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避妊去勢手術は取り返しのできない悪行だ。「獣医界の六大詐欺商法」の中でも最悪だ。犬は性ホルモンが分泌されなくなって他のホルモンとのバランスが崩れていろんな病気を誘発しやすい体質になる。🐕 その事実を統計学的に解明した学術論文がある。2007年にアメリカの獣医大学が公表した論文だ。日本ではブログ【愛犬問題】だけにその全訳文がある。一般愛犬家にも理解できるようにやさしく意訳して紹介してある。 下記随想集のNo21にその論文の概要を紹介してある。NO22以降は、避妊・去勢手術の後遺症について病名毎に紹介してある。 NO20以前の随想は、避妊・去勢の弊害について、ブログ「愛犬問題」が独自に調査した結果を記述したものだ。去勢・避妊の不妊手術をされたワンちゃんたちは心身ともにいろんな健康障害に悩まされている。肥満だけでなく、脱毛症、皮膚病、毛並み不良、尿失禁、記憶障害などになる。女性ホルモンや男性ホルモンが分泌されなくなるからだ。人の更年期障害と同じ症状を示す。ところが、日本の獣医界では、その論文の存在さえ隠蔽している。獣医界は組織ぐるみの悪質な詐欺体質だ。白衣の詐欺師の伏魔殿だ。 ブログ【愛犬問題】を開設して18年になる。その間に書いた避妊去勢手術に関する随想92編をリンクをつけてそのタイトルを掲載する。犬の避妊去勢手術がいかに健康と長寿に悪影響を与える手術であるかがわかる。言い換えると、犬の避妊去勢手術をしている獣医は犬の天敵の悪魔だ。白衣の詐欺師にだまされると、愛犬は健康を害し短命になる。飼い主が無知だと、その被害は愛犬が受ける。無知ほど怖いものはない。「盲人毒蛇を恐れず」と同じだ。 避妊去勢手術有害無用論の随想集 92 避妊去勢手術は万病の元凶🐕マッチポンプ商法🆘獣医は健康な犬を避妊去勢で諸病(マッチで火事)にして、その諸病を治す治療(ポンプで消火)をして儲けている白衣の悪魔だ👹だまされて手術するのは愚の骨頂😨 91 愛犬に避妊手術を勧める獣医は白衣の悪魔だ👹大自然の摂理(神)を冒涜する反逆だ👺乳腺腫瘍、卵巣腫瘍、子宮蓄膿症を予防するために避妊するのは愚の骨頂😎 90 避妊手術は白衣の悪魔の金儲け主義の悪行だ👿自然の摂理に反逆する白衣の詐欺師の蛮行だ👹獣医とは犬の唯一の天敵だ👺「君子危うきに近寄らず」だ🥰 89 避妊去勢手術は犬の天敵の悪魔の儲け仕事🐕「不妊手術をした犬の方が平均寿命が長い 」とは白衣の詐欺師の妄想の虚言👹獣医に騙されると愛犬が短命になるぞ🐶 88 避妊去勢手術で犬は肥満、てんかん、癌、脱毛症、皮膚病、毛並み不良、尿失禁、記憶障害等で短命になる🐕 87 犬の避妊去勢手術を動物愛護法で禁止してください! 環境省・動物愛護管理室様 86 獣医界の六大詐欺商法👺犬の健康と長寿に有害で弊害多大👹組織ぐるみの国家的な詐欺商売🤬避妊手術、狂犬病・混合ワクチン、フィラリア薬、ノミ駆除剤、マイクロチップ🆘 85 犬の避妊去勢手術のデメリットとメリット🐕米国の学術論文50編の研究成果を一つにまとめた獣医大学の歴史的論文💯全文翻訳❗愛犬家にもわかりやすい🥰 84 里親になって犬を飼うと心労と医療費が多大に❗避妊去勢手術は万病の元凶👹里親費用は数万円❗❓寄付も強要👺子犬を購入した方がしつけがしやすく、病気にもなりにくい🥰 83 避妊手術が原因の癌で死亡!😡元気溌剌だった愛犬🐕米国獣医大学が避妊去勢手術は万病のリスクを増大させると公表👹 82 獣医とは健康な犬に有害な薬剤を投与して病気にして👹その病気を治すふりしてまた有害な治療や薬剤を売りつけている白衣の詐欺師だ👿その被害を受けた愛犬家の憤怒と悔恨の投稿を紹介🐶 81 獣医は儲けるために他人の犬には避妊去勢やワクチン、フィラリア薬、フロントライン等を強要する👹獣医自身の犬にはしない👿獣医の孫が告白投稿🐕 80 避妊去勢手術でおとなしい犬が攻撃的性格に異変する👹停留睾丸も去勢手術をしないほうが良い!💙睾丸が腫瘍(癌)化するとは獣医の嘘八百の一つ👿 79 てんかんで長期闘病後苦悶死💔愛犬を獣医に殺されたと飼い主の悔恨の投稿💛癲癇はワクチン接種と避妊手術が主因👹 78 避妊去勢手術は有害👹健康被害が甚大👿嘘つき獣医がブログ荒らし💔獣医は英文論文を読めない💛米国の避妊有害論の学術論文を全訳紹介💙 77 犬のヒート問題を避けるために避妊手術❔ 避妊去勢は健康と長寿に有害💔米国学術論文全訳紹介💛日本の獣医は隠して教えないぞ 💙 76 初めて子犬を飼う人には必読のブログ「愛犬問題」❣ 鶏の骨は百薬の長 ❣ 避妊去勢は取り返しができないぞ ❣ 75 日本動物愛護協会は犬の天敵の偽善団体!避妊去勢手術を推奨! 避妊去勢は癌等の難病の元凶!短命に! 自然の摂理に反逆! 白衣の悪魔の動物虐待! 74 犬を迎える前に習得すべき重要な知識! 避妊去勢手術は難病の元凶! ワクチン、マイクロチップ等は詐欺商品で有害不要! 73 ワクチン接種による皮膚病と避妊去勢手術による脱毛症! ひば油で治せる皮膚病と治せない脱毛症! 健康な犬を病気にする獣医の悪行! 72 犬の避妊去勢手術の弊害を科学的に解明! 米国獣医大学の著名な学術論文を全訳紹介! 71 てんかんの根本原因は避妊去勢手術とワクチン接種! メラミン入りドッグフードが発症の引き金に! 70 子犬も成犬も避妊去勢手術で癌、肥満、異常体形等の難病になり短命に! アメリカの学術論文を翻訳紹介! 69 避妊去勢手術は癌や脱毛症等いろんな難病を誘発! 米国獣医師協会がやっと公表! 日本はいまだに隠蔽! 68 避妊去勢手術でホルモン欠落が原因の脱毛症に! 甲状腺機能低下症にもなり皮膚病に! 67 避妊去勢手術は健康上有害だ! メリットは極小! 米国獣医大学の学術論文を翻訳紹介 66 避妊手術のミスで愛犬死亡! 獣医から示談金80万円を貰ったとお礼の投稿! 65 アトピー性皮膚病の原因は避妊去勢手術とワクチン接種だ! 日本の獣医界は隠蔽! 64 三大欲の一つ性欲を避妊去勢手術で止められるか? 悪魔の獣医の論理! 63 乳腺腫瘍予防の避妊手術は蛮行と断罪 その3 医師の世界には予防手術は無いぞと! 62 避妊手術乳腺腫瘍低減説は根拠希薄 その2 アメリカの博士・主任教授が論究 61 避妊手術・乳腺腫瘍リスク低減説は捏造だ! 英国小動物獣医師会誌に糾明論究 60 避妊去勢手術が犬の健康に与える影響の概要 英文ネット記事を全文翻訳紹介 59 ワクチンや避妊去勢手術でてんかんになる! 心臓病の大動脈狭窄症にも!? 58 避妊去勢手術の弊害!英文Wikipediaを翻訳! 日本獣医界はその弊害を隠蔽!詐欺集団だ! 57 睾丸切除は百害あって一利なし! 卵巣切除も有害!医学上不可欠な時のみ 米国獣医大学の研究報告書を翻訳紹介その4(完) 56 避妊去勢でワクチンの拒絶反応が30%増加 アレルギー、蕁麻疹、ショック死など 米国獣医大学の研究報告書を翻訳紹介その3 55 去勢すると前立腺癌のリスクが4倍になる! 米国獣医大学の研究報告書を翻訳紹介その2 54 避妊去勢手術の弊害!日本の獣医界は隠蔽! 米国獣医大学の研究報告書を翻訳紹介その1 53 犬は避妊去勢手術で性格が変わるだろうか? 無気力になったり、凶暴になったり 52 避妊去勢手術用糸で悪性腫瘍を誘発するぞ! 縫合糸反応性肉芽腫で2歳の愛犬死亡! 51 避妊去勢で肥満、骨肉腫、脱毛症、尿路癌等 英文のWikipediaを翻訳紹介 50 獣医界は職業倫理が欠如した詐欺集団だ! 獣医大学には倫理や動物愛護の講義は無い! 49 ヒートで室内を汚すから避妊手術をする!? 愛犬の心身の健康と幸せは犠牲にして!? 48 避妊去勢手術の健康上の弊害!万病の元凶! 米国獣医学論文の翻訳集 47 犬の甲状腺機能低下症に関する随想集! 避妊去勢で脂漏症、膿皮症、脱毛症など誘発! 46 避妊・去勢手術で犬はてんかんになるぞ! 甲状腺機能低下症になってからてんかんに! 45 獣医大学や学部は詐欺師の養成学校だ! 非科学的なウソの講義で学生を洗脳! 44 避妊手術の後遺症の血管肉腫で愛犬が急死! 獣医は真実の原因を隠して教えない! 43 去勢手術の医療ミスで愛犬が殺された! 飼い主を騙して避妊去勢をする獣医が多い! 42 避妊去勢手術の弊害!いろんな後遺症! その1 米国獣医学論文をまとめて翻訳紹介 41 避妊去勢手術の弊害!いろんな後遺症! その2 40 避妊去勢手術の弊害!いろんな後遺症! その3(完) 39 避妊去勢手術で認知症になるリスクが増加! 性ホルモンの欠乏が原因! 38 避妊去勢でホルモンが欠落し骨が異常形成! 股関節異常のリスクは70%増加! 37 犬の子宮癌や卵巣癌はきわめて少ない! 避妊手術で防止できるとは獣医の詐欺商法! 36 避妊去勢手術で最大20%の犬が尿失禁に! 多くの獣医が事実隠蔽!否認!悪質だ! 35 避妊去勢で血管肉腫・癌のリスクが5倍に! 日本の獣医界は国民をだましている! 34 去勢手術で精巣腫瘍を防ぐとは獣医の虚言! 獣医界は組織ぐるみの非科学的な詐欺集団だ 33 避妊去勢でワクチンの副作用が30%増大! 不妊手術とワクチンは犬に有害無益だ! 32 肥満のリスクが2倍に!避妊去勢の愛犬たち アメリカの学術調査研究で明確に! 31 去勢手術で前立腺癌になるリスクが4倍に! 米国獣医学論文を翻訳紹介! 30 避妊去勢で骨の癌骨肉腫等の合併症なるぞ! 1歳未満の不妊手術でリスクが増大! 29 避妊去勢手術の弊害!いろんな後遺症! 心筋梗塞、皮膚病、肥満、無気力、癌等! 28 避妊手術をして子宮蓄膿症を予防?バカな! 自然の摂理の冒涜だ!悪魔の反逆だ! 27 てんかんの原因!ワクチンや避妊去勢も! 米国や英国は学術論文を公表! 26 わけもなく噛みつき攻撃する犬は病気だよ! 避妊手術が原因の甲状腺機能低下症! 25 避妊去勢でホルモン欠落症で無気力な犬に! 甲状腺機能低下症で肥満にも! 24 停留睾丸(停留精巣)は手術の必要はない! 去勢手術は万病の元凶だ! 23 避妊去勢で乳腺腫瘍より怖い難病になるぞ! 骨肉腫、前立腺癌、尿路癌、脱毛症、肥満等 22 避妊・去勢で怖い甲状腺機能低下症になる! 肥満、無気力、脱毛などの難病に! 21 避妊・去勢でガンの骨肉腫等の多病誘発! アメリカの獣医学の学術論文を翻訳 20 避妊手術で犬を殺した獣医に高額な賠償命令 総額54万円の判決!うち慰謝料40万円! 19 鶏豚の骨肉食べ放題!性格と毛並みが向上! 避妊手術で心身の健康を害したワンちゃん 18 避妊去勢でホルモン欠落のいろんな難病に! 皮膚病、脱毛症、肥満、尿失禁、不定愁訴等 17 保健所の不妊手術で保護した犬が脱毛症に! 里親に出す犬に避妊手術は有害な偽善行為だ 16 不妊手術の卵巣切除で犬も記憶障害になる! 女性ホルモン欠乏でマウスに障害!理研発表 15 避妊手術の卵巣子宮切除で愛犬は尿失禁に! 卵巣欠落症状 14 犬の避妊手術は卵巣切除、人は卵管を縛るだけ! 犬はホルモンがなくなり卵巣欠落症になる! 13 去勢の睾丸切除手術で犬は心身共に病気に! 睾丸ホルモン欠落症の皮膚病で脱毛! 12 避妊去勢手術で犬は卵巣欠落症の不定愁訴! 卵巣ホルモンがなくなり若い犬も更年期障害 11 避妊去勢で肥満で皮膚病!毛並みも悪くなる 犬の健康と長寿には有害無益! 10 犬の殺処分の頭数を避妊去勢で減らせるか? 9 避妊や去勢で犬の性格がおとなしくなるか? 8 去勢手術で愛犬死亡!補償しない悪徳獣医! 損害賠償訴訟を! 7 乳腺腫瘍予防ための避妊去勢は不正診療だ! 偽装だらけの犬の世界19 6 乳腺腫瘍の予防のため避妊手術! バカな! 5 乳腺腫瘍は皮膚手術、避妊手術開腹手術! 危険度が違うぞ! 4 犬は避妊手術でガンにならない?欺瞞だ! 3 乳腺腫瘍と子宮蓄膿症は関係がない! 悪徳獣医の詐欺診療だ! 2 愛犬を麻酔で犬死(いぬじに)させないで! 1 犬の去勢と中国大奥の宦官(かんがん) 「愛犬問題」 犬の身になって考えてみよう 🐕 獣医界の六大詐欺商法など
2022.11.15
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犬は避妊去勢手術で肥満になる。周知の事実だ。その対策として獣医は肥満対策用ドッグフードを売り付けている。避妊去勢手術によるマッチポンプ商法の氷山の一角だ。犬は避妊去勢手術で肥満だけでなく、いろんな病気になる。その諸病を治すふりをして獣医は儲けている。詐欺商売だ。🆘 マッチポンプという言葉は、現在はネット上で「自作自演」の意味で軽く使われているが、その言葉の発祥時はもっとどす黒い意味が含まれていた。一言でいうと、「金品を巻き上げる」という意味で使われていた言葉だ。恐喝や詐欺で他人を陥れて、金品をゆすり取るという意味だった。自民党の衆議院議員だった「田中彰治」が1966年に起こした政界の不正事件が基になった言葉だ。「黒い霧」事件とも言う。元来のマッチポンプ商法とは、意図的に自分で問題を起しておいて、後で自分で問題を解決して、不当な利益を得ることを言う。獣医の場合は、犬に避妊去勢手術をしていろんな病気にして、その病気を治す治療をして不当な利益を得ている。 🐶 犬の避妊去勢手術は犬の健康には有害無益だ。自然の摂理で授かった臓器を切除すると、犬は健康を害し、短命になる。卵巣が分泌している女性ホルモンのエストロンや睾丸のテストストロンが分泌されなくなり、ホルモンのバランスが崩れて、犬は病気になりやすい体質になる。避妊去勢手術は自然の摂理への反逆だ。白衣の悪魔の大自然の神への冒涜(ぼうとく)だ。金儲けに狂奔しているカネの亡者の蛮行だ。 避妊去勢手術をされた犬は、次のような病気になるリスクが増大する。骨肉腫(癌)、脾臓と心臓の血管肉腫(癌)、甲状腺機能低下症、肥満、尿失禁、尿管の感染症、外陰部の皮膚炎や膣の皮膚炎、膣炎、尿路腫瘍など。アメリカのニュージャージー州立ラトガース(Rutgers)大学の獣医学部がネット上に公表してある。その学術論文の全訳は次の随想にある。日本では、このブログ【愛犬問題】だけにある。日本の獣医界は、その論文があることさえ隠蔽している。🎯【避妊去勢手術の健康上の弊害!万病の元凶! 米国獣医学論文の翻訳集】🐕 避妊去勢手術は一度してしまうと、取り返しのつかない。犬は生涯、その弊害に悩まされる。癌などのいろんな病気をわずらうことになる。その医学的事実に獣医は無知蒙昧だ。熟知していて、手術をしているなら詐欺根性の塊だ。悪の権化だ 獣医は、自分が儲けるために他人が大切にかわいがっている犬の掛け替えのない貴重な臓器を平気で切り捨てている。白衣の悪魔の所業だ。日本の獣医大学や学部は犬の避妊去勢手術の詐欺商法の片棒をかついでいる。黙認している。恥を恥とも思ってない心の腐りきった学者が多い。動物の避妊去勢手術の是非を科学的に正しく考えることのできない輩は学者ではない。詐欺根性の持ち主の下賤の詐欺師だ。🐕🦺 犬の避妊去勢手術は、人の避妊やパイプカットと違い、卵巣や睾丸を切除する野蛮な技術だ。その違いが犬の健康や寿命に与える悪影響について、獣医大学や学部では学生に教えてない。故意に教えてない。学生が開業獣医になって儲けさえすればいいと決め込んでいる。国民の愛犬家の幸せは無視している。獣医大学や学部は悪徳獣医の養成学校だ。カネの亡者の排出学校だ。命あるものをいつくしみ、大切にするという教えではなく、生き物を如何に食い物にして儲けるかだけを教えている。獣医とは、一流の立派な人間になれなかった三流人間の成れの果ての職業だ。金儲けだけに狂奔している最低の職業だ。犬にとっては、獣医は振り込め詐欺師よりもタチの悪い職業だ。振り込め詐欺師は、飼い主の金銭を奪うだけだが、獣医は犬の命も平気で奪うからだ。👩🦰 人の避妊手術の場合は、絶対に卵巣や睾丸は切除しない。ホルモン欠落症の難病になるからだ。次の随想を挙げる。ご参考になれば幸いだ。🎯【犬の避妊は卵巣切除、人は卵管を縛るだけ! 犬はホルモンがなくなり卵巣欠落症になる!】 🎯【去勢の睾丸切除手術で犬は心身共に病気に! 睾丸ホルモン欠落症の皮膚病で脱毛!】 🎯【「愛犬問題」 犬の身になって考えてみよう🐶】
2022.09.28
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獣医は、雌犬の乳腺腫瘍、卵巣腫瘍、子宮蓄膿症を予防するために卵巣や子宮の切除をする避妊手術を勧めている。犬の健康を予防するためではない。獣医が儲けるためだ。それ以外の理由は詭弁だ。だまされて愛犬に避妊手術をするのは愚の骨頂だ。人の避妊手術では卵巣切除は絶対にしない。男性の場合、睾丸切除は絶対にしない。女性は卵巣ホルモン欠落症に、男性は睾丸ホルモン欠落症になるからだ。🐕 人と犬は同じ哺乳類だ。違うところは、人は体毛が少なく、直立歩行ができ、頭が良いくらいだ。内臓器官は、人も犬も全く同じ機能を担っている。内臓器官は大自然を造った神から授かったものだ。その内臓器官は生き物が正常に生きるために必要不可欠なものだ。 だから、女性の避妊手術は、犬の避妊手術とは全く違う手法で行われている。大自然の神に反逆しない方法で行われている。卵巣から子宮に通じる卵巣管を縛って卵子が通過できないようにするだけだ。(男性の場合も、精子管をカットするだけだ。だから、パイプカットという。) 一方、犬や猫の場合は、卵巣そのものを切除してしまう。その上に、悪質な獣医は子宮までも切除している。🐶 卵巣は女性ホルモンのエストロゲンを分泌している器官だ。卵巣を切除された犬は卵巣ホルモン欠落症状になる。犬も人と同じような症状になる。🐕____________🐕 女性ホルモン欠落症状はエストロゲン欠落症状ともいう。 次のような症状を言う。🔸生理不順、無月経、不妊、PMSなど生殖機能が低下する🔸お肌の調子が悪くなる🔸イライラするなど、精神的に不安定になる🔸不眠🔸体のむくみ🔸骨が弱くなる🔸脂質の代謝が下がり、太りやすくなる🔸髪にツヤがなくなる🔸動脈硬化・脳梗塞・心臓病・高血圧など血管系の症状が出やすくなる🔸アルツハイマー症になる確率が上がる🐶____________🐶上記のように獣医は、雌犬の乳腺腫瘍、卵巣腫瘍、子宮蓄膿症を予防するために避妊手術を勧めている。卵巣ホルモン欠落には触れていない。隠蔽している。悪質極まる詐欺商売だ。👩🦰 人の場、もし、医者が「乳癌の予防のために乳房を切除したほうが良い。」と言ったら、信用する人はいない。その医者を精神疾患者だと非難する。しかし、獣医のいうことには従う飼い主が多い。なぜなのか。獣医界全体が同じことを言っているので、まさか、嘘だとは思わいない人は多い。無知ほど恐ろしいものはない。「盲人蛇を怖じず」だ。飼い主が無知だと、その愛犬が健康被害を受けて短命になる。 愛犬は飼い主に全幅の信頼を寄せている。全生涯のすべてのことを飼い主にかませている。愛犬の幸せを守れるのは飼い主だけだ。飼い主には白衣の詐欺師に騙されない重大な責任がある。🐕🦺 犬は避妊去勢手術で肥満、てんかん、癌、脱毛症、皮膚病、毛並み不良、尿失禁、記憶障害等の病気を発症するとアメリカの獣医大学が学術論文を公表してある。その全訳が次の随想にある。日本では、その全訳はブログ【愛犬問題】だけにある。🎯【避妊去勢手術で犬は肥満、てんかん、癌、脱毛症、皮膚病、毛並み不良、尿失禁、記憶障害等で短命になる🐕 】 🎯【「愛犬問題」 犬の身になって考えてみよう🐶】
2022.09.14
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乳腺腫瘍は皮膚手術で避妊は開腹手術だ! 危険度が違う。乳腺腫瘍とは犬の皮下の乳腺にできる腫瘍のことだ。いわゆる癌といわれ、内臓にまで転移する悪性のものと、皮膚にだけできて転移しない良性のものがある。その発生率はそれぞれ50%だ。良性のものは、おできようなものであり、簡単な皮膚手術で治る。 獣医界の統計的なデ-タは信用できないが、そのデータによると、愛犬が悪性の乳腺腫瘍になる割合は1,000頭に1頭だ。たとえ悪性の乳腺腫瘍でも、5mm位のものなら、簡単な外科切除手術だけで根治する確率が非常に高いとの獣医大学の報告がある。 ところが、乳腺腫瘍の予防のために、愛犬の避妊手術を勧めている獣医が多い。前記獣医大学の報告では、悪性乳腺腫瘍の発生の確率は避妊手術には関係がないという。避妊手術をしても、悪性腫瘍の発生予防にはならないということだ。 つまり、乳腺腫瘍の予防のために、愛犬に避妊手術を勧める獣医は詐欺師と同じということだ。予防効果のないものを如何にも効果があるように、愛犬家に愛犬の避妊手術を勧めている。 しかも、乳腺腫瘍の手術は皮膚にあるしこりの切除手術なので、簡単だ。翌日には退院できる。一方、避妊手術は卵巣や子宮を切除するので、開腹手術で重大な手術だ。開腹手術とはお腹をメスで切って、お腹の中の臓器を手術するのだ。体力がない犬だと、死亡する可能性は、、皮膚手術よりも、はるかに高くなる。 数日の入院が必要で医療費も莫大だ。その莫大な医療費を支払ってもらいたいために、愛犬に避妊手術を勧めるのだ。 愛犬の将来の健康を考えて、避妊手術を勧めているわけではない。避妊手術時の麻酔で死ぬことの方がはるかに危険であることは前の随想に書いた。下欄にトラックバックしてある。 愛犬が年老いてから、1,000頭に1頭の割合で病気になるかもしれない悪性の乳腺腫瘍の予防のために、危険な開腹手術の避妊手術をすることは愚の骨頂だ。皮膚にできるしこりを予防するために、お腹を切り開いて、内臓を切り取るという発想は人の医療では考えられない。そういうことを言いだした医師は気違い扱いされる。実際に実行したら、人権侵害問題として提訴されるだろう。 近隣に、乳腺腫瘍の予防のために、避妊手術を勧める獣医がいたら、お付き合いは遠慮した方がよい。医療行為の美名を掲げて、詐欺などの悪徳医療行為を公然と堂々と行っていると見て間違いない。 ただし、困ることがある。殆どの獣医が乳腺腫瘍の予防のために、避妊手術を勧める獣医だからだ。 獣医とは愛犬家を騙してまで稼がなければ、食っていけない商売なのか。なさけない。日本の獣医界はまともではない。魑魅魍魎(ちみもうりょう)の妖怪の住む界隈だ。愛犬は法律の光が届きにくい世界に住んでいるいることを愛犬家ひとりひとりが理解することが肝要だ。 🐕🎯【ブログ「愛犬問題」 犬の身になって考えてみよう🐶
2022.07.26
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ネット上にある『獣医師監修』や「獣医師が解説」の記述内容は嘘八百だ。獣医が詐欺商売で儲けるためにでっち上げた虚言虚説の類だ。その一例をあげる。👿【犬の去勢・避妊手術】のメリット・デメリットを獣医師が解説https://dog.benesse.ne.jp/withdog/content/?id=97986 その記述の中に「不妊手術をした犬の方が平均寿命が長い。去勢・避妊手術をした犬では、していない犬に比べ寿命が長いというデータが出ています。」とある。データが出ていると主張しているのに、そのデータの所在は明らかにしてない。いいぱなしの無責任な放言だ。そのようなデータがある筈はない。あるというなら、提示してもらおう。獣医とは、どこまで心が詐欺根性で腐っているのだ。愛犬家の国民を愚弄するのもいい加減いしろと言いたい。ふざけすぎる。🐕 ブログ「愛犬問題」に犬の避妊去勢手術有害無用論を88編書いて公表した。その有害無用論88編の中に次の随想がある。🎯【犬の避妊去勢手術のデメリットとメリット🐕米国の学術論文50編の研究成果を一つにまとめた獣医大学の歴史的論文💯全文翻訳❗愛犬家にもわかりやすい🥰 犬の避妊去勢手術のデメリットとメリットについてアメリカの大学が研究して公表した学術論文50編をまとめて公表したものだ。日本の獣医界はその論文の存在さえも隠蔽している。ブログ「愛犬問題」の開設者のParoownerが全訳してネット上に公表してある。ものすごい長文だ。学術論文なので長いのは当たり前だといえば当たり前だ。 だから、89編目の今回のこの随想では、避妊去勢手術で発症する主な病名だけを列記する。 甲状腺機能低下症 骨肉腫(骨の癌) 前立腺癌 肥満 ワクチンの副作用が強く出る 精巣腫瘍・睾丸癌 血管肉腫・癌 泌尿生殖器の障害 雌犬の生殖管の癌 子宮癌、子宮頸癌、および、卵巣癌 泌尿器の癌 膀胱癌と尿道癌 肢体障害・骨の異常形成 老齢性認知症・老齢性記憶障害症候群 📚 犬は避妊去勢手術でいろんな病気を発症しやすくなる。だから、「避妊去勢手術をすると寿命が長くなる」ことはあり得ないのだ。つまり、詐欺根性の塊みたいな卑しい獣医が金儲けに狂奔して、妄想で書いたのが上記のサイトの文章だ。 獣医を信用すると、飼い主は金銭的な被害と心痛を受けるだけで済むが、愛犬は短命になる。獣医とは、健康な犬に避妊去勢手術をして病気にし、その新たな病気を治すふりして、また有害な薬剤や不正な治療をだまし売りしている白衣の詐欺師だ。犬の唯一の天敵の悪魔だ。 🐕ブログ「愛犬問題」 犬の身になって考えてみよう🐶
2022.05.26
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避妊去勢手術をされたワンちゃんたちは心身ともにいろんな健康障害に悩まされている。肥満、てんかん、癌、脱毛症、皮膚病、毛並み不良、尿失禁、記憶障害などになる。女性ホルモンや男性ホルモンが分泌されなくなるからだ。重症の更年期障害と同じ症状か、それ以上の重病になる。 例えば、獣医は避妊去勢手術で犬は性格がかわり、おとなしくなると言っているが、真っ赤なウソだ。ホルモン欠落症の更年期障害でやる気のない犬になっているだけだ。 避妊去勢手術は一度行うと二度と元に戻すことができない。その取り返しのつかない重大なことに無関心や無知である飼い主が多い。手術した後になって獣医に騙されたと悔やんでも後の祭りだ。「後悔先に立たず」だ。そのような内容の投稿をブログ「愛犬問題」にしてくる愛犬家が多い。愛犬に皮膚炎ができたので獣医に診せたら、避妊手術を勧められたとのこと。何も考えずに承諾したようだ。無責任極まる飼い主だ。獣医は犬を食い物にして儲けている白衣の悪魔であることを理解してない。獣医任せに治療を受けていると愛犬の健康や生涯の幸せは破壊される。獣医とは、健康な犬に有害な治療やワクチン等の有害な薬剤を売りつけて犬を病気にして、その病気を治すふりをして、また、別の治療や薬剤を売りつけて儲けている白衣の詐欺師だ。つまり、動物病院は犬の天敵の伏魔殿だ。「君子危うきに近寄らず」だ。 犬の避妊去勢手術は長期的な観点から見ると健康被害が大きいことは欧米では広く知られている。獣医大学がその研究結果を公表してるからだ。日本では、その学術論文を全訳して公表しているのはブログ「愛犬問題」だけだ。次の随想集の中のNo85にある。 🐕🦺 避妊去勢手術の弊害についてはブログ「愛犬問題」の開設以来、沢山の随想を書いて公表した。その全部の随想を列挙する。そのタイトルを読むだけでも避妊去勢手術が如何に自然の摂理に反逆する悪行であるかがわかる。 ブログ「愛犬問題」には愛犬家から犬の避妊去勢手術についての相談の投稿が多い。次の随想集をご参考にするようにお勧めしている。 86 獣医界の六大詐欺商法👺犬の健康と長寿に有害で弊害多大👹組織ぐるみの国家的な詐欺商売🤬避妊手術、狂犬病・混合ワクチン、フィラリア薬、ノミ駆除剤、マイクロチップ🆘 85 犬の避妊去勢手術のデメリットとメリット🐕米国の学術論文50編の研究成果を一つにまとめた獣医大学の歴史的論文💯全文翻訳❗愛犬家にもわかりやすい🥰 84 里親になって犬を飼うと心労と医療費が多大に❗避妊去勢手術は万病の元凶👹里親費用は数万円❗❓寄付も強要👺子犬を購入した方がしつけがしやすく、病気にもなりにくい🥰 83 避妊手術が原因の癌で死亡!😡元気溌剌だった愛犬🐕米国獣医大学が避妊去勢手術は万病のリスクを増大させると公表👹 82 獣医とは健康な犬に有害な薬剤を投与して病気にして👹その病気を治すふりしてまた有害な治療や薬剤を売りつけている白衣の詐欺師だ👿その被害を受けた愛犬家の憤怒と悔恨の投稿を紹介🐶 81 獣医は儲けるために他人の犬には避妊去勢やワクチン、フィラリア薬、フロントライン等を強要する👹獣医自身の犬にはしない👿獣医の孫が告白投稿🐕 80 避妊去勢手術でおとなしい犬が攻撃的性格に異変する👹停留睾丸も去勢手術をしないほうが良い!💙睾丸が腫瘍(癌)化するとは獣医の嘘八百の一つ👿 79 てんかんで長期闘病後苦悶死💔愛犬を獣医に殺されたと飼い主の悔恨の投稿💛癲癇はワクチン接種と避妊手術が主因👹 78 避妊去勢手術は有害👹健康被害が甚大👿嘘つき獣医がブログ荒らし💔獣医は英文論文を読めない💛米国の避妊有害論の学術論文を全訳紹介💙 77 犬のヒート問題を避けるために避妊手術❔ 避妊去勢は健康と長寿に有害💔米国学術論文全訳紹介💛日本の獣医は隠して教えないぞ 💙 76 初めて子犬を飼う人には必読のブログ「愛犬問題」❣ 鶏の骨は百薬の長 ❣ 避妊去勢は取り返しができないぞ ❣ 75 日本動物愛護協会は犬の天敵の偽善団体!避妊去勢手術を推奨! 避妊去勢は癌等の難病の元凶!短命に! 自然の摂理に反逆! 白衣の悪魔の動物虐待! 74 犬を迎える前に習得すべき重要な知識! 避妊去勢手術は難病の元凶! ワクチン、マイクロチップ等は詐欺商品で有害不要! 73 ワクチン接種による皮膚病と避妊去勢手術による脱毛症! ひば油で治せる皮膚病と治せない脱毛症! 健康な犬を病気にする獣医の悪行! 72 犬の避妊去勢手術の弊害を科学的に解明! 米国獣医大学の著名な学術論文を全訳紹介! 71 てんかんの根本原因は避妊去勢手術とワクチン接種! メラミン入りドッグフードが発症の引き金に! 70 子犬も成犬も避妊去勢手術で癌、肥満、異常体形等の難病になり短命に! アメリカの学術論文を翻訳紹介! 69 避妊去勢手術は癌や脱毛症等いろんな難病を誘発! 米国獣医師協会がやっと公表! 日本はいまだに隠蔽! 68 避妊去勢手術でホルモン欠落が原因の脱毛症に! 甲状腺機能低下症にもなり皮膚病に! 67 避妊去勢手術は健康上有害だ! メリットは極小! 米国獣医大学の学術論文を翻訳紹介 66 避妊手術のミスで愛犬死亡! 獣医から示談金80万円を貰ったとお礼の投稿! 65 アトピー性皮膚病の原因は避妊去勢手術とワクチン接種だ! 日本の獣医界は隠蔽! 64 三大欲の一つ性欲を避妊去勢手術で止められるか? 悪魔の獣医の論理! 63 乳腺腫瘍予防の避妊手術は蛮行と断罪 その3 医師の世界には予防手術は無いぞと! 62 避妊手術乳腺腫瘍低減説は根拠希薄 その2 アメリカの博士・主任教授が論究 61 避妊手術・乳腺腫瘍リスク低減説は捏造だ! 英国小動物獣医師会誌に糾明論究 60 避妊去勢手術が犬の健康に与える影響の概要 英文ネット記事を全文翻訳紹介 59 ワクチンや避妊去勢手術でてんかんになる! 心臓病の大動脈狭窄症にも!? 58 避妊去勢手術の弊害!英文Wikipediaを翻訳! 日本獣医界はその弊害を隠蔽!詐欺集団だ! 57 睾丸切除は百害あって一利なし! 卵巣切除も有害!医学上不可欠な時のみ 米国獣医大学の研究報告書を翻訳紹介その4(完) 56 避妊去勢でワクチンの拒絶反応が30%増加 アレルギー、蕁麻疹、ショック死など 米国獣医大学の研究報告書を翻訳紹介その3 55 去勢すると前立腺癌のリスクが4倍になる! 米国獣医大学の研究報告書を翻訳紹介その2 54 避妊去勢手術の弊害!日本の獣医界は隠蔽! 米国獣医大学の研究報告書を翻訳紹介その1 53 犬は避妊去勢手術で性格が変わるだろうか? 無気力になったり、凶暴になったり 52 避妊去勢手術用糸で悪性腫瘍を誘発するぞ! 縫合糸反応性肉芽腫で2歳の愛犬死亡! 51 避妊去勢で肥満、骨肉腫、脱毛症、尿路癌等 英文のWikipediaを翻訳紹介 50 獣医界は職業倫理が欠如した詐欺集団だ! 獣医大学には倫理や動物愛護の講義は無い! 49 ヒートで室内を汚すから避妊手術をする!? 愛犬の心身の健康と幸せは犠牲にして!? 48 避妊去勢手術の健康上の弊害!万病の元凶! 米国獣医学論文の翻訳集 47 犬の甲状腺機能低下症に関する随想集! 避妊去勢で脂漏症、膿皮症、脱毛症など誘発! 46 避妊・去勢手術で犬はてんかんになるぞ! 甲状腺機能低下症になってからてんかんに! 45 獣医大学や学部は詐欺師の養成学校だ! 非科学的なウソの講義で学生を洗脳! 44 避妊手術の後遺症の血管肉腫で愛犬が急死! 獣医は真実の原因を隠して教えない! 43 去勢手術の医療ミスで愛犬が殺された! 飼い主を騙して避妊去勢をする獣医が多い! 42 避妊去勢手術の弊害!いろんな後遺症! その1 米国獣医学論文をまとめて翻訳紹介 41 避妊去勢手術の弊害!いろんな後遺症! その2 40 避妊去勢手術の弊害!いろんな後遺症! その3(完) 39 避妊去勢手術で認知症になるリスクが増加! 性ホルモンの欠乏が原因! 38 避妊去勢でホルモンが欠落し骨が異常形成! 股関節異常のリスクは70%増加! 37 犬の子宮癌や卵巣癌はきわめて少ない! 避妊手術で防止できるとは獣医の詐欺商法! 36 避妊去勢手術で最大20%の犬が尿失禁に! 多くの獣医が事実隠蔽!否認!悪質だ! 35 避妊去勢で血管肉腫・癌のリスクが5倍に! 日本の獣医界は国民をだましている! 34 去勢手術で精巣腫瘍を防ぐとは獣医の虚言! 獣医界は組織ぐるみの非科学的な詐欺集団だ 33 避妊去勢でワクチンの副作用が30%増大! 不妊手術とワクチンは犬に有害無益だ! 32 肥満のリスクが2倍に!避妊去勢の愛犬たち アメリカの学術調査研究で明確に! 31 去勢手術で前立腺癌になるリスクが4倍に! 米国獣医学論文を翻訳紹介! 30 避妊去勢で骨の癌骨肉腫等の合併症なるぞ! 1歳未満の不妊手術でリスクが増大! 29 避妊去勢手術の弊害!いろんな後遺症! 心筋梗塞、皮膚病、肥満、無気力、癌等! 28 避妊手術をして子宮蓄膿症を予防?バカな! 自然の摂理の冒涜だ!悪魔の反逆だ! 27 てんかんの原因!ワクチンや避妊去勢も! 米国や英国は学術論文を公表! 26 わけもなく噛みつき攻撃する犬は病気だよ! 避妊手術が原因の甲状腺機能低下症! 25 避妊去勢でホルモン欠落症で無気力な犬に! 甲状腺機能低下症で肥満にも! 24 停留睾丸(停留精巣)は手術の必要はない! 去勢手術は万病の元凶だ! 23 避妊去勢で乳腺腫瘍より怖い難病になるぞ! 骨肉腫、前立腺癌、尿路癌、脱毛症、肥満等 22 避妊・去勢で怖い甲状腺機能低下症になる! 肥満、無気力、脱毛などの難病に! 21 避妊・去勢でガンの骨肉腫等の多病誘発! アメリカの獣医学の学術論文を翻訳 20 避妊手術で犬を殺した獣医に高額な賠償命令 総額54万円の判決!うち慰謝料40万円! 19 鶏豚の骨肉食べ放題!性格と毛並みが向上! 避妊手術で心身の健康を害したワンちゃん 18 避妊去勢でホルモン欠落のいろんな難病に! 皮膚病、脱毛症、肥満、尿失禁、不定愁訴等 17 保健所の不妊手術で保護した犬が脱毛症に! 里親に出す犬に避妊手術は有害な偽善行為だ 16 不妊手術の卵巣切除で犬も記憶障害になる! 女性ホルモン欠乏でマウスに障害!理研発表 15 避妊手術の卵巣子宮切除で愛犬は尿失禁に! 卵巣欠落症状 14 犬の避妊手術は卵巣切除、人は卵管を縛るだけ! 犬はホルモンがなくなり卵巣欠落症になる! 13 去勢の睾丸切除手術で犬は心身共に病気に! 睾丸ホルモン欠落症の皮膚病で脱毛! 12 避妊去勢手術で犬は卵巣欠落症の不定愁訴! 卵巣ホルモンがなくなり若い犬も更年期障害 11 避妊去勢で肥満で皮膚病!毛並みも悪くなる 犬の健康と長寿には有害無益! 10 犬の殺処分の頭数を避妊去勢で減らせるか? 9 避妊や去勢で犬の性格がおとなしくなるか? 8 去勢手術で愛犬死亡!補償しない悪徳獣医! 損害賠償訴訟を! 7 乳腺腫瘍予防ための避妊去勢は不正診療だ! 偽装だらけの犬の世界19 6 乳腺腫瘍の予防のため避妊手術! バカな! 5 乳腺腫瘍は皮膚手術、避妊手術開腹手術! 危険度が違うぞ! 4 犬は避妊手術でガンにならない?欺瞞だ! 3 乳腺腫瘍と子宮蓄膿症は関係がない! 悪徳獣医の詐欺診療だ! 2 愛犬を麻酔で犬死(いぬじに)させないで! 1 犬の去勢と中国大奥の宦官(かんがん) トップページへ ボクの頭をクリック ❣ 愛犬の正しい飼い方! 自然流で健康長寿! 獣医のワクチンや薬剤、避妊去勢は無用!
