旅の駅

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”明治末期お座敷で大きなおひつで御飯に鰻をのせたものを、女中さんに小分けしてお客様に召し上がっていただいたのが『ひつまぶし』のはじまりだそうです.蒲焼をそのまま入れたのではよそっていく内に、最後には鰻が足りなくなってしまう事が有り、満遍なくいきわたるために細かく刻む様にしました。最初は上質の鰻を刻む事に抵抗があったようです”とのお話がありました.

また,ある人は,形が崩れたうなぎやうな重にするには小さすぎるうなぎを細かく刻んでわからないようにして食べたのが始まりだといっていました.これは根底に”もったいない”という気持ちが他の地域より強いからだとその人は言っていました.そうやって言われるとなんだか後者のほうが説得力があるような気にもなりますが‥.

名古屋にはいろいろなところでひつまぶしを食べることができますが,その店によって最後が,だし汁だったり,お茶だったりします.食べ比べてください.

***一般的なひつまぶしの食べ方***

1.おひつに入った『ひつまぶし』を4等分に分けて茶碗に盛る。
2.一杯目はシンプルにうなぎとご飯の絶妙なハーモニーを味わう。
3.二杯目、別皿に盛られたわけぎ、わさびを豪快に盛って薬味付きの味わいの変化を楽しむ。
4.三杯目、薬味をのせて,別添えのとっくりからお茶あるいはだし汁を注いでサラサラ食べる。
5.四杯目今まで味わった中で一番好みのやり方でもう一度再現してみる。



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