幸せな生き方、考え方のブログ

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問題・7 新婚 の考察


彼の職場は重労働で、新婚旅行に行く日まもなく、次の日から3週間、日曜以外は毎日、帰宅は午前になりました。夫婦の会話もなく、夫はバッタリ倒れるように眠り、それでも朝6時には起きて、会社に出社していました。そして、先日会社のトイレに座り込み、生き絶えているのが発見されました。脳出血でした。
私はこれからなにを目的に生きて行けばよいのでしょうか?


マイナス思考⇒
私たちは不運夫婦だ。私がもっと、健康に気をつけていればよかった。私のせいで、取り返しのつかないことになってしまった。会社は人殺しだ。なんとかして、復習してやる。ああ私はもう生きていけない。


プラス思考⇒
失った夫はもう戻ってこない、私は不運だ。しかし、このままふさぎこんでいてもいかたがない。なにか前向きになれることに目を向けなければ。なにか夫の死を忘れさせてくれるような、前向きになれるようなことが、ないだろうか?仕事に打ち込むとか、しばらく傷ついた心を癒す旅に出るのも、いいかもしれない。(そうはいってもなかなか前向きになれないかもしれない)
過去は過去として前向きに生きていかなければ、また別の素敵な男性に出会えるかもしれない(そうはいっても、なかなかほかの男性を愛する気持ちにはなれないとは思うけど)

ブレークスルー思考
夫は先立ったが、また必ず会おうと思えばあえるし、いまでも私と一緒に生きている。これまでもそうだったように、今後の人生でも、また一緒に生まれ変わって、夫婦になることも出来る。それでは、夫は、なぜ今回の人生では、結婚したばかりの私を残して先立ったのか。よほど大きな意味があるはずだ。それは、過労死や死による死別について、考えるきっかけをあたえてくれたのではないだろうか??
そうだ、仕事と家庭について考えたり、過労死を防ぐための活動を始めるのもいいかもしれない。それに、同じように、若くして妻や夫に先立たれた人々を、癒し、救う為の活動もいいかもしれない。夫に先立たれて私が学んだことを、今後の人生で大いに生かしていこう。
人生では、自分の乗り越えられない試練はない。こんな試練を自分の計画したなんて、すばらしいチャレンジャーだ。


考察
人生において、死というものを理解するとその後の生活がとっても楽に楽しくなります。
一般的には死=なにもない、終わり
しかし、死は次の世界の生まれ変わりと思うようになれば、死も怖くなくなり、また、この世界でよいことをしないと(悪いことばかりしていると、次の世界がもっと大変だから)ならないと気づく様になります。そうすると、だんだん自分の周りには、良い人ばかりが集まるようになります(朱に交われば赤くなるの良いバージョン)
自分が変われば相手も代わる、相手も代われば自分も変わる。
本当人生の幸せは、死ということの理解から始まると言っても良いと思っています。

病気、お金、心などの苦労で自殺を考えて踏みとどまり死を考える、近しい人の死別で死を考える。いろいろなケースで、しについて学ぶことも良いことだと思います。


「相対する人の心は鑑なり、己の姿を映して止みん」
(あいたいするひとのこころはかがみなり、おのれのすがたをうつしてやみん)

向き合う相手の心はいつも自分の心を映している

という考えで、生きるといろいろなことが解ってきます。

いい事も悪い事も、相手はいつも自分の為にそこに存在しています。

皆さんが早く幸せになりますように


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