13.冒険の終わりに

・・・冒険の終わりに・・・

この体験記を書きはじめてから、色々ネットで調べものをするうち、「偶然の一致」というキーワードでよく目にする本のタイトルがありました。

『聖なる予言』

・・んん~?聞いたことあるような・・。そういえば、10年くらい前に話題になったっけ・・・あれ?もしかして、読んだかも?・・・と本棚を掘り返してみますと・・・その文庫が本棚の奥の方にありました。
すっかり忘れていたので^^;読み返してみました。

これは著者ジェームズ・レッドフィールドが、自分の自己発見の過程を振り返って、それを9つのインサイト(知恵)を発見し悟っていく、冒険小説の形をとって書いたもの。精神世界のことを書いた本です。

ちょっと引用します。
「───第一の知恵は、私たちの人生での『偶然の一致』に気がついた時、始まるんですって」
「───こうした偶然の一致は、どんどん頻繁に起こるようになって、ついに、単なる偶然を越えていると、私たちは思い至るんですって。まるで、何か説明できない力に、私たちの人生が導かれているかのように、それが運命づけられていたと感じるの。この体験は、神秘的な感覚と興奮を引き起こして、その結果、私たちはもっと生き生きし感じ始めるんですって。───」

そして、この偶然の一致に気づく人が増え、こうした人々の数があるレベル、臨海のレベルに達すると、今度は、文化全体がこの偶然の一致を真剣に考え始める・・・そして十分な数の人々が、同時にこの問題を考えるようになると、他の知恵が次々に浮上するようになる・・・そして人類の文明に変化が起こる・・・とありました。

 『聖なる予言』 ジェームズ・レッドフィールド著/山川紘矢+山川亜希子訳 (角川文庫)


こういうことが書いてあったとは・・・覚えていませんでした。
たぶん、小説の形をとっていたことで、精神世界に馴染みの薄かった私にはフィクションとしか受け取れなかった。かといって小説・・として読んだ時に、面白いと感じるものではなかったようで(すみません)ほとんど頭に残っていなかったのですが、今読み返してみると色々と興味深いことが書かれています。


リンパ・マッサージのページに、香川まで行ったことの意味はまだはっきり見えてこないけれど、着地点としては腑に落ちるところに辿り着いたように思う・・・と書きました。
でも今、香川へ行ったことは、こういうことだったのではないか・・と実は自分なりに思っていることがあります。それはまたそれ以後のこととして、別に書いていこうと思います。

~香川をめぐる冒険~はひとまずここで終了しますが、
偶然の一致というものに目覚めてから 、その後もちょこちょこと小さな偶然が起こっています。 欲しい答えやちょっとしたヒントになることにつながることが多くなりました。
偶然の一致が起こり始めるのが、ほんの始まりだとすると、不思議世界の冒険はまだまだ続きそうです。




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