2022.01.15
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日本の自民党の政治はカネで動いている。大企業や巨大団体が献金したカネが暗躍している。その元凶になっているのが「企業・団体献金制度」だ。一般の善良な国民の幸せは無視した金権腐敗政治の根源になっている。今回の衆議院選挙では立憲民主党に投票して政権交代を実現しよう。🐕 その金権腐敗政治の実例を愛犬たちの住む日本社会から挙げる。現在の日本には狂犬病ウイルスは全くいない。70年以上も前から現在まで狂犬病に感染したり、死亡した犬は一匹もいない。日本は狂犬病が根絶した清浄国だとWHO(世界保健機関)も世界各国も認めている。 なのに、狂犬病予防法という御用済の法律で狂犬病ワクチンの接種を毎年強要している。つまり、狂犬病注射制度は国家的な詐欺商売を自民党長期政権が黙認してきた悪政だ。なぜか?自民党議員団は日本獣医師会から毎年巨額の政治献金を受けているからだ。その悪政のせいで、毎年多くの犬が狂犬病ワクチンの薬害で死亡している。正確に言うと、獣医のワクチン注射で健康な犬が殺されている。🐶 獣医界は六大詐欺商法で愛犬家の国民をだまして巨益を挙げてほくそ笑んでいる。この随想では避妊去勢手術の詐欺商法についてだけ記述する。 日本の獣医は犬を診ると避妊去勢手術を勧める。強要に近い。悪質だ。犬は避妊去勢手術をされるといろんな病気になりやすくなる。欧米では周知だ。 アメリカは日本とは違い、愛玩動物の避妊・去勢の是非について、獣医大学で研究してその結果を公表している。その一つであるニュージャージー州立ラトガーズ大学の調査研究成果を全訳する。 まず、その学術論文の内容を簡潔に要約する。犬は避妊去勢手術により、骨肉腫や血管肉腫等の癌、甲状腺機能低下症、肥満、尿失禁その他いろんな疾病を誘発する。つまり、避妊去勢手術のメリットよりもデメリットの方が遙かに大きい。 犬の避妊・去勢による健康上の弊害と利点 長期年月の統計調査結果 原文 Long-Term Health Risks and Benefits Associated with Spay / Neuter in Dogs Laura J. Sanborn, M.S.(理学修士) May 14, 2007 要旨 獣医も愛犬家も犬に避妊・去勢手術をすべきかどうかについては深く考えるべきである。従来の考えでは、幼少期の犬に避妊・去勢手術をすると、弊害よりも利点のほうが大きいと言い伝えられてきた。避妊・去勢の可否に関する相反する証拠が蓄積された現在でも、従来の考えが今なお支配的である。 獣医学の学術論文50編以上を調査して、この論文で避妊・去勢手術が犬の健康に与える影響を明らかにした。犬は避妊・去勢手術により、骨肉腫、血管肉腫、甲状腺機能低下症、その他いろんな疾病を誘発するという調査結果は誰も否定することができない。犬の避妊・去勢の是非について、犬の健康と幸福の観点からは考えてないのは獣医も愛犬家も無責任である。ニュージャージー州立ラトガーズ大学 准教授 獣医学Chair(部門総括教授)Larry S. Katz PhD(博士) 概要 去勢のメリット1 睾丸ガンで死ぬ犬はごくわずかだが、そのリスクをなくする。 2 前立腺疾病の発病を低減する(ガンの場合は防止できない)。 3 肛門ろう菅症、肛門周辺フィステルのリスクを低減する。 去勢のデメリット1 1才未満で去勢手術をすると、骨のガンである骨肉腫のリスクが著しく増大する。 2 心臓の血管肉腫のリスクが増大する。 3 甲状腺機能低下症のリスクが、去勢しなかった場合に比較して、3倍になる。 4 加齢性認識機能障害のリスクが増大する。(つまり、早くぼける。) 5 肥満のリスクが3倍に増大する。6 前立腺ガンのリスクが4倍になる。 7 尿路ガンのリスクが2倍になる。 8 体形奇形のリスクが増大する。 9 ワクチンに対する拒絶反応(副作用)が増大する。 卵巣切除のメリット メス犬の避妊手術後の状況はオス犬の場合よりも複雑になる。 1 2才半以前に避妊手術をすると、乳腺腫瘍のリスクが大きく低減する。2 子宮蓄膿症のリスクがほとんどなくなる。 3 肛門周辺フィステルのリスクが低減する。 4 子宮や頚および卵巣のガンのリスクが低減する。 卵巣切除のデメリット 1 1才未満で卵巣を切除すると骨のガンである骨肉腫のリスクが著しく増大。 2 脾臓と心臓の血管肉腫のリスクが増大する。 3 甲状腺機能低下症のリスクが増大する。 4 肥満のリスクが増大する。 5 尿失禁をするようになる。 6 尿管の感染症が頻繁に再発するようになる。 7 外陰部の皮膚炎や膣の皮膚炎、膣炎のリスクが増大する。 特に、思春期前に避妊手術をした犬に多発。 8 尿路腫瘍のリスクが増大する。 9 体形の奇形のリスクが増大する。 10 ワクチンに対する拒絶反応(副作用)のリスクが増大する。 避妊・去勢手術の後遺症の各論1️⃣ 甲状腺機能低下症卵巣切除・去勢手術をした犬は、手術をしてない犬に比べて甲状腺機能低下症になるリスクが3倍になるという因果関係が明らかになった。研究者たちは、その因果関係を提示している。卵巣切除・去勢が甲状腺機能低下症に温和な直接的な影響を与えると言うことよりも、もっと重要なことは、卵巣切除・去勢と甲状腺機能低下症が共に性ホルモンの分泌に影響を与えることである。その性ホルモンは免疫システムに関与している。マウスの去勢が自己免疫性甲状腺炎を悪化させると言う事実は、犬の卵巣切除・去勢と甲状腺機能低下症の因果関係の証明に役立つだろう。 犬の甲状腺低下症は肥満、無気力、脱毛、および、生殖機能の異常をもたらす。 2️⃣ 骨肉腫(骨の癌) いろんな犬種の犬が骨肉腫になるリスク要因について調査研究したところ、避妊・去勢手術をした犬は雄雌共に、してない犬に比較して、骨肉腫に罹病するリスクが2倍になることが明らかになった。 犬種の一つであるロットワイラーが骨肉腫になるリスクが比較的に高いことはすでに研究されていた。同一犬種について歴代の犬を遡及的に調査研究した結果、若い時に避妊・去勢手術をした犬は骨肉腫になるリスクが高いことが明らかになった。言い換えると、年齢が増えてから避妊・去勢手術をした犬は、その加齢が増えるにつれてそのリスクが低下する。 1歳未満で避妊・去勢をしたロットワイラーは、してない犬に比較して、雄で3,8倍、雌で3,1倍の比率で骨肉腫に罹病しやすい。実際、1歳未満で避妊・去勢したロットワイラーは、骨肉腫に罹病するリスクが、雄で28,4%、雌で25,1%であった。 この結果は、いろんな犬種で早期に避妊・去勢した犬の研究結果とも一致している。即ち、不妊手術をした時の犬の年齢は骨肉腫の発病の恐れを評価するファクターとして扱えるという利点をもたらした研究結果と一致する。 これらの二つの研究で明らかになった結果を結びつけると、1歳未満で避妊・去勢をした犬は、骨肉腫のリスクが著しく増加するという論理的な結論に到達する。 性ホルモンは骨の構造の形成とその大きさの保持に関与していることは周知のことである。その上に、今回の研究で明らかになったことは、性ホルモンの影響を受ける時間と骨肉腫のリスクとの間には反比例の関係があるということである。 犬種のサイズが大きいほど、特に体重が大きいほど骨肉腫になるリスクは増加する。骨肉腫は中型犬種、大型犬種、超大型犬種では一般的な死因である。骨肉腫はゴールデン・レトリバーの場合、三番目に最も一般的な死因であり、さらに大きな犬種では、もっと普通の死亡原因である。 骨肉腫は発病後の経過が悪いことや多くの犬種で予後の悪さが頻繁に起こっていることを考慮すると、中型犬種、大型犬種、および、超大型犬種は幼犬時に避妊去勢をすると骨肉腫になって死亡するリスクが著しく増加する。 3️⃣ 前立腺癌 一般の人が入手できる犬の避妊・去勢に関する情報の多くは、不妊手術をすると、雄犬は前立腺癌になるリスクが減るとか無くなると(証拠もなく)言い張っている情報だ。人間の前立腺癌が男性ホルモンのテストステロンと関係があることを考慮すると、その言い分は納得し難い説とはいえない。 しかし、犬の場合、前立腺癌に関する証拠は、その言い分を支持してない。実際、最も強力な証拠はまさしく正反対のことを示している。 犬の不妊手術に関する免疫学的研究では長年いくつかの相反する研究結果が報告されている。つまり、去勢手術をした犬は前立腺癌が増えると言う研究と、逆に、低下するという研究がある。これらの研究を正しく評価するのはきわめて難しい。この文章は相反する研究結果があることを部分的に説明しているに過ぎない。 ごく最近、犬の世代を遡って調査した研究成果が二つ報告されている。その一つは、ヨーロッパで、もう一つは、アメリカで発表されている。この二つの研究で、去勢した雄犬は、してない犬よりも、前立腺癌になるリスクが4倍も高くなることが明らかになった。 これらの結果に基づいて、研究者たちは去勢手術と前立腺癌の発症との間には因果関係があると提示している。不妊手術が犬の前立腺癌の発症を引き起こすことはないが、発生した腫瘍の進行に関与していることを示している。この研究で、犬の前立腺癌のほとんどは精管内に発生し、ウロトロピン由来の癌であることがわかった。 去勢手術をしてない普通の犬に前立腺癌の発生が比較的に少ないことは睾丸ホルモンが前立腺癌の発生を事実上防止していることを示している。 この前立腺癌の問題は、将来を展望した正しい観点に立って判断すべきである。人の場合と違い、犬の前立腺癌は滅多にないことだからである。 犬の検死の調査結果で明らかになった犬の前立腺癌の発生率は0,6%以下と少ないことを考慮すると、不妊手術をすべきかどうかを決める時に、不妊手術を前立腺癌のリスク要因として重く考慮すべきかどうかの判断は難しい。犬種の一つであるブーヴィエデフランドルについて、不妊手術は前立腺癌のリスクを増加するという証拠があるに過ぎない。 データが少なすぎる。我々は他の犬種についても関心を持っている。 4️⃣ 肥満 避妊・去勢手術をした犬は、してない犬に比較して、太り気味、あるいは、肥満の傾向が強い。新陳代謝の変化が原因である。避妊手術をした雌犬は、してない雌犬に比較して、肥満になるリスクが2倍になることが一つの研究で明らかになった。 他の研究結果でも、不妊手術をした犬は、してない犬に比較して、雌で1,6倍、雄で3,0倍肥満の傾向があることが明らかになった。 更に、雌で1,2倍、雄で1,5倍太り気味の傾向があることがわかった。 イギリスの獣医団体が実施した調査研究によると、避妊去勢手術をした犬の21%が肥満であった。肥満、あるいは、太り気味であることは、犬の健康問題の主題になっている。 太り気味の犬はアドレナリン過剰症、甲状腺機能低下症、下部尿路疾患、口周縁部の疾患と診断される傾向がある。 肥満の犬は甲状腺機能低下症、糖尿病、膵臓炎、新生腫瘍と診断される傾向がある。5️⃣ ワクチンの副作用 犬のワクチンの副作用について世代を遡って一団の犬を調査研究した結果、犬のワクチンの副作用には、アレルギー反応、蕁麻疹(じんましん)、アナフィラキシー、心拍停止、心臓ショック、および、急死があることがわかった。 避妊した雌犬は、してない雌犬に比較して、副作用が30%以上多く、去勢手術をした雄は、してない雄に比較して、27%多いことがわかった。 犬自体の体内の能力として、性ホルモンはワクチンに対して免疫的に反応する役割を果たしている ことも含くめ、研究者たちは避妊・去勢手術とワクチンの副作用については因果関係を示すメカニズムがあると論じている。 愛玩犬種と小型犬種はワクチンの副作用について高いリスクがある。ボクサー、イングリシュ・ブルドック、ラサアプソ、ワイマラナー、アメリカ・エスキーモー犬、ゴールデン・レトリバー、バセットハウンド、ウェルシュ・ゴーギー、シベリアン・ハスキーグレート・デン、ラブラドール・レトリバー、ドーベルマン、アメリカン・ピット・ブル、および、秋田犬。 雑種の犬はリスクが低いことがわかった。そのことは、遺伝的な特異体質(混血がもたらす活力)によるものだろうと思っている。 (翻訳者の注釈アナフィラキシーとは注射薬剤やスズメバチの毒などによるアレルギー反応の悪の親玉みたいな反応。ショック死することが多い。)6️⃣ 精巣腫瘍・睾丸癌 精巣腫瘍の発症前に去勢手術をすると、当然、その後は精巣腫瘍の発病はない。精巣(睾丸)そのものが切除されてなくなっているからである。 ない臓器が発病するわけがない。 だから、この論文では、不妊手術をしてない犬の精巣腫瘍のリスクと比較して論ずる。 精巣腫瘍は、その発生率が7%であるので、一般的ではないとはいえない。しかしながら、精巣腫瘍は、その転移率が低いために病後の回復の見込みはきわめて良好である。 たとえば、Purdue大学がゴールデン・レトリバーについて犬種ごとの健康調査をした結果によると、精巣腫瘍による死亡はきわめて稀であった。その精巣腫瘍は、獣医師会が実施確認した犬の死亡原因調査報告書に記載されている犬の重大な死亡原因のリストには載ってない。 その調査対象になったゴールデン・レトリバーは40%が不妊手術をしてない雄犬であったことは注目すべきことである。しかも、精巣腫瘍の治療を受けたゴールデン・レトリバーの治癒率は90,9%であった。 このことは犬の精巣腫瘍の転移率が6~14%であると言う他の研究結果とも一致する。頻繁に発生する精巣腫瘍であっても、その治癒率は高いので、去勢手術をしてない雄犬が精巣腫瘍で死ぬ比率は1%以下であるといえる。 要約すると、犬は若い時に去勢手術をすべきだと言うのが獣医の最も一般的な言い分だが、犬は生涯を通じて精巣腫瘍に罹病するリスクはきわめて低いことを考慮すると、去勢すると雄犬の精巣腫瘍を防止できるというのは正当な理由だと認めるのは難しい。 睾丸が片方だけ、あるいは両方とも腹部に滞留したままで、所定の位置に下りてこない停留睾丸の場合は例外があるかもしれない。停留睾丸は13,6倍も腫瘍が発生しやすい上に、普通の身体検査では腫瘍を見つけることが難しい。7️⃣ 血管肉腫・癌血管肉腫は犬では普通に見られる癌である。犬種によっては主な死亡原因の一つである。例えば、サルーキ、フレンチブルドッグ、アイリッシュ・ウォータース・パニエル、フラッドコーティド・レトリーバー、ゴールデン・レトリーバー、ボクサー、アフガンハウンド、イングリッシュセッター、スコットランド・テリア、ボストンテリア、ブルドッグ、およびジャーマン・シェパード。 犬を年齢別に調査研究した結果、避妊手術をした雌犬は、してない雌犬に比較して、脾臓の血管肉腫が2,2倍多く発生していることがわかった。 心臓の血管肉腫に関して世代を遡って調査したところ、避妊手術をした雌犬は、してない犬に比較して、血管肉腫になるリスクの要因が5倍以上大きいことがわかった。また、去勢手術をした雄犬は、してない雄犬に比較して、1,6倍高いこともわかった。 その調査研究をした人たちは、性ホルモンは血管肉腫に対して防御的な効果があると論じている。特に雌犬ではその効果は顕著である。 血管肉腫が重要な死因である犬種の場合、犬の不妊手術をするかどうか決める時に、犬は不妊手術で血管肉腫になるリスクが大きくなることを考慮すべきである。8️⃣ 泌尿生殖器の障害 尿失禁は避妊手術をした雌犬に普通に見られる。その尿失禁は手術をして間もなくか、数年を待たずして見られるようになる。その尿失禁の発生率は避妊手術をしてない雌犬はわずか0,3%であるのに対し、手術をした雌犬は4~20%であることが調査研究で明らかになった。尿失禁は避妊手術と強くリンクしているので、一般に避妊性尿失禁と呼ばれている。尿失禁の生物学的なメカニズムは不明だが、尿道の括約筋によって引き起こされるものである。 すべてではないが、多くの尿失禁の犬は薬による治療が必要である。しかも、多くの場合、その治療は生涯続けることが必要になる。 世代を遡って犬を調査研究したところ、しつこく再発を繰り返す尿管(膀胱)の感染症が、避妊手術をした雌犬は、してない雌犬に比較して、3~4倍も高かった。 他の世代調査研究では、5歳半以前に避妊手術をした雌犬は、5歳半以後に避妊手術をした雌犬に比較して、尿管(膀胱)の感染症が2,76倍も多く発生していた。 避妊手術をした年齢により、犬は性器の外部に異常な兆候を現す。避妊手術をした雌犬は陰門が奇形になったり、膣の皮膚炎、膣炎、および、尿管(膀胱)の感染症を引き起こす。思春期以前に避妊手術をした雌犬は、このリスクが高い。9️⃣ 雌犬の生殖管の癌 子宮癌、子宮頸癌、および、卵巣癌 犬の子宮や子宮頸管の腫瘍はめったにない。犬の全腫瘍の丁度0,3%を構成していて少ない。避妊手術をすると、卵巣腫瘍のリスクを取り除くことは出来るが、そのリスクはわずか0,5%に過ぎない。避妊手術で生殖管の腫瘍のリスクを取り除くことは出来るが、そのリスクは相当低いので、避妊手術で子宮癌や子宮頸癌、卵巣癌のリスクを防止できるということは正当化できない。 1️⃣0️⃣ 泌尿器の癌 膀胱癌と尿道癌世代を遡って犬を年齢別に調査研究した結果、避妊・去勢をした犬は、してない犬に比較して、下部尿路腫瘍(膀胱または尿道)が2倍以上多く発生していたことがわかった。それらの腫瘍はほとんどの場合悪性であるが、頻繁には発生しない。犬の腫瘍の1%以下を占めているに過ぎない。だから、犬の避妊・去勢手術をすべきかどうかを決める時に、泌尿器の癌のリスクは重視すべきではない。 エアーデール、ビーグルとスコティシュ・テリアは泌尿器の癌になるリスクが高いが、一方、ジャーマン・シェパードはリスクの平均値よりも少ない。1️⃣1️⃣ 肢体障害・骨の異常形成 外科手術で卵巣を切除すると、犬の骨盤の骨である腸骨の再構築の速度が増す。そのことは、避妊手術をしたことにより、股関節が異常にゆがめられて作られること意味する。卵巣を切除すると、背骨の骨量が実質的に失われて少なくなることも明らかになった。 幼犬の時に避妊・去勢手術をすると、各種の骨の成長板がその成長を止める時期が遅くなる。成長をし続け骨の長さが著しく長くなる。そのため、避妊・去勢手術をしなかった犬や成犬になった後に避妊・去勢手術をした犬よりも骨が異常になる。 各種の骨の成長板はその成長を止める時期が異なっている。そのため、避妊・去勢手術をした時期によって、犬の体は不自然なプロポーションになり、関節の性能と長期耐久性に悪影響を与える可能性がある。避妊・去勢手術の時期が、ある骨の成長板はその成長が止まった後であったのに、他の骨の成長板はその成長が止まる以前であると、成長が止まった骨と成長が続いている骨が混在してしまうからだ。 避妊・去勢手術をすると、犬は頭蓋十字靭帯断裂症になるリスクが2倍に増える。おそらく、そのことは肥満になるリスクを増やすことに関係している。 5歳半以前に避妊・去勢手術をすると、5歳半以後に避妊・去勢手術をした犬に比較して、股関節が異常に形成されるリスクが70%増える。若い時に卵巣や睾丸を切除をした結果、骨の長さが増え、関節の形成に変化をもたらしている可能性がある。そのことは、股関節が異常にゆがめられて形成されているかどうかの診断に応用できるだろうと研究者たちは論じている。 犬種ごとの健康調査をエアデールについてした結果、避妊・去勢手術をした犬は、してない犬に比較して、いろんな筋骨の障害と同じように股関節形成不全に悩まされていることがわかった。しかしながら、股関節形成不全、または、筋骨障害であるという理由で避妊・去勢手術をされた可能性のある犬もいるように、困惑させられる事例もある。 股関節形成不全と診断された6ヶ月前に不妊手術をした犬は、避妊・去勢手術をしてない犬に比較して、股関節形成不全と診断された比率が1,5倍であることが他の研究結果でも明らかになっている。 避妊・去勢手術をしてない犬に比較して、避妊・去勢手術をした犬は膝頭の脱臼のリスクが3,1倍高いことが明らかになっている。1️⃣2️⃣ 老齢性認知症・老齢性記憶障害症候群 去勢手術をした雄犬と避妊手術をした雌犬は、不妊手術をしてない普通の犬に比較して、年老いた後に軽い認知症よりも重い認知症になるリスクが高い。 その老齢性認知症になるリスクを詳細に決めるために利用できるだけの十分な数の避妊手術をしてない老齢な雌犬はいなかった。 老齢性認知症の犬は、屋内や屋外で方向感覚を失ったり、家族の一員としての社会的な触れ合いが変化したり、屋内でのしつけが無駄になったり、寝起きのサイクルが変化したりする。 この調査研究結果は、テストステロンとエストロゲンが細胞レベルで神経を保護する役割を果たしているという最近の研究結果と同一線上にある。そのエストロゲンは女性のアルツハイマー病に予防的な役割を果たしている。 エストロゲンは避妊手術をしてない雌犬にも同じ保護的な役割を果たしていると研究者たちは推測している。しかし、残念ながら、避妊手術をしてない雌犬の数が少なすぎたので、今回の研究ではその推測を実証し、結論づけることは出来なかった。 ( 翻訳者 : ブログ「愛犬問題」開設者 : Paroowner ) 👩川柳 投票に行かぬ奴ほど愚痴を言う 👨🦱 関連随想集 避妊去勢有害無用論 性ホルモン欠落で諸病誘発!短命に!トップページへ ボクの頭をクリック ❣ 愛犬の正しい飼い方! 自然流で健康長寿! 獣医のワクチンや薬剤、避妊去勢は無用!
2021.10.25
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卵巣や睾丸は人も犬も女性ホルモンや男性ホルモンを分泌している大切な臓器だ。犬の避妊去勢手術は卵巣や睾丸を切除する。自然の摂理に反逆する蛮行だ。人の場合には絶対にしない不正無謀な手術だ。その臓器を切除された犬はホリモンバランスが狂っていろんな病気を発症する。 人の避妊やパイプカットと犬の避妊・去勢には本質的な違いがある。人の場合は、自然の摂理で授かった卵巣や睾丸は絶対に切除しない。卵巣や睾丸は心身共に健康に生きていく上で必須不可欠な臓器だからだ。卵巣や睾丸は、単に生殖機能だけを担っているのではない。女性ホルモンや男性ホルモンを分泌して、体全体のすべての機能と連携して重要な機能を果たしている。 人の場合は、卵巣や睾丸を切除しないので、女性ホルモンや男性ホルモンのバランスを壊していろんな病気になることはない。 ところが、犬の場合は、性ホルモンを分泌している臓器を切除してしまうので、🎯【ホルモン欠落症】になりやすくなる。避妊去勢手術をされた犬は、いきなり更年期障害の症状が出るだけでなく、肥満や癌、🎯【ホルモン失調症の皮膚病】などいろんな病気になりやすくなる。 アメリカは日本とは違い、愛玩動物の避妊・去勢の是非について、獣医大学で研究してその結果を公表している。その一つであるニュージャージー州立ラトガーズ大学の調査研究成果を全訳する。 まず、その学術論文の内容を簡潔に要約する。犬は避妊去勢手術により、骨肉腫や血管肉腫等の癌、甲状腺機能低下症、肥満、尿失禁その他いろんな疾病を誘発する。つまり、避妊去勢手術のメリットよりもデメリットの方が遙かに大きい。 犬の避妊・去勢による健康上の弊害と利点 長期年月の統計調査結果 原文 Long-Term Health Risks and Benefits Associated with Spay / Neuter in Dogs Laura J. Sanborn, M.S.(理学修士) May 14, 2007 要旨 獣医も愛犬家も犬に避妊・去勢手術をすべきかどうかについては深く考えるべきである。従来の考えでは、幼少期の犬に避妊・去勢手術をすると、弊害よりも利点のほうが大きいと言い伝えられてきた。避妊・去勢の可否に関する相反する証拠が蓄積された現在でも、従来の考えが今なお支配的である。 獣医学の学術論文50編以上を調査して、この論文で避妊・去勢手術が犬の健康に与える影響を明らかにした。犬は避妊・去勢手術により、骨肉腫、血管肉腫、甲状腺機能低下症、その他いろんな疾病を誘発するという調査結果は誰も否定することができない。犬の避妊・去勢の是非について、犬の健康と幸福の観点からは考えてないのは獣医も愛犬家も無責任である。ニュージャージー州立ラトガーズ大学 准教授 獣医学Chair(部門総括教授)Larry S. Katz PhD(博士) 概要 去勢のメリット1 睾丸ガンで死ぬ犬はごくわずかだが、そのリスクをなくする。 2 前立腺疾病の発病を低減する(ガンの場合は防止できない)。 3 肛門ろう菅症、肛門周辺フィステルのリスクを低減する。 去勢のデメリット1 1才未満で去勢手術をすると、骨のガンである骨肉腫のリスクが著しく増大する。 2 心臓の血管肉腫のリスクが増大する。 3 甲状腺機能低下症のリスクが、去勢しなかった場合に比較して、3倍になる。 4 加齢性認識機能障害のリスクが増大する。(つまり、早くぼける。) 5 肥満のリスクが3倍に増大する。6 前立腺ガンのリスクが4倍になる。 7 尿路ガンのリスクが2倍になる。 8 体形奇形のリスクが増大する。 9 ワクチンに対する拒絶反応(副作用)が増大する。 卵巣切除のメリット メス犬の避妊手術後の状況はオス犬の場合よりも複雑になる。 1 2才半以前に避妊手術をすると、乳腺腫瘍のリスクが大きく低減する。2 子宮蓄膿症のリスクがほとんどなくなる。 3 肛門周辺フィステルのリスクが低減する。 4 子宮や頚および卵巣のガンのリスクが低減する。 卵巣切除のデメリット 1 1才未満で卵巣を切除すると骨のガンである骨肉腫のリスクが著しく増大。 2 脾臓と心臓の血管肉腫のリスクが増大する。 3 甲状腺機能低下症のリスクが増大する。 4 肥満のリスクが増大する。 5 尿失禁をするようになる。 6 尿管の感染症が頻繁に再発するようになる。 7 外陰部の皮膚炎や膣の皮膚炎、膣炎のリスクが増大する。 特に、思春期前に避妊手術をした犬に多発。 8 尿路腫瘍のリスクが増大する。 9 体形の奇形のリスクが増大する。 10 ワクチンに対する拒絶反応(副作用)のリスクが増大する。 避妊・去勢手術の後遺症の各論1️⃣ 甲状腺機能低下症卵巣切除・去勢手術をした犬は、手術をしてない犬に比べて甲状腺機能低下症になるリスクが3倍になるという因果関係が明らかになった。研究者たちは、その因果関係を提示している。卵巣切除・去勢が甲状腺機能低下症に温和な直接的な影響を与えると言うことよりも、もっと重要なことは、卵巣切除・去勢と甲状腺機能低下症が共に性ホルモンの分泌に影響を与えることである。その性ホルモンは免疫システムに関与している。マウスの去勢が自己免疫性甲状腺炎を悪化させると言う事実は、犬の卵巣切除・去勢と甲状腺機能低下症の因果関係の証明に役立つだろう。 犬の甲状腺低下症は肥満、無気力、脱毛、および、生殖機能の異常をもたらす。 2️⃣ 骨肉腫(骨の癌) いろんな犬種の犬が骨肉腫になるリスク要因について調査研究したところ、避妊・去勢手術をした犬は雄雌共に、してない犬に比較して、骨肉腫に罹病するリスクが2倍になることが明らかになった。 犬種の一つであるロットワイラーが骨肉腫になるリスクが比較的に高いことはすでに研究されていた。同一犬種について歴代の犬を遡及的に調査研究した結果、若い時に避妊・去勢手術をした犬は骨肉腫になるリスクが高いことが明らかになった。言い換えると、年齢が増えてから避妊・去勢手術をした犬は、その加齢が増えるにつれてそのリスクが低下する。 1歳未満で避妊・去勢をしたロットワイラーは、してない犬に比較して、雄で3,8倍、雌で3,1倍の比率で骨肉腫に罹病しやすい。実際、1歳未満で避妊・去勢したロットワイラーは、骨肉腫に罹病するリスクが、雄で28,4%、雌で25,1%であった。 この結果は、いろんな犬種で早期に避妊・去勢した犬の研究結果とも一致している。即ち、不妊手術をした時の犬の年齢は骨肉腫の発病の恐れを評価するファクターとして扱えるという利点をもたらした研究結果と一致する。 これらの二つの研究で明らかになった結果を結びつけると、1歳未満で避妊・去勢をした犬は、骨肉腫のリスクが著しく増加するという論理的な結論に到達する。 性ホルモンは骨の構造の形成とその大きさの保持に関与していることは周知のことである。その上に、今回の研究で明らかになったことは、性ホルモンの影響を受ける時間と骨肉腫のリスクとの間には反比例の関係があるということである。 犬種のサイズが大きいほど、特に体重が大きいほど骨肉腫になるリスクは増加する。骨肉腫は中型犬種、大型犬種、超大型犬種では一般的な死因である。骨肉腫はゴールデン・レトリバーの場合、三番目に最も一般的な死因であり、さらに大きな犬種では、もっと普通の死亡原因である。 骨肉腫は発病後の経過が悪いことや多くの犬種で予後の悪さが頻繁に起こっていることを考慮すると、中型犬種、大型犬種、および、超大型犬種は幼犬時に避妊去勢をすると骨肉腫になって死亡するリスクが著しく増加する。 3️⃣ 前立腺癌 一般の人が入手できる犬の避妊・去勢に関する情報の多くは、不妊手術をすると、雄犬は前立腺癌になるリスクが減るとか無くなると(証拠もなく)言い張っている情報だ。人間の前立腺癌が男性ホルモンのテストステロンと関係があることを考慮すると、その言い分は納得し難い説とはいえない。 しかし、犬の場合、前立腺癌に関する証拠は、その言い分を支持してない。実際、最も強力な証拠はまさしく正反対のことを示している。 犬の不妊手術に関する免疫学的研究では長年いくつかの相反する研究結果が報告されている。つまり、去勢手術をした犬は前立腺癌が増えると言う研究と、逆に、低下するという研究がある。これらの研究を正しく評価するのはきわめて難しい。この文章は相反する研究結果があることを部分的に説明しているに過ぎない。 ごく最近、犬の世代を遡って調査した研究成果が二つ報告されている。その一つは、ヨーロッパで、もう一つは、アメリカで発表されている。この二つの研究で、去勢した雄犬は、してない犬よりも、前立腺癌になるリスクが4倍も高くなることが明らかになった。 これらの結果に基づいて、研究者たちは去勢手術と前立腺癌の発症との間には因果関係があると提示している。不妊手術が犬の前立腺癌の発症を引き起こすことはないが、発生した腫瘍の進行に関与していることを示している。この研究で、犬の前立腺癌のほとんどは精管内に発生し、ウロトロピン由来の癌であることがわかった。 去勢手術をしてない普通の犬に前立腺癌の発生が比較的に少ないことは睾丸ホルモンが前立腺癌の発生を事実上防止していることを示している。 この前立腺癌の問題は、将来を展望した正しい観点に立って判断すべきである。人の場合と違い、犬の前立腺癌は滅多にないことだからである。 犬の検死の調査結果で明らかになった犬の前立腺癌の発生率は0,6%以下と少ないことを考慮すると、不妊手術をすべきかどうかを決める時に、不妊手術を前立腺癌のリスク要因として重く考慮すべきかどうかの判断は難しい。犬種の一つであるブーヴィエデフランドルについて、不妊手術は前立腺癌のリスクを増加するという証拠があるに過ぎない。 データが少なすぎる。我々は他の犬種についても関心を持っている。 4️⃣ 肥満 避妊・去勢手術をした犬は、してない犬に比較して、太り気味、あるいは、肥満の傾向が強い。新陳代謝の変化が原因である。避妊手術をした雌犬は、してない雌犬に比較して、肥満になるリスクが2倍になることが一つの研究で明らかになった。 他の研究結果でも、不妊手術をした犬は、してない犬に比較して、雌で1,6倍、雄で3,0倍肥満の傾向があることが明らかになった。 更に、雌で1,2倍、雄で1,5倍太り気味の傾向があることがわかった。 イギリスの獣医団体が実施した調査研究によると、避妊去勢手術をした犬の21%が肥満であった。肥満、あるいは、太り気味であることは、犬の健康問題の主題になっている。 太り気味の犬はアドレナリン過剰症、甲状腺機能低下症、下部尿路疾患、口周縁部の疾患と診断される傾向がある。 肥満の犬は甲状腺機能低下症、糖尿病、膵臓炎、新生腫瘍と診断される傾向がある。5️⃣ ワクチンの副作用 犬のワクチンの副作用について世代を遡って一団の犬を調査研究した結果、犬のワクチンの副作用には、アレルギー反応、蕁麻疹(じんましん)、アナフィラキシー、心拍停止、心臓ショック、および、急死があることがわかった。 避妊した雌犬は、してない雌犬に比較して、副作用が30%以上多く、去勢手術をした雄は、してない雄に比較して、27%多いことがわかった。 犬自体の体内の能力として、性ホルモンはワクチンに対して免疫的に反応する役割を果たしている ことも含くめ、研究者たちは避妊・去勢手術とワクチンの副作用については因果関係を示すメカニズムがあると論じている。 愛玩犬種と小型犬種はワクチンの副作用について高いリスクがある。ボクサー、イングリシュ・ブルドック、ラサアプソ、ワイマラナー、アメリカ・エスキーモー犬、ゴールデン・レトリバー、バセットハウンド、ウェルシュ・ゴーギー、シベリアン・ハスキーグレート・デン、ラブラドール・レトリバー、ドーベルマン、アメリカン・ピット・ブル、および、秋田犬。 雑種の犬はリスクが低いことがわかった。そのことは、遺伝的な特異体質(混血がもたらす活力)によるものだろうと思っている。 (翻訳者の注釈アナフィラキシーとは注射薬剤やスズメバチの毒などによるアレルギー反応の悪の親玉みたいな反応。ショック死することが多い。)6️⃣ 精巣腫瘍・睾丸癌 精巣腫瘍の発症前に去勢手術をすると、当然、その後は精巣腫瘍の発病はない。精巣(睾丸)そのものが切除されてなくなっているからである。 ない臓器が発病するわけがない。 だから、この論文では、不妊手術をしてない犬の精巣腫瘍のリスクと比較して論ずる。 精巣腫瘍は、その発生率が7%であるので、一般的ではないとはいえない。しかしながら、精巣腫瘍は、その転移率が低いために病後の回復の見込みはきわめて良好である。 たとえば、Purdue大学がゴールデン・レトリバーについて犬種ごとの健康調査をした結果によると、精巣腫瘍による死亡はきわめて稀であった。その精巣腫瘍は、獣医師会が実施確認した犬の死亡原因調査報告書に記載されている犬の重大な死亡原因のリストには載ってない。 その調査対象になったゴールデン・レトリバーは40%が不妊手術をしてない雄犬であったことは注目すべきことである。しかも、精巣腫瘍の治療を受けたゴールデン・レトリバーの治癒率は90,9%であった。 このことは犬の精巣腫瘍の転移率が6~14%であると言う他の研究結果とも一致する。頻繁に発生する精巣腫瘍であっても、その治癒率は高いので、去勢手術をしてない雄犬が精巣腫瘍で死ぬ比率は1%以下であるといえる。 要約すると、犬は若い時に去勢手術をすべきだと言うのが獣医の最も一般的な言い分だが、犬は生涯を通じて精巣腫瘍に罹病するリスクはきわめて低いことを考慮すると、去勢すると雄犬の精巣腫瘍を防止できるというのは正当な理由だと認めるのは難しい。 睾丸が片方だけ、あるいは両方とも腹部に滞留したままで、所定の位置に下りてこない停留睾丸の場合は例外があるかもしれない。停留睾丸は13,6倍も腫瘍が発生しやすい上に、普通の身体検査では腫瘍を見つけることが難しい。7️⃣ 血管肉腫・癌血管肉腫は犬では普通に見られる癌である。犬種によっては主な死亡原因の一つである。例えば、サルーキ、フレンチブルドッグ、アイリッシュ・ウォータース・パニエル、フラッドコーティド・レトリーバー、ゴールデン・レトリーバー、ボクサー、アフガンハウンド、イングリッシュセッター、スコットランド・テリア、ボストンテリア、ブルドッグ、およびジャーマン・シェパード。 犬を年齢別に調査研究した結果、避妊手術をした雌犬は、してない雌犬に比較して、脾臓の血管肉腫が2,2倍多く発生していることがわかった。 心臓の血管肉腫に関して世代を遡って調査したところ、避妊手術をした雌犬は、してない犬に比較して、血管肉腫になるリスクの要因が5倍以上大きいことがわかった。また、去勢手術をした雄犬は、してない雄犬に比較して、1,6倍高いこともわかった。 その調査研究をした人たちは、性ホルモンは血管肉腫に対して防御的な効果があると論じている。特に雌犬ではその効果は顕著である。 血管肉腫が重要な死因である犬種の場合、犬の不妊手術をするかどうか決める時に、犬は不妊手術で血管肉腫になるリスクが大きくなることを考慮すべきである。8️⃣ 泌尿生殖器の障害 尿失禁は避妊手術をした雌犬に普通に見られる。その尿失禁は手術をして間もなくか、数年を待たずして見られるようになる。その尿失禁の発生率は避妊手術をしてない雌犬はわずか0,3%であるのに対し、手術をした雌犬は4~20%であることが調査研究で明らかになった。尿失禁は避妊手術と強くリンクしているので、一般に避妊性尿失禁と呼ばれている。尿失禁の生物学的なメカニズムは不明だが、尿道の括約筋によって引き起こされるものである。 すべてではないが、多くの尿失禁の犬は薬による治療が必要である。しかも、多くの場合、その治療は生涯続けることが必要になる。 世代を遡って犬を調査研究したところ、しつこく再発を繰り返す尿管(膀胱)の感染症が、避妊手術をした雌犬は、してない雌犬に比較して、3~4倍も高かった。 他の世代調査研究では、5歳半以前に避妊手術をした雌犬は、5歳半以後に避妊手術をした雌犬に比較して、尿管(膀胱)の感染症が2,76倍も多く発生していた。 避妊手術をした年齢により、犬は性器の外部に異常な兆候を現す。避妊手術をした雌犬は陰門が奇形になったり、膣の皮膚炎、膣炎、および、尿管(膀胱)の感染症を引き起こす。思春期以前に避妊手術をした雌犬は、このリスクが高い。9️⃣ 雌犬の生殖管の癌 子宮癌、子宮頸癌、および、卵巣癌 犬の子宮や子宮頸管の腫瘍はめったにない。犬の全腫瘍の丁度0,3%を構成していて少ない。避妊手術をすると、卵巣腫瘍のリスクを取り除くことは出来るが、そのリスクはわずか0,5%に過ぎない。避妊手術で生殖管の腫瘍のリスクを取り除くことは出来るが、そのリスクは相当低いので、避妊手術で子宮癌や子宮頸癌、卵巣癌のリスクを防止できるということは正当化できない。 1️⃣0️⃣ 泌尿器の癌 膀胱癌と尿道癌世代を遡って犬を年齢別に調査研究した結果、避妊・去勢をした犬は、してない犬に比較して、下部尿路腫瘍(膀胱または尿道)が2倍以上多く発生していたことがわかった。それらの腫瘍はほとんどの場合悪性であるが、頻繁には発生しない。犬の腫瘍の1%以下を占めているに過ぎない。だから、犬の避妊・去勢手術をすべきかどうかを決める時に、泌尿器の癌のリスクは重視すべきではない。 エアーデール、ビーグルとスコティシュ・テリアは泌尿器の癌になるリスクが高いが、一方、ジャーマン・シェパードはリスクの平均値よりも少ない。1️⃣1️⃣ 肢体障害・骨の異常形成 外科手術で卵巣を切除すると、犬の骨盤の骨である腸骨の再構築の速度が増す。そのことは、避妊手術をしたことにより、股関節が異常にゆがめられて作られること意味する。卵巣を切除すると、背骨の骨量が実質的に失われて少なくなることも明らかになった。 幼犬の時に避妊・去勢手術をすると、各種の骨の成長板がその成長を止める時期が遅くなる。成長をし続け骨の長さが著しく長くなる。そのため、避妊・去勢手術をしなかった犬や成犬になった後に避妊・去勢手術をした犬よりも骨が異常になる。 各種の骨の成長板はその成長を止める時期が異なっている。そのため、避妊・去勢手術をした時期によって、犬の体は不自然なプロポーションになり、関節の性能と長期耐久性に悪影響を与える可能性がある。避妊・去勢手術の時期が、ある骨の成長板はその成長が止まった後であったのに、他の骨の成長板はその成長が止まる以前であると、成長が止まった骨と成長が続いている骨が混在してしまうからだ。 避妊・去勢手術をすると、犬は頭蓋十字靭帯断裂症になるリスクが2倍に増える。おそらく、そのことは肥満になるリスクを増やすことに関係している。 5歳半以前に避妊・去勢手術をすると、5歳半以後に避妊・去勢手術をした犬に比較して、股関節が異常に形成されるリスクが70%増える。若い時に卵巣や睾丸を切除をした結果、骨の長さが増え、関節の形成に変化をもたらしている可能性がある。そのことは、股関節が異常にゆがめられて形成されているかどうかの診断に応用できるだろうと研究者たちは論じている。 犬種ごとの健康調査をエアデールについてした結果、避妊・去勢手術をした犬は、してない犬に比較して、いろんな筋骨の障害と同じように股関節形成不全に悩まされていることがわかった。しかしながら、股関節形成不全、または、筋骨障害であるという理由で避妊・去勢手術をされた可能性のある犬もいるように、困惑させられる事例もある。 股関節形成不全と診断された6ヶ月前に不妊手術をした犬は、避妊・去勢手術をしてない犬に比較して、股関節形成不全と診断された比率が1,5倍であることが他の研究結果でも明らかになっている。 避妊・去勢手術をしてない犬に比較して、避妊・去勢手術をした犬は膝頭の脱臼のリスクが3,1倍高いことが明らかになっている。1️⃣2️⃣ 老齢性認知症・老齢性記憶障害症候群 去勢手術をした雄犬と避妊手術をした雌犬は、不妊手術をしてない普通の犬に比較して、年老いた後に軽い認知症よりも重い認知症になるリスクが高い。 その老齢性認知症になるリスクを詳細に決めるために利用できるだけの十分な数の避妊手術をしてない老齢な雌犬はいなかった。 老齢性認知症の犬は、屋内や屋外で方向感覚を失ったり、家族の一員としての社会的な触れ合いが変化したり、屋内でのしつけが無駄になったり、寝起きのサイクルが変化したりする。 この調査研究結果は、テストステロンとエストロゲンが細胞レベルで神経を保護する役割を果たしているという最近の研究結果と同一線上にある。そのエストロゲンは女性のアルツハイマー病に予防的な役割を果たしている。 エストロゲンは避妊手術をしてない雌犬にも同じ保護的な役割を果たしていると研究者たちは推測している。しかし、残念ながら、避妊手術をしてない雌犬の数が少なすぎたので、今回の研究ではその推測を実証し、結論づけることは出来なかった。 ( 翻訳者 : ブログ「愛犬問題」開設者 : Paroowner ) 関連随想集 避妊去勢有害無用論 性ホルモン欠落で諸病誘発!短命に!トップページへ ボクの頭をクリック ❣ 愛犬の正しい飼い方! 自然流で健康長寿! 獣医のワクチンや薬剤、避妊去勢は無用!
