「火 種 」 (ひだね) 04-1-26
ありがとうっていう花束を 抱えきれないくらい渡してくれた
君に 君に 君に ありがとう
ありがとうっていう花束を 伝えきれないくらい教えてくれた
君に 君に 君に ありがとう
散歩の途中で道に迷った それはメビウスの輪のような
立ち止まると進めなくなりそうで 歩き続けた暗闇の中
確かに僕は失いかけていた 未知の世界で自分というものを
今はきっと無理だけど いつかきっと叫びたい
あきらめなかった自分と チャンスをくれた君に
ありがとうっていう花束を 抱えきれないくらい渡してくれた
君に 君に 君に ありがとう
ありがとうっていう花束を 伝えきれないくらい教えてくれた
君に 君に 君に ありがとう
手探りだけど足を踏み出した 見えないけれど休みながらも
大丈夫だと自分言い聞かせ 歩いたけれど力尽き果てた静寂の中
くやしいから 悲しいから 叩き続けた目の前
そんな世界で僕は感じてた 暗闇の中 失くしたものは
一つもないって
今はきっと無理だけど いつかきっと叫ぶんだ
成長した自分と火種をくれた君に
希望っていう光る花束を 途絶えることなく渡してくれた
次は僕が君に捧げたい
「わからない」 じゃなく わかろうとしてくれた君に
君に花束を 君に 君に 君に ありがとう