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2024/11/26
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カテゴリ: 会長日記
「凩(こがらし)」 は、晩秋から初冬にかけて吹く、北寄りのやや強い風のことです。
通常は 「木枯らし」 という表記を、目にする方が多いでしょう。
今年は遅くまで暖かく、木枯らしは感じませんでした。

この「凩(こがらし)」という文字は、 「木を吹き枯らす風」 を表わしています。
気象庁は東京地方と近畿地方でのみ、木枯らしが最初に吹いた日を 「木枯らし1号」として発表します。

但し、あまり知られていないかもしれませんが、一定の要件が揃わない場合は発表されません。気象庁にも拘りがあるようです。

例えば、東京地方では、「十月半ばから十一月までの間に限る」「気圧配置が西高東低の冬型となって、季節風が吹くこと」「東京における風向きが、西北~北で、最大風速が、毎秒8m以上」 などを基本としています。

立冬の頃に、第1号が吹くと言われる 「木枯らし」 は、冬の季語でもあります。
「木枯らしに 岩吹とがる 杉間かな」 これは松尾芭蕉の俳句です。

「冷たい木枯らしが、杉の木の間を吹き通っていく。木の間から見え隠れしている岩が、とがって見えるほどの風の強さである」 という意味です。

小さい頃は、冷たい木枯らしが吹く中でも、近くのお寺でかくれんぼをしましたが、走って隠れに行き、ジッと隠れているだけで、寒さを忘れていたのかもしれません。

歳を取った今は、一年中冷暖房機を同じ気温に設定し、寒さ暑さを感じず部屋でパソコンに向き合っています。
時には天候・気候を意識し、季節の変化を感じて、心豊かに生活したいものです。

合掌





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最終更新日  2024/11/26 11:07:57 AM
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