2021.10.16
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人の避妊やパイプカットでは絶対に卵巣や睾丸は切除しない。ホルモンのバランスが壊れて心身ともに健康を害するからだ.犬の場合、肥満や癌などいろんな病気を誘発しやすくなる。なのに、日本でもアメリカでも避妊去勢手術が当たり前のように行われている。獣医が儲けるためだ。その他の理由は詭弁だ。こじつけだ。その悪習悪弊に警鐘を鳴らした歴史的価値のある論文を全文翻訳して紹介する。多くの愛犬家の皆さんの愛犬達の健康と長寿に貢献することになれば幸いだ。 Long-Term Health Risks and Benefits Associated with Spay / Neuter in Dogs 犬の避妊・去勢手術による長期間の健康上のリスクと利点Laura J. Sanborn, M.S.(理学修士) May 14, 2007 大意 獣医も愛犬家も犬に避妊・去勢手術をすべきかどうかについては深く考えるべきである。 従来の考えでは、幼少期の犬に避妊・去勢手術をすると、リスクよりもメリットのほうが大きいと言い伝えられてきた。避妊・去勢の可否に関する相反する証拠が蓄積された現在でも、従来の考えが今なお支配的である。 獣医学の学術論文50編以上を調査して、この論文で避妊・去勢手術が犬の健康に与える影響を明らかにした。 犬は避妊・去勢手術により、骨肉腫、血管肉腫、甲状腺機能低下症、その他いろんな疾病を誘発するという調査結果は誰も否定することができない。 犬の避妊・去勢の是非について、犬の健康と幸福の観点からは考えてないのは獣医も愛犬家も無責任である。 ニュージャージー州立ラトガーズ大学 准教授 獣医学Chair(部門総括教授) Larry S. Katz PhD(博士) 概要 去勢のメリット1 睾丸ガンで死ぬ犬はごくわずかだが、そのリスクをなくする。 2 前立腺疾病の発病を低減する(ガンの場合は防止できない)。 3 肛門ろう菅症、肛門周辺フィステルのリスクを低減する。 去勢のデメリット1 1才未満で去勢手術をすると、骨のガンである骨肉腫のリスクが著しく増大する。2 心臓の血管肉腫のリスクが増大する。 3 甲状腺機能低下症のリスクが、去勢しなかった場合に比較して、3倍になる。 4 加齢性認識機能障害のリスクが増大する。(つまり、早くぼける。) 5 肥満のリスクが3倍に増大する。6 前立腺ガンのリスクが4倍になる。 7 尿路ガンのリスクが2倍になる。 8 体形奇形のリスクが増大する。 9 ワクチンに対する拒絶反応(副作用)が増大する。 卵巣切除のメリット メス犬の避妊手術後の状況はオス犬の場合よりも複雑になる。1 2才半以前に避妊手術をすると、乳腺腫瘍のリスクが大きく低減する。2 子宮蓄膿症のリスクがほとんどなくなる。 3 肛門周辺フィステルのリスクが低減する。 4 子宮や頚および卵巣のガンのリスクが低減する。 卵巣切除のデメリット 1 1才未満で卵巣を切除すると骨のガンである骨肉腫のリスクが著しく増大。 2 脾臓と心臓の血管肉腫のリスクが増大する。 3 甲状腺機能低下症のリスクが増大する。 4 肥満のリスクが増大する。 5 尿失禁をするようになる。6 尿管の感染症が頻繁に再発するようになる。 7 外陰部の皮膚炎や膣の皮膚炎、膣炎のリスクが増大する。 特に、思春期前に避妊手術をした犬に多発。 8 尿路腫瘍のリスクが増大する。 9 体形の奇形のリスクが増大する。 10 ワクチンに対する拒絶反応(副作用)のリスクが増大する。 避妊・去勢手術の後遺症の各論 甲状腺機能低下症> 卵巣切除・去勢手術をした犬は、手術をしてない犬に比べて甲状腺機能低下症になるリスクが3倍になるという因果関係が明らかになった。 研究者たちは、その因果関係を提示している。卵巣切除・去勢が甲状腺機能低下症に温和な直接的な影響を与えると言うことよりも、もっと重要なことは、卵巣切除・去勢と甲状腺機能低下症が共に性ホルモンの分泌に影響を与えることである。その性ホルモンは免疫システムに関与している。マウスの去勢が自己免疫性甲状腺炎を悪化させると言う事実は、犬の卵巣切除・去勢と甲状腺機能低下症の因果関係の証明に役立つだろう。犬の甲状腺低下症は肥満、無気力、脱毛、および、生殖機能の異常をもたらす。 骨肉腫(骨の癌) いろんな犬種の犬が骨肉腫になるリスク要因について調査研究したところ、避妊・去勢手術をした犬は雄雌共に、してない犬に比較して、骨肉腫に罹病するリスクが2倍になることが明らかになった。 犬種の一つであるロットワイラーが骨肉腫になるリスクが比較的に高いことはすでに研究されていた。 同一犬種について歴代の犬を遡及的に調査研究した結果、若い時に避妊・去勢手術をした犬は骨肉腫になるリスクが高いことが明らかになった。言い換えると、年齢が増えてから避妊・去勢手術をした犬は、その加齢が増えるにつれてそのリスクが低下する。 1歳未満で避妊・去勢をしたロットワイラーは、してない犬に比較して、雄で3,8倍、雌で3,1倍の比率で骨肉腫に罹病しやすい。実際に、1歳未満で避妊・去勢したロットワイラーは、骨肉腫に罹病するリスクが、雄で28,4%、雌で25,1%であった。 この結果はいろんな犬種で早期に避妊去勢した犬の研究結果とも一致している。即ち、不妊手術をした時の犬の年齢は、骨肉腫の発病の恐れを評価するファクターとして扱えるという利点をもたらした。 これらの二つの研究で明らかになった結果を結びつけると、1歳未満で避妊・去勢をした犬は、骨肉腫のリスクが著しく増加するという論理的な結論に到達する。 性ホルモンは骨の構造の形成とその大きさの保持に関与していることは周知のことである。その上に、今回の研究で明らかになったことは、性ホルモンの影響を受ける時間と骨肉腫のリスクとの間には反比例の関係があるということである。 犬種のサイズが大きいほど、特に体重が大きいほど骨肉腫になるリスクは増加する。 骨肉腫は中型犬種、大型犬種、超大型犬種では一般的な死因である。 骨肉腫はゴールデン・レトリバーの場合、三番目に最も一般的な死因であり、さらに大きな犬種では、もっと普通の死亡原因である。 骨肉腫は発病後の経過が悪いことや多くの犬種で予後の悪さが頻繁に起こっていることを考慮すると、中型犬種、大型犬種、および、超大型犬種は幼犬時に避妊去勢手術をすると骨肉腫になって死亡するリスクが著しく増加する。 前立腺癌 一般の人が入手できる犬の避妊・去勢に関する情報の多くは、不妊手術をすると、雄犬は前立腺癌になるリスクが減るとか無くなると(証拠もなく)言い張っている情報だ。 人間の前立腺癌が男性ホルモンのテストステロンと関係があることを考慮すると、その言い分は納得し難い説とはいえない。 しかし、犬の場合、前立腺癌に関する証拠は、その言い分を支持してない。実際、最も強力な証拠はまさしく正反対のことを示している。 犬の不妊手術に関する免疫学的研究では長年いくつかの相反する研究結果が報告されている。つまり、去勢手術をした犬は前立腺癌が増えると言う研究と、逆に、低下するという研究がある。これらの研究を正しく評価するのはきわめて難しい。我々がまとめたこの論文の文章は、相反する研究結果があることを部分的に説明しているに過ぎない。 ごく最近、犬の世代を遡って調査した研究成果が二つ報告されている。その一つは、ヨーロッパで、もう一つは、アメリカで発表されている。この二つの研究で、去勢した雄犬は、してない犬よりも、前立腺癌になるリスクが4倍も高くなることが明らかになった。 これらの結果に基づいて、研究者たちは去勢手術と前立腺癌の発症との間には因果関係があると提示している。 不妊手術が犬の前立腺癌の発症を引き起こすことはないが、発生した腫瘍の進行に関与していることを示している。この研究で、犬の前立腺癌のほとんどは精管内に発生し、ウロトロピン由来の癌であることがわかった。 去勢手術をしてない普通の犬に前立腺癌の発生が比較的に少ないことは睾丸ホルモンが前立腺癌の発生を事実上防止していることを示している。または、前立腺の環境を変えることによって癌が発生しないように間接的に影響を与えているかも知れない。 この問題は将来を見通した上で正しいものの見方で判断すべきである。人の場合と違い、犬の前立腺癌は滅多にないことだからである。 犬の検死の調査結果で明らかになった犬の前立腺癌の発生率は0,6%以下と少ないことを考慮すると、不妊手術をすべきかどうかを決める時に、不妊手術を前立腺癌のリスク要因として重く考慮すべきかどうかの判断は難しい。 犬種の一つであるブーヴィエデフランドルについて、不妊手術は前立腺癌のリスクを増加するという証拠があるに過ぎない。 データはきわめて少ないが、我々は他の犬種についても関心を持っている。 肥満 避妊・去勢手術をした犬は、してない犬に比較して、太り気味、あるいは、肥満の傾向が強い。新陳代謝の変化が原因である。避妊手術をした雌犬は、してない雌犬に比較して、肥満になるリスクが2倍になることが一つの研究で明らかになった。 他の研究結果でも、不妊手術をした犬は、してない犬に比較して、雌で1,6倍、雄で3,0倍肥満の傾向があることが明らかになった。 更に、雌で1,2倍、雄で1,5倍太り気味の傾向があることがわかった。 イギリスの獣医団体が実施した調査研究によると、21%の犬が肥満であった。肥満、あるいは、太り気味であることは、犬の健康問題の主題になっている。 太り気味の犬はアドレナリン過剰症、甲状腺機能低下症、下部尿路疾患、口周縁部の疾患と診断される傾向がある。太り気味を超えて肥満になった犬は甲状腺機能低下症、糖尿病、膵臓炎、新生腫瘍と診断される傾向がある。 ワクチンの副作用 犬のワクチンの副作用について世代を遡って一団の犬を調査研究した。その副作用にはアレルギー反応、蕁麻疹(じんましん)、アナフィラキシー(注釈がある)、心拍停止、心臓ショック、および、急死があることがわかった。 避妊した雌犬は、してない雌犬に比較して、副作用が30%以上多く、去勢手術をした雄は、してない雄に比較して、27%多いことがわかった。 犬自体の体内の能力として、性ホルモンはワクチンに対して免疫的に反応する役割を果たしていることも含くめ、研究者たちは避妊・去勢手術とワクチンの副作用については因果関係を示すメカニズムがあると論じている。 なお、小型犬種ほどワクチンの副作用について高いリスクがある。 愛玩犬種ボクサー、イングリシュ・ブルドック、ラサアプソ、ワイマラナー、アメリカ・エスキーモー犬、ゴールデン・レトリバー、バセットハウンド、ウェルシュ・ゴーギー、シベリアン・ハスキーグレート・デン、ラブラドール・レトリバー、ドーベルマン、アメリカン・ピット・ブル 、および、秋田犬。 雑種の犬はリスクが低いことがわかった。そのことは、遺伝的な特異体質(混血がもたらす活力)によるものだろうと思っている。 翻訳者の注釈アナフィラキシーとは、注射薬剤やスズメバチの毒などによるアレルギー反応の悪の親玉みたいな反応。ショック死することが多い。 精巣腫瘍・睾丸癌 精巣腫瘍の発症前に去勢手術をすると、当然、その後は精巣腫瘍の発病はない。精巣(睾丸)そのものが切除されてなくなっているからである。切除して無くなってしまった臓器が発病するわけがない。だから、ここでは不妊手術をしてない犬の精巣腫瘍のリスクと比較して論ずる。 精巣腫瘍は、その発生率が7%であるので、普通の発生率である。しかし、精巣腫瘍はその転移率が低いために病後の回復はきわめて良好である。 たとえば、Purdue大学がゴールデン・レトリバーについて健康調査をした結果によると、精巣腫瘍による死亡はきわめて稀であった。その精巣腫瘍は、獣医師会が実施確認した犬の死亡原因調査報告書に記載されている犬の重大な死亡原因のリストには載ってない。 その調査対象になったゴールデン・レトリバーは40%が不妊手術をしてない雄犬であったことは注目すべきことである。しかも、精巣腫瘍の治療を受けたゴールデン・レトリバーの治癒率は90,9%であった。このことは犬の精巣腫瘍の転移率が6~14%であると言う他の研究結果とも一致する。つまり、頻繁に発生する精巣腫瘍であってもその治癒率は高い。だから、去勢をしてない雄犬が精巣腫瘍で死ぬ比率は1%以下であるといえる。 要約すると、犬は若い時に去勢手術をすべきだと言うのが獣医の最も一般的な言い分だが、犬は生涯を通じて精巣腫瘍に罹病するリスクはきわめて低いことを考慮すると、去勢すると雄犬の精巣腫瘍を防止できるというのは正当な理由だと認めるのは難しい。 睾丸が片方だけ、あるいは両方とも腹部に滞留したままで、所定の位置に下りてこない停留睾丸の場合は例外があるかもしれない。停留睾丸は13,6倍も腫瘍が発生しやすい上に、普通の身体検査では腫瘍を見つけることが難しい。 血管肉腫・癌 血管肉腫は犬では普通に見られる癌である。犬種によっては主な死亡原因の一つである。例えば、 サルーキ、フレンチブルドッグ、アイリッシュ・ウォータース・パニエル、フラッドコーティド・レトリーバー、ゴールデン・レトリーバー、ボクサー、アフガンハウンド、イングリッシュセッター、スコットランド・テリア、ボストンテリア、ブルドッグ、およびジャーマン・シェパード。 犬を年齢別に調査研究した結果、避妊手術をした雌犬は、してない雌犬に比較して、脾臓の血管肉腫が2,2倍多く発生していることがわかった。 心臓の血管肉腫に関して世代を遡って調査したところ、避妊手術をした雌犬は、してない犬に比較して、血管肉腫になるリスクの要因が5倍以上大きいことがわかった。また、去勢手術をした雄犬は、してない雄犬に比較して、1,6倍高いこともわかった。 その調査研究をした人たちは、性ホルモンは血管肉腫に対して防御的な効果があると論じている。特に雌犬ではその効果は顕著である。 血管肉腫が重要な死因である犬種の場合、犬の不妊手術をするかどうか決める時に、犬は不妊手術で血管肉腫になるリスクが大きくなることを考慮すべきである。 泌尿生殖器の障害 尿失禁は避妊手術をした雌犬に多い。その尿失禁は手術をして間もなくか、数年を待たずして見られるようになる。その尿失禁の発生率は、避妊手術をしてない雌犬はわずか0,3%であるのに対し、避妊手術をした雌犬は4~20%であることが調査研究で明らかになった。一般に避妊性尿失禁と呼ばれているように尿失禁は避妊手術と強くリンクしている。尿失禁の生物学的なメカニズムは不明だが、尿道の括約筋によって引き起こされるものである。 多くの(すべてではない)の尿失禁の犬は薬による治療が必要である。しかも、多くの場合、その治療は生涯続けることが必要になる。 世代を遡って犬を調査研究したところ、しつこく再発を繰り返す尿管(膀胱)の感染症が、避妊手術をした雌犬は、してない雌犬に比較して3~4倍も高かった。 他の世代調査研究では、5歳半以前に避妊手術をした雌犬は、5歳半以後に避妊手術をした雌犬に比較して、尿管(膀胱)の感染症が2,76倍も多く発生していた。 避妊手術をした年齢により、犬は性器の外部に異常な兆候を現す。避妊手術をした雌犬は陰門が奇形になったり、膣の皮膚炎、膣炎、および、尿管(膀胱)の感染症を引き起こす。思春期以前に避妊手術をした雌犬は、このリスクが高い。 雌犬の生殖管の癌 子宮癌、子宮頸癌、および、卵巣癌 犬の子宮や子宮頸管の腫瘍はめったにない。全腫瘍のわずか0,3%である。手術で卵巣腫瘍のリスクを取り除けるが、そのリスクはわずか0,5%である。避妊手術で生殖管の腫瘍のリスクを取り除けるが、そのリスクは相当低い。だから、避妊手術で子宮癌や子宮頸癌、卵巣癌のリスクを防止できるということは正当化できない。 泌尿器の癌 膀胱癌と尿道癌 世代を遡って犬を年齢別に調査研究した結果、避妊・去勢をした犬は、してない犬に比較して、下部尿路腫瘍(膀胱または尿道)が2倍以上多く発生していたことがわかった。それらの腫瘍はほとんどの場合悪性であるが、頻繁には発生しない。犬の腫瘍の1%以下を占めているに過ぎない。だから、犬の避妊・去勢手術をすべきかどうかを決める時には泌尿器の癌のリスクは重視しないほうが良い。エアーデール、ビーグルとスコティシュ・テリアは泌尿器の癌になるリスクが高いが、一方、ジャーマン・シェパードはリスクの平均値よりも少ない。 肢体障害・骨の異常形成 外科手術で卵巣を切除すると、犬の骨盤の骨である腸骨の再構築の速度が増す。そのことは、避妊手術をしたことにより股関節が異常にゆがめられて作られること意味する。卵巣を切除すると、背骨の骨量が実質的に失われて少なくなることも明らかになった。 幼犬の時に避妊・去勢手術をすると、各種の骨の成長板がその成長を止める時期が遅くなる。成長をし続け骨の長さが著しく長くなる。そのため、避妊・去勢手術をしなかった犬や成犬になった後に避妊・去勢手術をした犬よりも骨が異常になる。 各種の骨の成長板はその成長を止める時期が異なっている。そのため、避妊・去勢手術をした時期によって、犬の体は不自然なプロポーションになり、関節の性能と長期耐久性に悪影響を与える可能性がある。その理由は、避妊・去勢手術の時期が、ある骨の成長板はその成長が止まった後であったのに、他の骨の成長板はその成長が止まる以前であると、成長が止まった骨と成長が続いている骨が混在してしまうからだ。 避妊・去勢手術をすると、犬は頭蓋十字靭帯断裂症になるリスクが2倍に増える。おそらく、そのことは肥満になるリスクを増やすことに関係している。 5歳半以前に避妊・去勢手術をすると、5歳半以後に避妊・去勢手術をした犬に比較して、股関節が異常に形成されるリスクが70%増える。 若い時に卵巣や睾丸を切除をした結果、骨の長さが増え、関節の形成に変化をもたらしている可能性がある。そのことは、股関節が異常にゆがめられて形成されているかどうかの診断に応用できるだろうと研究者たちは論じている。 犬種ごとの健康調査をエアデールについてした結果、避妊・去勢手術をした犬は、してない犬に比較して、いろんな筋骨の障害と同じように股関節形成不全に悩まされていることがわかった。しかしながら、股関節形成不全、または、筋骨障害であるという理由で避妊・去勢手術をされた可能性のある犬もいるように、困惑させられる事例もある。 避妊・去勢手術をした6ヶ月後に股関節形成不全と診断された犬は、避妊・去勢手術をしてない犬に比較して、股関節形成不全と診断された比率が1,5倍であることが他の研究結果でも明らかになっている。 避妊・去勢手術をしてない犬に比較して、避妊・去勢手術をした犬は膝頭の脱臼のリスクが3,1倍高いことが明らかになっている。 老齢性認知症・老齢性記憶障害症候群 不妊手術をした雄犬も雌犬も不妊手術をしてない普通の犬に比較して、年老いた後に軽い認知症よりも重い認知症になるリスクが高い。 その老齢性認知症になるリスクを詳細に決めるために利用できるだけの十分な数の避妊手術をしてない老齢な雌犬はいなかった。 老齢性認知症の犬は、屋内や屋外で方向感覚を失ったり、家族の一員としての社会的な触れ合いが変化したり、屋内でのしつけが無駄になったり、寝起きのサイクルが変化したりする。 この調査研究結果は、テストステロンとエストロゲンが細胞レベルで神経を保護する役割を果たしているという最近の研究結果と同一線上にある。そのエストロゲンは女性のアルツハイマー病に予防的な役割を果たしている。 エストロゲンは避妊手術をしてない雌犬にも同じ保護的な役割を果たしていると研究者たちは推測している。しかし、残念ながら、避妊手術をしてない雌犬の数が少なすぎたので、今回の研究ではその推測を実証し、結論づけることは出来なかった。 翻訳者 : ブログ「愛犬問題」開設者 : Paroowner#犬 #避妊 #去勢 #手術 #デメリット #メリット #アメリカ #論文 #翻訳
2020.10.10
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昔は保健所で犬の里親募集をしていた。しかし、実際は保健所に屯している獣医が避妊去勢手術やワクチン接種などを強要して儲けていた。だから、里親になる人が少なかった。その状況を改善する方法としてブログ「愛犬問題」の随想に次のことを書いた。8年前だ。「保健所に収容されている犬猫は無料で引き取ったものだ。だから、無料で里親に出せば多くの犬猫が愛犬家や愛猫家に引き取ってもらい、殺処分から救われる。」 現在は保健所の犬猫は無料で譲渡される仕組みに変更されている。「無料譲渡」を提唱した者として喜べるかと言うと、そうではない。里親制度の実態は昔と変わってない。悪政の利権団体がしっかりと根を張っている。と言うのは、無料譲渡を受けられるのは一般の愛犬家の国民ではない。認可里親法人と言う奇妙な資格を持っている民間団体だけが“ただ”で譲り受けることができる仕組みになっている。 その民間団体が保健所の多くの犬の中から良い犬だけを選んで無料譲渡を受けうことができる。その“ただ”で譲り受けた犬を一般の愛犬家には有償で譲渡している。昔の里親制度の悪政の仕組みがそのまま受け継げられている。 その民間団体の里親への譲渡条件は大別して二つだ。譲渡する犬には避妊去勢手術が必須条件だ。里親になる人には寄付が絶対条件だ。何度も寄付を強要するために契約書に押印させる怖い団体もある。 その他には狂犬病ワクチンや混合ワクチンの接種、フィラリア薬、ノミ・ダニ駆除剤などが強要されることも多い。 まとめて言うと、里親になるには最低でも数万円の出費は必要だ。保健所の犬は「ただ」でもらえると思っている人にはがっかりな仕組みだ。 私なら、認可里親法人の犬は絶対に引き取らない。金銭の問題ではない。犬の健康と飼い主の幸せの問題だ。その理由を避妊去勢手術に絞って詳述する。避妊去勢手術は犬を不幸にする白衣の天敵の蛮行だ。😜 その記述の前に余談として書き加えると、個人的な同情心や慈善心では世の中の多くの不幸な犬を救うことは不可能だ。一時的な慈善の自己満足的な行動は、その後に愛犬が難病になるなどして飼い主を痛い目に遭わす原因になることも多い。ブログ「愛犬問題」にはそのような投稿が多い。夏目漱石に言わせると、「情に竿させば流される」だ。保護犬を引き受けるのは犬を捨てる悪者や慈善の名目で儲けている偽善団体の悪行に手を貸すことと同じだ。殺処分される犬の数を減らすことにはつながらない。悪が栄えるだけだ。殺処分犬の総数を減らすには捨て犬防止法やブリーダーの頭数制限法などの制定や強化が不可欠だ。📕川柳 捨て犬を 偽善団体 食い物に! 🐕📗川柳 保護犬に 避妊ワクチン! 虐待だ! 🐶 避妊去勢手術をすると、犬は次のような病気になりやすくなるのはアメリカやイギリスなどの英語圏では広く知られている。その英文の学術論文の全文をブログ「愛犬問題」の開設者のParoownerが翻訳して公表してある。その全訳文は後段ある。ものすごい長文の学術論文の翻訳文だ。先ず初めに項目だけを紹介する。 去勢のデメリット1 1才未満で去勢すると、骨のガンである骨肉腫のリスクが著しく増大する。2 心臓の血管肉腫のリスクが増大する。3 甲状腺機能低下症のリスクが、去勢しなかった場合に比較して、3倍になる。4 加齢性認識機能障害のリスクが増大する。(つまり、早くぼける。)5 肥満のリスクが3倍に増大する。6 前立腺ガンのリスクが4倍になる。7 尿路ガンのリスクが2倍になる。8 体形奇形のリスクが増大する。9 ワクチンに対する拒絶反応(副作用)が増大する。 卵巣切除のデメリット1 1才未満の卵巣切除で骨のガンである骨肉腫のリスクが著しく増大する。2 脾臓と心臓の血管肉腫のリスクが増大する。3 甲状腺機能低下症のリスクが増大する。4 肥満のリスクが増大する。5 尿失禁をするようになる。6 尿管の感染症が頻繁に再発するようになる。7 外陰部の皮膚炎や膣の皮膚炎、膣炎のリスクが増大する。8 尿路腫瘍のリスクが増大する。9 体形奇形のリスクが増大する。10 ワクチンに対する拒絶反応(副作用)のリスクが増大する。 避妊去勢手術のデメリットのまとめ犬は避妊去勢手術をすると上記の病気になりやすい体質になり、短命になる。卵巣や睾丸は単に子供を産むためだけにある臓器ではない。卵巣は女性ホルモンを、睾丸は男性ホルモンを分泌している。 その性ホルモンは犬の体内で分泌されるいろんなホルモンと一緒になって協力して犬の体内のいろんな機能を円滑にする役目を果たしている。だから、避妊去勢手術が原因でその性ホルモンが分泌されなくなると、犬の体内のホルモンのバランスが壊れて犬は上記のようにいろんな病気になりやすい体質になる。医学の常識だ。 人も犬も含め、すべての生き物の臓器は必要だから存在するのだ。すべての動物は何十万年の進化の過程で不要な臓器は退化させ、必要な臓器だけを進化させてきた。人や犬の卵巣や睾丸も必要だからあるのだ。つまり、卵巣や睾丸は自然界の神から授かった臓器だ。人間の身勝手な都合で切除することは自然界の神への冒涜だ。学識教養がない上に金儲けに狂奔している金の亡者の自然界の摂理への反逆だ。 留意すべきことは人の避妊手術やパイプカットと犬の避妊去勢手術とは全く違うということだ。雲泥の差がある。人の場合は、卵子や精子が通過する卵管や精管を結紮(けっさつ)するだけだ。つまり、縛って塞いでしまうだけだ。だから、性ホルモンは正常に分泌される。健康上の影響はない。 しかし、犬の避妊去勢手術は卵巣や睾丸を切除する。野蛮な悪魔の手術だ。だから、性ホルモンは分泌がなくなる。そのためにホルモンバランスが狂って、いろんな病気になりやすくなる。詳細は次の随想にある。🎯犬の避妊は卵巣切除、人は卵管を縛るだけ! 犬はホルモンがなくなり卵巣欠落症になる! 🎯去勢の睾丸切除手術で犬は心身共に病気に! 睾丸ホルモン欠落症の皮膚病で脱毛! 獣医という職業人は、避妊去勢手術とその弊害の事実を理解してない無能の輩か、あるいは、その事実を隠蔽している詐欺根性の輩だ。いずれにしろ、まともな職業人ではない。避妊去勢手術は白衣の悪魔の動物虐待行為だ米国獣医大学の避妊去勢手術有害論の全訳文 2007年公表原文 Long-Term Health Risks and Benefits Associated with Spay / Neuter in Dogs 犬の避妊・去勢による健康上のリスクと利点 長期観点から統計調査Laura J. Sanborn, M.S.(理学修士) May 14, 2007 大意 獣医も愛犬家も犬に避妊・去勢手術をすべきかどうかについては深く考えるべきである。 従来の考えでは、幼少期の犬に避妊・去勢手術をすると、リスクよりもメリットのほうが大きいと言い伝えられてきた。避妊・去勢の可否に関する相反する証拠が蓄積された現在でも、従来の考えが今なお支配的である。 獣医学の学術論文50編以上を調査して、この論文で避妊・去勢手術が犬の健康に与える影響を明らかにした。 犬は避妊・去勢手術により、骨肉腫、血管肉腫、甲状腺機能低下症、その他いろんな疾病を誘発するという調査結果は誰も否定することができない。 犬の避妊・去勢の是非について、犬の健康と幸福の観点からは考えてないのは獣医も愛犬家も無責任である。 ニュージャージー州立ラトガーズ大学 准教授 獣医学Chair(部門総括教授) Larry S. Katz PhD(博士) 概要 去勢のメリット1 睾丸ガンで死ぬ犬はごくわずかだが、そのリスクをなくする。 2 前立腺疾病の発病を低減する(ガンの場合は防止できない)。3 肛門ろう菅症、肛門周辺フィステルのリスクを低減する。 去勢のデメリット1 1才未満で去勢手術をすると、骨のガンである骨肉腫のリスクが著しく増大する。2 心臓の血管肉腫のリスクが増大する。3 甲状腺機能低下症のリスクが、去勢しなかった場合に比較して、3倍になる。4 加齢性認識機能障害のリスクが増大する。(つまり、早くぼける。)5 肥満のリスクが3倍に増大する。6 前立腺ガンのリスクが4倍になる。7 尿路ガンのリスクが2倍になる。8 体形奇形のリスクが増大する。9 ワクチンに対する拒絶反応(副作用)が増大する。 卵巣切除のメリット メス犬の避妊手術後の状況はオス犬の場合よりも複雑になる。1 2才半以前に避妊手術をすると、乳腺腫瘍のリスクが大きく低減する。2 子宮蓄膿症のリスクがほとんどなくなる。3 肛門周辺フィステルのリスクが低減する。4 子宮や頚および卵巣のガンのリスクが低減する。 卵巣切除のデメリット1 1才未満で卵巣を切除すると骨のガンである骨肉腫のリスクが著しく増大。2 脾臓と心臓の血管肉腫のリスクが増大する。3 甲状腺機能低下症のリスクが増大する。4 肥満のリスクが増大する。5 尿失禁をするようになる。6 尿管の感染症が頻繁に再発するようになる。7 外陰部の皮膚炎や膣の皮膚炎、膣炎のリスクが増大する。 特に、思春期前に避妊手術をした犬に多発。8 尿路腫瘍のリスクが増大する。9 体形の奇形のリスクが増大する。10 ワクチンに対する拒絶反応(副作用)のリスクが増大する。 避妊・去勢手術の後遺症の各論 甲状腺機能低下症卵巣切除・去勢手術をした犬は、手術をしてない犬に比べて甲状腺機能低下症になるリスクが3倍になるという因果関係が明らかになった。研究者たちは、その因果関係を提示している。卵巣切除・去勢が甲状腺機能低下症に温和な直接的な影響を与えると言うことよりも、もっと重要なことは、卵巣切除・去勢と甲状腺機能低下症が共に性ホルモンの分泌に影響を与えることである。その性ホルモンは免疫システムに関与している。マウスの去勢が自己免疫性甲状腺炎を悪化させると言う事実は、犬の卵巣切除・去勢と甲状腺機能低下症の因果関係の証明に役立つだろう。犬の甲状腺低下症は肥満、無気力、脱毛、および、生殖機能の異常をもたらす。 骨肉腫(骨の癌) いろんな犬種の犬が骨肉腫になるリスク要因について調査研究したところ、避妊・去勢手術をした犬は雄雌共に、してない犬に比較して、骨肉腫に罹病するリスクが2倍になることが明らかになった。 犬種の一つであるロットワイラーが骨肉腫になるリスクが比較的に高いことはすでに研究されていた。 同一犬種について歴代の犬を遡及的に調査研究した結果、若い時に避妊・去勢手術をした犬は骨肉腫になるリスクが高いことが明らかになった。言い換えると、年齢が増えてから避妊・去勢手術をした犬は、その加齢が増えるにつれてそのリスクが低下する。 1歳未満で避妊・去勢をしたロットワイラーは、してない犬に比較して、雄で3,8倍、雌で3,1倍の比率で骨肉腫に罹病しやすい。実際に、1歳未満で避妊・去勢したロットワイラーは、骨肉腫に罹病するリスクが、雄で28,4%、雌で25,1%であった。 この結果はいろんな犬種で早期に避妊去勢した犬の研究結果とも一致している。即ち、不妊手術をした時の犬の年齢は、骨肉腫の発病の恐れを評価するファクターとして扱えるという利点をもたらした。 これらの二つの研究で明らかになった結果を結びつけると、1歳未満で避妊・去勢をした犬は、骨肉腫のリスクが著しく増加するという論理的な結論に到達する。 性ホルモンは骨の構造の形成とその大きさの保持に関与していることは周知のことである。その上に、今回の研究で明らかになったことは、性ホルモンの影響を受ける時間と骨肉腫のリスクとの間には反比例の関係があるということである。 犬種のサイズが大きいほど、特に体重が大きいほど骨肉腫になるリスクは増加する。 骨肉腫は中型犬種、大型犬種、超大型犬種では一般的な死因である。 骨肉腫はゴールデン・レトリバーの場合、三番目に最も一般的な死因であり、さらに大きな犬種では、もっと普通の死亡原因である。 骨肉腫は発病後の経過が悪いことや多くの犬種で予後の悪さが頻繁に起こっていることを考慮すると、中型犬種、大型犬種、および、超大型犬種は幼犬時に避妊去勢手術をすると骨肉腫になって死亡するリスクが著しく増加する。 前立腺癌 一般の人が入手できる犬の避妊・去勢に関する情報の多くは、不妊手術をすると、雄犬は前立腺癌になるリスクが減るとか無くなると(証拠もなく)言い張っている情報だ。 人間の前立腺癌が男性ホルモンのテストステロンと関係があることを考慮すると、その言い分は納得し難い説とはいえない。しかし、犬の場合、前立腺癌に関する証拠は、その言い分を支持してない。実際、最も強力な証拠はまさしく正反対のことを示している。 犬の不妊手術に関する免疫学的研究では長年いくつかの相反する研究結果が報告されている。つまり、去勢手術をした犬は前立腺癌が増えると言う研究と、逆に、低下するという研究がある。これらの研究を正しく評価するのはきわめて難しい。我々がまとめたこの論文の文章は、相反する研究結果があることを部分的に説明しているに過ぎない。 ごく最近、犬の世代を遡って調査した研究成果が二つ報告されている。その一つは、ヨーロッパで、もう一つは、アメリカで発表されている。この二つの研究で、去勢した雄犬は、してない犬よりも、前立腺癌になるリスクが4倍も高くなることが明らかになった。 これらの結果に基づいて、研究者たちは去勢手術と前立腺癌の発症との間には因果関係があると提示している。 不妊手術が犬の前立腺癌の発症を引き起こすことはないが、発生した腫瘍の進行に関与していることを示している。この研究で、犬の前立腺癌のほとんどは精管内に発生し、ウロトロピン由来の癌であることがわかった。 去勢手術をしてない普通の犬に前立腺癌の発生が比較的に少ないことは睾丸ホルモンが前立腺癌の発生を事実上防止していることを示している。または、前立腺の環境を変えることによって癌が発生しないように間接的に影響を与えているかも知れない。 この問題は将来を見通した上で正しいものの見方で判断すべきである。人の場合と違い、犬の前立腺癌は滅多にないことだからである。 犬の検死の調査結果で明らかになった犬の前立腺癌の発生率は0,6%以下と少ないことを考慮すると、不妊手術をすべきかどうかを決める時に、不妊手術を前立腺癌のリスク要因として重く考慮すべきかどうかの判断は難しい。 犬種の一つであるブーヴィエデフランドルについて、不妊手術は前立腺癌のリスクを増加するという証拠があるに過ぎない。 データはきわめて少ないが、我々は他の犬種についても関心を持っている。 