いやダメだ。
チャリを置いてけぼりになんて出来ない。
自分で自分の足でチャリで帰ろう。
ちゃらららっちゃら～～ん♪「パトロン様～～～」♪
そうだ！「Ｓさん」に電話してみるか。
あのお方はフーちゃんを知ってる。おいらの頼みは何でも聞いてくれる。
もしかしたら車出してチャリ積んで札幌まで送り届けてくれるかも。（注：この時は「こおいち君」と出会っていませんでした。）
砂川のコンビニで「Ｓさん」に電話。
Ｓさん案の定すっ飛んで来て下さいました。
「自転車でお墓まで行ったぁ？？バカかお前！」 はい。バカです。
「すぐ行ってやる！待ってろ！」 待てません。時間ムダっすから。
「じゃあ１２号線まっすぐこいで来い！テキトーに見つけて拾うから！」 ありがとうＳさん！思った通り。
要所要所で電話連絡を入れつつ、美唄の街すぎた坂道で発見してもらえました。
「ぎが～～ お前はホンっっっっトにやらかすな…」
すいません。Ｓさん。
「で、その塩ラーメンの店どこだ？」
ステキです！Ｓさん。そっちですか。
時間はもう７時。ラーメン屋は閉まっていました。
「・・・高速乗るぞ。ぎが。」
はい。お願いします。
「ごめんねＳさん。来年はもっと計画的に行くわ。なんか今日はなんとなく来たらなんとなく着いちゃってさ」
「来年もする気か！！！（怒）」
ダメ？ダメですか・・・・？
バスか汽車で行くつもりでバスセンターor駅に向かう途中でした。
チャリをこいでると「国道１２号線→」という標識が目に入ったのです。
「１２号線まっすぐ行ったら砂川に着くんだよな・・・ちょと行って見るか」
車で１時間３０分だから倍に見積もって３時間ぐらい？
無理そうだったら最寄の駅にチャリを止めて汽車に乗れば良いし。
と何の気無しにそっち方面に向かったんです。すると
意外と早く江別到着。
意外と早く野幌通過。
意外と早く岩見沢に到着。
あれれ？なんだか楽勝だよ？近いよ岩見沢。
すごいぜブラックチャーリー号ＮＥＯ！
調子こいてどんどんこいで三笠に到着しました。
腹が減ってきたのでトイレついでに「道の駅」に入ります。
そこでラーメン屋に入ったんです。
ここ一番って時に食うモノって言えばラーメンでしょラーメン。←何の根拠も無いぎがルール
この日は曇っていましたが、夏まっさかりです。
激走して汗をかけば塩分も排出されるでしょうし、体力も使う。ニンニクがっつり入れればスタミナもりもり！
やっぱラーメン！おいらは正しいぜっ！たのも～～～～
出て来い！ラーメン鉄人！！
なんか昭和のテイストたっぷりの店内です。おっさんがステテコ＆ランニング姿でラーメン食ってます。
ぎが失敗？店選び失敗？負け戦？
店に入ったおいらにそのステテコ親爺、いきなり
「ショショショ！ショ！ショ！ショだショ！」
と謎の呪文を言い放ちました。ショってなんだよ「ショ」って。
つかステテコ親爺こえーぞ。スキンヘッドにタオルの鉢巻だし。
そこに店のおばちゃん登場 （助かった）
「いらっしゃいませ～」はいお水。コップがコカコーラ。ますます昭和テイストです。
「塩でよろしいですか？」 えっ
はい？なぜに？ラーメンは醤油でしょ？つか何故にいきなり「よろしいですか」って。
ショショショ・・・ああ！ショ→しよ→「塩」か！
ステテコ親爺は「塩塩塩。塩だ。塩。」と
どうやら「この店では塩ラーメンを食え」と言うアドバイスだったようです。
かたじけないぞステテコ親爺！ビビってごめん。
しかし、ぎがルールでは初めての店は「醤油」です。ここは自分の武士道に従って
「醤油ラーメン下さい」と注文。
するとおばちゃん「醤油ですか？？」とビックリ顔です。
ステテコ親爺は「ショショショ！ショ！ショ！ショだショ！」と連続魔法。
いいえ。おいら、ぎがは酔っ払いですが自分の信念は曲げません。
初めての店では断固「醤油」です。
「醤油ラーメンが食べたいんです すみません」とステテコ親爺に非礼を詫びます。
ショショショショ言いながら会計して出て行くステテコ親爺。おぬしの事は忘れない。
入れ替わりに大将登場。
「醤油～～～？」
とか言いましたがなんとかおいらのラーメンを作り始めました。
これで砂川までチャリをこげる。食ったらすぐに出発だ。
そこにカップルらしきライダー入店。
「塩ふたつ～～～」 え？
長距離トラック運転手らしい３人組み入店。
「塩みっつ～～～」 えええ？え？
エプロンしたおばちゃま（隣の店の奥様？）入店。
「塩ちょうだ～～い」 ええ～～～～！
