スージー・モルゲンステルヌ
の 絵本
で、 翻訳
は 女優
の
パリのおばあさんの物語
岸 佳子さん!
あの赤いマントを着ているおばあさんを見て。ちっちゃな買い物かごを持って 市場で野菜を買っているでしょ。いっぺんにたくさんは買えないのよ。もう、力があまりないのですもの。
おばあさんは小さなアパルトマンに独り暮らしです。おじいさんに先立たれて一人ぽっち。子供はいるけど一人ぽっち。
時には甘い婚約時代のことをうっとりと思い出し、戦争のつらい記憶を想い、週に一度の息子からの電話に「相変らずよ」と答え、思い出と差し向かいで食事をする彼女は、鏡をのぞいて「なんて美しいの」とつぶやきます。そして、できないことが一つ増えるたびに、「できることだけでもやっていくことだわ」と思います・・・
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