肥満 避妊・去勢手術をした犬は、してない犬に比較して、太り気味、あるいは、肥満の傾向が強い。新陳代謝の変化が原因である。避妊手術をした雌犬は、してない雌犬に比較して、肥満になるリスクが2倍になることが一つの研究で明らかになった。 他の研究結果でも、不妊手術をした犬は、してない犬に比較して、雌で1,6倍、雄で3,0倍肥満の傾向があることが明らかになった。 更に、雌で1,2倍、雄で1,5倍太り気味の傾向があることがわかった。 イギリスの獣医団体が実施した調査研究によると、21%の犬が肥満であった。肥満、あるいは、太り気味であることは、犬の健康問題の主題になっている。 太り気味の犬はアドレナリン過剰症、甲状腺機能低下症、下部尿路疾患、口周縁部の疾患と診断される傾向がある。太り気味を超えて肥満になった犬は甲状腺機能低下症、糖尿病、膵臓炎、新生腫瘍と診断される傾向がある。 ワクチンの副作用 犬のワクチンの副作用について世代を遡って一団の犬を調査研究した。その副作用にはアレルギー反応、蕁麻疹(じんましん)、アナフィラキシー(注釈がある)、心拍停止、心臓ショック、および、急死があることがわかった。 避妊した雌犬は、してない雌犬に比較して、副作用が30%以上多く、去勢手術をした雄は、してない雄に比較して、27%多いことがわかった。 犬自体の体内の能力として、性ホルモンはワクチンに対して免疫的に反応する役割を果たしていることも含くめ、研究者たちは避妊・去勢手術とワクチンの副作用については因果関係を示すメカニズムがあると論じている。 なお、小型犬種ほどワクチンの副作用について高いリスクがある。 愛玩犬種ボクサー、イングリシュ・ブルドック、ラサアプソ、ワイマラナー、アメリカ・エスキーモー犬、ゴールデン・レトリバー、バセットハウンド、ウェルシュ・ゴーギー、シベリアン・ハスキーグレート・デン、ラブラドール・レトリバー、ドーベルマン、アメリカン・ピット・ブル 、および、秋田犬。 雑種の犬はリスクが低いことがわかった。そのことは、遺伝的な特異体質(混血がもたらす活力)によるものだろうと思っている。 翻訳者の注釈アナフィラキシーとは、注射薬剤やスズメバチの毒などによるアレルギー反応の悪の親玉みたいな反応。ショック死することが多い。 精巣腫瘍・睾丸癌 精巣腫瘍の発症前に去勢手術をすると、当然、その後は精巣腫瘍の発病はない。精巣(睾丸)そのものが切除されてなくなっているからである。切除して無くなってしまった臓器が発病するわけがない。だから、ここでは不妊手術をしてない犬の精巣腫瘍のリスクと比較して論ずる。 精巣腫瘍は、その発生率が7%であるので、普通の発生率である。しかし、精巣腫瘍はその転移率が低いために病後の回復はきわめて良好である。 たとえば、Purdue大学がゴールデン・レトリバーについて健康調査をした結果によると、精巣腫瘍による死亡はきわめて稀であった。その精巣腫瘍は、獣医師会が実施確認した犬の死亡原因調査報告書に記載されている犬の重大な死亡原因のリストには載ってない。 その調査対象になったゴールデン・レトリバーは40%が不妊手術をしてない雄犬であったことは注目すべきことである。しかも、精巣腫瘍の治療を受けたゴールデン・レトリバーの治癒率は90,9%であった。このことは犬の精巣腫瘍の転移率が6~14%であると言う他の研究結果とも一致する。つまり、頻繁に発生する精巣腫瘍であってもその治癒率は高い。だから、去勢をしてない雄犬が精巣腫瘍で死ぬ比率は1%以下であるといえる。 要約すると、犬は若い時に去勢手術をすべきだと言うのが獣医の最も一般的な言い分だが、犬は生涯を通じて精巣腫瘍に罹病するリスクはきわめて低いことを考慮すると、去勢すると雄犬の精巣腫瘍を防止できるというのは正当な理由だと認めるのは難しい。 睾丸が片方だけ、あるいは両方とも腹部に滞留したままで、所定の位置に下りてこない停留睾丸の場合は例外があるかもしれない。停留睾丸は13,6倍も腫瘍が発生しやすい上に、普通の身体検査では腫瘍を見つけることが難しい。 血管肉腫・癌 血管肉腫は犬では普通に見られる癌である。犬種によっては主な死亡原因の一つである。例えば、サルーキ、フレンチブルドッグ、アイリッシュ・ウォータース・パニエル、フラッドコーティド・レトリーバー、ゴールデン・レトリーバー、ボクサー、アフガンハウンド、イングリッシュセッター、スコットランド・テリア、ボストンテリア、ブルドッグ、およびジャーマン・シェパード。 犬を年齢別に調査研究した結果、避妊手術をした雌犬は、してない雌犬に比較して、脾臓の血管肉腫が2,2倍多く発生していることがわかった。 心臓の血管肉腫に関して世代を遡って調査したところ、避妊手術をした雌犬は、してない犬に比較して、血管肉腫になるリスクの要因が5倍以上大きいことがわかった。また、去勢手術をした雄犬は、してない雄犬に比較して、1,6倍高いこともわかった。 その調査研究をした人たちは、性ホルモンは血管肉腫に対して防御的な効果があると論じている。特に雌犬ではその効果は顕著である。 血管肉腫が重要な死因である犬種の場合、犬の不妊手術をするかどうか決める時に、犬は不妊手術で血管肉腫になるリスクが大きくなることを考慮すべきである。 泌尿生殖器の障害 尿失禁は避妊手術をした雌犬に多い。その尿失禁は手術をして間もなくか、数年を待たずして見られるようになる。その尿失禁の発生率は、避妊手術をしてない雌犬はわずか0,3%であるのに対し、避妊手術をした雌犬は4~20%であることが調査研究で明らかになった。一般に避妊性尿失禁と呼ばれているように尿失禁は避妊手術と強くリンクしている。尿失禁の生物学的なメカニズムは不明だが、尿道の括約筋によって引き起こされるものである。 多くの(すべてではない)の尿失禁の犬は薬による治療が必要である。しかも、多くの場合、その治療は生涯続けることが必要になる。 世代を遡って犬を調査研究したところ、しつこく再発を繰り返す尿管(膀胱)の感染症が、避妊手術をした雌犬は、してない雌犬に比較して3~4倍も高かった。 他の世代調査研究では、5歳半以前に避妊手術をした雌犬は、5歳半以後に避妊手術をした雌犬に比較して、尿管(膀胱)の感染症が2,76倍も多く発生していた。 避妊手術をした年齢により、犬は性器の外部に異常な兆候を現す。避妊手術をした雌犬は陰門が奇形になったり、膣の皮膚炎、膣炎、および、尿管(膀胱)の感染症を引き起こす。思春期以前に避妊手術をした雌犬は、このリスクが高い。 雌犬の生殖管の癌 子宮癌、子宮頸癌、および、卵巣癌犬の子宮や子宮頸管の腫瘍はめったにない。全腫瘍のわずか0,3%である。手術で卵巣腫瘍のリスクを取り除けるが、そのリスクはわずか0,5%である。避妊手術で生殖管の腫瘍のリスクを取り除けるが、そのリスクは相当低い。だから、避妊手術で子宮癌や子宮頸癌、卵巣癌のリスクを防止できるということは正当化できない。 泌尿器の癌 膀胱癌と尿道癌 世代を遡って犬を年齢別に調査研究した結果、避妊・去勢をした犬は、してない犬に比較して、下部尿路腫瘍(膀胱または尿道)が2倍以上多く発生していたことがわかった。それらの腫瘍はほとんどの場合悪性であるが、頻繁には発生しない。犬の腫瘍の1%以下を占めているに過ぎない。だから、犬の避妊・去勢手術をすべきかどうかを決める時には泌尿器の癌のリスクは重視しないほうが良い。エアーデール、ビーグルとスコティシュ・テリアは泌尿器の癌になるリスクが高いが、一方、ジャーマン・シェパードはリスクの平均値よりも少ない。 肢体障害・骨の異常形成 外科手術で卵巣を切除すると、犬の骨盤の骨である腸骨の再構築の速度が増す。そのことは、避妊手術をしたことにより股関節が異常にゆがめられて作られること意味する。卵巣を切除すると、背骨の骨量が実質的に失われて少なくなることも明らかになった。 幼犬の時に避妊・去勢手術をすると、各種の骨の成長板がその成長を止める時期が遅くなる。成長をし続け骨の長さが著しく長くなる。そのため、避妊・去勢手術をしなかった犬や成犬になった後に避妊・去勢手術をした犬よりも骨が異常になる。 各種の骨の成長板はその成長を止める時期が異なっている。そのため、避妊・去勢手術をした時期によって、犬の体は不自然なプロポーションになり、関節の性能と長期耐久性に悪影響を与える可能性がある。その理由は、避妊・去勢手術の時期が、ある骨の成長板はその成長が止まった後であったのに、他の骨の成長板はその成長が止まる以前であると、成長が止まった骨と成長が続いている骨が混在してしまうからだ。 避妊・去勢手術をすると、犬は頭蓋十字靭帯断裂症になるリスクが2倍に増える。おそらく、そのことは肥満になるリスクを増やすことに関係している。 5歳半以前に避妊・去勢手術をすると、5歳半以後に避妊・去勢手術をした犬に比較して、股関節が異常に形成されるリスクが70%増える。 若い時に卵巣や睾丸を切除をした結果、骨の長さが増え、関節の形成に変化をもたらしている可能性がある。そのことは、股関節が異常にゆがめられて形成されているかどうかの診断に応用できるだろうと研究者たちは論じている。 犬種ごとの健康調査をエアデールについてした結果、避妊・去勢手術をした犬は、してない犬に比較して、いろんな筋骨の障害と同じように股関節形成不全に悩まされていることがわかった。しかしながら、股関節形成不全、または、筋骨障害であるという理由で避妊・去勢手術をされた可能性のある犬もいるように、困惑させられる事例もある。 避妊・去勢手術をした6ヶ月後に股関節形成不全と診断された犬は、避妊・去勢手術をしてない犬に比較して、股関節形成不全と診断された比率が1,5倍であることが他の研究結果でも明らかになっている。 避妊・去勢手術をしてない犬に比較して、避妊・去勢手術をした犬は膝頭の脱臼のリスクが3,1倍高いことが明らかになっている。 老齢性認知症・老齢性記憶障害症候群 不妊手術をした雄犬も雌犬も不妊手術をしてない普通の犬に比較して、年老いた後に軽い認知症よりも重い認知症になるリスクが高い。 その老齢性認知症になるリスクを詳細に決めるために利用できるだけの十分な数の避妊手術をしてない老齢な雌犬はいなかった。 老齢性認知症の犬は、屋内や屋外で方向感覚を失ったり、家族の一員としての社会的な触れ合いが変化したり、屋内でのしつけが無駄になったり、寝起きのサイクルが変化したりする。 この調査研究結果は、テストステロンとエストロゲンが細胞レベルで神経を保護する役割を果たしているという最近の研究結果と同一線上にある。そのエストロゲンは女性のアルツハイマー病に予防的な役割を果たしている。 エストロゲンは避妊手術をしてない雌犬にも同じ保護的な役割を果たしていると研究者たちは推測している。しかし、残念ながら、避妊手術をしてない雌犬の数が少なすぎたので、今回の研究ではその推測を実証し、結論づけることは出来なかった。 (翻訳者 : ブログ「愛犬問題」開設者 : Paroowner) 関連随想集 動物愛護団体は偽善団体だ!里親で荒稼ぎ! 保健所の犬にワクチン避妊フィラリア薬強要!トップページへ ボクの頭をクリック ❣ 愛犬の正しい飼い方! 自然流で健康長寿! 獣医のワクチンや薬剤、避妊去勢は無用!
2020.08.15
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犬は避妊去勢手術により骨肉腫(癌)、脾臓と心臓の血管肉腫(癌)、甲状腺機能低下症、加齢性認識機能障害、肥満、尿失禁、前立腺癌、尿路癌、体形奇形、ワクチンの副作の増大などの病害をもたらす。その研究論文をアメリカの獣医大学が公表してある。全文を翻訳してブログ「愛犬問題」に紹介した。下段の返事の項にリンクがある。米国獣医師協会は渋々避妊手術の弊害の事実を認めた。この下にリンクがある。 しかし、日本の獣医界ははいまだに避妊去勢手術の弊害の事実を隠蔽し続けている。詐欺商売で国民の愛犬家を騙して儲けるためだ。白衣の悪魔の悪行だ。日本の獣医界は組織ぐるみで国民の愛犬家をだまして巨益を得ている。避妊去勢の手術代だけが獣医の利益ではない。避妊去勢手術をした犬はいろんな病気になりやすくなる。その病気を治すふりして二重三重に儲けている。濡れ手に粟のぼろ儲けだ。国家資格を持っている白衣の詐欺師の詐欺商売なので、警察も取り締まりの対象としてない。愛犬家の国民は騙され損だ。避妊手術で愛犬を殺した獣医に総額54万円の賠償命令の判決が出た事例もある。しかし、多くの愛犬家は泣き寝入りしている。もっと多くの愛犬家が悪徳獣医を提訴することを願っている。獣医の避妊去勢手術は国家規模の詐欺商売だ。きわめて悪質だ。犬の所有権は飼い主にある。その命を絶つことは所有権侵害の憲法法律違反の犯罪だ。 獣医の詐欺商売は振り込め詐欺師よりもタチが悪い。振り込め詐欺師はカネをだまし取るが、獣医は愛犬の命までも奪うからだ。 次の随想のコメント欄に獣医に脅されて、元気溌剌だった愛犬に避妊手術をしたら、3ヵ月後に癌を発症して死亡したとの悔恨の投稿があった。飼い主の後悔と苦渋苦悶の投稿内容だ。 避妊手術で犬を殺した獣医に高額な賠償命令! 総額54万円の判決!うち慰謝料40万円! 愛犬が避妊して3ヵ月後に死亡❣ 投稿者:michi michi1209 さんこんにちは。初めてコメントさせて頂きます。つい先日、天使の様なうちの愛犬が天国に旅立ちました。避妊手術が原因です。今まで元気だった愛犬が突然天国に旅立つなんて想像もしてませんでした。愛家のチャミは本当に天使の様な可愛い子でとてもとても幸せな日々を過ごして来ました。愛犬のチャミが4,5年前からお腹に小さいしこりができました。日時が経過しても大きくはなりませんでした。当時通っていた動物病院の獣医も多分良性だと思う!と、おっしゃってくれたので信じて過ごしてました。そんなある日、別の動物病院の獣医次のように言われました。「お腹の腫瘍は取っておいた方が良い!避妊手術もしないとこんな悲惨な病気になったりしますよ。リスクをなくす為にも私だったらやります。」病気になった他の犬の写真を見せられました。今思うと、脅し言葉であったと思います。今まで何とか自分を信じて来た私も流石に写真まで見せられて不安になりました。乳腺腫瘍と子宮,卵巣の切除手術を今年の4月8日にしてしまいました。調べた結果、 乳腺腫瘍は良性でした。切除した子宮と卵巣は物凄く綺麗でした。「こんな綺麗な子宮,卵巣を取って良いのか?」と思いました。手術後に愛犬のチャミの体調が崩れて来て、びっこを引いて歩いたりして、 ゆっくりと体調が崩れてきました。6月半ばには散歩をしてもゆっくりしか歩けませんでした。6月末には呼吸が少し早くなっていきました。避妊手術をしてもらった動物病院で診てもらったら「肺炎じゃないか」との診断でした。薬を服用しても病状は良くなりませんでした。数日後に同じ動物病院に行ったら「心臓の病気だ」と言われました。大きな動物病院を紹介されました。その大きな動物病院では「肺炎か肺高血圧か肺水腫」と診断されました。処方薬を服用して数日過ごしましが、一向に良くならずに徐々に悪化しました。忘れもしません。再診してもらった7月7日に「肺癌で余命1か月」と宣告されてしまいました。それから酸素室をレンタルして家で頑張りましたが、宣告の日からたったの10日(7月17日)に愛犬のチャミは天国に旅立ってしまいました。 避妊手術をしたのが、愛犬チャミの命を奪ったのです。獣医が避妊手術で儲けるために私をだまして避妊去手術をさせたのです。騙されたことも悔しいですが、悪魔の心を持っている獣医も許せません。今後は獣医は信用しません。「ペットは避妊するもの」といった一般常識にも問題がありますね。つまり、多くの愛犬家が獣医に洗脳されています。ブログ「愛犬問題」にある“白衣の詐欺師”の意味をもっと以前に理解できていたら悔やまれます。1年前にこのブログ「愛犬問題」に巡り合えていたら、愛犬のチャミは今日も元気溌剌で愛嬌を振りまいていたのではないかと悔やまれます。 犬の避妊去勢手術は決してしてはいけません。多くの愛犬家がそのことをご理解することを願っています。その為に、皆さんのご参考になればと長文を投稿しました。皆さんの愛犬の健康と長寿を願っております。 返事 投稿者:Paroowner michi michi1209さん、こん〇〇は。 Q(^ェ^)Qまだ若いのに愛犬が獣医の悪行の犠牲になって亡くなりましたか。謹んで哀悼の意を表します。乳腺腫瘍は良性の腫瘍です。転移して他の臓器を悪くすることはないのです。獣医は悪性で、癌のように広がるかのように愛犬家を脅していますね。🎯【乳腺腫瘍で犬が急死することは無い! 歩行困難なほど大きくなったら切除すれば良い!】避妊去勢手術は白衣の悪魔の蛮行です。詳細は次の随想にあります。🎯【避妊去勢手術は健康上有害だ! メリットは極小! 米国獣医大学の学術論文を翻訳紹介】🐕 投稿内容は貴重です。ブログ「愛犬問題」の本文に採用掲載して、多くの愛犬家のご参考に供します。7月25日の深夜にネットにアップします。よろしくご了解ください。 関連随想集 避妊去勢手術は癌や脱毛症等いろんな難病を誘発! 米国獣医師協会がやっと公表! 日本はいまだに隠蔽! 避妊去勢有害無用論 性ホルモン欠落で諸病誘発!短命に! トップページへ ボクの頭をクリック ❣ 愛犬の正しい飼い方! 自然流で健康長寿! 獣医のワクチンや薬剤、避妊去勢は無用!
2020.07.25
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獣医は避妊去勢手術をすると犬はおとなしくなると言うが、嘘八百の一つだ。睾丸は男性ホルモンを、卵巣は女性ホルモンを分泌している。手術で睾丸や卵巣を切除するとそのホルモンが分泌されなくる。すると、犬の体内の性ホルモンのバランスが狂って、犬は無気力になる。おとなしくなるのではない。犬は体全体がだるくなって活気を失い、活動的ではなくなる。やる気や覇気を喪失するのだ。詳細は下段の関連随想集にある。 逆に、避妊去勢手術をすると犬は攻撃的な性格に異変して粗暴な犬になることがある。その学術論文を翻訳して紹介してある。下段にある。 次の随想のコメント欄に避妊去勢手術をすると犬はおとなしくなるという通説は間違いであるとの投稿があった。ご自分の飼い犬2匹に関する経験がもとになっている話だ。 狂犬病ワクチンの副作用は怖いぞ!急死も👹米国獣医の病名病状列挙記事を翻訳紹介💙日本の獣医は事実隠蔽👿 獣医の通説は間違っています! 投稿者:Doggy J さん「犬は避妊去勢手術をすればおとなしくなる」とよく耳にします。私もご多分に漏れず、そんな通説を信じていました。けれど、過去に飼っていた犬、そして、今現在飼っている犬、その犬たちを通して、その通説は間違いであることを実感しました。今現在ウチの老犬は16歳♂のミニチュアダックスです。子犬の頃から躾のしやすい素直なお利口さんです。ペットシーツに排泄する躾の時期にも苦労した記憶が無いくらいすんなり覚えてくれました。とにかく、この子は甘噛みさえも全くされたことがありません。その頃、ネットで「フェッチ」という、木の棒みたいなおもちゃ(犬がカミカミして遊ぶための)を購入してこの子に与えたんですけど、全く興味無しでした。とにかく、何かに食らい付いてガッガッガッと噛んだりというような攻撃性の全く無い子でしす。そんな性格の子に去勢手術を施す意味を全く感じません。 その愛犬は停留睾丸であることは獣医に指摘されました。そして、将来、お腹の中の睾丸が腫瘍化する可能性も言われました。しかし、愛犬のお腹にメスを入れる気にはなれませんでした。この子に去勢手術をしたら、この子の攻撃性の無い優しい性格が逆に変わってしまうんじゃないかと漠然と思ったりしました。この子はこのままの可愛い性格でいてほしい。 変わってほしくないと思いました。去勢手術はしませんでした。だから、ウチの犬は優しく、人なつこく、攻撃性の無い性格が損なわれることなく、そのまま成長して老犬になりました。 実は、この子の前にゴールデンレトリバー♂を飼っていました。数年前に亡くなりましたが、今の子と一緒に暮らした時期もありました。このゴールデンは、今のダックスとはとにかく正反対でした。1歳前後の頃はもう暴れぶりが酷かったです。散歩中にいきなり飛び掛かってくるわ、服に噛みつきながら首を振るわ、で、着ていた服も破られたりしました。とてもお気に入りの服なんて着れたものではありませんでした。怒らせるようなことは何もしてないのに突然、暴れ用のスイッチが入るのです。散歩中の道でも突然豹変しました。その様子を道を歩いている人に見られて恥ずかしい思いをしました。まるで、飼い犬に襲われている飼い主なのです。そのような性質が親犬からの遺伝的なものだったのかはわかりません。そのゴールデンは去勢すればおとなしくなると期待して去勢手術をしました。けれど、攻撃性は全く変わりませんでした。相変わらず暴れ用のスイッチが入って豹変し、飛び掛かる、 噛み付く、 噛み付きながら首を振るなどをしました。暫くはずーっとそんな悲惨な状況が続きましたね。なので、去勢手術は犬の攻撃性に対して何の効果も無いことを実感しました。 投稿者:Paroowner獣医は避妊手術をして儲けるためにありとあらゆるウソをつきます。医学や科学的には根拠のない詭弁を弄して愛犬家をだましています。つまり、獣医は口から出まかせの嘘八百を言って愛犬家を脅しています。停留睾丸は去勢手術をしないと腫瘍化や癌化するという虚言もその一つです。次の随想をご参考にしてください。 停留睾丸(停留精巣)は手術の必要はない! 去勢手術は万病の元凶だ! 話は変わって、一つだけ質問します。ゴールデンレトリバー♂はワクチンの接種はしたことがあるのですか。ブリーダーでは何回混合ワクチンを接種したのかわかりますか。狂犬病ワクチンについてはどうですか。ワクチン接種は犬の攻撃性を誘発する原因になるのです。 Doggy Jさんゴールデンもダックスもペットショップから迎え入れました。そのペットショップの方から指示を受けて混合ワクチンと狂犬病ワクチンの両方を少し期間をあけて打ちました。その後は、もう疑うこともなく、毎年毎年当たり前のように打ち続けて来ました。 Paroowner Doggy Jさん、こん〇〇は。 Q(^ェ^)Qゴールデンレトリバーは生来おとなしい性格です。そのおとなしい犬が攻撃性のある犬に変わったのはワクチン接種が原因です。つまり、飼い主の無知のせいですね。獣医にだまされたとはいえ、亡くなっているゴールデンレトリバーには心から謝罪すべきでしょうね。無知とは怖いものですよ。 次の随想を熟読してください。 凶暴な犬!犬同士の喧嘩だけでなく飼い主までも噛む! 狂犬病ワクチン症候群の攻撃症が原因! Doggy J さんそうですね、ゴールデンには本当に可哀想なことをしました。犬にとっては心身共に害悪でしかない、そんなワクチン接種が狂犬病予防法なんて法律で定められているなんて..。ホントに日本っていう国は金権腐敗政治が当たり前になっている国ですね。 人や犬も含め、すべての生き物の臓器は必要不可欠だから存在する。その臓器は何万年何億年の進化の過程で自然の摂理(神)から授かったものだ。各臓器は健康で天寿を全うするには無くてはならないものとして授かっている。その臓器を獣医は金儲けのために切除している。カネの亡者の詐欺商売だ。避妊去勢手術は自然の摂理の反逆する悪魔の悪業だ。 関連随想集 犬は避妊去勢手術で性格が変わるだろうか? 無気力になったり、凶暴になったり 避妊・去勢で甲状腺機能低下症になるぞ! 肥満、無気力、脱毛などの難病に! わけもなく噛みつき攻撃する犬は病気だよ! 避妊手術が原因の甲状腺機能低下症! 避妊去勢有害無用論 性ホルモン欠落で諸病誘発!短命に! ← トップページへ ボクの頭をなでてワン! 二階から見るザクロの花 愛犬の正しい飼い方! 自然流で健康長寿! 獣医のワクチンや薬剤、避妊去勢は無用!
2019.06.08
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アメリカでは避妊去勢手術は健康に有害だと愛犬家の間に広く浸透しつつある。11年前の2007年に獣医大学が広範な調査研究をしてその成果をネットに公表してある。避妊去勢手術は肥満だけではなく各種の難病をもたらす。 ところが、日本の獣医界はその事実を隠蔽している。極秘扱いされている。日本でその学術論文を全訳して公開しているのはブログ「愛犬問題」だけだ。 だから、ブログ「愛犬問題」は獣医から目の敵のようにブログ荒らしの嫌がらせをされ続けている。ここ2,3日、二人の獣医の嫌がらせの投稿が数回あった。その投稿者は自身の職業は隠しているつもりらしいが、獣医であることはスカスカに透けて見える投稿内容だ。常日頃は獣医の嫌がらせの投稿は直ちに削除しているが、たまには面白半分にその獣医どもの反撃の随想を書いている。 というよりも、開業獣医は英文の学術論文を正しく読める人は殆どいなないので、その全訳文を読んで貰いたい。正しい医療知識を身に着けてもらいたい。ウソや間違っている医療知識で犬の治療をするのは詐欺行為と同じだ。国家資格を持っている白衣の詐欺師は他の詐欺師よりもタチが悪い。警察も取り締まりの対象にしてないからだ。 言い換えると、犬の飼い主は安易に獣医を信用すると騙される。獣医に騙されないためにはご自分の頭で物事を考えることが肝要だ。そして知識武装することが不可欠だ。ブログ「愛犬問題」はそのお手伝いを無償でしているだけだ。ハイ。 次の随想のコメント欄に医者になりすました獣医の嫌がらせの投稿があった。面白い。滑稽だ。獣医が如何に知能が低く、心が詐欺根性で汚染されているかがわかる投稿内容だ。 避妊去勢手術で最大20%の犬が尿失禁に! 多くの獣医が事実隠蔽!否認!悪質だ! 人の医師から一言 投稿者:人の医師から一言 さん避妊しないことで発生する乳がん、子宮蓄膿症、卵巣癌などで命を落とすリスクを全く知らない素人の客観的データに乏しい幼稚な感情論ですね。一体一年でそれらの病気でどれほどの犬猫が命を落とすのでしょうか?また、あなたの記事を見て手術しなかった結果、そうなってしまった方々へのコメントもお願いします。 返事 投稿者:Paroowner人の医師から一言さん、こん〇〇は。 Q(^ェ^)Q君は医者ではなく獣医だ。身分詐称をするな!しかも知能が低い。文章は稚拙で、内容は出鱈目だ。獣医には君のようなブログ荒らしのゴキブリが多い。ほんとの医者は自分のことを「人の医師」ですとは決して言わない。医師は人の医療をする職業だと誰でも知っているからだ。ニセ医者の獣医は「人の医師」ですというのだよ。君は知能が低いので、英文の学術論文は読めないだろうね。殆どの獣医は英文の学術論文を読んでないし、読めない。その内容を理解できないし、できてない。だから、正しい内容の論文でも平気で非難している。愚人の愚行だよ。つまり、無知蒙昧な輩ほど恥知らずだ。無知ほど怖いものはない。ブログ「愛犬問題」には二度と投稿はしないほうが良い。恥をかくのはウソつきの獣医どものほうだよ。 言い換えると、ブログ「愛犬問題」に嫌がらせの投稿をするよりも、次のアメリカの学術論文の翻訳文を熟読して避妊去勢手術の弊害について勉強した方が良い。そして、私の動物病院では避妊去勢手術はしないと宣伝広告すると世の中に受けて、儲けることが出来るよ。愛犬家の信用や信頼が得られるということだ。ハイ。 2007年に公表された米国獣医大学の避妊去勢手術有害論の全訳文 Long-Term Health Risks and Benefits Associated with Spay / Neuter in Dogs 犬の避妊・去勢による健康上のリスクと利点 長期観点から統計調査Laura J. Sanborn, M.S.(理学修士) May 14, 2007 大意 獣医も愛犬家も犬に避妊・去勢手術をすべきかどうかについては深く考えるべきである。 従来の考えでは、幼少期の犬に避妊・去勢手術をすると、リスクよりもメリットのほうが大きいと言い伝えられてきた。避妊・去勢の可否に関する相反する証拠が蓄積された現在でも、従来の考えが今なお支配的である。 獣医学の学術論文50編以上を調査して、この論文で避妊・去勢手術が犬の健康に与える影響を明らかにした。 犬は避妊・去勢手術により、骨肉腫、血管肉腫、甲状腺機能低下症、その他いろんな疾病を誘発するという調査結果は誰も否定することができない。 犬の避妊・去勢の是非について、犬の健康と幸福の観点からは考えてないのは獣医も愛犬家も無責任である。 ニュージャージー州立ラトガーズ大学 准教授 獣医学Chair(部門総括教授) Larry S. Katz PhD(博士) 概要 去勢のメリット1 睾丸ガンで死ぬ犬はごくわずかだが、そのリスクをなくする。 2 前立腺疾病の発病を低減する(ガンの場合は防止できない)。 3 肛門ろう菅症、肛門周辺フィステルのリスクを低減する。 去勢のデメリット1 1才未満で去勢手術をすると、骨のガンである骨肉腫のリスクが著しく増大する。2 心臓の血管肉腫のリスクが増大する。 3 甲状腺機能低下症のリスクが、去勢しなかった場合に比較して、3倍になる。 4 加齢性認識機能障害のリスクが増大する。(つまり、早くぼける。) 5 肥満のリスクが3倍に増大する。6 前立腺ガンのリスクが4倍になる。 7 尿路ガンのリスクが2倍になる。 8 体形奇形のリスクが増大する。 9 ワクチンに対する拒絶反応(副作用)が増大する。 卵巣切除のメリット メス犬の避妊手術後の状況はオス犬の場合よりも複雑になる。1 2才半以前に避妊手術をすると、乳腺腫瘍のリスクが大きく低減する。2 子宮蓄膿症のリスクがほとんどなくなる。 3 肛門周辺フィステルのリスクが低減する。 4 子宮や頚および卵巣のガンのリスクが低減する。 卵巣切除のデメリット 1 1才未満で卵巣を切除すると骨のガンである骨肉腫のリスクが著しく増大。 2 脾臓と心臓の血管肉腫のリスクが増大する。 3 甲状腺機能低下症のリスクが増大する。 4 肥満のリスクが増大する。 5 尿失禁をするようになる。6 尿管の感染症が頻繁に再発するようになる。 7 外陰部の皮膚炎や膣の皮膚炎、膣炎のリスクが増大する。 特に、思春期前に避妊手術をした犬に多発。 8 尿路腫瘍のリスクが増大する。 9 体形の奇形のリスクが増大する。 10 ワクチンに対する拒絶反応(副作用)のリスクが増大する。 避妊・去勢手術の後遺症の各論 甲状腺機能低下症> 卵巣切除・去勢手術をした犬は、手術をしてない犬に比べて甲状腺機能低下症になるリスクが3倍になるという因果関係が明らかになった。 研究者たちは、その因果関係を提示している。卵巣切除・去勢が甲状腺機能低下症に温和な直接的な影響を与えると言うことよりも、もっと重要なことは、卵巣切除・去勢と甲状腺機能低下症が共に性ホルモンの分泌に影響を与えることである。その性ホルモンは免疫システムに関与している。マウスの去勢が自己免疫性甲状腺炎を悪化させると言う事実は、犬の卵巣切除・去勢と甲状腺機能低下症の因果関係の証明に役立つだろう。犬の甲状腺低下症は肥満、無気力、脱毛、および、生殖機能の異常をもたらす。 骨肉腫(骨の癌) いろんな犬種の犬が骨肉腫になるリスク要因について調査研究したところ、避妊・去勢手術をした犬は雄雌共に、してない犬に比較して、骨肉腫に罹病するリスクが2倍になることが明らかになった。 犬種の一つであるロットワイラーが骨肉腫になるリスクが比較的に高いことはすでに研究されていた。 同一犬種について歴代の犬を遡及的に調査研究した結果、若い時に避妊・去勢手術をした犬は骨肉腫になるリスクが高いことが明らかになった。言い換えると、年齢が増えてから避妊・去勢手術をした犬は、その加齢が増えるにつれてそのリスクが低下する。 1歳未満で避妊・去勢をしたロットワイラーは、してない犬に比較して、雄で3,8倍、雌で3,1倍の比率で骨肉腫に罹病しやすい。実際に、1歳未満で避妊・去勢したロットワイラーは、骨肉腫に罹病するリスクが、雄で28,4%、雌で25,1%であった。 この結果はいろんな犬種で早期に避妊去勢した犬の研究結果とも一致している。即ち、不妊手術をした時の犬の年齢は、骨肉腫の発病の恐れを評価するファクターとして扱えるという利点をもたらした。 これらの二つの研究で明らかになった結果を結びつけると、1歳未満で避妊・去勢をした犬は、骨肉腫のリスクが著しく増加するという論理的な結論に到達する。 性ホルモンは骨の構造の形成とその大きさの保持に関与していることは周知のことである。その上に、今回の研究で明らかになったことは、性ホルモンの影響を受ける時間と骨肉腫のリスクとの間には反比例の関係があるということである。 犬種のサイズが大きいほど、特に体重が大きいほど骨肉腫になるリスクは増加する。 骨肉腫は中型犬種、大型犬種、超大型犬種では一般的な死因である。 骨肉腫はゴールデン・レトリバーの場合、三番目に最も一般的な死因であり、さらに大きな犬種では、もっと普通の死亡原因である。 骨肉腫は発病後の経過が悪いことや多くの犬種で予後の悪さが頻繁に起こっていることを考慮すると、中型犬種、大型犬種、および、超大型犬種は幼犬時に避妊去勢手術をすると骨肉腫になって死亡するリスクが著しく増加する。 前立腺癌 一般の人が入手できる犬の避妊・去勢に関する情報の多くは、不妊手術をすると、雄犬は前立腺癌になるリスクが減るとか無くなると(証拠もなく)言い張っている情報だ。 人間の前立腺癌が男性ホルモンのテストステロンと関係があることを考慮すると、その言い分は納得し難い説とはいえない。 しかし、犬の場合、前立腺癌に関する証拠は、その言い分を支持してない。実際、最も強力な証拠はまさしく正反対のことを示している。 犬の不妊手術に関する免疫学的研究では長年いくつかの相反する研究結果が報告されている。つまり、去勢手術をした犬は前立腺癌が増えると言う研究と、逆に、低下するという研究がある。これらの研究を正しく評価するのはきわめて難しい。我々がまとめたこの論文の文章は、相反する研究結果があることを部分的に説明しているに過ぎない。 ごく最近、犬の世代を遡って調査した研究成果が二つ報告されている。