この店は「塩ラーメン」が一番うまいのか・・・・・
いや醤油ラーメンもそれなりにうまいよ大将。
（ちくしょうちくしょうショにすりゃ良かった・・・）
帰りに塩食ってやる。
ショショショ！ショ！ショ！ショだショ！ちくしょ＝
さてチャリをどんどんこいで行くとあっと言う間に美唄に到着。
へ～～楽勝だなあ・・・あとは奈井江・砂川越えればフーちゃんの所へ行けるじゃん。
道中の景色や風が気持ち良くて「あっと言う間」に感じてましたが、実際 奈井江に着いた時には５時間弱経っていました。
もう夕方４時です。ぐはっ
ここまで来たら、もう最後まで行きたい。ここまで来たら砂川はすぐ隣じゃん。
ところが。
奈井江・砂川間が長いこと長いこと。
風景と言えば畑ばかり。
ジャガイモ・トウキビ・田んぼ・豆
ジャガイモ・トウキビ・田んぼ・豆
ジャガイモ・トウキビ・田んぼ・豆
ジャガイモ・トウキビ・田んぼ・豆
延々と無限ループです。おいら「狐につままれた」のかと思い眉毛にツバつけるくらい不安になりました。
「こんなに離れてたっけ・・・・？」
やっと東洋高圧の煙突が見えました。あ～～～着いた～砂川～～（涙）
イェ～～イ着いちゃったよ？やったぜべいべ～～
砂川からフーちゃんの眠るところからはさらに山一つ越えます。
大急ぎで派手目の花買ってビール買ってタバコ買います。
花をかかえてチャリで山道を行くおいら。早くしないと札幌着く前に暗くなっちまう。
帰りに塩ラーメン食わなきゃなんねえし。
（もはや故人に対する畏敬の念とは関係無い展開です）
さてと…
ああやっぱいつも通り、お父様やお母様やお婆様が来てたんだね。
すでに新しいお花が活けてあります。
おいらのお花も一緒に活けさせて下さい。と無理やりつっこむぎが。
タバコに火をつけ墓前に置くぎが。
ビールを開けてお供えしてから自分で飲むぎが。
どれもこれも宗教的にはＮＧでしょうが、彼女との思い出を尊重してのことです。
「仏花なんて嫌！大好きな綺麗な花を飾るの」
「タバコもお酒も死んでも止めない」
「ぎがもそうするでしょ？」
うん。そうする。
「今年はこの日は一人だったよ。みんな忙しいんだって。彼氏くんは二人目生まれたそうだよ。仕事みんな頑張ってるよ。休み取れたのおいらだけさ。一人だとおもってチャリで着たんだぜ。帰りがあるからゆっくりはできないんだ…」
楽園で笑っていて欲しい。
今日のおいらはさぞ滑稽だったろうね。
今でもこの日に逢いに来るのはおいらだけになったけどいいさそれで。
「良いんだよそれで。」って彼女の声が聞こえる
んじゃあ。。。。またな。いつか楽園でまた会おうな。
さて。
帰ろうか。
今日は平日なのに休みもらったから明日からまた頑張らないと。
時計を見ると５時です。あいや～～どうしよう。
札幌着は単純計算でも１１時？？
うあ～～マイッタ。
でもしゃーない。どんなに時間がかかっても帰らないと・・・
でも誰か迎えに来てくれないかなぁ…汽車に乗る？
…いやダメだ。
チャリを置いてけぼりになんて出来ない。
自分で自分の足でチャリで帰ろう。
ちゃらららっちゃら～～ん♪「パトロン様～～～」♪
そうだ！「Ｓさん」に電話してみるか。
あのお方はフーちゃんを知ってる。おいらの頼みは何でも聞いてくれる。
もしかしたら車出してチャリ積んで札幌まで送り届けてくれるかも。（注：この時は「こおいち君」と出会っていませんでした。）
砂川のコンビニで「Ｓさん」に電話。
Ｓさん案の定すっ飛んで来て下さいました。
「自転車でお墓まで行ったぁ？？バカかお前！」 はい。バカです。
「すぐ行ってやる！待ってろ！」 待てません。時間ムダっすから。
「じゃあ１２号線まっすぐこいで来い！テキトーに見つけて拾うから！」 ありがとうＳさん！思った通り。
要所要所で電話連絡を入れつつ、美唄の街すぎた坂道で発見してもらえました。
「ぎが～～ お前はホンっっっっトにやらかすな…」
すいません。Ｓさん。
「で、その塩ラーメンの店どこだ？」
ステキです！Ｓさん。そっちですか。
時間はもう７時。ラーメン屋は閉まっていました。
「・・・高速乗るぞ。ぎが。」
はい。お願いします。
「ごめんねＳさん。来年はもっと計画的に行くわ。なんか今日はなんとなく来たらなんとなく着いちゃってさ」
「来年もする気か！！！（怒）」
ダメ？ダメですか・・・・？
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