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こんにちは。運動会の徒競走でトラックのカーブの内側で片足を伸ばし、走者がコーナーをショートカットするのを防ぐ役割がとても恐ろしかったはれとけです。今回は小学生時代の運動会の思い出をお伝えします。私は成績表にアヒルが行進する劣等生でしたが、体育だけは得意でした。母は私が勉強が出来ないことに悩んでいる様子でしたが、運動会の日だけは娘が活躍できる姿を見ることができましたので毎年欠かさず見に来てくれました。当時の運動会は昼食を運動場で家族と一緒に食べるのがならわしでした。母は周りの目を気にしてか、その日は普段は食べられないようなごちそうを用意してくれ、私が活躍すると誇らしげに満面の笑みで褒めてくれました。母を喜ばせることができたのが運動会くらいだったことは申し訳なく思っていますが、私にとっての運動会は母の笑顔が見られ、ごちそうまで食べられる幸せなイベントでした。運動会で食べた母の手作り弁当の味は一生忘れられません。豪華なお弁当に込められた母の深い愛情に心から感謝しています。本日も最後までお読みいただき、本当にありがとうございました。
2020.10.05
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こんにちは。30代の職場の同僚に「はれとけさんは普段どんな曲を聴くんですか?」と聞かれ「ん~エレカシとか宇多田ヒカルが好きかな~」と好きなアーティストの中から若手をチョイスして答え、「〇〇さんは?」と聞き返したものの、その答えがアーティスト名なのか曲目なのかもわからず、会話を終わらせてしまったはれとけです。今回は母との楽しかった思い出を書かせていただきます。貧しい生活を送っていた小学生時代、外食した記憶はほとんどありません。ですが、母は料理上手で和食、中華なんでも美味しかったですし、料理のリクエストをすれば、今のような便利な調味料が無くても美味しい料理を作れる人でした。幸い、母の実家が農家ということもあり、お米や野菜はいつも分けてもらえてましたので、お腹いっぱい食べられていました。そんな母と年に1度、デパートに出かける機会がありました。もちろん、買い物をするわけではありません。激安店で買い物をした帰りに近くのデパートのレストランで外食をさせてくれたのです。私はそこで初めて食べたグラタンのおいしさに驚き、夢中で食べました。あまりにおいしそうに食べる私の姿を見た母は声を出して笑っていました。それから年に1度の母と二人きりの秘密の外食で注文したのは毎回、迷うことなくグラタンでした。今でもグラタンを食べると当時の思い出がよみがえり、その外食するためにどれほどの節約をしたのだろうと胸が詰ることもあります。大人になり、弟にそのエピソードを話すと「えっ、ずるい!」と言われましたが、当時、3人分の外食費を捻出するのは難しかったと思います。それに母はきっと、弟には別の特別な時間を与えていた思います。偉大な母に対して感謝しかありません。本日も最後までお読みいただき、本当にありがとうございました。
2020.09.21
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