その一つは、ヨーロッパで、もう一つは、アメリカで発表されている。この二つの研究で、去勢した雄犬は、してない犬よりも、前立腺癌になるリスクが4倍も高くなることが明らかになった。 これらの結果に基づいて、研究者たちは去勢手術と前立腺癌の発症との間には因果関係があると提示している。 不妊手術が犬の前立腺癌の発症を引き起こすことはないが、発生した腫瘍の進行に関与していることを示している。この研究で、犬の前立腺癌のほとんどは精管内に発生し、ウロトロピン由来の癌であることがわかった。 去勢手術をしてない普通の犬に前立腺癌の発生が比較的に少ないことは睾丸ホルモンが前立腺癌の発生を事実上防止していることを示している。または、前立腺の環境を変えることによって癌が発生しないように間接的に影響を与えているかも知れない。 この問題は将来を見通した上で正しいものの見方で判断すべきである。人の場合と違い、犬の前立腺癌は滅多にないことだからである。 犬の検死の調査結果で明らかになった犬の前立腺癌の発生率は0,6%以下と少ないことを考慮すると、不妊手術をすべきかどうかを決める時に、不妊手術を前立腺癌のリスク要因として重く考慮すべきかどうかの判断は難しい。 犬種の一つであるブーヴィエデフランドルについて、不妊手術は前立腺癌のリスクを増加するという証拠があるに過ぎない。 データはきわめて少ないが、我々は他の犬種についても関心を持っている。 肥満 避妊・去勢手術をした犬は、してない犬に比較して、太り気味、あるいは、肥満の傾向が強い。新陳代謝の変化が原因である。避妊手術をした雌犬は、してない雌犬に比較して、肥満になるリスクが2倍になることが一つの研究で明らかになった。 他の研究結果でも、不妊手術をした犬は、してない犬に比較して、雌で1,6倍、雄で3,0倍肥満の傾向があることが明らかになった。 更に、雌で1,2倍、雄で1,5倍太り気味の傾向があることがわかった。 イギリスの獣医団体が実施した調査研究によると、21%の犬が肥満であった。肥満、あるいは、太り気味であることは、犬の健康問題の主題になっている。 太り気味の犬はアドレナリン過剰症、甲状腺機能低下症、下部尿路疾患、口周縁部の疾患と診断される傾向がある。太り気味を超えて肥満になった犬は甲状腺機能低下症、糖尿病、膵臓炎、新生腫瘍と診断される傾向がある。 ワクチンの副作用 犬のワクチンの副作用について世代を遡って一団の犬を調査研究した。その副作用にはアレルギー反応、蕁麻疹(じんましん)、アナフィラキシー(注釈がある)、心拍停止、心臓ショック、および、急死があることがわかった。 避妊した雌犬は、してない雌犬に比較して、副作用が30%以上多く、去勢手術をした雄は、してない雄に比較して、27%多いことがわかった。 犬自体の体内の能力として、性ホルモンはワクチンに対して免疫的に反応する役割を果たしていることも含くめ、研究者たちは避妊・去勢手術とワクチンの副作用については因果関係を示すメカニズムがあると論じている。 なお、小型犬種ほどワクチンの副作用について高いリスクがある。 愛玩犬種ボクサー、イングリシュ・ブルドック、ラサアプソ、ワイマラナー、アメリカ・エスキーモー犬、ゴールデン・レトリバー、バセットハウンド、ウェルシュ・ゴーギー、シベリアン・ハスキーグレート・デン、ラブラドール・レトリバー、ドーベルマン、アメリカン・ピット・ブル 、および、秋田犬。 雑種の犬はリスクが低いことがわかった。そのことは、遺伝的な特異体質(混血がもたらす活力)によるものだろうと思っている。 翻訳者の注釈アナフィラキシーとは、注射薬剤やスズメバチの毒などによるアレルギー反応の悪の親玉みたいな反応。ショック死することが多い。 精巣腫瘍・睾丸癌 精巣腫瘍の発症前に去勢手術をすると、当然、その後は精巣腫瘍の発病はない。精巣(睾丸)そのものが切除されてなくなっているからである。切除して無くなってしまった臓器が発病するわけがない。だから、ここでは不妊手術をしてない犬の精巣腫瘍のリスクと比較して論ずる。 精巣腫瘍は、その発生率が7%であるので、普通の発生率である。しかし、精巣腫瘍はその転移率が低いために病後の回復はきわめて良好である。 たとえば、Purdue大学がゴールデン・レトリバーについて健康調査をした結果によると、精巣腫瘍による死亡はきわめて稀であった。その精巣腫瘍は、獣医師会が実施確認した犬の死亡原因調査報告書に記載されている犬の重大な死亡原因のリストには載ってない。 その調査対象になったゴールデン・レトリバーは40%が不妊手術をしてない雄犬であったことは注目すべきことである。しかも、精巣腫瘍の治療を受けたゴールデン・レトリバーの治癒率は90,9%であった。このことは犬の精巣腫瘍の転移率が6~14%であると言う他の研究結果とも一致する。つまり、頻繁に発生する精巣腫瘍であってもその治癒率は高い。だから、去勢をしてない雄犬が精巣腫瘍で死ぬ比率は1%以下であるといえる。 要約すると、犬は若い時に去勢手術をすべきだと言うのが獣医の最も一般的な言い分だが、犬は生涯を通じて精巣腫瘍に罹病するリスクはきわめて低いことを考慮すると、去勢すると雄犬の精巣腫瘍を防止できるというのは正当な理由だと認めるのは難しい。 睾丸が片方だけ、あるいは両方とも腹部に滞留したままで、所定の位置に下りてこない停留睾丸の場合は例外があるかもしれない。停留睾丸は13,6倍も腫瘍が発生しやすい上に、普通の身体検査では腫瘍を見つけることが難しい。 血管肉腫・癌 血管肉腫は犬では普通に見られる癌である。犬種によっては主な死亡原因の一つである。例えば、 サルーキ、フレンチブルドッグ、アイリッシュ・ウォータース・パニエル、フラッドコーティド・レトリーバー、ゴールデン・レトリーバー、ボクサー、アフガンハウンド、イングリッシュセッター、スコットランド・テリア、ボストンテリア、ブルドッグ、およびジャーマン・シェパード。 犬を年齢別に調査研究した結果、避妊手術をした雌犬は、してない雌犬に比較して、脾臓の血管肉腫が2,2倍多く発生していることがわかった。 心臓の血管肉腫に関して世代を遡って調査したところ、避妊手術をした雌犬は、してない犬に比較して、血管肉腫になるリスクの要因が5倍以上大きいことがわかった。また、去勢手術をした雄犬は、してない雄犬に比較して、1,6倍高いこともわかった。 その調査研究をした人たちは、性ホルモンは血管肉腫に対して防御的な効果があると論じている。特に雌犬ではその効果は顕著である。 血管肉腫が重要な死因である犬種の場合、犬の不妊手術をするかどうか決める時に、犬は不妊手術で血管肉腫になるリスクが大きくなることを考慮すべきである。 泌尿生殖器の障害 尿失禁は避妊手術をした雌犬に多い。その尿失禁は手術をして間もなくか、数年を待たずして見られるようになる。その尿失禁の発生率は、避妊手術をしてない雌犬はわずか0,3%であるのに対し、避妊手術をした雌犬は4~20%であることが調査研究で明らかになった。一般に避妊性尿失禁と呼ばれているように尿失禁は避妊手術と強くリンクしている。尿失禁の生物学的なメカニズムは不明だが、尿道の括約筋によって引き起こされるものである。 多くの(すべてではない)の尿失禁の犬は薬による治療が必要である。しかも、多くの場合、その治療は生涯続けることが必要になる。 世代を遡って犬を調査研究したところ、しつこく再発を繰り返す尿管(膀胱)の感染症が、避妊手術をした雌犬は、してない雌犬に比較して3~4倍も高かった。 他の世代調査研究では、5歳半以前に避妊手術をした雌犬は、5歳半以後に避妊手術をした雌犬に比較して、尿管(膀胱)の感染症が2,76倍も多く発生していた。 避妊手術をした年齢により、犬は性器の外部に異常な兆候を現す。避妊手術をした雌犬は陰門が奇形になったり、膣の皮膚炎、膣炎、および、尿管(膀胱)の感染症を引き起こす。思春期以前に避妊手術をした雌犬は、このリスクが高い。 雌犬の生殖管の癌 子宮癌、子宮頸癌、および、卵巣癌 犬の子宮や子宮頸管の腫瘍はめったにない。全腫瘍のわずか0,3%である。手術で卵巣腫瘍のリスクを取り除けるが、そのリスクはわずか0,5%である。避妊手術で生殖管の腫瘍のリスクを取り除けるが、そのリスクは相当低い。だから、避妊手術で子宮癌や子宮頸癌、卵巣癌のリスクを防止できるということは正当化できない。 泌尿器の癌 膀胱癌と尿道癌 世代を遡って犬を年齢別に調査研究した結果、避妊・去勢をした犬は、してない犬に比較して、下部尿路腫瘍(膀胱または尿道)が2倍以上多く発生していたことがわかった。それらの腫瘍はほとんどの場合悪性であるが、頻繁には発生しない。犬の腫瘍の1%以下を占めているに過ぎない。だから、犬の避妊・去勢手術をすべきかどうかを決める時には泌尿器の癌のリスクは重視しないほうが良い。エアーデール、ビーグルとスコティシュ・テリアは泌尿器の癌になるリスクが高いが、一方、ジャーマン・シェパードはリスクの平均値よりも少ない。 肢体障害・骨の異常形成 外科手術で卵巣を切除すると、犬の骨盤の骨である腸骨の再構築の速度が増す。そのことは、避妊手術をしたことにより股関節が異常にゆがめられて作られること意味する。卵巣を切除すると、背骨の骨量が実質的に失われて少なくなることも明らかになった。 幼犬の時に避妊・去勢手術をすると、各種の骨の成長板がその成長を止める時期が遅くなる。成長をし続け骨の長さが著しく長くなる。そのため、避妊・去勢手術をしなかった犬や成犬になった後に避妊・去勢手術をした犬よりも骨が異常になる。 各種の骨の成長板はその成長を止める時期が異なっている。そのため、避妊・去勢手術をした時期によって、犬の体は不自然なプロポーションになり、関節の性能と長期耐久性に悪影響を与える可能性がある。その理由は、避妊・去勢手術の時期が、ある骨の成長板はその成長が止まった後であったのに、他の骨の成長板はその成長が止まる以前であると、成長が止まった骨と成長が続いている骨が混在してしまうからだ。 避妊・去勢手術をすると、犬は頭蓋十字靭帯断裂症になるリスクが2倍に増える。おそらく、そのことは肥満になるリスクを増やすことに関係している。 5歳半以前に避妊・去勢手術をすると、5歳半以後に避妊・去勢手術をした犬に比較して、股関節が異常に形成されるリスクが70%増える。 若い時に卵巣や睾丸を切除をした結果、骨の長さが増え、関節の形成に変化をもたらしている可能性がある。そのことは、股関節が異常にゆがめられて形成されているかどうかの診断に応用できるだろうと研究者たちは論じている。 犬種ごとの健康調査をエアデールについてした結果、避妊・去勢手術をした犬は、してない犬に比較して、いろんな筋骨の障害と同じように股関節形成不全に悩まされていることがわかった。しかしながら、股関節形成不全、または、筋骨障害であるという理由で避妊・去勢手術をされた可能性のある犬もいるように、困惑させられる事例もある。 避妊・去勢手術をした6ヶ月後に股関節形成不全と診断された犬は、避妊・去勢手術をしてない犬に比較して、股関節形成不全と診断された比率が1,5倍であることが他の研究結果でも明らかになっている。 避妊・去勢手術をしてない犬に比較して、避妊・去勢手術をした犬は膝頭の脱臼のリスクが3,1倍高いことが明らかになっている。 老齢性認知症・老齢性記憶障害症候群 不妊手術をした雄犬も雌犬も不妊手術をしてない普通の犬に比較して、年老いた後に軽い認知症よりも重い認知症になるリスクが高い。 その老齢性認知症になるリスクを詳細に決めるために利用できるだけの十分な数の避妊手術をしてない老齢な雌犬はいなかった。 老齢性認知症の犬は、屋内や屋外で方向感覚を失ったり、家族の一員としての社会的な触れ合いが変化したり、屋内でのしつけが無駄になったり、寝起きのサイクルが変化したりする。 この調査研究結果は、テストステロンとエストロゲンが細胞レベルで神経を保護する役割を果たしているという最近の研究結果と同一線上にある。そのエストロゲンは女性のアルツハイマー病に予防的な役割を果たしている。 エストロゲンは避妊手術をしてない雌犬にも同じ保護的な役割を果たしていると研究者たちは推測している。しかし、残念ながら、避妊手術をしてない雌犬の数が少なすぎたので、今回の研究ではその推測を実証し、結論づけることは出来なかった。 翻訳して思うこと 一般愛犬家の皆さんへこの学術論文は一般愛犬家にご理解いただけるようにやさしく翻訳しました。でも、内容的には誤訳は皆無です。病名などの医学用語も正しい用語を使って翻訳してありますよ。ハイ。 獣医界の皆さんへ 獣医界の皆さんは、特に開業獣医の皆さんは英文の学術論文を正しく読解できない人が多いですね。残念です。英語の論文を読めないと、世界の獣医界から置き去りにされますよ。日本の愛犬家とその愛犬たちが獣医の無知の被害を受けると言うことです。世界に目を開いて正しい治療をしてください。ハイ。 翻訳者 : ブログ「愛犬問題」開設者 : Paroowner 関連随想集 「みかん」と名乗ってブログ「愛犬問題」のブログ荒らしをし続けている獣医がいる。もう1年以上にもなる。台所のゴキブリと同じような行動をして書き込んでいる。直ちに削除している。この獣医はネットのゴキブリだ。知能が低いだけでなく心まで腐っている。そのゴキブリ獣医の知能の程度は次の随想に本人が詳記してある。心もねじ曲がっている。 獣医のブログ荒らしは卑屈で愚劣! 医療知識だけでなく学識教養も欠如! 逆くしゃみ症候群の治療法は世界で始めてブログ「愛犬問題」が見つけた治療法だ! ← トップページへ ボクの頭をなでてワン! 愛犬の正しい飼い方! 自然流で健康長寿! 獣医のワクチンや薬剤、避妊去勢は無用!
2019.03.16
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犬のヒートは自然の摂理に基づく生理現象だ。生きとし生けるものに授けられている神聖な自然現象だ。なのに、獣医は、そのヒートを悪の現象のようにとらえて避妊手術を勧めている。自然の摂理に反逆する悪魔の論理だ。犬の健康と命を犠牲にした白衣の悪魔の詐欺商売だ。 その獣医の悪の論理に汚染された飼い主も多い。公園などで「ヒート中の犬はつれてくるな!」と騒ぐ雄犬の飼い主がいる。一人よがりの横着な発言だ。ヒート物で屋内を汚す事もなくなるからと愛犬に避妊手術をする飼い主もいる。愚の骨頂だ。獣医にまんまと騙されている。 避妊去勢手術は犬の健康や長寿には有害だ。その事実を日本の獣医は隠蔽している。悪質きわまる詐欺商売だ。獣医が儲けることには異議を唱える気はないが、他人のかわいがっている犬の健康を害し、短命にする商売は白衣の悪魔の所業だ。避妊手術をする獣医は田畑を荒らしまわるイノシシよりもはるかにタチが悪い。 次の随想のコメント欄に獣医がヒートと避妊を結び付けているのは愛犬家にとっては迷惑千万だとの投稿がある。獣医とは犬の唯一の天敵だと返信した。 犬を迎える前に習得すべき重要な知識! 避妊去勢手術は動物虐待! ワクチン、マイクロチップ等は詐欺商品で有害不要! ドッグランでのヒート問題 投稿者:愛犬ファン さんウチのわんたちもドッグランや公園などによく連れて行きます。楽しい時が多いですが、残念な気持ちになる時もあります。この前は沢山のわんこ達がドッグランに来ていて楽しく過ごしていました。そこに、オスばかりを連れた三人の飼い主が来てからはドッグランの空気が一気に変わりました。その雄犬の飼い主三人は、自分の犬はほったらかしにして、自分たちだけで話し込んでいました。いくらノーリードのドッグランでもマナー違反でしょう。その雄の飼い犬が乱暴な振る舞いをしだしました。他のワンちゃんたちの上に乗りマウンティングを始めました。雌犬の飼い主が何度もその乱暴な行動をやめさせました。しかし、雄犬はその行動を繰り返しました。やっと、雄犬の飼い主の1人が気がつきました。ところが、静止させると思いきや、「ウチの子は去勢手術してないから発情するんです〜」とだけ言うと、また話し込み始めました。その雄犬は、よけてもよけてもしつこくマウンティングを繰り返しました。色々考えさせられました。ヒート中の雌犬が悪いのか。避妊手術をしてないから悪いのか。雌犬は皆手術をしなければ悪いのか。違うと思います。要は、問題なのは飼い主の対応だと思いました。雄犬の飼い主達だけが楽しくしたいなら、無人島でやってほしいです。今までの楽しいひと時が雄の三人の飼い主に台無しにされました。他の飼い主さん達も急いで去り始めました。広いドッグランは雄犬の仲間だけが楽しむ所なのかと不快な気持ちになりました。その雄の飼い犬も嫌われ者になり、楽しい経験ができない犬生を送るんだなと感じました。ドッグランで雌犬を遊ばせる危険性などの問題点も考えてしまいました。「君子危うきに近寄らず 」ですね。危うき生き物が放任されている時は場所を変えようと思いました。Paroownerさんならどうされるんだろうかとふと思いました。 投稿者:Paroowner 愛犬ファンさん、こん〇〇は。 Q(^ェ^)Q愛犬のパロは雄ですが、昔、雌を飼っていました。ヒート時にも公園で遊ばせていた時に、「ヒートの雌犬は公園に連れてくるな!」と言った雄犬の飼い主がいました。身勝手なおばちゃんです。自分の雄犬はほったらかしにしておしゃべりに夢中になっていました。エチケットやマナーには無関心な横着者でしょう。相手にするのも馬鹿馬鹿しいので、無言でその場を離れました。世の中は身勝手なことが罷り通っています。「君子危うきに近寄らず」が良い解決方法ですね。ハイ。 愛犬ファン さんそのおばちゃんがそんな事を平気で言い放ったのは、一つにはその人が身勝手な性格だからでしょう。もう一つは、そのおばちゃんがウソの情報にとらわれているからです。自分が正しいと勘違いしているから堂々と身勝手な発言ができるのです。だから、問題はウソの情報です。ネットなどでは、ヒート中の雌犬がいると雄犬は遠くからでも匂いを嗅ぎつけて発情して雌に襲いかかる。妊娠の危険がある。だから、避妊手術をさせましょうとの獣医の言い分があります。また、雄犬はヒートの臭いを嗅ぐ度に悲しく苦しい思いを我慢しなくてはいけない。雄犬がかわいそう。だから、去勢手術させましょうなどの記述もあります。つまり、手術をしない飼い主や犬の方が悪いと決めつけている獣医の偏見のウソの情報が垂れ流されています。私もこのブログ「愛犬問題」にたどり着く前はた本気で手術を考えていた時期もありました。ウチの子は幸い、ブログ「愛犬問題」に早めに巡り合い、取り返しのつかない避妊手術をしないで済みました。本当に命拾いした思いです。愛犬家は心優しく純粋な人が多いです。なのに、世の中にはウソの情報を発信し続けている詐欺集団がいます。もっと多くの飼い主さん達が犬の正しい自然な飼い方を知ってもらえたら、人も犬も戸外でのびのびと幸せな時間が過ごせますね。みんな、みんなブログ「愛犬問題」で勉強しましょう!! Paroowner愛犬ファンさん、こん〇〇は。 Q(^ェ^)Q獣医は避妊手術で儲けるためにいろんな詭弁を弄して愛犬家をだましています。獣医には犬やその飼い主の幸せは眼中にないのです。獣医自身が儲けるためにはどんなことでもするのです。獣医は、犬やその飼い主にとっては唯一の天敵ですよ。 一方、獣医に騙される飼い主にも問題があります。犬の避妊・去勢手術についての無知過ぎるのです。無知の怖さを理解してないのです。「盲人蛇を恐れず」と同じです。 犬の避妊・去勢手術をして儲けている日本の獣医は白衣を着た詐欺師です。カネの亡者の悪魔ですよ。 アメリカでは、獣医大学が犬の避妊手術について長期の研究を行い、避妊・去勢手術は有害であると公表しています。いろんな病気を誘発して、健康を害し、短命になるということです。 おっしゃるように「人間の女性が、子宮の病気の予防のために子宮摘出をするはずはない」ですね。ところが、日本の獣医はそのような非常識、非科学的、理不尽なことを平気で言って愛犬家を騙しています。 飼い主は無用な手術代を騙し取られるくらいですみますが、手術をした愛犬はその一生を狂わされます。犬は言葉を話せないので、その肉体的精神的な苦痛を飼い主に訴えることはできませんが、その苦痛は甚大なものです。 人の場合、癌などの理由で卵巣や睾丸を切除すると精神的肉体的苦痛が多大になります。次の随想の後半に詳述してあります。 避妊去勢手術で犬は卵巣欠落症の不定愁訴! 卵巣ホルモンがなくなり若い犬も更年期障害犬も人も同じ哺乳類です。卵巣や睾丸のホルモンの働きは同じです。ホルモンのバランスが狂うと、人の犬も心身ともに健康を害します。 次の随想も愛犬家のご投稿を元に記述したものです。ご参考にしてください。 生理中、雄犬との出会い時の対応の仕方 心配しすぎないこと 愛犬ファン さん本当にブログ「愛犬問題」に出会えて良かったです。このブログを知らなければ、ウチも病気ばかりの愛犬と動物病院通いをしていたでしょう。会話も犬の病気の心配ばかりで、悲惨な毎日を送るところでした。食事も愛犬と一緒のものを食べられて幸せです。寝食を共にするからこそ真の信頼関係が生まれるんですね。しつけだとか、おやつで操るとかはしなくても、愛犬の方からこちらに注意を向けてくれますね。ブログ「愛犬問題」がお勧めしている犬の正しい飼い方は良いことばかりで育てやすいし、問題がないです。ひとつあるとしたら、近隣の犬の飼い方と違う飼い方から、異常な飼い主扱いされるといったことだけです。これも愛犬が健康で幸せなので良しとしますか。いつも、ありがとうございます。 Paroowner 愛犬ファンさん、こん〇〇は。 Q(^ェ^)Qブログ「愛犬問題」の開設者のParoownerは獣医の勧める犬の飼い方とは違う飼い方をお勧めしていますから、獣医界からは異常な飼い主扱いされていますよ。日本語圏と英語圏ではブログ「愛犬問題」のようなサイトはないです。犬との生活のすべての面を取り扱っていて、しかも、世の中の常識に反することを記述してあるサイトは、別にはないのです。金儲けや名声に無関心になっている仙人みたいな老骨が心に思うままに記述しているから、本当の正しい犬の飼い方を書けるのでしょうね。 犬は歴史上何千年も人と一緒に繁栄してきた動物です。つまり、獣医などはいなかったのです。獣医が地球上にのさばりだしたのは、まだ100年もたってないのです。犬の立場で見ると、獣医という職業が地球上に出現したのは、良いことなのか、悪いことなのか、疑問ですね。ブログ「愛犬問題」は「できるだけ自然な飼い方」をお勧めしています。その方が愛犬たちは心身ともに健康で長生きすると思っています。 本当に病気の場合以外は動物病院には近づかないほうが良いのです。「君子危うきに近寄らず」です。ハイ。 避妊去勢手術は健康と長寿に有害だ。英語圏では周知の事実だ。アメリカの獣医大学が学術論文を公表してある。一方、日本の獣医界はその事実を隠蔽し続けて国民の愛犬家をだましている。その学術論文を全訳して公表してあるのは日本ではブログ「愛犬問題」だけだ。翻訳文を熟読して避妊去勢手術の蛮行から愛犬を守ることを切に願っている。 避妊去勢に関する米国学術論文の翻訳随想集 避妊去勢手術の弊害!いろんな後遺症! その1 米国獣医学論文をまとめて翻訳紹介 避妊去勢手術の弊害!いろんな後遺症! その2 避妊去勢手術の弊害!いろんな後遺症! その3(完) 避妊・去勢でガンの骨肉腫等の多病誘発! アメリカの獣医学の学術論文を翻訳 避妊・去勢で怖い甲状腺機能低下症になる! 肥満、無気力、脱毛などの難病に! 避妊去勢で乳腺腫瘍より怖い難病になるぞ! 骨肉腫、前立腺癌、尿路癌、脱毛症、肥満等 避妊去勢でホルモン欠落症で無気力な犬に! 甲状腺機能低下症で肥満にも! てんかんの原因!ワクチンや避妊去勢も! 米国や英国は学術論文を公表! 避妊去勢で骨の癌骨肉腫等の合併症なるぞ! 1歳未満の不妊手術でリスクが増大! 去勢手術で前立腺癌になるリスクが4倍に! 米国獣医学論文を翻訳紹介! 肥満のリスクが2倍に!避妊去勢の愛犬たち アメリカの学術調査研究で明確に! 避妊去勢でワクチンの副作用が30%増大! 不妊手術とワクチンは犬に有害無益だ! 避妊去勢で血管肉腫・癌のリスクが5倍に! 日本の獣医界は国民をだましている! 避妊去勢手術で最大20%の犬が尿失禁に! 多くの獣医が事実隠蔽!否認!悪質だ! 犬の子宮癌や卵巣癌はきわめて少ない! 避妊手術で防止できるとは獣医の詐欺商法! 避妊去勢でホルモンが欠落し骨が異常形成! 股関節異常のリスクは70%増加! 避妊去勢手術で認知症になるリスクが増加! 性ホルモンの欠乏が原因! 関連随想集避妊・去勢有害無用論の随想集 ← トップページへ ボクの頭をなでてワン! 愛犬の正しい飼い方! 自然流で健康長寿! 獣医のワクチンや薬剤、避妊去勢は無用!
2019.01.19
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日本には動物愛護を標語にしている団体が沢山ある。その殆どが偽善団体だ。つまり、犬に避妊去勢手術を推奨や強要している。その代表例を挙げる。 日本動物愛護協会は犬の天敵の偽善団体だ。犬の避妊去勢手術を推奨している悪魔の団体だ。そのサイトに次のようにある。当協会では、不幸な犬や猫を増やさないために不妊・去勢手術を推奨しています。 メリット長生きする確率が高くなる。オス性前立腺、精巣、肛門周辺の病気等の予防。性的欲求によるトレスからの解放。攻撃性がおさえられる。無駄吠え、マーキング、脱走が減る。メス望まない妊娠が避けられる。子宮、卵巣の病気や乳がんの予防。発情時のわずらわしさや発情のストレスがなくなる。デメリットオス・メス共に肥満になる恐れがあるが、食事の管理と運動で防げる。ごくまれにホルモン欠乏による皮膚病や下部尿路に問題が生じる場合がある。 上記は詐欺根性の持ち主の妄想による記述だ。つまり、科学的な根拠はない。避妊去勢手術をすると「長生きする確率が高くなる」のか。そのような科学的なデータはない。あるというなら提示を求める。卵巣や睾丸を切除して長生きできるなら、人も切除した方が良いのではないか。人も犬も同じ哺乳類だ。卵巣や睾丸の機能は同じだ。なぜ、犬だけが「長生きする確率が高くなる」のだ。詐欺師の真っ赤なウソだ。 その他の記述も詐欺師の虚言だ。でっち上げのウソがほとんどだ。換言すると、避妊去勢手術のデメリットを隠蔽している。肥満になることは周知の事実だ。食事制限で防止できるものではない。「ごくまれにホルモン欠乏による皮膚病や下部尿路に問題が生じる場合がある。」とは詐欺師の論理だ。詭弁だ。避妊去勢手術の実際の弊害を隠蔽している。 避妊去勢手術をすると、犬は次のような病気になりやすくなるのはアメリカやイギリスなどの英語圏では広く知られている。その英文の学術論文の全文をブログ「愛犬問題」の開設者のParoownerが翻訳して公表してある。この随想ではその項目だけを紹介する。その詳細な翻訳文は下段の関連随想集にある。 去勢のデメリット1 1才未満で去勢すると、骨のガンである骨肉腫のリスクが著しく増大する。2 心臓の血管肉腫のリスクが増大する。3 甲状腺機能低下症のリスクが、去勢しなかった場合に比較して、3倍になる。4 加齢性認識機能障害のリスクが増大する。(つまり、早くぼける。)5 肥満のリスクが3倍に増大する。6 前立腺ガンのリスクが4倍になる。7 尿路ガンのリスクが2倍になる。8 体形奇形のリスクが増大する。9 ワクチンに対する拒絶反応(副作用)が増大する。 卵巣切除のデメリット1 1才未満の卵巣切除で骨のガンである骨肉腫のリスクが著しく増大する。2 脾臓と心臓の血管肉腫のリスクが増大する。3 甲状腺機能低下症のリスクが増大する。4 肥満のリスクが増大する。5 尿失禁をするようになる。6 尿管の感染症が頻繁に再発するようになる。7 外陰部の皮膚炎や膣の皮膚炎、膣炎のリスクが増大する。8 尿路腫瘍のリスクが増大する。9 体形奇形のリスクが増大する。10 ワクチンに対する拒絶反応(副作用)のリスクが増大する。 避妊去勢手術のデメリットのまとめ犬は避妊去勢手術をすると上記の病気になりやすい体質になり、短命になる。卵巣や睾丸は単に子供を産むためだけにある臓器ではない。卵巣は女性ホルモンを、睾丸は男性ホルモンを分泌している。 その性ホルモンは犬の体内で分泌されるいろんなホルモンと一緒になって協力して犬の体内のいろんな機能を円滑にする役目を果たしている。だから、避妊去勢手術が原因でその性ホルモンが分泌されなくなると、犬の体内のホルモンのバランスが壊れて犬は上記のようにいろんな病気になりやすい体質になる。医学の常識だ。 人も犬も含め、すべての生き物の臓器は必要だから存在するのだ。すべての動物は何十万年の進化の過程で不要な臓器は退化させ、必要な臓器だけを進化させてきた。人や犬の卵巣や睾丸も必要だからあるのだ。つまり、卵巣や睾丸は自然界の神から授かった臓器だ。人間の身勝手な都合で切除することは自然界の神への冒涜だ。学識教養がない上に金儲けに狂奔している金の亡者の自然界の摂理への反逆だ。 留意すべきことは人の避妊手術やパイプカットと犬の避妊去勢手術とは全く違うということだ。雲泥の差がある。人の場合は、卵子や精子が通過する卵管や精管を結紮(けっさつ)するだけだ。つまり、縛って塞いでしまうだけだ。だから、性ホルモンは正常に分泌される。健康上の影響はない。 しかし、犬の避妊去勢手術は卵巣や睾丸を切除する。野蛮な悪魔の手術だ。だから、性ホルモンは分泌がなくなる。そのためにホルモンバランスが狂って、いろんな病気になりやすくなる。詳細は次の随想にある。 犬の避妊は卵巣切除、人は卵管を縛るだけ! 犬はホルモンがなくなり卵巣欠落症になる! 去勢の睾丸切除手術で犬は心身共に病気に! 睾丸ホルモン欠落症の皮膚病で脱毛! 獣医という職業人は、避妊去勢手術とその弊害の事実を理解してない無能の輩か、あるいは、その事実を隠蔽している詐欺根性の輩だ。いずれにしろ、まともな職業人ではない。避妊去勢手術は白衣の悪魔の動物虐待行為だ。 犬の避妊去勢手術に悩んでいた愛犬家がネットを調べていて偶然にブログ「愛犬問題」に出会って、初めて、次の随想のコメント欄に投稿してきた。貴重な内容なので、その主要部を採用掲載してご参考に供する。 犬を迎える前に習得すべき重要な知識! 避妊去勢手術は難病の元凶! ワクチン、マイクロチップ等は詐欺商品で有害不要! 恐ろしい動物愛護活動家の発言! 投稿者:たんぽぽ さんはじめまして。ブログ「愛犬問題」を偶然見つけ、内容が大変興味深く有り難く読ませていただきました。突然コメントを書きます。失礼な点や言葉足らずな文章であればお許し下さい。最近、動物愛護団体や動物愛護活動をしている芸能人たちが恐ろしい発言を繰り返しています。犬に避妊去勢手術をすることが動物愛護であると主張しています。日本動物愛護協会は避妊去勢手術をすることが動物愛護の基本であると発信しています。他の動物保護団体や一般人に対して避妊去勢手術を推奨したり、強要しています。そして、その誤った考えを全国に広めています。それに従わない動物保護団体に対して、ネットで誹謗中傷を繰り返し、ネガティブ情報を拡散させています。また、悪徳獣医と共謀して悪質な嫌がらせをずっと続けています。このような考えが日本全国に広がり、獣医の中でも当たり前のように受け入れられることは大変恐ろしいです。欧米の避妊去勢手術に対する考えと日本の考えが違いすぎます。大変恐ろしいです。動物愛護だと主張してて避妊去勢手術をさせることがスタンダードになることはあってはならないことです。大変恐ろしいことです。どうして、日本はこのようなことになってしまっているのでしょうか。避妊去勢手術をすることが善で、避妊去勢手術をしないことは無責任だと訴えている動物愛護団体や動物愛護芸能人たちはまともな人たちではありません。きちんとした知識や科学的な情報を得て判断することができない人たちです。犬の立場になって健康面をきちんと考えて判断することができないようです。 最近いろいろ悩み考える日々が続いています。ブログ「愛犬問題」に巡り合えて、大変有り難いと思っています。随想を沢山読ませていただきました。ありがとうございました。 動物愛護団体は犬を食い物にしている偽善団体だ。避妊去勢手術や犬に有害なワクチンなどを強要して儲けている詐欺団体だ。詳細は次の随想にある。 動物愛護団体は偽善団体だ!里親で荒稼ぎ! 保健所の犬にワクチン避妊フィラリア薬強要 関連随想集 避妊去勢に関する米国学術論文の翻訳随想集1 避妊去勢手術の弊害!いろんな後遺症! その1 米国獣医学論文をまとめて翻訳紹介2 避妊去勢手術の弊害!いろんな後遺症! その23 避妊去勢手術の弊害!いろんな後遺症! その3(完)4 避妊・去勢でガンの骨肉腫等の多病誘発! アメリカの獣医学の学術論文を翻訳5 避妊・去勢で怖い甲状腺機能低下症になる! 肥満、無気力、脱毛などの難病に!6 避妊去勢で乳腺腫瘍より怖い難病になるぞ! 骨肉腫、前立腺癌、尿路癌、脱毛症、肥満等7 避妊去勢でホルモン欠落症で無気力な犬に! 甲状腺機能低下症で肥満にも!8 てんかんの原因!ワクチンや避妊去勢も! 米国や英国は学術論文を公表!9 避妊去勢で骨の癌骨肉腫等の合併症なるぞ! 1歳未満の不妊手術でリスクが増大!10 去勢手術で前立腺癌になるリスクが4倍に! 米国獣医学論文を翻訳紹介!11 肥満のリスクが2倍に!避妊去勢の愛犬たち アメリカの学術調査研究で明確に!12 避妊去勢でワクチンの副作用が30%増大! 不妊手術とワクチンは犬に有害無益だ!13 避妊去勢で血管肉腫・癌のリスクが5倍に! 日本の獣医界は国民をだましている!14 避妊去勢手術で最大20%の犬が尿失禁に! 多くの獣医が事実隠蔽!否認!悪質だ!15 犬の子宮癌や卵巣癌はきわめて少ない! 避妊手術で防止できるとは獣医の詐欺商法! 16 避妊去勢でホルモンが欠落し骨が異常形成! 股関節異常のリスクは70%増加! 17 避妊去勢手術で認知症になるリスクが増加! 性ホルモンの欠乏が原因!避妊・去勢有害無用論の随想集 ← トップページへ ボクの頭をなでてワン! 愛犬の正しい飼い方! 自然流で健康長寿! 獣医のワクチンや薬剤、避妊去勢は無用!
