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2011年03月23日
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カテゴリ: 社会情勢
佐藤優氏、著書「はじめての宗教論 右巻」および「はじめての宗教論 左巻」で統一教会を公正に論評!

佐藤優氏は、外務省の情報分析官として、特にロシアに強いパイプを持つ外務官僚でしでしたが、北方領土に係る問題で鈴木宗雄と共に疑獄に逢い、その後は作家として精力的に活躍しておられます。「国家の罠」「自壊する帝国」など多くの優れた著書があります。 特に同志社大学神学部・大学院で神学を学び、キリスト教神学的視点からの独特の鋭い情勢分析は他の追随を許さないものがあります。  その最近の著書である「はじめての宗教論 右巻」及び「はじめての宗教論 左巻」には、統一教会に関する公正な論評がありますので、ご紹介いたします。

1、「はじめての宗教論 右巻」NHK出版新書   11ページ~12ページ抜粋
「ところで、2009年六月に、警視庁の公安部が統一教会(世界基督教統一神霊協会)にはじめて本格的な強制捜索(ガサ入れ)をしました。統一教会は北朝鮮(朝鮮民主主義人民共和国)ともネットワークをもっていると言われるので、公安部が統一教会に関心を持ったのかも知れません。私は統一教会の信者ではありません。同志社大学神学部の学生だったころには、統一教会系の学生が組織する原理研究会のメンバーと何度も衝突したことがあるので、統一教会に対してあまりいい印象はもっていません。しかし、警視庁公安部が印鑑の販売という事案で宗教団体に手を突っ込むのは非常に危ない。状況によっては統一教会擁護の論陣を張ろうと思っています。明かしな販売をしているといっても、それはあくまで刑事事件の問題であって、公安部が出てくる筋ではありません。

では、人はなぜ原価500円か1000円のハンコに20万円、30万円もの金を出してしまうのか。その背後に宗教的な動機、すなわち、「目に見えない世界」に対する関心があるからです。「あなたには先祖の呪いがついています。祟りがありますよ」とか「お姉さん、水子が見えるね」とかいった話しにひっかかって多額のお金を出してしまうのも同じことです。「オーラの泉」があれだけの人気番組になったのも、実はあれは隠れた形で現れている宗教だからです」

2、「はじめての宗教論 左巻」NHK出版新書 33ページ~34ページ抜粋
「そのほか、統一教会(世界基督教統一神霊協会)はどうかというと、教団は文鮮明師をメシアとします。イエス以外のものを救世主とすると、これはキリスト教の公理系違反になるわけです。もっとも、統一教会がキリスト教から派生した新宗教であることは、間違いありません。一部のキリスト教徒が統一教会を目の敵にして、攻撃するのは間違っています。伝統的なキリスト教と統一教会の差異を正しく認識し、相互に信仰を尊重し合うことが重要です。

特に統一教会の信者を無理矢理に連れ出して、改宗を求めるような行動は、断じて許されません。また文鮮明師をメシアと考える統一教会の人々の心情を尊重すべきです。自分達がされたくないことを、キリスト教徒は他人に強制してはならないからです。日本のプロテスタント教会の統一教会に対する寛容に欠けた姿勢は、自己絶対化の罠にキリスト教徒が陥る危険な傾向であると私は考えています。」





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最終更新日  2011年03月23日 14時29分49秒


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