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パイレーツ・オブ・カリビアン


脚本がいい。ジョニーディップもはまり役である。ことの成り行きが旨く描かれている。テンポも見る側に興奮とコメディ性を多分に齎せてくれる。
相棒役のオーランド・ブルームがまたいい。彼の名を有名にしたのは何と言っても「ロード・オブ・ザ・リング」に他ならない。この人が実にいい。
話の筋は書いていたら紙面が足りないが、一つだけ物足りなさを言うとすれば、もっと主役はエンターテーメントな秘密があったらと思った。無人島での酒を飲み酔いながらのシーンも本当は凄い何かをもっているとか、何か隠された強さみたいなものがあるともっと面白かったようにもとれる。

どこまでいってもちゃんとしたギャグのままのこの映画。秘密性みたいなものがちょっと欲しかった。最後の字幕が上がってスクリーンが黒くなってから、皆死んだはず(海賊たち)猿がコインを持つとまた骸骨になるシーンを見た人も多いだろう。つまり海賊たちはまた生き返る。これが次のⅡになる。たぶん来年あたりにまたお目にかかれるだろう。

パイレーツ・オブ・カリビアン



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