2018.11.24
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日本の獣医界は犬の避妊去勢手術の弊害を隠蔽している。避妊去勢手術は健康と長寿に有害無益だ。愛玩動物虐待の最たる蛮行だ。愛犬家の国民に真実を隠し、開業獣医が儲けるためだけの理由で犬に避妊去勢手術を勧めている。金儲けに狂奔している我利我利亡者の悪行だ。犬の天敵の儲け仕事だ。自然の摂理に反逆する白衣の悪魔の乱行だ。 アメリカでは、ニュージャージー州立ラトガーズ大学が犬の避妊去勢手術に関する学術論文50編以上を調査して、その研究結果を公表してある。今回のブログ「愛犬問題」の随想で、その全訳文をまとめてご紹介する。(これまでは文字数制限があったので、各項目毎に翻訳して紹介していた。) 人の避妊やパイプカットと犬の避妊や去勢との根本的な違い物事の大差を表現する言葉に「雲泥の差」がある。白く綺麗な雲と泥色の汚い泥ほどの大差があるという意味だ。また、「月とすっぽん」は同じ丸い物でも神秘的な月と食用にする亀とは比較すること自体がおかしいという意味だ。女性の避妊手術や男性のパイプカットと犬の避妊去勢手術は月とすっぽんだ。全く違う。その違いを知らない愛犬家が多すぎる。盲人蛇を恐れずと同じであり、無知ほど怖い物はない。飼い主が無知だと、飼い主は金銭的な被害で済むが、その愛犬は健康被害だけでなく命さえ失うことにもなる。 犬の医療技術は人のそれよりも100年以上遅れている。その実例の一つが避妊去勢手術だ。犬の卵巣や睾丸を切除する。健康な人には絶対にしない自然の摂理に反逆する不正な手術だ。 卵巣や睾丸は人も犬も女性ホルモンや男性ホルモンを分泌する不可欠な器官だ。それを切除された犬はホリモンバランスが狂っていろんな病気を発症する。詳細は次の随想にある。 犬の避妊手術は卵巣切除、人は卵管を縛るだけ! 犬はホルモンがなくなり卵巣欠落症になる! 去勢の睾丸切除手術で犬は心身共に病気に! 睾丸ホルモン欠落症の皮膚病で脱毛! 避妊手術で犬は卵巣欠落症の不定愁訴! 卵巣ホルモンがなくなり若い犬も更年期障害 ブログ「愛犬問題」では日本国内の事例を取り上げて避妊・去勢の弊害を論じてきた。詳細は下段の関連随想集にある。 今回はアメリカの学術論文を一般愛犬家にも理解できるようにやさしく翻訳して紹介する。アメリカは日本とは違い、愛玩動物の避妊・去勢の是非について獣医大学で研究してその結果を公表している。その一つであるニュージャージー州立ラトガーズ大学の調査研究成果を全訳する。 Long-Term Health Risks and Benefits Associated with Spay / Neuter in Dogs 犬の避妊・去勢による健康上のリスクと利点 長期観点から統計調査Laura J. Sanborn, M.S.(理学修士) May 14, 2007 大意 獣医も愛犬家も犬に避妊・去勢手術をすべきかどうかについては深く考えるべきである。 従来の考えでは、幼少期の犬に避妊・去勢手術をすると、リスクよりもメリットのほうが大きいと言い伝えられてきた。避妊・去勢の可否に関する相反する証拠が蓄積された現在でも、従来の考えが今なお支配的である。 獣医学の学術論文50編以上を調査して、この論文で避妊・去勢手術が犬の健康に与える影響を明らかにした。 犬は避妊・去勢手術により、骨肉腫、血管肉腫、甲状腺機能低下症、その他いろんな疾病を誘発するという調査結果は誰も否定することができない。 犬の避妊・去勢の是非について、犬の健康と幸福の観点からは考えてないのは獣医も愛犬家も無責任である。 ニュージャージー州立ラトガーズ大学 准教授 獣医学Chair(部門総括教授) Larry S. Katz PhD(博士) 概要 去勢のメリット1 睾丸ガンで死ぬ犬はごくわずかだが、そのリスクをなくする。 2 前立腺疾病の発病を低減する(ガンの場合は防止できない)。 3 肛門ろう菅症、肛門周辺フィステルのリスクを低減する。 去勢のデメリット1 1才未満で去勢手術をすると、骨のガンである骨肉腫のリスクが著しく増大する。2 心臓の血管肉腫のリスクが増大する。 3 甲状腺機能低下症のリスクが、去勢しなかった場合に比較して、3倍になる。 4 加齢性認識機能障害のリスクが増大する。(つまり、早くぼける。) 5 肥満のリスクが3倍に増大する。6 前立腺ガンのリスクが4倍になる。 7 尿路ガンのリスクが2倍になる。 8 体形奇形のリスクが増大する。 9 ワクチンに対する拒絶反応(副作用)が増大する。 卵巣切除のメリット メス犬の避妊手術後の状況はオス犬の場合よりも複雑になる。1 2才半以前に避妊手術をすると、乳腺腫瘍のリスクが大きく低減する。2 子宮蓄膿症のリスクがほとんどなくなる。 3 肛門周辺フィステルのリスクが低減する。 4 子宮や頚および卵巣のガンのリスクが低減する。 卵巣切除のデメリット 1 1才未満で卵巣を切除すると骨のガンである骨肉腫のリスクが著しく増大。 2 脾臓と心臓の血管肉腫のリスクが増大する。 3 甲状腺機能低下症のリスクが増大する。 4 肥満のリスクが増大する。 5 尿失禁をするようになる。6 尿管の感染症が頻繁に再発するようになる。 7 外陰部の皮膚炎や膣の皮膚炎、膣炎のリスクが増大する。 特に、思春期前に避妊手術をした犬に多発。 8 尿路腫瘍のリスクが増大する。 9 体形の奇形のリスクが増大する。 10 ワクチンに対する拒絶反応(副作用)のリスクが増大する。 避妊・去勢手術の後遺症の各論 甲状腺機能低下症 卵巣切除・去勢手術をした犬は、手術をしてない犬に比べて甲状腺機能低下症になるリスクが3倍になるという因果関係が明らかになった。 研究者たちは、その因果関係を提示している。卵巣切除・去勢が甲状腺機能低下症に温和な直接的な影響を与えると言うことよりも、もっと重要なことは、卵巣切除・去勢と甲状腺機能低下症が共に性ホルモンの分泌に影響を与えることである。その性ホルモンは免疫システムに関与している。マウスの去勢が自己免疫性甲状腺炎を悪化させると言う事実は、犬の卵巣切除・去勢と甲状腺機能低下症の因果関係の証明に役立つだろう。犬の甲状腺低下症は肥満、無気力、脱毛、および、生殖機能の異常をもたらす。 骨肉腫(骨の癌) いろんな犬種の犬が骨肉腫になるリスク要因について調査研究したところ、避妊・去勢手術をした犬は雄雌共に、してない犬に比較して、骨肉腫に罹病するリスクが2倍になることが明らかになった。 犬種の一つであるロットワイラーが骨肉腫になるリスクが比較的に高いことはすでに研究されていた。 同一犬種について歴代の犬を遡及的に調査研究した結果、若い時に避妊・去勢手術をした犬は骨肉腫になるリスクが高いことが明らかになった。言い換えると、年齢が増えてから避妊・去勢手術をした犬は、その加齢が増えるにつれてそのリスクが低下する。 1歳未満で避妊・去勢をしたロットワイラーは、してない犬に比較して、雄で3,8倍、雌で3,1倍の比率で骨肉腫に罹病しやすい。実際に、1歳未満で避妊・去勢したロットワイラーは、骨肉腫に罹病するリスクが、雄で28,4%、雌で25,1%であった。 この結果はいろんな犬種で早期に避妊去勢した犬の研究結果とも一致している。即ち、不妊手術をした時の犬の年齢は、骨肉腫の発病の恐れを評価するファクターとして扱えるという利点をもたらした。 これらの二つの研究で明らかになった結果を結びつけると、1歳未満で避妊・去勢をした犬は、骨肉腫のリスクが著しく増加するという論理的な結論に到達する。 性ホルモンは骨の構造の形成とその大きさの保持に関与していることは周知のことである。その上に、今回の研究で明らかになったことは、性ホルモンの影響を受ける時間と骨肉腫のリスクとの間には反比例の関係があるということである。 犬種のサイズが大きいほど、特に体重が大きいほど骨肉腫になるリスクは増加する。 骨肉腫は中型犬種、大型犬種、超大型犬種では一般的な死因である。 骨肉腫はゴールデン・レトリバーの場合、三番目に最も一般的な死因であり、さらに大きな犬種では、もっと普通の死亡原因である。 骨肉腫は発病後の経過が悪いことや多くの犬種で予後の悪さが頻繁に起こっていることを考慮すると、中型犬種、大型犬種、および、超大型犬種は幼犬時に避妊去勢手術をすると骨肉腫になって死亡するリスクが著しく増加する。 前立腺癌 一般の人が入手できる犬の避妊・去勢に関する情報の多くは、不妊手術をすると、雄犬は前立腺癌になるリスクが減るとか無くなると(証拠もなく)言い張っている情報だ。 人間の前立腺癌が男性ホルモンのテストステロンと関係があることを考慮すると、その言い分は納得し難い説とはいえない。 しかし、犬の場合、前立腺癌に関する証拠は、その言い分を支持してない。実際、最も強力な証拠はまさしく正反対のことを示している。 犬の不妊手術に関する免疫学的研究では長年いくつかの相反する研究結果が報告されている。つまり、去勢手術をした犬は前立腺癌が増えると言う研究と、逆に、低下するという研究がある。これらの研究を正しく評価するのはきわめて難しい。我々がまとめたこの論文の文章は、相反する研究結果があることを部分的に説明しているに過ぎない。 ごく最近、犬の世代を遡って調査した研究成果が二つ報告されている。その一つは、ヨーロッパで、もう一つは、アメリカで発表されている。この二つの研究で、去勢した雄犬は、してない犬よりも、前立腺癌になるリスクが4倍も高くなることが明らかになった。 これらの結果に基づいて、研究者たちは去勢手術と前立腺癌の発症との間には因果関係があると提示している。 不妊手術が犬の前立腺癌の発症を引き起こすことはないが、発生した腫瘍の進行に関与していることを示している。この研究で、犬の前立腺癌のほとんどは精管内に発生し、ウロトロピン由来の癌であることがわかった。 去勢手術をしてない普通の犬に前立腺癌の発生が比較的に少ないことは睾丸ホルモンが前立腺癌の発生を事実上防止していることを示している。または、前立腺の環境を変えることによって癌が発生しないように間接的に影響を与えているかも知れない。 この問題は将来を見通した上で正しいものの見方で判断すべきである。人の場合と違い、犬の前立腺癌は滅多にないことだからである。 犬の検死の調査結果で明らかになった犬の前立腺癌の発生率は0,6%以下と少ないことを考慮すると、不妊手術をすべきかどうかを決める時に、不妊手術を前立腺癌のリスク要因として重く考慮すべきかどうかの判断は難しい。 犬種の一つであるブーヴィエデフランドルについて、不妊手術は前立腺癌のリスクを増加するという証拠があるに過ぎない。 データはきわめて少ないが、我々は他の犬種についても関心を持っている。 肥満 避妊・去勢手術をした犬は、してない犬に比較して、太り気味、あるいは、肥満の傾向が強い。新陳代謝の変化が原因である。避妊手術をした雌犬は、してない雌犬に比較して、肥満になるリスクが2倍になることが一つの研究で明らかになった。 他の研究結果でも、不妊手術をした犬は、してない犬に比較して、雌で1,6倍、雄で3,0倍肥満の傾向があることが明らかになった。 更に、雌で1,2倍、雄で1,5倍太り気味の傾向があることがわかった。 イギリスの獣医団体が実施した調査研究によると、21%の犬が肥満であった。肥満、あるいは、太り気味であることは、犬の健康問題の主題になっている。 太り気味の犬はアドレナリン過剰症、甲状腺機能低下症、下部尿路疾患、口周縁部の疾患と診断される傾向がある。太り気味を超えて肥満になった犬は甲状腺機能低下症、糖尿病、膵臓炎、新生腫瘍と診断される傾向がある。 ワクチンの副作用 犬のワクチンの副作用について世代を遡って一団の犬を調査研究した。その副作用にはアレルギー反応、蕁麻疹(じんましん)、アナフィラキシー(注釈がある)、心拍停止、心臓ショック、および、急死があることがわかった。 避妊した雌犬は、してない雌犬に比較して、副作用が30%以上多く、去勢手術をした雄は、してない雄に比較して、27%多いことがわかった。 犬自体の体内の能力として、性ホルモンはワクチンに対して免疫的に反応する役割を果たしていることも含くめ、研究者たちは避妊・去勢手術とワクチンの副作用については因果関係を示すメカニズムがあると論じている。 なお、小型犬種ほどワクチンの副作用について高いリスクがある。 愛玩犬種ボクサー、イングリシュ・ブルドック、ラサアプソ、ワイマラナー、アメリカ・エスキーモー犬、ゴールデン・レトリバー、バセットハウンド、ウェルシュ・ゴーギー、シベリアン・ハスキーグレート・デン、ラブラドール・レトリバー、ドーベルマン、アメリカン・ピット・ブル 、および、秋田犬。 雑種の犬はリスクが低いことがわかった。そのことは、遺伝的な特異体質(混血がもたらす活力)によるものだろうと思っている。 翻訳者の注釈アナフィラキシーとは、注射薬剤やスズメバチの毒などによるアレルギー反応の悪の親玉みたいな反応。ショック死することが多い。 精巣腫瘍・睾丸癌 精巣腫瘍の発症前に去勢手術をすると、当然、その後は精巣腫瘍の発病はない。精巣(睾丸)そのものが切除されてなくなっているからである。切除して無くなってしまった臓器が発病するわけがない。だから、ここでは不妊手術をしてない犬の精巣腫瘍のリスクと比較して論ずる。 精巣腫瘍は、その発生率が7%であるので、普通の発生率である。しかし、精巣腫瘍はその転移率が低いために病後の回復はきわめて良好である。 たとえば、Purdue大学がゴールデン・レトリバーについて健康調査をした結果によると、精巣腫瘍による死亡はきわめて稀であった。その精巣腫瘍は、獣医師会が実施確認した犬の死亡原因調査報告書に記載されている犬の重大な死亡原因のリストには載ってない。 その調査対象になったゴールデン・レトリバーは40%が不妊手術をしてない雄犬であったことは注目すべきことである。しかも、精巣腫瘍の治療を受けたゴールデン・レトリバーの治癒率は90,9%であった。このことは犬の精巣腫瘍の転移率が6~14%であると言う他の研究結果とも一致する。つまり、頻繁に発生する精巣腫瘍であってもその治癒率は高い。だから、去勢をしてない雄犬が精巣腫瘍で死ぬ比率は1%以下であるといえる。 要約すると、犬は若い時に去勢手術をすべきだと言うのが獣医の最も一般的な言い分だが、犬は生涯を通じて精巣腫瘍に罹病するリスクはきわめて低いことを考慮すると、去勢すると雄犬の精巣腫瘍を防止できるというのは正当な理由だと認めるのは難しい。 睾丸が片方だけ、あるいは両方とも腹部に滞留したままで、所定の位置に下りてこない停留睾丸の場合は例外があるかもしれない。停留睾丸は13,6倍も腫瘍が発生しやすい上に、普通の身体検査では腫瘍を見つけることが難しい。 血管肉腫・癌 血管肉腫は犬では普通に見られる癌である。犬種によっては主な死亡原因の一つである。例えば、 サルーキ、フレンチブルドッグ、アイリッシュ・ウォータース・パニエル、フラッドコーティド・レトリーバー、ゴールデン・レトリーバー、ボクサー、アフガンハウンド、イングリッシュセッター、スコットランド・テリア、ボストンテリア、ブルドッグ、およびジャーマン・シェパード。 犬を年齢別に調査研究した結果、避妊手術をした雌犬は、してない雌犬に比較して、脾臓の血管肉腫が2,2倍多く発生していることがわかった。 心臓の血管肉腫に関して世代を遡って調査したところ、避妊手術をした雌犬は、してない犬に比較して、血管肉腫になるリスクの要因が5倍以上大きいことがわかった。また、去勢手術をした雄犬は、してない雄犬に比較して、1,6倍高いこともわかった。 その調査研究をした人たちは、性ホルモンは血管肉腫に対して防御的な効果があると論じている。特に雌犬ではその効果は顕著である。 血管肉腫が重要な死因である犬種の場合、犬の不妊手術をするかどうか決める時に、犬は不妊手術で血管肉腫になるリスクが大きくなることを考慮すべきである。 泌尿生殖器の障害 尿失禁は避妊手術をした雌犬に多い。その尿失禁は手術をして間もなくか、数年を待たずして見られるようになる。その尿失禁の発生率は、避妊手術をしてない雌犬はわずか0,3%であるのに対し、避妊手術をした雌犬は4~20%であることが調査研究で明らかになった。一般に避妊性尿失禁と呼ばれているように尿失禁は避妊手術と強くリンクしている。尿失禁の生物学的なメカニズムは不明だが、尿道の括約筋によって引き起こされるものである。 多くの(すべてではない)の尿失禁の犬は薬による治療が必要である。しかも、多くの場合、その治療は生涯続けることが必要になる。 世代を遡って犬を調査研究したところ、しつこく再発を繰り返す尿管(膀胱)の感染症が、避妊手術をした雌犬は、してない雌犬に比較して3~4倍も高かった。 他の世代調査研究では、5歳半以前に避妊手術をした雌犬は、5歳半以後に避妊手術をした雌犬に比較して、尿管(膀胱)の感染症が2,76倍も多く発生していた。 避妊手術をした年齢により、犬は性器の外部に異常な兆候を現す。避妊手術をした雌犬は陰門が奇形になったり、膣の皮膚炎、膣炎、および、尿管(膀胱)の感染症を引き起こす。思春期以前に避妊手術をした雌犬は、このリスクが高い。 雌犬の生殖管の癌 子宮癌、子宮頸癌、および、卵巣癌 犬の子宮や子宮頸管の腫瘍はめったにない。全腫瘍のわずか0,3%である。手術で卵巣腫瘍のリスクを取り除けるが、そのリスクはわずか0,5%である。避妊手術で生殖管の腫瘍のリスクを取り除けるが、そのリスクは相当低い。だから、避妊手術で子宮癌や子宮頸癌、卵巣癌のリスクを防止できるということは正当化できない。 泌尿器の癌 膀胱癌と尿道癌 世代を遡って犬を年齢別に調査研究した結果、避妊・去勢をした犬は、してない犬に比較して、下部尿路腫瘍(膀胱または尿道)が2倍以上多く発生していたことがわかった。それらの腫瘍はほとんどの場合悪性であるが、頻繁には発生しない。犬の腫瘍の1%以下を占めているに過ぎない。だから、犬の避妊・去勢手術をすべきかどうかを決める時には泌尿器の癌のリスクは重視しないほうが良い。エアーデール、ビーグルとスコティシュ・テリアは泌尿器の癌になるリスクが高いが、一方、ジャーマン・シェパードはリスクの平均値よりも少ない。 肢体障害・骨の異常形成 外科手術で卵巣を切除すると、犬の骨盤の骨である腸骨の再構築の速度が増す。そのことは、避妊手術をしたことにより股関節が異常にゆがめられて作られること意味する。卵巣を切除すると、背骨の骨量が実質的に失われて少なくなることも明らかになった。 幼犬の時に避妊・去勢手術をすると、各種の骨の成長板がその成長を止める時期が遅くなる。成長をし続け骨の長さが著しく長くなる。そのため、避妊・去勢手術をしなかった犬や成犬になった後に避妊・去勢手術をした犬よりも骨が異常になる。 各種の骨の成長板はその成長を止める時期が異なっている。そのため、避妊・去勢手術をした時期によって、犬の体は不自然なプロポーションになり、関節の性能と長期耐久性に悪影響を与える可能性がある。その理由は、避妊・去勢手術の時期が、ある骨の成長板はその成長が止まった後であったのに、他の骨の成長板はその成長が止まる以前であると、成長が止まった骨と成長が続いている骨が混在してしまうからだ。 避妊・去勢手術をすると、犬は頭蓋十字靭帯断裂症になるリスクが2倍に増える。おそらく、そのことは肥満になるリスクを増やすことに関係している。 5歳半以前に避妊・去勢手術をすると、5歳半以後に避妊・去勢手術をした犬に比較して、股関節が異常に形成されるリスクが70%増える。 若い時に卵巣や睾丸を切除をした結果、骨の長さが増え、関節の形成に変化をもたらしている可能性がある。そのことは、股関節が異常にゆがめられて形成されているかどうかの診断に応用できるだろうと研究者たちは論じている。 犬種ごとの健康調査をエアデールについてした結果、避妊・去勢手術をした犬は、してない犬に比較して、いろんな筋骨の障害と同じように股関節形成不全に悩まされていることがわかった。しかしながら、股関節形成不全、または、筋骨障害であるという理由で避妊・去勢手術をされた可能性のある犬もいるように、困惑させられる事例もある。 避妊・去勢手術をした6ヶ月後に股関節形成不全と診断された犬は、避妊・去勢手術をしてない犬に比較して、股関節形成不全と診断された比率が1,5倍であることが他の研究結果でも明らかになっている。 避妊・去勢手術をしてない犬に比較して、避妊・去勢手術をした犬は膝頭の脱臼のリスクが3,1倍高いことが明らかになっている。 老齢性認知症・老齢性記憶障害症候群 不妊手術をした雄犬も雌犬も不妊手術をしてない普通の犬に比較して、年老いた後に軽い認知症よりも重い認知症になるリスクが高い。 その老齢性認知症になるリスクを詳細に決めるために利用できるだけの十分な数の避妊手術をしてない老齢な雌犬はいなかった。 老齢性認知症の犬は、屋内や屋外で方向感覚を失ったり、家族の一員としての社会的な触れ合いが変化したり、屋内でのしつけが無駄になったり、寝起きのサイクルが変化したりする。 この調査研究結果は、テストステロンとエストロゲンが細胞レベルで神経を保護する役割を果たしているという最近の研究結果と同一線上にある。そのエストロゲンは女性のアルツハイマー病に予防的な役割を果たしている。 エストロゲンは避妊手術をしてない雌犬にも同じ保護的な役割を果たしていると研究者たちは推測している。しかし、残念ながら、避妊手術をしてない雌犬の数が少なすぎたので、今回の研究ではその推測を実証し、結論づけることは出来なかった。 翻訳して思うこと 一般愛犬家の皆さんへこの獣医学の学術論文は一般愛犬家にご理解いただけるようにできるだけ優しく翻訳しました。でも、内容的には誤訳は皆無です。病名などの医学用語も正しい用語を使って翻訳してありますよ。ハイ。 獣医界の皆さんへ 獣医界の皆さんは、特に開業獣医の皆さんは英文の学術論文を正しく読解できない人が多いですね。残念です。英語の論文を読めないと、世界の獣医界から置き去りにされますよ。日本の愛犬家とその愛犬たちが獣医の無知の被害を受けると言うことです。世界に目を開いてください。ハイ。 翻訳者 : ブログ「愛犬問題」開設者 : Paroowner 関連随想集 避妊去勢手術有害無用論の71編の随想集 ← トップページへ ボクの頭をなでてワン! ごめんね。ボク、フラッシュいやなの。 愛犬の正しい飼い方! 自然流で健康長寿! 獣医のワクチンや薬剤、避妊去勢は無用!
2018.01.06
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前回の随想では、アメリカの獣医師協会がやっと避妊去勢手術の弊害を認めて、ネット上にもその見解を公開してあることを翻訳して紹介した。前回の随想:避妊去勢手術は癌や脱毛症等いろんな難病を誘発! 米国獣医師協会がやっと公表! 日本はいまだに隠蔽! 今回の随想では、そのアメリカの獣医師会の見解に批判的な内容の獣医師のネット記事を翻訳して紹介する。 原文 SPAY & NEUTER MEDICAL FACTS CASTRATION-HYSTERECTOMY 一言で要約すると、犬は子犬でも成犬でも避妊去勢手術をすると、いろんな難病になり、短命になるということだ。 避妊去勢手術に関する医学上の事実 睾丸摘出と卵巣摘出 避妊去勢手術は性ホルモンの分泌を停止させ、寿命を短くし、癌や肥満、体形の異常をもたらす。雄犬の避妊手術は睾丸を摘出するとだ。雌犬の避妊手術は卵巣を摘出することだ。去勢(neuter)とか、避妊(spay)とか、あるいは、睾丸摘出(castration)とか、卵巣摘出(hysterectomy)とか、言葉上は何と言ってもどうでも良いことだ。 即ち、避妊去勢手術は犬の性ホルモンの分泌を停止させる。米国獣医師協会の公式の見解には、次のような記述がある。「強制的に避妊去勢手術をするのは悪い考えである。」その記述は、愛犬家が避妊去勢手術を考えるときには犬の健康問題だけに注意を払えばよいかのように書かれている。その文章には米国獣医師会自身がそのように自分自身に言い聞かせているような響きがある。 すべての犬にとって悪いことでも、獣医にとっては良いことだ。というのは、犬の生殖器を切除して、癌や尿失禁、体形異常などの問題が発生しても、獣医が経営する動物病院にとっては収入が増えることは確かだからだ。 獣医たちは、”動物の権利”を守るために、すべての犬に避妊去勢手術をするようにその飼い主に推奨するのは当然だと思い込んでいる。 しかし、実際は、獣医界が行っている避妊去勢手術という呪文的な所業の弊害は、その”動物の権利”をはるかに超えている。避妊去勢手術は有益な面よりも有害の面のほうが遥かに大きい。 獣医の避妊去勢手術を信用し、信頼しても良いかどうかについては、米国獣医師会は、公式の簡単なステートメント(見解)では何も言ってない。次のように記述してあるだけだ。「 避妊去勢手術は犬の健康に深く関与している。 犬は避妊去勢手術をすると、雄犬は前立腺癌のリスクが上昇する。 骨の癌のリスクも上昇する。 成犬に成長する前に避妊去勢手術をすると、大型犬種の場合は、股関節異形成症にもなる。 肥満や糖尿病、尿路感染症、尿失禁、甲状腺機能低下症になる。」 米国獣医師協会誌には犬の避妊去勢手術の健康上のリスクについてさらに詳しく記述されている。1964~2003年に100万匹以上の犬について研究をして、犬種、性別、年齢に関する情報が集められて、その報告が獣医学のデーターベースにまとめられている。その研究結果によると、睾丸を切除された雄犬は、他の犬に比較して、股関節が異常に形成されている頭数が著しく多かった。また、卵巣を切除された雌犬は、他の犬に比較して、頭部十字靭帯が欠損している頭数が著しく多かった。 4歳以下の犬は、股関節異常形成が著しく多かったのに対し、4歳以上の犬は、頭部十字靭帯欠損が著しく多かった。一般的には、大型犬種や超大型犬種の場合は、他の犬種に比較して、股関節異常形成も頭部十字靭帯欠損も多く、その両方がある犬もいた。股関節異常形成と頭部十字靭帯欠損の発症率は調査研究した40年間で著しく増加していた。 この40年間に避妊去勢手術をする犬の割合が著しく増加したことが股関節異常形成と頭部十字靭帯欠損の発症率の増加の要因になったと推測できる。 避妊去勢手術をされた犬は最良の家庭犬にはなりえない。雌犬は避妊去勢手術をすると1年に二度ある発情期がなくなる利点はあるが、その利点はホルモンの分泌がなくなったことによる潜在的な苦痛と寿命が短縮する欠点よりも有益であると言えるのか。発情期がなくなることだけで避妊去勢手術は賢い選択だと果たして言えるのか。飼い主は避妊去勢が誘発するいろんな病気の治療費の出費を当然強いられる。つまり、犬は避妊去勢手術で健康を害して短命になり、飼い主は本来不要な出費を強いられる。 遠まわしの曖昧な言い方である”早期の避妊去勢手術、幼犬の避妊去勢手術、あるいは、若年期の避妊去勢手術”で子犬を手術すると、その手術の弊害で子犬は著しい健康障害を被ることになる。 子犬の場合は、成犬の避妊去勢手術がもたらす一般的な問題に加えて、物音に敏感になりやすくなるし、他の物事を怖がる恐怖症問題を抱えることになりやすい。卵巣子宮摘出術や睾丸摘出手術で女性ホルモンや男性ホルモンの分泌がなくなると、子犬は言語道断な酷い健康被害を受ける。 米国獣医師会が調査して報告した文書が、もう一つある。「雄犬も雌犬も早期に避妊去勢手術をすると、股関節異形成や騒音恐怖症、性的異常行動問題が増加する。分離不安症、逃避行動、怖い時に異常な排泄行動を起こす。」とある。これらの問題は、すべて早期の避妊去勢手術に起因している。これらの病気や問題行動は看過できない重要な問題だ。 尿失禁をする犬や所かまわずに排泄をする犬は戸外に追いやられるか、多くの場合、柵内やケージ内で飼われることになる。また、犬は避妊去勢手術によって肥満にもなる。その肥満によって股関節異形成症の症状が更に悪化して、それまで家庭犬として重宝されていた価値が損なわれることになる。 騒音恐怖症や分離不安症、性的異常行動のある犬は、睡眠薬で眠らされるか、収容所に入れられる。(翻訳者注釈:アメリカの保健所の多くは、睡眠作用のあるフェノバルビタールで犬を永眠させている。) ( 翻訳者:ブログ「愛犬問題」開設者 Paroowner ) 英語の原文には更につづきがあるが、これ以下の英文は翻訳して紹介することを止めた。これ以下の原文の記述は、思春期以前には避妊去勢手術をしてはならないと特に注意を喚起している文章だ。 見方を変えて言うと、上記翻訳文にあるように、成犬後の避妊去勢手術も弊害が大きいことは事実だ。要するに、子犬だろうが、成犬だろうが、避妊去勢手術をすると、犬は心身ともに健康を害し、短命になる。飼い主は、避妊去勢手術をしなければ不要であった難病の多額の治療費などの出費を獣医に強要される。 避妊去勢手術は動物虐待の最たるものだ。地球上に生を受けた生きとし生ける物の体内には不必要な臓器はない。すべて自然の摂理で授かった必須不可欠な臓器ばかりだ。人間の都合、特に獣医が金儲けのために、その臓器を切除するのは自然の摂理への反逆だ。悪魔の悪業だ。 獣医は犬が避妊手術をしてもらうのは”動物の権利”だと主張しているが、その主張は欺瞞に満ちた詭弁だ。金儲けに狂奔している犬の天敵の悪魔の論理だ。 愛犬の健康と命を守れるのは飼い主の貴方だけだ。白衣の詐欺師に騙されると愛犬が被害を受ける。その詐欺対策には知識武装が得策だ。犬の飼い方もご自分の頭で考えることが肝要だ。 関連随想集 避妊去勢有害無用論 ホルモン欠落症! ← トップページへ ボクの頭をなでてワン! 愛犬の正しい飼い方! 自然流で健康長寿! 獣医のワクチンや薬剤、避妊去勢は無用!
2017.01.28
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犬は避妊去勢手術をすると肥満体になることは日本でも広く知られている。しかし、日本の獣医界は肥満の原因は飼い主の犬の食事の管理が悪いからだと飼い主に責任を転嫁している。まるで詐欺師の詭弁だ。避妊去勢手術の弊害は肥満だけではない。いろんな難病になることは欧米では広く知られている。 その発端はアメリカのニュージャージー州立ラトガーズ大学が避妊去勢手術の弊害に関する調査研究成果を公表したことだ。2007年5月だ。 日本でその翻訳文を公表したのはブログ「愛犬問題」だ。次の随想に全訳文がある。 避妊・去勢でガンの骨肉腫等の多病誘発! アメリカの獣医学の学術論文を翻訳 そのアメリカの学術論文に対してアメリカやイギリスなどの獣医界が猛反発した。喧々諤々(けんけんがくがく)の議論や詭弁が氾濫した。反対論のほとんどは科学的な根拠の乏しい怪しげな論説だった。捏造だ。ネット上には口から出まかせのでっち上げの誹謗中傷記事も多かった。 しかし、年を経るにつれて、ラトガーズ大学の学術論文の内容は正しいことが明らかになった。アメリカの獣医師協会も犬は避妊去勢手術でいろんな難病になることを認めざるを得なくなった。 今年の5月でその学術論文の発表から丸10年になる。今回の随想を書くために、避妊去勢手術に関するアメリカの獣医界の見解はどう変わったのかを調査してみた。米国獣医師会は、渋々ながら避妊去勢手術の弊害を認めて、そのホームページに見解を掲載してあることが分かった。その1ページ目を全文翻訳してご紹介する。その原文も下段に転載してある。 避妊去勢手術の弊害 米国獣医師協会数年以上前に公表された数個の学術研究論文によると、雄犬も雌犬も避妊去勢手術により健康上の弊害を被ることが明らかになった。米国獣医師協会は、飼い犬に避妊去勢手術をすることは悪い考えであることを公式に表明する。米国獣医師協会は次の事実を確認した。避妊去勢手術は犬の健康に深く関与している。犬は避妊去勢手術をすると、雄犬は前立腺癌のリスクが上昇する。骨の癌のリスクも上昇する。成犬に成長する前に避妊去勢手術をすると、大型犬種の場合は、股関節異形成症にもなる。肥満や糖尿病、尿路感染症、尿失禁、甲状腺機能低下症になる。米国獣医師協会は、犬の飼い主の皆さんと下記の論文を共有できれば幸いである。 ( 翻訳者:ブログ「愛犬問題」開設者 Paroowner ) 翻訳者の注釈 犬は避妊去勢手術が原因で甲状腺機能低下症になると、回復不能な脱毛症になることもある。詳細は避妊・去勢で甲状腺機能低下症になるぞ! 肥満、無気力、脱毛などの難病に!にある。 次のサイトに甲状腺機能低下症が原因の脱毛症の写真が沢山にある。そのうち二枚だけを転載した。 dog hypothyroidism hair loss (犬 甲状腺機能低下症 脱毛症) 避妊去勢手術の弊害をしぶしぶ認めた米国獣医師協会も、いまだに、避妊去勢手術の弊害は幼犬の仔犬の時に手術をした場合のことであるかのように誤魔化している。成犬の避妊去勢手術をして儲け続けたいからだ。 犬は避妊去勢手術をすると、睾丸や卵巣が分泌する男性ホルモンや女性ホルモンが分泌されなくなって、ホルモン・バランスが狂い、それが原因でいろんな病気になりやすくなる。それが事実で真実だ。 獣医とは白衣の詐欺師だ。その詭弁に騙されないことが肝要だ。特に日本の獣医は詐欺根性の塊みたいな生き物だ。白衣の悪魔にもなる。自然の摂理で授かった大切な臓器を切り取って儲け仕事にしているのは自然の摂理に反逆する悪魔の悪業だ。 ここで言っている「下記の論文」については、追って翻訳してご紹介する。 原文 SPAY & NEUTER ADVERSE EFFECTS AVMA Several studies released over the past number of years have documented the adverse affects on the development of both male and female dogs resulting from spay and neuter. The American Veterinary Medical Association official policy now states “Mandatory spay-neuter is a bad idea." The AVMA policy statement goes on to say: “… potential health problems associated with spaying and neutering have also been identified, including an increased risk of prostatic cancer in males; increased risks of bone cancer and hip dysplasia in large-breed dogs associated with sterilization before maturity; and increased incidences of obesity, diabetes, urinary tract infections, urinary incontinence, and hypothyroidism.” (Reference: AVMA.org) It is our desire that all of our puppies be given the utmost advantage to grow and develop into healthy, long lived adults. It is with this in mind that we share the following articles with you. アメリカは民主主義で言論の自由が尊重されている国だ。日本もそうだと思っている人が多い。違う。日本人は徳川家康の三猿主義の思想にマインドコントロール(洗脳)されて、権威や上長には意見を言わないことが美徳と思い込まされている。何事についても、たとえ悪いことであっても、偉い人のすることについては、「見ざる、聞かざる、言わざる」の三ざるが良いと思い込まされている。つまり、日本人は、ご自分の言論の自由が封殺されていることに慣らされている。批判精神が欠如していて、ご自分の頭では物事を考えないお人好しが多い。 犬の飼い方一つを取り上げても、日本の犬の飼い主は獣医界に洗脳されている。そのことを多くの愛犬家が理解してない。 アメリカは27のすべての獣医大学や学部が犬用ワクチンは有害であることを数年以上前に認めて公表してある。詳細は ワクチンは有害と米国全獣医大学が認めた! 米国はワクチンに関するプロトコルを変更!にある。 アメリカの獣医師協会もその事実を尊重せざるを得なくなっている。 今回の随想では避妊去勢手術の弊害問題を取り上げた。アメリカの獣医大学は自然科学の立場で犬の正しい飼い方も研究している。その研究成果でアメリカの獣医師協会の間違った商売の在り方を是正させている。 一方、日本の獣医大学や学部は物事を科学的に正しく考えることを放棄した連中が教鞭をとっている伏魔殿だ。つまり、その教授連は獣医師会の詐欺商法の指南役をして、国民の愛犬家を騙している。獣医の社会的地位を上げるには金儲けが最優先だと主張している。そのためには、詐欺商売もやむを得ないと思っているようだ。恥を恥とも思ってない愚考だ。教授とか、名誉教授とは名ばかりで、その精神構造は振り込め詐欺師と同じ詐欺根性に汚染されている。金の亡者に成り下がった低俗卑劣な連中だ。 なぜ、日本では獣医界の詐欺商法が栄え続けているのだ。三猿主義思想のせいで多くの国民が何が正しいかを言わない。獣医界の詐欺商法を糾弾しているのはブログ「愛犬問題」だけだ。多くの国民がご自分の頭では物事を考ていない。風説風評に流されているだけだ。全くもって不可解な国だ。巨悪が栄えている国だ。 愛犬の健康と長寿のためには、飼い主がご自分の頭で物事の是非を考えることが肝要だ。言い換えると、獣医に愛犬の健康相談をするのは「泥棒に鍵を預ける」ようなものだ。ハイ。 関連随想集 避妊去勢有害無用論 ホルモン欠落症! ← トップページへ ボクの頭をなでてワン! 愛犬の正しい飼い方! 自然流で健康長寿! 獣医のワクチンや薬剤、避妊去勢は無用!
2017.01.21
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欧米では犬の避妊去勢手術はそのメリットよりもデメリットの方が遙かに大きいことが広く知られている。つまり、犬は避妊去勢手術により骨肉腫や血管肉腫等の癌、甲状腺機能低下症、肥満、尿失禁その他いろんな疾病を誘発する。その詳細はアメリカの学術論文を翻訳して紹介してある次の随想にある。 避妊去勢手術は健康上有害だ! メリットは極小! 米国獣医大学の学術論文を翻訳紹介 犬が避妊去勢手術により甲状腺低下症になるといろんな病気を誘発する。甲状腺ホルモンは食べたものの代謝率を上げて、全身のエネルギーの利用をうながすホルモンだ。そのホルモンが不足すると、体全体の機能が正常ではなくなる。心臓、肝臓、神経、代謝などのいろんな器官が異常をきたす。動脈硬化が進み、心筋梗塞や脳梗塞にもなる。 避妊・去勢をした多くの犬が肥満になっている事実は否定できない。その肥満になる原因は甲状腺ホルモンが不足して、食べた物の代謝率が低下しているからだ。つまり、食べた物を十分に消化して消費してないからだ。脂肪として体内に蓄積するからだ。 上記随想のコメント欄に愛犬に避妊手術をした飼い主の悩みの投稿があった。手術後に愛犬の体重が倍増した。元の体重に戻す良い方法があれば教えてほしいとのこと。その主要部を引用転載する。思うに、獣医とは金儲けに狂奔して他人のかわいがっている愛犬たちの健康や命を犠牲にしている白衣の悪魔の職業だ。 避妊手術したら激太り・・・ 投稿者:住吉ヒカリ さん 我が家のミニチュアダックス9才のメスは、7才の時に獣医師にすすめられて避妊手術をしてしまいました。体重が5Kgだった愛犬が今や激太りして10Kg!痩せてもらいたいので低カロリーのドックフードを与えています。もっと早くに、このブログ「愛犬問題」に出会えていたらと、凄く後悔しています。今は、鶏手羽やガラを食べさせてます。避妊手術前の体重には戻す事は出来ませんか?何か良い方法があれば教えてください。何卒宜しくお願いします。 返事1 投稿者:Paroowner 「覆水盆に返らず」と言います。こぼした水は二度と回収できませんね。避妊去勢手術も同じです。飼い主が獣医の口車に乗ると愛犬が被害を受けます。一つだけその被害を防ぐ方法があります。ただし、ものすごい大金がかかりますよ。避妊去勢手術をした犬にその生涯にわたり性ホルモンと甲状腺ホルモンを投与し続ける方法です。その他には良い方法はありません。 返事2 投稿者:住吉ヒカリ さんその通りですね!ただ、愛犬の手術が終わった後に獣医は子宮の臓器が病気になりかけていたので、間に合って良かったと言っていました。私もその時は納得はしましたが、やはり愛犬にとっては有害だったので、今は後悔しています。そうなんですか。愛犬の体重を元の状態に直すにはホルモンの投与を生涯続ける以外には良い方法はないですか。ホルモン剤の投与しか方法がないとしたら、もう無理ですね>"<知り合いの同種犬11才のメスは避妊手術しても痩せているのはユーカヌバのドックフードだけ食べさせていて、おやつはリンゴとトマトだけと言ってました。同じようにしようとも思っていましたが、ブログ「愛犬問題」に出会った今は鶏手羽やガラだけにしています。挨拶もない唐突な質問に対して、アドバイスをして下さり本当にありがとうございました。 返事3 避妊去勢手術の弊害の現れ方は一様ではありません。発症しないワンちゃん、あるいは、発症が飼い主には確認できないワンちゃんもいます。犬によっては骨肉腫や血管肉腫等の癌、甲状腺機能低下症、尿失禁、てんかん、難病の皮膚病などになることもあります。愛犬の場合は、癌などの怖い病気にはなってないので、不幸中の幸いだともいえますね。今後は、肥満を気にしすぎない方が良いですよ。肥満も健康の内だと思えば良いのです。(私も肥満ですが、さほど気にしていません。食べたいだけ食べています。)愛犬が喜んで食べる鶏の骨を沢山食べさせてください。免疫力も向上して長生きします。 今後の愛犬の健康保持のためにあえて書きます。「獣医は、子宮の臓器は病気になりかけていたので、間に合って良かったと言っていました」とありますが、その獣医は、住吉ヒカリさんを欺いています。今後は、その詐欺師とはお付き合いしない方が愛犬は健康に過ごせますよ。安全安心ですよ。 次の随想に子宮の病気に関する記述があります。獣医は健康な犬も皆、子宮の病気だとでっち上げて手術をしているのですよ。 避妊手術をして子宮蓄膿症を予防?バカな! 自然の摂理の冒涜だ!悪魔の反逆だ! ここで言いたいことは、できるだけ動物病院には近づかないことが肝要だと言うことです。「君子危うきに近寄らず」です。ハイ。 避妊去勢手術と肥満の関係についてネットを調べてみた。間違いやウソだらけの悪の華が百花繚乱だ。ドッグフード業者は、自分たちのドッグフードを食べさせると肥満は治るとウソの宣伝をしている。獣医は、肥満の原因は避妊去勢手術ではなく、犬自身の体質の問題だと犬に責任を転嫁している。 ドッグフード業者の詭弁 宣伝広告の一例 去勢や避妊が肥満に関係している?! 避妊・去勢手術を済ませたワンちゃんは、肥満になりやすい傾向があります。避妊・去勢によって繁殖に必要なエネルギーの消費量が減り、基礎代謝量が低下したところに、平常時と変わらない食事を与えるのが原因と考えられています。ですので、避妊・去勢手術後にも、以前と同じ量のペットフードを与え続けた場合、その愛犬にとってはエネルギー過剰の状態となり、太りやすくなると言えるでしょう。食事はワンちゃんが食べたがる分を与えるのではなく、愛犬の適正体重や、年齢や体格などに合わせてきちんとコントロールをしてあげましょう。肥満対策用のペットフードも多く市販されていますので、上手に活用するのもオススメです。わが社のドッグフードも良い商品です。ご活用ください。 獣医の詭弁 論理のすり替えの一例■手術と肥満との関係 手術をすると、肥満して動作が鈍くなると言われますが、医学的に見ればこれは誤解です。手術と肥満には因果関係はありません。しかし、実際には手術後に肥満した犬をしばしば見かけます。その原因はカロリーのとりすぎです。食事を規定量以上に与えれば、手術に関係なく犬が太るのは当然です。 手術前と同じ量の食事を与え、運動量にも変わりがなければ、肥満することはありません。もし、食事量が増えないのに肥満するようなら、何か病気にかかったことが考えられますので、獣医師に相談してください。 手術後に肥満した場合、次のようなことが考えられます。犬にとって、食欲、性欲、行動(運動)欲が3大欲望です。不妊手術によって、そのうち性欲が抑制されると、残りは食欲と行動欲になります。 そこで、一部の犬はたくさん食べたがり、飼い主も食欲旺盛なのは健康の証拠と思ってつい欲しがるだけ与え、その結果犬が肥満してしまうのです。しかし、食事は必要量だけ与えればよいのであり、人間と同じように肥満は病気の元ですから、飼い主は注意する必要があります。 上記2例は、避妊去勢手術と肥満に関する詭弁の氷山の一角だ。その記述に騙されて、ドッグフードをいろいろと変えてみても愛犬の肥満の解決にはならない。無駄金を使わされるだけだ。 獣医は避妊去勢手術という悪行を正当化するためにありとあらゆる詭弁を振り回している。科学的医学的な根拠に基づかない妄想の類いを書いてあるだけだ。専門知識も学識教養も乏しい白衣の詐欺師の屁理屈の羅列だ。 避妊去勢手術で犬が肥満になる根本原因は睾丸や卵巣を切除したことだ。そのために、男性ホルモンや女性ホルモンの分泌がなくなり、犬の体内のホルモンバランスが狂ったことが主因だ。それがきっかけになって甲状腺ホルモンの分泌も低下して、直接の肥満の原因になっているのだ。 女性の更年期障害は女性ホルモンの分泌が減少したことが原因であることは周知のことだ。加齢によりホルモンの分泌が減少しただけでも身体的な障害が出るのに、睾丸や卵巣を切除してホルモンの分泌が全く無くなると、とんでもない身体障害が出るのは当然の帰結だ。その事実を獣医はわかってない。あるいは、隠蔽している。愚劣であり、悪質だ。避妊去勢手術は獣医界の五大詐欺商法の一つだ。犬の唯一の天敵の白衣の悪魔の詐欺商売だ。獣医界の五大詐欺商法!犬の天敵の悪業! 狂犬病注射と避妊去勢手術は特に有害だ!に詳述してある。 関連随想集 1 肥満のリスクが2倍に!避妊去勢の愛犬たち アメリカの学術調査研究で明確に! 2 避妊去勢手術の弊害!英文Wikipediaを翻訳! 日本獣医界はその弊害を隠蔽! 詐欺集団だ! 避妊去勢有害無用論 ホルモン欠落症! ← トップページへ ボクの頭をなでてワン! 愛犬の正しい飼い方! 自然流で健康長寿! 獣医のワクチンや薬剤、避妊去勢は無用!
