フリーページ
滝に向かって銀色の魚体を躍らせ、果敢にジャンプするサクラマス
【清里】オホーツク管内清里町の斜里川上流にある「さくらの滝」で、サクラマスが産卵場所を目指し、懸命にジャンプを繰り返している。
サクラマスは川で生まれ、海に下って1~2年過ごした後、産卵のために再び川に帰ってくる。きよさと観光協会によると、今年は6月20日から滝登りが確認された。
落差3・7メートルの滝に向かったサクラマスが、約50センチの銀色の魚体を弾ませる。なかなか登れず、何度もジャンプを試みる。辺りには水が落ちるごう音と、観光客の歓声が上がる。
夫婦ら3人で道内を旅行している奈良県の自営業池上詞英(つぐひで)さん(60)は、宿泊先でさくらの滝を知ったという。「来て良かった。跳躍は見応えがある」と話した。ジャンプは8月末ごろまで見られるという。
PR