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2007.06.12

Museum Mile Festival

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テーマ：美術館・展覧会・ギャラリー(8459)

カテゴリ：わくわくNYイベント

Museum Mile Festival が開かれます。今年で29回目で、82nd St.にある メトロポリタン美術館 から、105th St.にある El Museo del Barrio (ラテンアメリカの美術館)まで全部で９つの美術館が、夕方18:00-21:00まで無料で入ることができます。

　昨年行って本当に楽しかったので、今年も仕事→ピラティスの後行って来ました。

　生憎この日は雨。ノイエギャラリーを通ったときには大雨で、メトロポリタンのいつも人でごったがえしている階段も人っ子一人いない珍しい状態に。ひとまず雨宿りも兼ねてどこかに入ろう・・と、すいてそうな(!) Goethe Institut/German Cultural Center へ。ここはメトロポリタン美術館の正面にあり、ドイツの文化を紹介したり図書館がありました。ずぶ濡れになって中に入ると２階で報道写真家Thomas Dworzakの"M*A*S*H"展が開かれていました。正直この"M*A*S*H"という間にアスタリスクの入る文字を見るまで何の写真かさっぱりわかりませんでした。深夜によく放送している朝鮮戦争時の軍医さんたちのテレビシリーズです・・

　その後、雨も少し止み、雨宿りしていた人たちが道に出てきました。大道芸の人たちやミュージシャンも出てきて、少しずつ通りに活気が出てきました。普段入れない美術館に入ることも楽しみですが、この通りの様子が好きです。道にチョークがあって、子どもが道路をキャンバスに自由に絵を描いています。

　次にグッゲンハイムに寄りました。外観は改装中ですが、中の渦巻きはやはり見ていて楽しいです。下から見上げているとダンス・ダンス・リボリューションのようなコーナーがありました。これは The Shapes of Space というエキシビションの１つでした。他にも Divisionism/Neo-Impressionism: Arcadia and Anarchy (イタリア分割主義と新印象派展)、Hilla Rebayの作品と彼の現代アートのコレクション(Vasily Kandinskyの作品)を展示していました。

　"Divisionism/Neo-Impressionism"はどれも光を取り入れた優しい絵でした。油絵なんですが、中にはスーラ顔負けの点描でスパンコールが付いているのでは・・と思う程のものもありました。この時代の絵は、額縁にも凝っていて面白かったです。

　３時間ってあっという間です。陽も暮れてきて、外から National Academy of Design Museum や The Jewish Museum を眺めて帰って来ました。　

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