2016.05.29
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犬の避妊去勢手術は卵巣や睾丸を切除する。自然の摂理に反逆する獣医の蛮行だ。人の場合には絶対にしない不正な手術だ。 換言すると、犬の医療技術は人のそれよりも100年以上遅れている。卵巣や睾丸は人も犬も女性ホルモンや男性ホルモンを分泌している大切な臓器だ。それを切除された犬はホリモンバランスが狂っていろんな病気を発症する。 人の避妊やパイプカットと犬の避妊・去勢には本質的な違いがある。その月とスッポンほどの違いを知らない愛犬家が多すぎる。月とスッポンは同じように丸いと言っても、その美しさや気品には雲泥の差がある。同様に、「避妊手術」という言葉は同じでも人の避妊手術と動物の避妊手術とは本質的にも技術的にも全く違う。 人の場合は、自然の摂理で授かった卵巣や睾丸は切除しない。卵巣や睾丸は心身共に健康に生きていく上で必要な臓器だからだ。卵巣や睾丸は、単に生殖機能だけを担っているのではない。女性ホルモンや男性ホルモンを分泌して、体全体のすべての機能と連携して重要な機能を果たしている。 人の場合は、卵巣や睾丸を切除しないので、女性ホルモンや男性ホルモンのバランスを壊してホルモン欠落症の病気になることはない。 ところが、犬の場合は、性ホルモンを分泌している臓器を切除してしまうので、いろんな病気になりやすくなる。避妊去勢手術をされた犬は、いきなり更年期障害の症状が出るだけでなく、肥満や癌、ホルモン失調症の皮膚病などいろんな病気になりやすくなる。その人と犬の避妊手術の違いについてはこの随想の後段に詳述してある。 今回は、まず、アメリカの学術論文を一般愛犬家にも理解できるようにやさしく翻訳して紹介する。アメリカは日本とは違い、愛玩動物の避妊・去勢の是非について、獣医大学で研究してその結果を公表している。その一つであるニュージャージー州立ラトガーズ大学の調査研究成果を全訳する。 まず、その学術論文の内容を簡潔に要約する。犬は避妊去勢手術により、骨肉腫や血管肉腫等の癌、甲状腺機能低下症、肥満、尿失禁その他いろんな疾病を誘発する。つまり、避妊去勢手術のメリットよりもデメリットの方が遙かに大きい。 犬の避妊・去勢による健康上の弊害と利点 長期年月の統計調査結果 原文 Long-Term Health Risks and Benefits Associated with Spay / Neuter in Dogs Laura J. Sanborn, M.S.(理学修士) May 14, 2007 大意 獣医も愛犬家も犬に避妊・去勢手術をすべきかどうかについては深く考えるべきである。従来の考えでは、幼少期の犬に避妊・去勢手術をすると、弊害よりも利点のほうが大きいと言い伝えられてきた。避妊・去勢の可否に関する相反する証拠が蓄積された現在でも、従来の考えが今なお支配的である。 獣医学の学術論文50編以上を調査して、この論文で避妊・去勢手術が犬の健康に与える影響を明らかにした。犬は避妊・去勢手術により、骨肉腫、血管肉腫、甲状腺機能低下症、その他いろんな疾病を誘発するという調査結果は誰も否定することができない。犬の避妊・去勢の是非について、犬の健康と幸福の観点からは考えてないのは獣医も愛犬家も無責任である。ニュージャージー州立ラトガーズ大学 准教授 獣医学Chair(部門総括教授)Larry S. Katz PhD(博士) 概要 去勢のメリット1 睾丸ガンで死ぬ犬はごくわずかだが、そのリスクをなくする。 2 前立腺疾病の発病を低減する(ガンの場合は防止できない)。 3 肛門ろう菅症、肛門周辺フィステルのリスクを低減する。 去勢のデメリット1 1才未満で去勢手術をすると、骨のガンである骨肉腫のリスクが著しく増大する。 2 心臓の血管肉腫のリスクが増大する。 3 甲状腺機能低下症のリスクが、去勢しなかった場合に比較して、3倍になる。 4 加齢性認識機能障害のリスクが増大する。(つまり、早くぼける。) 5 肥満のリスクが3倍に増大する。6 前立腺ガンのリスクが4倍になる。 7 尿路ガンのリスクが2倍になる。 8 体形奇形のリスクが増大する。 9 ワクチンに対する拒絶反応(副作用)が増大する。 卵巣切除のメリット メス犬の避妊手術後の状況はオス犬の場合よりも複雑になる。 1 2才半以前に避妊手術をすると、乳腺腫瘍のリスクが大きく低減する。2 子宮蓄膿症のリスクがほとんどなくなる。 3 肛門周辺フィステルのリスクが低減する。 4 子宮や頚および卵巣のガンのリスクが低減する。 卵巣切除のデメリット 1 1才未満で卵巣を切除すると骨のガンである骨肉腫のリスクが著しく増大。 2 脾臓と心臓の血管肉腫のリスクが増大する。 3 甲状腺機能低下症のリスクが増大する。 4 肥満のリスクが増大する。 5 尿失禁をするようになる。 6 尿管の感染症が頻繁に再発するようになる。 7 外陰部の皮膚炎や膣の皮膚炎、膣炎のリスクが増大する。 特に、思春期前に避妊手術をした犬に多発。 8 尿路腫瘍のリスクが増大する。 9 体形の奇形のリスクが増大する。 10 ワクチンに対する拒絶反応(副作用)のリスクが増大する。 避妊・去勢手術の後遺症の各論 甲状腺機能低下症卵巣切除・去勢手術をした犬は、手術をしてない犬に比べて甲状腺機能低下症になるリスクが3倍になるという因果関係が明らかになった。研究者たちは、その因果関係を提示している。卵巣切除・去勢が甲状腺機能低下症に温和な直接的な影響を与えると言うことよりも、もっと重要なことは、卵巣切除・去勢と甲状腺機能低下症が共に性ホルモンの分泌に影響を与えることである。その性ホルモンは免疫システムに関与している。マウスの去勢が自己免疫性甲状腺炎を悪化させると言う事実は、犬の卵巣切除・去勢と甲状腺機能低下症の因果関係の証明に役立つだろう。 犬の甲状腺低下症は肥満、無気力、脱毛、および、生殖機能の異常をもたらす。 骨肉腫(骨の癌) いろんな犬種の犬が骨肉腫になるリスク要因について調査研究したところ、避妊・去勢手術をした犬は雄雌共に、してない犬に比較して、骨肉腫に罹病するリスクが2倍になることが明らかになった。 犬種の一つであるロットワイラーが骨肉腫になるリスクが比較的に高いことはすでに研究されていた。同一犬種について歴代の犬を遡及的に調査研究した結果、若い時に避妊・去勢手術をした犬は骨肉腫になるリスクが高いことが明らかになった。言い換えると、年齢が増えてから避妊・去勢手術をした犬は、その加齢が増えるにつれてそのリスクが低下する。 1歳未満で避妊・去勢をしたロットワイラーは、してない犬に比較して、雄で3,8倍、雌で3,1倍の比率で骨肉腫に罹病しやすい。実際、1歳未満で避妊・去勢したロットワイラーは、骨肉腫に罹病するリスクが、雄で28,4%、雌で25,1%であった。 この結果は、いろんな犬種で早期に避妊・去勢した犬の研究結果とも一致している。即ち、不妊手術をした時の犬の年齢は骨肉腫の発病の恐れを評価するファクターとして扱えるという利点をもたらした研究結果と一致する。 これらの二つの研究で明らかになった結果を結びつけると、1歳未満で避妊・去勢をした犬は、骨肉腫のリスクが著しく増加するという論理的な結論に到達する。 性ホルモンは骨の構造の形成とその大きさの保持に関与していることは周知のことである。その上に、今回の研究で明らかになったことは、性ホルモンの影響を受ける時間と骨肉腫のリスクとの間には反比例の関係があるということである。 犬種のサイズが大きいほど、特に体重が大きいほど骨肉腫になるリスクは増加する。骨肉腫は中型犬種、大型犬種、超大型犬種では一般的な死因である。骨肉腫はゴールデン・レトリバーの場合、三番目に最も一般的な死因であり、さらに大きな犬種では、もっと普通の死亡原因である。 骨肉腫は発病後の経過が悪いことや多くの犬種で予後の悪さが頻繁に起こっていることを考慮すると、中型犬種、大型犬種、および、超大型犬種は幼犬時に避妊去勢をすると骨肉腫になって死亡するリスクが著しく増加する。 前立腺癌 一般の人が入手できる犬の避妊・去勢に関する情報の多くは、不妊手術をすると、雄犬は前立腺癌になるリスクが減るとか無くなると(証拠もなく)言い張っている情報だ。人間の前立腺癌が男性ホルモンのテストステロンと関係があることを考慮すると、その言い分は納得し難い説とはいえない。 しかし、犬の場合、前立腺癌に関する証拠は、その言い分を支持してない。実際、最も強力な証拠はまさしく正反対のことを示している。 犬の不妊手術に関する免疫学的研究では長年いくつかの相反する研究結果が報告されている。つまり、去勢手術をした犬は前立腺癌が増えると言う研究と、逆に、低下するという研究がある。これらの研究を正しく評価するのはきわめて難しい。この文章は相反する研究結果があることを部分的に説明しているに過ぎない。 ごく最近、犬の世代を遡って調査した研究成果が二つ報告されている。その一つは、ヨーロッパで、もう一つは、アメリカで発表されている。この二つの研究で、去勢した雄犬は、してない犬よりも、前立腺癌になるリスクが4倍も高くなることが明らかになった。 これらの結果に基づいて、研究者たちは去勢手術と前立腺癌の発症との間には因果関係があると提示している。不妊手術が犬の前立腺癌の発症を引き起こすことはないが、発生した腫瘍の進行に関与していることを示している。この研究で、犬の前立腺癌のほとんどは精管内に発生し、ウロトロピン由来の癌であることがわかった。 去勢手術をしてない普通の犬に前立腺癌の発生が比較的に少ないことは睾丸ホルモンが前立腺癌の発生を事実上防止していることを示している。 この前立腺癌の問題は、将来を展望した正しい観点に立って判断すべきである。人の場合と違い、犬の前立腺癌は滅多にないことだからである。 犬の検死の調査結果で明らかになった犬の前立腺癌の発生率は0,6%以下と少ないことを考慮すると、不妊手術をすべきかどうかを決める時に、不妊手術を前立腺癌のリスク要因として重く考慮すべきかどうかの判断は難しい。犬種の一つであるブーヴィエデフランドルについて、不妊手術は前立腺癌のリスクを増加するという証拠があるに過ぎない。 データが少なすぎる。我々は他の犬種についても関心を持っている。 肥満 避妊・去勢手術をした犬は、してない犬に比較して、太り気味、あるいは、肥満の傾向が強い。新陳代謝の変化が原因である。避妊手術をした雌犬は、してない雌犬に比較して、肥満になるリスクが2倍になることが一つの研究で明らかになった。 他の研究結果でも、不妊手術をした犬は、してない犬に比較して、雌で1,6倍、雄で3,0倍肥満の傾向があることが明らかになった。 更に、雌で1,2倍、雄で1,5倍太り気味の傾向があることがわかった。 イギリスの獣医団体が実施した調査研究によると、避妊去勢手術をした犬の21%が肥満であった。肥満、あるいは、太り気味であることは、犬の健康問題の主題になっている。 太り気味の犬はアドレナリン過剰症、甲状腺機能低下症、下部尿路疾患、口周縁部の疾患と診断される傾向がある。 肥満の犬は甲状腺機能低下症、糖尿病、膵臓炎、新生腫瘍と診断される傾向がある。 ワクチンの副作用 犬のワクチンの副作用について世代を遡って一団の犬を調査研究した結果、犬のワクチンの副作用には、アレルギー反応、蕁麻疹(じんましん)、アナフィラキシー、心拍停止、心臓ショック、および、急死があることがわかった。 避妊した雌犬は、してない雌犬に比較して、副作用が30%以上多く、去勢手術をした雄は、してない雄に比較して、27%多いことがわかった。 犬自体の体内の能力として、性ホルモンはワクチンに対して免疫的に反応する役割を果たしている ことも含くめ、研究者たちは避妊・去勢手術とワクチンの副作用については因果関係を示すメカニズムがあると論じている。 愛玩犬種と小型犬種はワクチンの副作用について高いリスクがある。ボクサー、イングリシュ・ブルドック、ラサアプソ、ワイマラナー、アメリカ・エスキーモー犬、ゴールデン・レトリバー、バセットハウンド、ウェルシュ・ゴーギー、シベリアン・ハスキーグレート・デン、ラブラドール・レトリバー、ドーベルマン、アメリカン・ピット・ブル、および、秋田犬。 雑種の犬はリスクが低いことがわかった。そのことは、遺伝的な特異体質(混血がもたらす活力)によるものだろうと思っている。 (翻訳者の注釈アナフィラキシーとは注射薬剤やスズメバチの毒などによるアレルギー反応の悪の親玉みたいな反応。ショック死することが多い。) 精巣腫瘍・睾丸癌 精巣腫瘍の発症前に去勢手術をすると、当然、その後は精巣腫瘍の発病はない。精巣(睾丸)そのものが切除されてなくなっているからである。 ない臓器が発病するわけがない。 だから、この論文では、不妊手術をしてない犬の精巣腫瘍のリスクと比較して論ずる。 精巣腫瘍は、その発生率が7%であるので、一般的ではないとはいえない。しかしながら、精巣腫瘍は、その転移率が低いために病後の回復の見込みはきわめて良好である。 たとえば、Purdue大学がゴールデン・レトリバーについて犬種ごとの健康調査をした結果によると、精巣腫瘍による死亡はきわめて稀であった。その精巣腫瘍は、獣医師会が実施確認した犬の死亡原因調査報告書に記載されている犬の重大な死亡原因のリストには載ってない。 その調査対象になったゴールデン・レトリバーは40%が不妊手術をしてない雄犬であったことは注目すべきことである。しかも、精巣腫瘍の治療を受けたゴールデン・レトリバーの治癒率は90,9%であった。 このことは犬の精巣腫瘍の転移率が6~14%であると言う他の研究結果とも一致する。頻繁に発生する精巣腫瘍であっても、その治癒率は高いので、去勢手術をしてない雄犬が精巣腫瘍で死ぬ比率は1%以下であるといえる。 要約すると、犬は若い時に去勢手術をすべきだと言うのが獣医の最も一般的な言い分だが、犬は生涯を通じて精巣腫瘍に罹病するリスクはきわめて低いことを考慮すると、去勢すると雄犬の精巣腫瘍を防止できるというのは正当な理由だと認めるのは難しい。 睾丸が片方だけ、あるいは両方とも腹部に滞留したままで、所定の位置に下りてこない停留睾丸の場合は例外があるかもしれない。停留睾丸は13,6倍も腫瘍が発生しやすい上に、普通の身体検査では腫瘍を見つけることが難しい。 血管肉腫・癌血管肉腫は犬では普通に見られる癌である。犬種によっては主な死亡原因の一つである。例えば、サルーキ、フレンチブルドッグ、アイリッシュ・ウォータース・パニエル、フラッドコーティド・レトリーバー、ゴールデン・レトリーバー、ボクサー、アフガンハウンド、イングリッシュセッター、スコットランド・テリア、ボストンテリア、ブルドッグ、およびジャーマン・シェパード。 犬を年齢別に調査研究した結果、避妊手術をした雌犬は、してない雌犬に比較して、脾臓の血管肉腫が2,2倍多く発生していることがわかった。 心臓の血管肉腫に関して世代を遡って調査したところ、避妊手術をした雌犬は、してない犬に比較して、血管肉腫になるリスクの要因が5倍以上大きいことがわかった。また、去勢手術をした雄犬は、してない雄犬に比較して、1,6倍高いこともわかった。 その調査研究をした人たちは、性ホルモンは血管肉腫に対して防御的な効果があると論じている。特に雌犬ではその効果は顕著である。 血管肉腫が重要な死因である犬種の場合、犬の不妊手術をするかどうか決める時に、犬は不妊手術で血管肉腫になるリスクが大きくなることを考慮すべきである。 泌尿生殖器の障害 尿失禁は避妊手術をした雌犬に普通に見られる。その尿失禁は手術をして間もなくか、数年を待たずして見られるようになる。その尿失禁の発生率は避妊手術をしてない雌犬はわずか0,3%であるのに対し、手術をした雌犬は4~20%であることが調査研究で明らかになった。尿失禁は避妊手術と強くリンクしているので、一般に避妊性尿失禁と呼ばれている。尿失禁の生物学的なメカニズムは不明だが、尿道の括約筋によって引き起こされるものである。 すべてではないが、多くの尿失禁の犬は薬による治療が必要である。しかも、多くの場合、その治療は生涯続けることが必要になる。 世代を遡って犬を調査研究したところ、しつこく再発を繰り返す尿管(膀胱)の感染症が、避妊手術をした雌犬は、してない雌犬に比較して、3~4倍も高かった。 他の世代調査研究では、5歳半以前に避妊手術をした雌犬は、5歳半以後に避妊手術をした雌犬に比較して、尿管(膀胱)の感染症が2,76倍も多く発生していた。 避妊手術をした年齢により、犬は性器の外部に異常な兆候を現す。避妊手術をした雌犬は陰門が奇形になったり、膣の皮膚炎、膣炎、および、尿管(膀胱)の感染症を引き起こす。思春期以前に避妊手術をした雌犬は、このリスクが高い。 雌犬の生殖管の癌 子宮癌、子宮頸癌、および、卵巣癌 犬の子宮や子宮頸管の腫瘍はめったにない。犬の全腫瘍の丁度0,3%を構成していて少ない。避妊手術をすると、卵巣腫瘍のリスクを取り除くことは出来るが、そのリスクはわずか0,5%に過ぎない。避妊手術で生殖管の腫瘍のリスクを取り除くことは出来るが、そのリスクは相当低いので、避妊手術で子宮癌や子宮頸癌、卵巣癌のリスクを防止できるということは正当化できない。 泌尿器の癌 膀胱癌と尿道癌世代を遡って犬を年齢別に調査研究した結果、避妊・去勢をした犬は、してない犬に比較して、下部尿路腫瘍(膀胱または尿道)が2倍以上多く発生していたことがわかった。それらの腫瘍はほとんどの場合悪性であるが、頻繁には発生しない。犬の腫瘍の1%以下を占めているに過ぎない。だから、犬の避妊・去勢手術をすべきかどうかを決める時に、泌尿器の癌のリスクは重視すべきではない。 エアーデール、ビーグルとスコティシュ・テリアは泌尿器の癌になるリスクが高いが、一方、ジャーマン・シェパードはリスクの平均値よりも少ない。 肢体障害・骨の異常形成 外科手術で卵巣を切除すると、犬の骨盤の骨である腸骨の再構築の速度が増す。そのことは、避妊手術をしたことにより、股関節が異常にゆがめられて作られること意味する。卵巣を切除すると、背骨の骨量が実質的に失われて少なくなることも明らかになった。 幼犬の時に避妊・去勢手術をすると、各種の骨の成長板がその成長を止める時期が遅くなる。成長をし続け骨の長さが著しく長くなる。そのため、避妊・去勢手術をしなかった犬や成犬になった後に避妊・去勢手術をした犬よりも骨が異常になる。 各種の骨の成長板はその成長を止める時期が異なっている。そのため、避妊・去勢手術をした時期によって、犬の体は不自然なプロポーションになり、関節の性能と長期耐久性に悪影響を与える可能性がある。避妊・去勢手術の時期が、ある骨の成長板はその成長が止まった後であったのに、他の骨の成長板はその成長が止まる以前であると、成長が止まった骨と成長が続いている骨が混在してしまうからだ。 避妊・去勢手術をすると、犬は頭蓋十字靭帯断裂症になるリスクが2倍に増える。おそらく、そのことは肥満になるリスクを増やすことに関係している。 5歳半以前に避妊・去勢手術をすると、5歳半以後に避妊・去勢手術をした犬に比較して、股関節が異常に形成されるリスクが70%増える。若い時に卵巣や睾丸を切除をした結果、骨の長さが増え、関節の形成に変化をもたらしている可能性がある。そのことは、股関節が異常にゆがめられて形成されているかどうかの診断に応用できるだろうと研究者たちは論じている。 犬種ごとの健康調査をエアデールについてした結果、避妊・去勢手術をした犬は、してない犬に比較して、いろんな筋骨の障害と同じように股関節形成不全に悩まされていることがわかった。しかしながら、股関節形成不全、または、筋骨障害であるという理由で避妊・去勢手術をされた可能性のある犬もいるように、困惑させられる事例もある。 股関節形成不全と診断された6ヶ月前に不妊手術をした犬は、避妊・去勢手術をしてない犬に比較して、股関節形成不全と診断された比率が1,5倍であることが他の研究結果でも明らかになっている。 避妊・去勢手術をしてない犬に比較して、避妊・去勢手術をした犬は膝頭の脱臼のリスクが3,1倍高いことが明らかになっている。 老齢性認知症・老齢性記憶障害症候群 去勢手術をした雄犬と避妊手術をした雌犬は、不妊手術をしてない普通の犬に比較して、年老いた後に軽い認知症よりも重い認知症になるリスクが高い。 その老齢性認知症になるリスクを詳細に決めるために利用できるだけの十分な数の避妊手術をしてない老齢な雌犬はいなかった。 老齢性認知症の犬は、屋内や屋外で方向感覚を失ったり、家族の一員としての社会的な触れ合いが変化したり、屋内でのしつけが無駄になったり、寝起きのサイクルが変化したりする。 この調査研究結果は、テストステロンとエストロゲンが細胞レベルで神経を保護する役割を果たしているという最近の研究結果と同一線上にある。そのエストロゲンは女性のアルツハイマー病に予防的な役割を果たしている。 エストロゲンは避妊手術をしてない雌犬にも同じ保護的な役割を果たしていると研究者たちは推測している。しかし、残念ながら、避妊手術をしてない雌犬の数が少なすぎたので、今回の研究ではその推測を実証し、結論づけることは出来なかった。 ( 翻訳者 : ブログ「愛犬問題」開設者 : Paroowner ) 獣医界は魑魅魍魎(ちみもうりょう)の妖怪が暗躍している世界だ。愛犬たちが多大な被害を受けている。かわいそうだ。愛犬の健康や幸せを守れるのは飼い主のあなただけだ。以下に、人の避妊・パイプカットと犬の避妊去勢手術の根本的な違いを記述する。正しい知識を身に着けて、知識武装で愛犬を白衣を着た妖怪から守ることが肝要だ。 犬の去勢は睾丸を切除! 悪魔の蛮行! 男性の避妊は精子管を切るだけ! 男性の不妊手術のパイプカットと犬の去勢手術の睾丸切除とは技術的にも心身に与える影響の面でも全く異なっている。多くの愛犬家がそのことに気づいてない。 パイプカット(精管切除術)は精子の通る管を切るだけだ。男性ホルモンを分泌している睾丸の機能はそのまま残っている。 男性は睾丸ホルモンの分泌があるので、性欲はなくならないし、性行動も正常だ。心身ともに健康だ。 一方、犬の去勢手術は睾丸を切除してしまう。雄犬は睾丸ホルモンの分泌が突然なくなるので、性欲はなくなり、性行動もできなくなる。雄犬ではなくなる。獣医は犬がおとなしくなると宣伝広告している。 では、なぜ、男性の場合は睾丸を切除しないのか。睾丸を切除するとどんな弊害が起こるかを考えてみると犬の不妊手術の弊害が明らかになる。 そのことについては、すでに次の随想に詳述してある。去勢の睾丸切除手術で犬は心身共に病気に! 睾丸ホルモン欠落症の皮膚病で脱毛! ブログ「愛犬問題」の訪問者の便宜のために、その随想の主要部を転載する。 睾丸を切除すると性欲がなくなるだけでなく、人も雄犬も更年期障害症状を発病する。男性ホルモンのテストステロンが分泌されなくなるからだ。 女性の更年期障害は周知だ。男性も個人差はあるが更年期障害が強く出る人がいる。その弊害の一つが不定愁訴という病状だ。全身の倦怠感、めまい、頭痛、下痢、不安、無気力、意欲低下などだ。物事に集中できなくなり、やる気もなくなる。自律神経失調症の症状の一つだ。 去勢手術した犬がおとなしくなるように見えるのは自律神経失調症の不定愁訴の病状が現れているからだ。性格がおとなしくなったのではない。 人や犬も含め、動物の性格を変えるにはロボトミーという脳の手術が必要だ。オウム真理教が気性の激しい信者にロボトミー手術をして、おとなしい性格にしたことは周知だ。 去勢手術の弊害の二つ目は犬が肥満体になることだ。雌犬の避妊手術でもスマートの犬がカバのように丸々と太る。嘘つき獣医も認めざるを得ない周知の事実だ。原因はホルモンのバランスが狂ったことだ。 最も怖い不妊手術の弊害は雄犬も雌犬も酷い皮膚病を発症することがあることだ。単なる脱毛だけではすまない。その実例を挙げる。去勢により皮膚病になった犬 原本は去勢手術によるホルモン失調症の皮膚病にある。他にも避妊・去勢により、酷い皮膚病や肥満体になった犬の写真がいくつも掲載されている。避妊・去勢手術の弊害を指摘している獣医のホームページだ。金儲けに目がくらんで愛犬家をだますのが当たり前になっている悪徳獣医が多い獣医業界では貴重な獣医だ。広い砂浜でパールを見つけたような思いだ。 ネット上には犬の避妊・去勢に関する獣医のウソだらけの宣伝広告文が満載だ。法律的に言えば、不当表示の誇大広告というよりも虚偽表示だ。つまり、偽装捏造の詐欺文書だ。その例をあげる。 ・オスの去勢手術は睾丸を取ってしまう方法で行います。これは人間で行われるパイプカットとは違い、睾丸そのものを取ってしまうので、手術された犬はホルモンの影響を受けなくなります。・去勢手術をする意味は前立腺肥大、および癌の予防、肛門周囲線腫の予防などです。ですからパイプカットのような意味のない手術はしません。・雄犬には高齢化に伴い、前立腺肥大、精巣腫瘍、会陰ヘルニア、肛門周囲腫瘍などの病気があります。若いうちに去勢手術をしておくことによって、年を取ってから病気になる危険性を減らすことができます。それに伴い平均寿命は2年から3年のびると報告されています。 男性のパイプカットは細い精管を探して、二箇所を縛って、その中間を切る手術だ。高い技術と経験が必要なので、局所麻酔なのに、手術代が10万円ほどもする。 開業獣医には犬のパイプカットはできないというのが本音だろう。犬の精管は細いので、探しにくい上に、それを縛ったり、切ったりする技術を習得してない獣医が多いと見ている。 睾丸は大きいので、見違える心配はないし、切除も簡単だ。全身麻酔代込みで2万円ほどで安いのも当然だ。 獣医が「パイプカットのような意味のない手術はしません。」というのは負け惜しみだ。医師よりも獣医のほうが社会的地位が高いと言っているようなものだ。 男性の前立腺ガンの場合、ガンの増殖を促進する男性ホルモンのテストステロンの分泌を防ぐために、両睾丸を切除することがある。それはあくまでも前立腺ガンが発見された人の場合だ。 つまり、前立腺ガンになる男性はきわめて少ないから、全男性にガン予防のために睾丸の切除を勧める医師はいない。もしいたら、精神異常者だと非難され、廃業に追い込まれるだろう。 なのに、獣医は健康な犬の睾丸切除を勧めている。ガン予防や他の病気の予防になると科学的な根拠のないウソをついている。 避妊・去勢をした犬は健康で長生きしたという信頼できる科学的なデータはないし、犬の長い歴史上にもそのような史実はない。人の世界にも動物の世界にも睾丸を切除すると長生きするという愚説はない。ある筈が無い。避妊・去勢により犬の平均寿命が伸びるという獣医は学識教養がなく、妄想癖のある無責任な詐欺師だ。 獣医界には偽装欺瞞の詐欺商法のあだ花が咲き誇っている。獣医大学もその片棒を担いで恥じない。情けない業界だ。 雌犬は卵巣切除! ホルモン失調症になる! 女性の避妊手術は卵管を縛るだけ! ブログ「愛犬問題」訪問者の便宜のために、次の随想の主要部を転載する。犬の避妊は卵巣切除! 人は卵管を縛るだけ! 犬はホルモンがなくなり卵巣欠落症になる! 人と犬の避妊手術には月とスッポンほどの違いがある。技術的な難易度も人の避妊手術のほうが高いが、それよりも、手術後に人や犬の心身に与える影響には雲泥の差がある。多くの愛犬家が獣医にだまされていることに気づいてない。 人の避妊手術は卵子が受精できないようにすることだけを目的にしている。人の避妊手術の卵管結紮(けっさつ)術は卵子が通る細い卵管を探し、細いヒモで縛って卵子が通過しないようにする繊細な技術だ。その習得には能力と時間がいる。それでも、手術に失敗し、1,000人に2人位は妊娠することがあるようだ。難易度の高い技術だ。 卵巣はそのままなので女性ホルモンのエストロゲンは分泌される。だから、女性は心身ともに健康だ。手術後の弊害はない。周知だ。 一方、犬の避妊手術は動物虐待の野蛮な手術だ。健康な犬の卵巣を切除する。子宮も同時に切除する獣医も多い。自然の摂理で授かった生き物の内臓を切り取ると、どのような弊害が起こるかは考慮されてない。簡単に避妊手術ができ、獣医が儲けさえすればいいのだ。 では、犬は避妊手術後にどのような弊害をこうむるのか。獣医は犬がおとなしくなるとか、癌の予防になるとか言っているが、はたしてほんとのことか。 犬は卵巣を切除されたことにより、女性ホルモンのエストロゲンの分泌がなくなり、卵巣欠落症状を呈する。犬の精神状態が女性の更年期障害症状の不定愁訴の自立神経失調症になるだけでなく、肥満になり、酷い皮膚病を発病する犬もいる。 もし、犬の避妊手術の手法を人にも勧める医師がいたら、世の指弾を受け社会的に追放されることになるだろう。卵巣切除手術は技術レベルが低い上に手術後の心身の健康を無視しているからだ。自分が儲けるためには野蛮な蛮行もする輩だと排斥されるだろう。 獣医業界は獣医大学も含め、何かが狂っている業界だ。いずれ食用となる牛豚などの畜産動物と他人が大切に飼っている愛玩動物との違いを理解してない。犬よりも牛馬のほうが大切だとブログ「愛犬問題」に投稿してきた北海道大学の獣医学の教授かそれに近い愚人もいる。詳細は次の随想北大獣医学部は犬蔑視だ!犬殺しだ!にある。 獣医の子供よりもそれぞれの飼い主が飼っている愛犬のほうがはるかに大切だということを獣医はわかってない。獣医の子供が医療ミスで死んでも、涙を流す他人はほとんどいないだろう。 しかし、自分の愛犬が死んだら、涙を流すくらいの悲しみではすまない。天地が動転したように悲嘆にくれる。その心の奥の悲しみは幾星霜も続くことになる。そのことを獣医は理解してない。金儲けの悪魔に成り下がっている。カネの亡者の下賤の職業だ。 獣医に聞きたい。なぜ、犬も人と同じように、卵管を縛る方法をとらないのか。犬も避妊手術後も心身ともに健康であることは愛犬家の望んでいることだ。 犬の卵管は人の卵管よりも細いので、探しにくく、それを縛る技術が確立してないのか。それとも技術はあるが、難しいとか、大学のカリキュラムにないとかの理由で、多くの獣医はその技術を習得してないのか。 一部の開業獣医が卵管結紮術で犬の不妊手術をしているとの情報提供はあったが、ネット検索では信頼できる情報は見当たらない。 人にも犬にも良い立派な医療技術があるのに、なぜそれを無視しているのか。 卵巣や子宮を切除すると、癌の予防になると言いたいために、犬の卵巣や子宮を切除しているなら、許せない蛮行だ。白衣を着た悪魔の詐欺行為だ。 ネット上には犬の避妊に関する獣医のウソ八百の宣伝広告文が氾濫している。犬の卵巣切除の弊害を隠している。その上、ガンの発生予防になるとでっち上げの宣伝広告をしている。科学的な根拠のない偽装捏造文書だ。つまり、詐欺師の詐欺文書と同じだ。法律的に言えば、不当表示の誇大広告というよりも、愛犬家をだますための虚偽表示で悪質だ。 ネット上にある獣医の広告文の一例を引用する。 犬の避妊のメリット 犬に避妊の処置をすると乳腺腫よう、子宮蓄膿症、卵巣腫ようなどの疾患の予防になります。子宮蓄膿症は発症率の高い疾患で、子宮の中に膿がたまってしまうというものです。出産経験のない7歳以上の雌犬で、ヒート後1ヶ月ほどで発症するものが多いのが特徴です。進み方の早いものだと2週間以内に腎不全を起こし、命を落としてしまいます。避妊の処置を受けている雌犬はこの疾患の心配がありません。 避妊の処置をすることによって子宮蓄膿症は100%なることはありません。避妊のオペの方法は病院によって子宮だけを摘出する場合と、卵巣と子宮の両方を摘出する病院とがあります。 人も含め、動物は子宮だけを切除しても、卵巣をだけを切除しても妊娠することができない。どちらかだけで十分だ。 なのに、卵巣と子宮の両方を切除する獣医が多い。獣医とは動物の内臓を切り取ることに生きがいを感じている内臓切り取り魔の職業なのかと疑いたくなる。なぜ、そのような有害無益な蛮行をあえてするのかと問いたい。 避妊手術をすると、犬は乳腺腫瘍にならないという信頼できる科学的なデータはない。あるのはでっち上げの偽装欺瞞の臭いのする論文だけだ。それをさら曲解して、多くの獣医が誇大広告に悪用している。詐欺だ。 また、子宮を切除すれば、犬は子宮蓄膿症にならないのは当たり前だ。切り取って無くなった臓器が病気になるわけがない。獣医とは論理的に物事を考える能力がない輩が多いのか。知能の低い詐欺師と同じ言い方だ。愚劣だ。 獣医の家族も率先して子宮を切除すると良い。子宮癌には100%ならない。全財産をかけて保証する。ハイ。ホントだ。 犬は歴史上、何万年も避妊手術をしないで健康で長生きして繁栄してきた。子宮蓄膿症になる犬はきわめて少ない。避妊手術をしないと犬は早死にすると脅かしている獣医は振り込め詐欺師よりもタチが悪い。 獣医界は組織ぐるみの詐欺集団だ。獣医大学も加担している。金儲けの亡者の手先になり下がっている自称研究者もいる。救いようのない業界だ。芯まで腐ったリンゴと同じだ。 愛犬家から犬の避妊・去勢についてよく相談の投稿がある。次の随想集をご参考にするように勧めている。 関連随想 避妊去勢で肥満で皮膚病!毛並みも悪くなる 犬の健康と長寿には有害無益! 去勢手術で愛犬死亡!補償しない悪徳獣医! 損害賠償訴訟を! 乳腺腫瘍予防ための避妊去勢は不正診療だ! 偽装だらけの犬の世界19 乳腺腫瘍の予防のため避妊手術! バカな! 乳腺腫瘍は皮膚手術、避妊手術開腹手術! 危険度が違うぞ! 犬は避妊手術でガンにならない?欺瞞だ! 随想集 避妊去勢有害無用論の随想集 麻酔死に関する随想集 ← トップページへ ボクの頭をなでてワン! 愛犬の正しい飼い方! 自然流で健康長寿! 獣医のワクチンや薬剤、避妊去勢は無用!
