チョコぐわぁーしぃー

*お婆ちゃん、ごめんなさぃ事件

私が幼稚園に入る前の話

私は昔、とてもかわいらしい女の子だったもので

お年よりはチョコのことが激しく大好きでした。

食事を与えては、笑顔で

「おいしいねぇ~、おいしいねぇ~」

とみんなの顔を見回して天使の顔をしてた私を見ては

お年寄りの皆様は

「あぃゃー、可愛いねぇ~。かめ~、かめ~」

とか言いながら、私にたくさんの餌を与えてたよぅです。



そんな私には、血はつながってなぃけれども

小さいときから面倒見てくれてるお婆さんがいます。

とてもお上品で、髪の毛が長い(白髪だけど)お婆さんです。

みっちょむなんて「あのお婆さん、カワイイ」と言います。

そんなYお婆さんと車に乗ってたときのこと。

私はお年寄りのアイドルなので、今日も笑顔でオバアチャンとしゃべります。

車でお墓の前を通りました。

そのとき、私はYお婆さんに

「オバアチャン、どのお墓に入りたい???」

と笑顔で聞いたそぅです。

そぅ、とびきりのスマイルで。

もぅ、この笑顔ならマックで面接受けたら

「OK!年齢なんて関係なぃさ!」

とまで言われたであろぅほどのとびきりのスマイルで。

当時、そのお婆さんは多分80歳近かったハズ・・・

ぇ、縁起でもねぇ・・・




しかもチョコ、そんなことで終わらないアイドルだった。

「オバアチャンが死んでもねぇ、幽霊になって3回までなら

 チョコのところに出てきてもいぃょ?(さっきのに負けず劣らないスマイル)」

テ、テメェ、それはどぅぃぅ意味だ・・・









と、私は大きくなってから母から聞きました。

そんなチョコをいつも笑顔で

「チョコちゃんはカワイイわねぇ~」って

かわいがってくれたYオバアチャンは、今も生きてます。

いつまでもYオバアチャンには元気でいてもらいたぃものです。









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