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[ 新東亜 2017.09 ]
文鮮明総裁聖和5周年'世界平和統一家庭連合 "
"平和と純潔のメッセージ、世界の青年たちに伝播"
● 韓鶴子総裁"祝福家庭を築くのが神様のみ旨"
●"海のような人生を生きて"
●"非婚・低出産時代に新鮮な衝撃"
文鮮明世界平和統一家庭連合(統一教会・以下、家庭連合)総裁は、2012年9月3日、92歳を一期として聖和(逝去)した。文鮮明は、李承晩、金日成とともに、「21世紀をつくった1000人」に選定されるほど(1991年英国‘サンデイ・タイムス')、国際的に有名な宗教者だった。創始者のこのような強力な名声とオーラに助けられ、家庭連合は国内外で新興宗教とは独歩的に教勢を広げていった。
文総裁の聖和5周年を目前に控えた家庭連合の活動を探った。実際、文総裁聖和以後、家庭連合に対して憂慮の声が出た。"文鮮明なしに、いったい家庭連合がうまく運営されるのか"という疑問が提起された。
家庭連合関係者たちによれば、文総裁の夫人である韓鶴子現家庭連合総裁は、このような疑懼心を払拭しながら、家庭連合の新しい跳躍期をつくっているという。
文総裁は、すでに1992年、自らと韓総裁が人類を導く‘真の父母'だと宣布したことがある。25年前のこのような宣布に義挙して真の父母の一員である韓総裁が、文総裁の遺業を継承することで、国内外の家庭連合の信徒たちは、このような継承を自然に受け入れたという。
ニューヨークで開いた‘韓鶴子時代'
もちろん、‘人類を導く真の父母'教理によって、国内のキリスト教界の一角では、家庭連合に対して‘異端'の是非が提議されたりもした。しかし、我が国が憲法で宗教の自由を保障するうえに、‘聖書の解釈'に関する問題なので、教理的に、倫理的に、法的に問題になることはないという評価も多い。
メディアの報道によれば、姜ウォンリョン牧師は、1968年"統一教会は、既成教会と書解釈上のアプローチが異なるだけで、キリスト教として見る。既成教会は、聖書を演繹的に解釈するのに反して、統一教会は帰納的に説明している"と語った。
故・徐ナムドン延世大教授は、文鮮明総裁の‘原理講論'について、"韓国の神学界が産出した神学書の中にあって、量においても、組織力においても、想像力と独創性において、最高"だと評したと伝えられる。
さまざまなキリスト教界の人士は、"家庭連合の信徒数が増え、連関した統一グループの事業が発展し、さらに家庭連合の韓半島・世界平和運動が活性化するとともに、異端の論難は消え去る趨勢"だと言う。
韓鶴子総裁は、文総裁の聖和で悲しみに沈んだ国内外の信徒たちを慰労しながら、宗教指導者としての歩みをスタートした。韓総裁の国内外の講演は、文総裁の生前の時節まで含めて、700回余りに達するという。韓総裁は、2013年10月、日本の5つの都市で、日本人信徒たちとともに、文総裁を失った痛みをなだめつつ、‘中断なき前進'を 強調した。現地メディアの報道によれば、日本人たちに文鮮明の人気は、想像以上だ。
韓総裁は、2015年10月、オーストリアを訪問し、ヨーロッパ宣教50周年行事を主管した。
つづいて、今年6月、タイのバンコクで、35か国1万7000人が集まったなかで、世界平和青年学生連合アジア太平洋圏創設開会を開いた。この行事は、タイの教育部が後援した。韓総裁は、各国から来た青年たちに‘平和'と‘純潔'を強調した。
"平和は私から"
このような状況で、7月15日、アメリカ、ニューヨークのマンハッタン、マディソン・スクエア・ガーデンで、名実ともに‘韓鶴子時代'が開かれた。43か国から2万人余りが参加したなか、韓総裁は、‘平和は私から'という主題の特別平和集会を開いた。
アメリカのトランプ政府の福音主義諮問委員長であるポーラ・ホワイト牧師、イヴェット・クラーク米下院議員など、主要人士とキリスト教、ユダヤ教、イスラーム、仏教、ヒンズー教宗教指導者も参加した。エミー賞受賞者であるヨランダ・アダムスの公演が興をそえた。基調演説で韓総裁は、‘家庭の価値'を強調した。
"レバレンド・ムーンが1971年、アメリカに来た時、アメリカは個人主義、家庭破綻、青少年問題を患っていた。レバレンド・ムーンは、アメリカを生かす道が世界を生かす道だと見た。堕落した人類は、神様の前に帰ることができない。家庭連合が強調する‘家庭の価値'、言い換えれば、ひとり子とひとり娘の結合を通して、神様の摂理が実現される。祝福家庭たちが満ちあふれる時、人類の夢を実現することができる。"
韓総裁は、家庭連合の教理を体系化するのに精魂を傾けた。文鮮明総裁夫妻の説教を主題別に編集した‘天聖経'、公開講演文を収録した‘平和経'、生涯の業績をちりばめた‘真の父母経'を出版した。これら経典は、英語と日本語にも翻訳されている。
また、615巻に達する‘文鮮明先生み言選集'も編纂した。このような経典作業は、文鮮明以後、家庭連合の持続可能性と関連して重要だという。韓総裁は、"このみ言が散り散りにならず、美しい宝石となり、一筋につなげられているというのを考えると、とてもうれしい"と語った。
つづいて、韓総裁は、各国から殺到した文鮮明追慕献金500億ウォンと文総裁の専用ヘリ機販売代金1100億ウォンを出損して、孝情世界平和財団をつくった。この財団は、2013年から全世界で2000人余りの奨学生を選抜して、毎年、100億ウォンの奨学金を伝達している。これら奨学生は、家庭連合の信徒ではないという。
また、韓総裁は、2015年‘鮮鶴平和賞'を制定して、世界平和のために努力した個人や団体に、毎年、賞状と100万ドルの副賞を授与している。
2015年に地球温暖化で全国土が海に沈むものと予測されるや、全国民の移住を準備するアノテ・トン・キリバス大統領、革新的な魚の養殖技術を貧民層に普及したインドのモダドゥグ・グプタ博士が受賞した。今年には、地球村紛争地域から800万人に緊急医療救護を提供してきたイタリアのジーノ・ストラーダ医学博士などが受賞した。
洪一植鮮鶴平和賞委員会委員長(前高麗大学総長)は、"文鮮明総裁は、韓民族の‘洪益人間'思想を基礎に、キリスト教思想を融合して、普遍的な思想を創造した。
私たちの言葉に、‘故郷に英雄はいない'と唯一、韓国でのみ文総裁を認めない。
鮮鶴平和賞制定によって、文総裁を再評価する契機になればと思う"と語った。
韓総裁は、各国の現職国会議員たちが領土紛争、テロ、気候変化、飢餓、核武器拡散のような問題に共に悩み、協力すればよいという趣旨で、‘世界平和国会議員連合'をつくった。2月、ソウルで開かれた大会には、113か国の国会議員450人が参加した。
世界平和国会議員連合は、国内だけで4000件余りの関連ニュースが報道されるなど、しっかりと定着しつつあるとの評価を受ける。
家庭連合の教勢拡張と関連して、韓総裁は京畿道加平郡清平湖一帯の天正宮で、‘ビジョン2020特別戦略国家選定カンファレンス'を開き、台湾、フィリピン、ブラジル、ケニヤ、アルバニアなど、13か国を教勢拡張に集中する特別戦略国家として選定した。