2016.02.28
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避妊・去勢手術は犬の健康や長寿には有害無益だ。なのに、獣医界は屁理屈をこねて愛犬家に避妊・去勢手術を勧めている。犬の天敵の悪魔の詐欺商法だ。 次の随想のコメント欄に、獣医のその屁理屈の一つに疑義を抱いた愛犬家の投稿があった。キシリトール犬中毒説は捏造!有益無害! 唯一の火元は2006年米国獣医学誌の記事だ! 避妊手術で性欲がなくなりますか? 投稿者:Momosaraさん先日、生後4ヶ月のメス犬を飼っている人とおしゃべりをしました。避妊手術をヒート前にするか、ヒート後にするかについて二人で話していたのですが、「愛犬の問題」に出会って考えが変わった私は「避妊手術はしない事に決めた」と答えました。彼女はビックリしていました。「何で? やっぱり切るのが可哀想だから? 可哀想だよね〜」彼女も獣医やペットショップで「避妊手術をしてください」と言われています。私もブリーダーから買ったときに避妊手術をすると書面にサインをさせられました。初めての予防接種で連れて行った獣医にも言われました。今、犬を飼って気づいたのですが、避妊手術が当たり前になっています。周りを見てもかなりの確率です。私もまんまとだまされて、避妊手術をするのは当然のように考えていました。ペットショップなどで「保健所にいく運命のわんちゃんを作らない為に」という説明をされたとき、昔よく野良猫が子供を産んでミャーミャーと空き地の陰から声が聞こえてきた記憶が思い起こされ、「そうよね」と当然の義務だと思い込みました。避妊手術をしない事は、保健所にいく犬を将来つくる事だと思い込まされてます。罪悪感を感じるような風潮になっています。でも、夫が子供のとき飼っていた犬も、彼女が子供の時に飼っていた犬も避妊手術していません。その頃は当たり前だったのだと思います。その犬達は望まない妊娠をしていません。そんな経験をして大人になった人たちも、現在は避妊・去勢手術は当然だと思い込んでいます。今の世の中の流れって怖いですね。大きな力が働いている気がします。避妊手術をする理由の一つして、彼女が「性欲を処理できないなら、かえって可哀想なんだって。 」と言ってました。彼女もネットから情報を得ています。もし、よろしければParoownerさんのご意見を聞かせてください。なお、今後は一切の予防接種をしないことに決めました。注射証明書を要求するドッグランやトリミングには行かないことにします。ありがとうございます。 返事 投稿者:Paroowner お友達が「性欲を処理できないなら、かえって可哀想なんだって。」と言い、避妊・去勢手術をしたほうが良いと思っているのですか。 唖然としています。 ネットを検索してみたら、子供を産まない犬は、性 行為ができないので、避妊・去勢手術をして、性欲を無くしたほうが良いとありました。 そのようなでたらめなことを言う獣医は知能が低いだけでなく、心が腐っています。人や犬だけでなく、生き物とは何かを理解してないのです。獣医は避妊・去勢手術をして儲けることしか考えてないのです。カネの亡者の悪魔の論理ですよ。 この性欲と避妊・去勢手術の関係はきわめて大切な問題です。だから、次回のブログ「愛犬問題」の随想の本文で取り上げることにします。私にとっては思いもよらなかったテーマです。 世の中にはとんでもない間違いを、さも当たり前のように正しいと考えている人がいるということですね。馬鹿げていて、テーマに取り上げるのもあほらしいのですが、そのような考えの人がいるのも世の中でしょう。世の中は広いですね。振り込め詐欺師に大金をだまし取られるかわいそうな金持ちが後を絶たないのに似ていますね。白衣を着た詐欺師にだまされて、愛犬に避妊・去勢手術をしている飼い主も多いでしょうね。その人は、愛犬が生涯にわたり甚大な健康被害を受けることをわかってないのです。 人や犬を含め、地球上の生き物には必須不可欠なものがある。食欲、性欲、睡眠欲だ。人の場合、一般に三大欲と言われている。その欲という言葉は宗教的な意味合いの強い言葉だ。つまり、自然科学的な言葉ではない。この三大欲は、生き物が生まれながらに持っている根源的な、生得的な、本能的な欲求だ。生きるために必需なものだ。 宗教的な考えから離れて、自然の摂理の観点から、食欲、性欲、睡眠欲を見ると、その生き物の心や意志とはかかわらず、その生き物が生き物であるためには本質的に必須不可欠なものだ。その三つがないと、生きていけないか、その種族は地球上から消滅する。 つまり、性欲は、いわゆる欲ではない。自然の摂理で授けられた本能だ。種族保存の義務だ。個々の生き物の心や意志とはかけ離れたものだ。 人間の性欲については、宗教的社会的要請によって、その発現に一定の制約がつけられているだけだ。換言すると、犬の性に関する行動を考える場合に、人間社会の道徳観や宗教的な考えを持ち込むことは、犬にとっては迷惑千万なことだ。人間のエゴ(自己中心主義)だ。偏見だ。自然の摂理への反逆だ。 人の性欲の中枢は脳の中の視床下部にある。そこから命令が出ている。犬も同じだろう。つまり、犬に避妊・去勢手術をしても性欲は無くならない。人も犬も加齢するにつれて性 行動は減退するが、性欲は「千の風」になって天空に舞い上がるまで続く。性 行動が減退した加齢者も心の恋はしたほうがボケない。加齢者の性欲中枢を刺激すると思考力や判断力の退化を防ぐ効果があるということだ。 生きている生き物と石などの無機物との根本的な違いは性があるかどうかだ。つまり、生き物は性があるから、生まれ、生きている。生きている限り、性は生きている。 結論 食べること、性に関する行動、および、睡眠は、生き物の三大必需だ。その中の性に関する行動は生き物が生き物のである所以を示す行動だ。獣医は、その行動が避妊・去勢手術をすると無くなるとネット上に書いてある。でたらめだ。人も犬も性の中枢は脳の視床下部にある。避妊・去勢手術では無くならない。その獣医は学識教養がない。というよりも、人も犬も含め、生き物とは何であるかを理解してない。愚劣すぎる。賤劣だ。 獣医は、避妊・去勢手術で儲けるためには、ありとあらゆる屁理屈をこねて国民の愛犬家を騙している詐欺師だ。下賤の職業だ。飼い主がだまされると、その被害は愛犬が受ける。愛犬たちにとっては獣医は振り込め詐欺師よりもタチが悪い。振り込め詐欺師はカネをだまし取るだけだが、獣医は避妊・去勢手術で犬の健康や命までも奪っているからだ。日本の獣医界は業界ぐるみの犬の天敵の詐欺集団だ。獣医大学や学部は詐欺師の養成学校だ! 補足 獣医は避妊・去勢手術をすると、犬はおとなしくなると言っている。口から出まかせのウソだ。詳細は次の二つの随想にある。1 避妊去勢でホルモン欠落症で無気力な犬に! 甲状腺機能低下症で肥満にも! 2 避妊や去勢で犬の性格がおとなしくなるか? 無気力になっただけ! また、日本の獣医界は避妊手術をすると、犬が乳腺腫瘍などの病気になることを防止できると嘘八百のでっち上げの情報を流布して愛犬家を騙している。悪質な詐欺商法だ。詳細は次の随想集にある。3 乳腺腫瘍に関する詐欺商法 その随想集 なお、日本の獣医界は犬の避妊・去勢手術の弊害を国民に隠蔽している。詳細はこの下にリンクしてある「避妊・去勢手術有害無用論の随想集」にある。特に、その随想集の中のNo21にアメリカの獣医学の学術論文を翻訳して紹介してある。避妊・去勢手術が犬の健康に有害無益であることがわかる内容だ。日本ではブログ「愛犬問題」だけが翻訳して紹介している。避妊・去勢有害無用論の随想集 ← トップページへ ボクの頭をなでてワン! アマリリスの花 写真のつづきは→ ノーリードのパピヨンの写真集 転載引用は無料だワン! ただし、リンク付けてワン!
2014.05.22
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愛犬が乳腺腫瘍だと獣医に脅されて、避妊手術の予約をしたが、麻酔死が怖いのでネットを検索したところ、ブログ「愛犬問題」に出会った。その随想を読んで、獣医が言っていることがウソだとわかった。直ちに、避妊手術の予約を取り消した。 また、停留睾丸の雄犬については、獣医は「睾丸が腫瘍化するから早い内に手術をしなさい」と脅したとのこと。獣医が、いろいろとでたらめを言っていることがブログ「愛犬問題」の随想を読んでわかった。その愛犬家が、「もう、獣医には騙されません!!」と獣医に対する怒りの投稿を次の随想のコメント欄にしてきた。その全文を引用掲載して、多くの愛犬家のご参考に供する。花王トイレシーツ不当宣伝!排尿は屋内で! 犬の習性を拒絶排撃する悪徳商法だ! 魔物のような獣医に脅されて・・・ 投稿者 : パピーズママ さん 初めまして。こちらのブログを見つけてから、時間がある時に最初から読ませて頂き勉強させていただいてます。去年、年末に我が家のパピヨン(8歳)のお乳に乳腺腫瘍のしこりのようなものを見つけました。腫瘍=悪性と認識していた私は、慌てて動物病院に。獣医に『触診したところ、乳腺腫瘍のしこりが3つ程あります。手術して病理検査にだしましょう。避妊もされてないようなので、避妊手術も一緒にしましょう』と言われ、手術の予約をしたのですが、麻酔に不安があり調べてる時に、こちらのブログを見つけたのです。麻酔死に関する随筆を読んだ時、不安が本物になり怖くなりました。また、避妊することで犬はいろんな病気にもならないという獣医の嘘もわかりました。取り急ぎ手術をキャンセルしました。獣医からは愛犬は死ぬかもしれませんよ、などと脅されましたが、麻酔で殺されるよりかはましだと思いました。それ以来病院には近づいておりません。うちには、他にもパピヨンがいますが、男の子(4歳)が停留睾丸です。こちらも早い内に手術したほうが良いと獣医に言われました。 しかし、自然に育てたほうが良いと思っていたので、停留睾丸の手術の勧めも無視しました。フードに関しては飼い始めの時から手作りのご飯を上げていますので、愛犬の食べ物については問題ないと自負していましたが、骨付きの鶏肉が良いと知って、少しずつ与えています。喜んで食べています。こちらのブログでは、たくさんの知識を与えてくださり本当に助かっております。魔物のような獣医にかからないようにたくさん勉強して、愛犬達を幸せに育てていきます。 返事 投稿者 : Paroowner 愛犬に乳腺腫瘍の兆候を見つけてから、もう1年になりますね。その腫瘍らしきものは大きくなりましたか。乳腺腫瘍が大きくなる速度はかなり遅いですが、どのくらいの大きさになったかを教えていただくと、多くの愛犬家にとっても貴重な情報になります。犬の麻酔死は実に多いですよ。獣医にだまされなくて、愛犬は健康を保持できましたね。次の随想集をご参考にしてください。犬の麻酔死に関する随想集 なお、停留睾丸は病気ではありませんよ。愛犬が気にしてないことを飼い主が気にする必要はないですね。ブログ「愛犬問題」のトップページの「このブログ内」を「キーワード」の「停留睾丸」で検索すると、詳述した随想が出てきます。ご参考にしてください。獣医は白衣を着た詐欺師です。犬の天敵ですね。騙されないで良かったですね。愛犬が一番喜んでいるでしょうね。 返事 投稿者 : パピーズママ さん 愛犬の乳腺腫瘍の大きさなのですが、不思議な事に見つけた時と変わりがないんです。見つけた時は乳首の下に5ミリ位でコリコリしていて黒ずんでいました。他の2つは、獣医に教えてもらって触れても、全く認識できませんでした。獣医が嘘をついたのでしょね。獣医は、「乳腺腫瘍はすぐに大きくなるから手術を急いで!!」と私を脅し、せかしました。今考えると、獣医は、愛犬の命よりも、手術代と3日間の入院費の儲けのほうを重視したのだと思います。愛犬は当初は乳首付近を舐めたりして気にしていましたが、今では全く気にせず毎日を過ごしています。あと、停留睾丸の随想読みました!!獣医は「睾丸が腫瘍化するから早い内に手術しなさい。愛犬の為ですよ。」と言いました。それも全く嘘だっただなんて、本当にびっくりしました。獣医が書いてある大抵の本には、「停留睾丸は手術しなければいけない」と嘘を書いていますよね。こんな嘘ばっかりの詐欺商売は、なんとかしなければ、たくさんの愛犬たちが魔物の餌食になりますよね。私の友人には、こちらのブログを紹介して、魔物の獣医にだまされないようにしていただきます。最後に、我が家の愛犬たちには、狂犬病注射で死亡する犬が多いと聞いていましたので、接種していませんでしたが、混合ワクチンは接種してました。獣医に、私はキャンプが好きで海や山に愛犬たちを連れてよく行くと伝えたら、獣医が、「野生動物には色んな菌があるから8種を打たないと取り返しつかないですよ」と言いました。ですが、それも獣医の嘘だっただなんて。獣医にだまされて、ワクチンを注射したことは愛犬達には申し訳ないなと反省しています。避妊・去勢手術を断っただけでなく、今年に入ってからワクチンなど全てしてませんが、何事もなく健康に過ごしています。逆に以前よりも目の輝きがましたと思います(笑)。今の状態を保ち、愛犬たちに健康な生涯を全うしてもらえるよう、賢い飼い主になります。もう、獣医には騙されません!!余談ですが、乳腺腫瘍の手術費用は入院費込みで20万円と言われました。友人の愛犬が尿結石症だと脅かされて、聞いた手術代は38万円。別の病院に行ったら手術しなくても大丈夫だったみたいです。本当に、獣医という魔物は人の足元を見てますよね。今まで信頼していた自分がアホでした。 返事 投稿者 : Paroowner 獣医は白衣を着た詐欺師だと、やっとお判りにおなったようですね。愛犬たちにとっては、遅まきながら幸いなことです。愛犬たちの住む世界は魑魅魍魎(ちみもうりょう)の妖怪が暗躍している世界だということですよ。つまり、犬の天敵が我が物顔に横行している世界です。国家資格を持った者の詐欺行為なので、振り込め詐欺よりもタチが悪いですね。警察も取り締まりの対象にしていませんから。 次の随想に獣医界の五大詐欺商法を詳述してあります。獣医の五大詐欺商法! 犬の天敵の悪行だ! 狂犬病注射と避妊・去勢手術は特に有害だ! その他、乳腺腫瘍や結石症などすべての診療が脅し診療です。金儲けのためのでたらめ診療ですよ。 白衣を着た下賤の詐欺師から愛犬の健康と長寿を守には、愛犬家が一人一人が知識武装して自衛するしか良い防御方法はないのです。ブログ「愛犬問題」は無料でそのお手伝いをしているだけです。ハイ。 関連随想集1 犬の乳腺腫瘍に関する随想集2 停留睾丸(停留精巣)は手術の必要はない! 去勢手術は万病の元凶だ!避妊・去勢有害無用論の随想集 混合ワクチン有害無用論の随想集 狂犬病注射有害無用論の随想集 狂犬病注射で日本の犬毎年3千匹死亡! 狂犬病、混合ワクチンで日本の犬毎年4,500匹死亡! 狂犬病予防注射の問題点については通常のHPにも詳述。 狂犬病予防ワクチン注射は怖いぞ!死の危険も 狂犬病予防法は御用済みの悪法だ ← トップページへ ボクの頭をコンコンしてワン! 写真のつづきは→ ノーリードのパピヨンの写真集 転載引用は無料だワン! ただし、リンク付けてワン!
2013.12.11
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雌犬に生後2年以内に避妊手術をすると乳腺腫瘍になるリスクが低減するというアメリカの獣医の論説は科学的な根拠は希薄であり、避妊手術を勧めることは適切ではないと糾弾する学術論文が公表されている。その学術論文のうち、イギリスとアメリカのネット上の記事を次の随想で紹介した。1 避妊手術・乳腺腫瘍リスク低減説は捏造だ! 英国小動物獣医師会誌に糾明論文が! 2 避妊手術乳腺腫瘍低減説は根拠希薄 その2 アメリカの博士・主任教授が論究 ところが、日本では、獣医も含め、英文の学術論文を読解できる人が少ないせいか、避妊手術・乳腺腫瘍低減説を否定する学術論文は紹介されてない。おそらく、その英文の学術論文を日本語で紹介をしたのはブログ「愛犬問題」が最初であろう。少なくとも、一般愛犬家が読めるようにネット上に日本語で紹介した文書はない。 だから、英文情報を解読できない獣医は、いまだにアメリカの嘘八百の捏造論文の日本語翻訳文の内容を丸写しして愛犬家を惑わしている。そのアメリカの捏造論文の内容が正しいのか、ウソなのかは日本の獣医にはどうでもいいことなのだ。その説で、日本の愛犬家をだまして、避妊手術をして獣医が儲ければいいのだ。 つまり、獣医界には捏造論文様々の風潮が強い。詐欺根性の教授などが、もっともらしい捏造論文を発表すると、その真偽は確かめないで、すべての獣医が、砂糖に蟻が群がるように群がって、その論文を引用して、宣伝広告をする。「嘘も方便」というが、動物病院はウソだらけの詐欺商法が常道化している伏魔殿だ。次の随想に詳述してある。獣医の五大詐欺商法!犬の天敵の悪行だ! 狂犬病注射と避妊去勢手術は特に有害だ! その一例として、大学病院部長医師のブログに避妊手術と乳腺腫瘍の関係が取り上げられている。医者としての立場で書いてある。貴重な情報である上に面白いので、ブログ「愛犬問題」に引用転載する。ご了解をいただいている。 大学病院部長医師のブログタイトル 犬乳腺腫瘍:愛犬問題 vs 獣医 ブログ「愛犬問題」は、ネット上のいろんな所で獣医達の攻撃を受けている。どうしてなのか?その理由の一端を医者から見た分析でお届けいたします。 多くの獣医達が犬の乳腺腫瘍についてネット上のいたるところに次のように書いてあります。見た人も多いでしょう。【説明】犬の乳腺腫瘍の発生頻度は10万頭につき198,8頭でる。特に雌犬の腫瘍としては最も多い。発生年齢は10~11歳前後が多い。 【治療】予防法としては早期の避妊がある。最初の発情までに避妊手術を受ければ乳腺腫瘍の発生は非常に少なくなるといわれている。また、最初の発情をむかえても、二回目の発情をむかえるまでに手術を受ければ減らせる。 犬の乳腺腫瘍は良性と悪性の比率はそれぞれ約五十%である。その「悪性腫瘍」のうち、がん細胞が転移するものは約五十%である。つまり、乳腺腫瘍全体の約二十五%が悪性である。その悪性腫瘍のうち約半数が局所だけで増殖したり、転移速度が非常にゆっくりしているといわれている。 上記が獣医達がいろんな所で書いている文章です。要約すると、乳腺腫瘍はその発生率が1、000頭に2頭です。そして、その内悪性のものは1,000頭に1頭です。更に、転移で注意が必要なのは2,000頭に1頭だけです。つまり、獣医たちは、2,000頭に1頭の割合で発生する悪性の乳腺腫瘍を減らせると言って、愛犬家に避妊手術を勧めているのです。 では、ブログ「愛犬問題」はどう書いているのでしょうか。 ブログ「愛犬問題」の犬の乳腺腫瘍に関する随想集に、特に乳腺腫瘍の予防のため避妊手術?バカな! に次の記述があります。 人の場合、皮膚にできるおできの予防のために、避妊手術を勧める医師が、もしいたら、詐欺師だとか、人権侵害だとかと大騒ぎに報道されるだろう。おできの予防が目的ではなく、避妊手術で儲けることが目的だとわかるからだ。 ところが、犬の場合は、そのような詐欺行為がネットでも堂々と宣伝広告されている。法律的にいえば不当表示だ。何かが狂っている。 大学で牛豚を相手に勉強をしてきた獣医は人も牛豚並みの知能しかなく、国民を容易にだませると思っているのだろうか。だまされる飼い主がいるなら、その飼い犬がかわいそうだ。 医師の麻酔技術とは違い、獣医の麻酔技術は低いから、麻酔死する犬が多い。人の場合は専門の麻酔医師がいるが、犬には専門の麻酔獣医はいない。各獣医が見よう見真似で麻酔をしているのが実情だ。近隣の開業獣医5,6人に電話で麻酔死の事故がないことを保証できるかと問い合わせたことがある。全員、保証できないとの返事だった。動物病院での麻酔死は日常茶飯事の出来事だ。ブログ「愛犬問題」にも愛犬の麻酔死の投稿が多い。 それにもかかわらず、獣医は皮膚にできる乳腺腫瘍の予防のために、全身麻酔をして開腹手術をする避妊手術を受けるように勧めている。まともではない。悪魔の所業だ。 獣医は、中学校の算数の「割合」や「百分率%」の意味さえ理解してない。高校の数学で習う確率の意味も理解してない。知恵遅れの三流人間だ。 殆どの獣医が乳腺腫瘍の予防のためだと言って、避妊手術を勧める。 獣医とは愛犬家を騙してまで稼がなければ、食っていけない商売なのか。なさけない。 獣医界はまともではない。魑魅魍魎(ちみもうりょう)の妖怪が住んでいる奇怪な業界だ。愛犬たちの医療界は白衣を着た犬の天敵が横行跋扈している特異な業界だ。 そのことを愛犬家ひとりひとりが理解することが肝要だ。獣医にだまされると、飼い主は金銭的な損失だけで済むが、愛犬は生涯取り返しのつかない健康被害を受ける。短命になることも多い。 さぁ~~皆さん、どちらが正しいのでしょうかね。その理由を犬乳腺腫瘍:愛犬問題>>>獣医 その2に書きました。そして、その理由も分かりましたか? これは、考え方の違いというものではありませんね。明らかに、どちらかが間違っていて、どちらかが合っています。 では、順に解説していきましょう。 犬の悪性の乳腺腫瘍の発生率は1,000頭に1頭です。更に、転移で注意が必要なのは2,0000頭に1頭だけです。この事実について、獣医は、避妊をすれば乳腺腫瘍の発生率を減らせるし、いついつまでに行えばより効果的であるとも書いています。 この獣医の言い分に対し、ブログ「愛犬問題」は次のように書いてあります。 「乳腺腫瘍の発生率よりも避妊手術で麻酔死する確率のほうがはるかに高い。獣医は中学校の算数の「割合」や「百分率%」の意味さえ理解してない。高校で習う確率の意味も理解してない。獣医は何かが狂っている。」と。 さて、皆さん、どちらが正しいのでしょうかね。 これはもう明らかに「愛犬問題」さんの圧勝ですね。 「愛犬問題」>>>>>>>>>>>>>>>>>獣医この位違います。 その正しいほうのブログ「愛犬問題」が獣医たちからブログ荒らしの嫌がらせを受け続けています。理不尽ですね。 まず、「予防手術」というのは医療の世界では殆ど存在しませんね。手術にはリスクがあるからです。例えば、未破裂脳動脈瘤に対する手術は予防手術ではありません。脳動脈瘤という病気に対する手術です。 健康体に対する行為は絶対的な安全性が求められます。ワクチンなどを考えれば理解しやすいでしょう。少しでも危険性があると健康体に対しては行えないんですよ。 ましてや、予防手術なんかやってはいけないことなんです。 獣医の手術なんか我々医者と比べれば桁違いに怖いですよ。ぼっこぼっこ死んでますよ。本当に何ケタも違いますよ。 しかし、我々医者が行う手術ですら、予防手術という考えはないんです。手術で予防できるというのは狂っています。医療を冒涜する野蛮な蛮行ですね。 乳腺腫瘍の予防のために避妊しましょうと書いている獣医を見つけたら、その頭の中は腐っている獣医と断定して間違いありません。こんなアホな考えに騙される飼い主も、また、アホだと断ぜざるを得ませんね。 今回書いた犬の乳腺腫瘍問題の結論愛犬問題>>>>>>>>>>>>獣医 これが答えでした。そして、間違っている方が正しい方にブログ荒らしの嫌がらせをしている。その理由は、獣医の避妊手術の収入が減るからに他なりません。 獣医どもよ! どこまで腐ってるんだよ。 人の医療の世界には予防手術というのは無いとこと。医者だから明言できることだ。獣医界の不正診療の一端を一刀両断に断罪している。論点が明確であり、素人にも理解しやすい内容だ。 なお、この大学病院部長医師に対し、獣医どもは偽医者呼ばわりしてブログ荒らしをしているが、自ら獣医界の詐欺体質を露呈しているようなものだ。獣医界は獣医大学も含め、下賤の詐欺師の集団だ。獣医大学や学部は詐欺師の養成学校だ! 非科学的なウソの抗議で学生を洗脳! 関連随想集避妊・去勢有害無用論の随想集 ← トップページへ ボクの頭をコンコンしてワン! 写真のつづきは→ ノーリードのパピヨンの写真集-
2013.10.17
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犬の乳腺腫瘍は10万匹の雌犬のうち198.8匹が罹病している。つまり、乳腺腫瘍の発生率は0.2%だ。1,000匹中2匹だ。そのうち、悪性の乳腺腫瘍になる犬は約50%だ。2,000匹に1匹だ。その悪性の腫瘍腫瘍になった犬も早期に治療すれば完治するとのこと。 そのめったに罹病しない乳腺腫瘍の予防のために、すべての雌犬は避妊手術をしたほうが良いという悪質な詐欺商法が世界中に広がっている。その日本の一例をネット上から拾って転載する。 犬の乳腺腫瘍の場合、アメリカでの研究報告によれば、初発情前に避妊手術を受けたメス犬が乳腺腫瘍になる確率は、避妊手術を受けていないメス犬の約0.5%。また、初発情と二回目の発情のあいだに避妊手術を受けた場合は約8%。発情二回目と三回目のあいだに避妊手術を受けた場合は約26%となっている。そのため、早ければ初発情前、遅くとも生後一、二年のあいだに避妊手術を受けることが、病気予防に役立つといえる。 同様の内容の詐欺文書がネット上に氾濫している。 結論から先に書く。その詐欺文書の元となったアメリカの研究報告は信用できないということだ。砂糖に蟻が群がるように、そのアメリカのいかがわしい研究報告書に世界中の獣医が喜んで群がって、世界中の愛犬に避妊手術を勧めて、獣医が儲けている。 そのアメリカのねつ造論文は40年以上も前のものだ。Factors Influencing Canine Mammary Cancer Development and Postsurgical Survival JNat Cancer Inst 43: 1249-1261, 1969. 開業獣医は皆白衣を着た詐欺師だ。ネット上に日本獣医がん学会腫瘍科認定医と称して、乳腺腫瘍の防止のために避妊手術を勧めて儲けている獣医もいる。他人が書いた偽装論文に悪乗りして、金儲けに狂奔している恥知らずだ。 日本の獣医界は、獣医大学も含め、知能が低い上に心の腐った三流人間が愛玩動物を食い物にして儲けている業界だ。飼い主はカネをだまし取られるだけで済むが、愛犬たちは生涯取り返しのつかない病苦に悩まされたり、短命になる。犬の天敵の悪魔の所業だ。 英単語で「避妊手術 乳腺腫瘍」をキーワードにしてネットを検索したら、次の貴重な学術論文が出た。避妊手術をすると乳腺腫瘍になるリスクが減るという説には科学的な根拠は希薄だと糾弾している。長文の詳細な学術論文なので、一般愛犬家にも理解しやすいように、その主要部だけを翻訳してご紹介する。英文の学術論文の読解力のある方は原文を熟読することをお勧めする。 Early Spay-Neuter Considerations for the Canine Athlete: Extensively revised and updated - 2013 M. Christine Zink 獣医師DVM, 博士PhD 分子および比較病理生物学の主任教授 Department of Molecular and Comparative Pathobiology 犬の若年期の避妊去勢手術問題 2013年に広範囲に訂正して更新 体型上の問題 去勢手術をした犬は、してない犬に比べて、1.5倍の股関節障害hip dysplasia になる。また、膝蓋骨の脱臼patellar luxationは3.1倍の発生率を示した。 癌の問題 避妊手術をした雌犬は、してない犬に比べて、心臓の血管肉腫cardiac hemangiosarcomaになるリスクが1.6倍と高くなった。去勢手術をした雄犬は、してない犬に比べて、心臓の血管肉腫cardiac hemangiosarcomaになるリスクが5倍以上も高くなった。避妊手術をした雌犬は、してない犬に比べて、脾臓の血管肉腫splenic hemangiosarcomaになるリスクが2.2倍であった。避妊去勢手術をした雄および雌は、してない犬に比べて、骨の癌bone canceになるリスクが、それぞれ3.8倍と3.1倍であった。去勢手術をした雄は、してない雄に比べて、前立腺腫瘍prostate tumorになるリスクが2.8倍であった。前立腺癌prostate carcinomaになるリスクは4.3倍であった。膀胱の遷移性の上皮癌transitional cell carcinomaになるリスクは3.6倍であった。また、膀胱腫瘍bladder tumorになるリスクは3倍であった。避妊去勢手術をした犬は、肥満細胞癌mast cell cancer 血管肉腫hemangiosarcoma, リンパ腫lymphomaとその他のすべての癌になるリスクが極めて高い。 たった一つの研究報告だけが、一回目のヒート後に避妊手術をすると乳腺腫瘍になるリスクが8%増加し、二回目のヒート後に避妊手術をすると、26%増加すると発表していた。しかしながら、最近、公表された系統的な調査研究結果によると、逆に、避妊手術をすると乳腺腫瘍になるリスクが低減することが明らかになった。 それで、本研究は次のように結論を下した。避妊手術をすると乳腺腫瘍になるリスクが低下するという証拠(エビデンス)は希薄であり、愛犬家にきっぱりと避妊手術を勧める確かな根拠にはならない。 その上に、避妊手術・乳腺腫瘍リスク低減に関する研究が行われた1960年代後半におけるすべての悪性腫瘍の発生率は、雌犬10万匹につき453.4匹であることが明らかになっていた。乳腺腫瘍は、その半分を占めている。つまり、198.8/100、000である。 このように全体的に判断すると、雌犬が乳腺腫瘍になる実際のリスクはほんの0.2%に過ぎない。いずれにしろ、若いうちに避妊手術をしないと乳腺腫瘍になるリスクが増えるという説は、避妊手術をした場合、他のいろんな癌になるリスクが200~400%も増加することと比較して考えなければならない。 卵巣や睾丸の生殖腺は単に生殖に重要なだけでなく、発育、成長、および、生涯にわたる長期の健康にとって極めて重要な役割を果たしていることは明白である。 ( 翻訳者 : ブログ「愛犬問題」の開設者 Paroowner ) 避妊手術をすると乳腺腫瘍になるリスクが減るという説は、物事を大局的にとらえてない。局部的な事柄を捕まえて、それがいかにも全体に当てはまるかのように論じているということだ。 できるだけ多くの犬に避妊手術をして儲けるために、局部的な事例を針小棒大に取り上げて、愛犬家の国民を脅している。如何にも避妊手術をすることが犬の健康や命を守る正義のように宣伝広告して愛犬家をだましている。換言すると、避妊・乳腺腫瘍低減説は「重箱の隅を楊枝でほじくる」ような大局観のないでっち上げのイカサマだ。 自然の摂理で授かった卵巣や子宮を切除して、愛犬が健康で長生きできるわけがない。健康な犬の腹を切り裂いて貴重な臓器を切り取るのは悪魔の蛮行だ。愛犬の健康と命を守るには白衣を着た悪魔の獣医にだまされないことが肝要だ。 上記の英字原文と同様に、避妊手術・乳腺腫瘍リスク低減説を否定する学術論文がイギリスでも公表されている。その詳細は次の随想にある。 避妊手術・乳腺腫瘍リスク低減説は捏造だ! 英国小動物獣医師会誌に糾明論文が! 関連随想集 1 避妊去勢手術の健康上の弊害!万病の元凶! 米国獣医学論文の翻訳集2 避妊・去勢手術で犬はてんかんになるぞ! 甲状腺機能低下症になってからてんかんに!3 避妊去勢手術の弊害!いろんな後遺症! その1 米国獣医学論文をまとめて翻訳紹介4 避妊去勢手術で認知症になるリスクが増加! 性ホルモンの欠乏が原因!5 避妊去勢でホルモンが欠落し骨が異常形成! 股関節異常のリスクは70%増加! 6 避妊去勢手術で最大20%の犬が尿失禁に! 多くの獣医が事実隠蔽!否認!悪質だ!7 避妊去勢で血管肉腫・癌のリスクが5倍に! 日本の獣医界は国民をだましている!8 去勢手術で精巣腫瘍を防ぐとは獣医の虚言! 獣医界は組織ぐるみの非科学的な詐欺集団だ9 避妊去勢でワクチンの副作用が30%増大! 不妊手術とワクチンは犬に有害無益だ! 10 肥満のリスクが2倍に!避妊去勢の愛犬たち アメリカの学術調査研究で明確に! 11 去勢手術で前立腺癌になるリスクが4倍に! 米国獣医学論文を翻訳紹介! 12 避妊去勢で骨の癌骨肉腫等の合併症なるぞ! 1歳未満の不妊手術でリスクが増大! 13 避妊去勢手術の弊害!いろんな後遺症! 心筋梗塞、皮膚病、肥満、無気力、癌等! 避妊・去勢有害無用論の随想集 ← トップページへ ボクの頭をコンコンしてワン! 写真のつづきは→ ノーリードのパピヨンの写真集
2013.10.11
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2007年にアメリカのニュージャージー州立ラトガース大学獣医学部の学術論文は、犬の避妊・去勢手術は、下記1~10のいろんな病気を誘発して有害だと公表している。ただし、避妊手術で乳腺腫瘍のリスクを低減するメリットはあると結論付けていた。その乳腺腫瘍リスク低減説は間違いだと指摘されている。言い換えると、他の研究成果は正しい。避妊手術には弊害がある。 その論文の全訳は次の随想にある。 避妊・去勢でガンの骨肉腫等の多病誘発! アメリカの獣医学の学術論文を翻訳 避妊手術の弊害 1 1才未満で卵巣を切除すると、骨のガンである骨肉腫のリスクが著しく増大する。 2 脾臓と心臓の血管肉腫のリスクが増大する。 3 甲状腺機能低下症のリスクが増大する。 4 肥満のリスクが増大する。 5 尿失禁をするようになる。 6 尿管の感染症が頻繁に再発するようになる。 7 外陰部の皮膚炎や膣の皮膚炎、膣炎のリスクが増大する。 8 尿路腫瘍のリスクが増大する。 9 体形の奇形のリスクが増大する。 10 ワクチンに対する拒絶反応のリスクが増大する。 ところが、5年後の2012年のイギリスの小動物獣医師会誌には、避妊手術で乳腺腫瘍が低減するという科学的な証拠(エビデンス)は希薄であり、世の中の愛犬家に避妊手術を勧める根拠にはならないと公表されている。 自然の摂理で授かった卵巣や子宮を切除することは自然の摂理への反逆であり、避妊手術は犬の健康に有害無益な蛮行であることが科学的に明らかになった。犬の避妊・去勢手術をして儲けている獣医は鬼の心を持った犬の天敵だ。 避妊手術による乳腺腫瘍低減説は科学的に否定された。たった一つのでっち上げの論文に世界中の獣医が群がり、その捏造論文を根拠にして、世界中の愛犬家をだまして犬の避妊手術をして儲けているのだ。砂糖に群がる蟻のように、たった一つの偽装論文に獣医が喜んで群がり、避妊手術の詐欺商法を行っている構図だ。世界の獣医界の詐欺体質の氷山の一角が暴露された。 アメリカやイギリスの獣医界は、その詐欺商法を獣医大学が中心になって糾明しているが、日本の獣医界にはその動きはない。 日本の獣医界は、獣医大学も含め、白衣を着た詐欺師の集団だ。犬の健康に有害無益な避妊・去勢手術をして開業獣医が儲けることに、獣医大学が加担したり、素知らぬふりをしてる。教授連は、国民を愚弄し、だましている卑劣な連中だ。知能が低い上に心の腐った三流人間が一人前の顔をして学生に科学的に間違っていることを教えている。 日本の獣医大学の教授連の心は動物虐待の詐欺商法に汚染されている。学生にウソを教えて開業獣医にして、国民の愛犬家をだまして儲けさせている。開業獣医の詐欺商法を指南している悪の親玉だ。日本の獣医大学や獣医学部は詐欺師の養成学校だ。 英国小動物獣医師協会British Small Animal Veterinary Association (BSAVA)の機関誌Journal of Small Animal Practiceに掲載されている学術論文は、犬の避妊手術と乳腺腫瘍に関する膨大で詳細な調査研究論文だ。 The effect of neutering on the risk of mammary tumours in dogs – a systematic review その学術論文の要約部分だけを一般愛犬家向けに翻訳してご紹介する。獣医が宣伝広告しているように、はたして、避妊手術をすると犬が乳腺腫瘍になるリスクが減るかどうかに関心がある一般愛犬家にも理解しやすいように意訳してある。 要約 避妊手術をすると乳腺腫瘍になるリスクが低下すると一般的に言われているが、しかしながら、その証拠(エビデンス)は、今まで体系的な調査では評価されてなかった。本研究の目的は、避妊手術をすると乳腺腫瘍のリスクが低下するという証拠の重みと強さを評価することである。体系的評価はコクラン・ガイドラインに基づいて行われた。 11,149の調査結果のうち、13の論文が避妊手術と乳腺腫瘍に関する論文であった。その論文のうち、一つだけが「避妊手術をすると乳腺腫瘍になるリスクをいくらか予防できる」と述べており、それ以外にそのような論文はない。 入手可能な証拠、および、公表されている乳腺腫瘍になるリスクに基づいて評価すると、避妊手術をすると乳腺腫瘍になるリスクが減るという証拠と、若い年齢のうちに避妊手術をすると更にそのリスクを減らすことができるという証拠は、希薄であると判断でき、避妊手術をきっぱりと勧める確かな根拠とはならない。 ( 翻訳者 ブログ「愛犬問題」開設者:Paroowner ) 原文(主要部の翻訳した部分を抜粋) Abstract .A commonly-stated advantage of neutering bitches is a significant reduction in the risk of mammary tumours, however the evidence for this has not previously been assessed by systematic review.The objectives of this study were to estimate the magnitude and strength of evidence for any effect of neutering, or age of neutering, on the risk of mammary tumours in bitches. A systematic review was conducted based on Cochrane guidelines.Of 11,149 search results, 13 reports in English-language peer-reviewed journals addressed the association between neutering/age at neutering and mammary tumours.One reported “some protective effect” of neutering on the risk of mammary tumours, but no numbers were presented.Due to the limited evidence available and the risk of bias in the published results, the evidence that neutering reduces the risk of mammary neoplasia, and the evidence that age at neutering has an effect, are judged to be weak and are not a sound basis for firm recommendations. 補足 獣医たちが詐欺商法の根拠としているアメリカのねつ造論文は40年以上も前の物だ。Factors Influencing Canine Mammary Cancer Development and Postsurgical Survival JNat Cancer Inst 43: 1249-1261, 1969. 避妊手術による乳腺腫瘍低減説を糾明した英国小動物獣医師会誌の貴重な情報提供は、次の随想のコメント欄にあった。投稿者のnekoさんに厚くお礼を申し上げる。 避妊去勢手術が犬の健康に与える影響の概要 英文ネット記事を全文翻訳紹介 関連随想集 1 避妊去勢手術の健康上の弊害!万病の元凶! 米国獣医学論文の翻訳集2 避妊・去勢手術で犬はてんかんになるぞ! 甲状腺機能低下症になってからてんかんに!3 避妊去勢手術の弊害!いろんな後遺症! その1 米国獣医学論文をまとめて翻訳紹介4 避妊去勢手術の弊害!いろんな後遺症! その25 避妊去勢手術の弊害!いろんな後遺症! その3(完)6 避妊去勢手術で認知症になるリスクが増加! 性ホルモンの欠乏が原因!7 避妊去勢でホルモンが欠落し骨が異常形成! 股関節異常のリスクは70%増加! 8 避妊去勢手術で最大20%の犬が尿失禁に! 多くの獣医が事実隠蔽!否認!悪質だ!9 避妊去勢で血管肉腫・癌のリスクが5倍に! 日本の獣医界は国民をだましている!10 去勢手術で精巣腫瘍を防ぐとは獣医の虚言! 獣医界は組織ぐるみの非科学的な詐欺集団だ11 避妊去勢でワクチンの副作用が30%増大! 不妊手術とワクチンは犬に有害無益だ! 12 肥満のリスクが2倍に!避妊去勢の愛犬たち アメリカの学術調査研究で明確に! 13 去勢手術で前立腺癌になるリスクが4倍に! 米国獣医学論文を翻訳紹介! 14 避妊去勢で骨の癌骨肉腫等の合併症なるぞ! 1歳未満の不妊手術でリスクが増大! 15 避妊去勢手術の弊害!いろんな後遺症! 心筋梗塞、皮膚病、肥満、無気力、癌等! 16 てんかんの原因!ワクチンや避妊去勢も! 米国や英国は学術論文を公表!避妊・去勢有害無用論の随想集 ← トップページへ ボクの頭をコンコンしてワン! 写真のつづきは→ ノーリードのパピヨンの写真集 転載引用は無料だワン! ただし、リンクを付けてワン! -
2013.10.05
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犬は避妊・去勢手術をすると後遺症でいろんな病気になるとネット上に英文記事がある。貴重な学術的な情報が詰まった簡潔な文章だ。全文を翻訳してご紹介する。日本の獣医界は、獣医大学も含め、詐欺師の集団だ。避妊・去勢手術の弊害を隠して国民をだましている。犬の健康に有害無用な避妊・去勢手術をして儲けるためだ。 それだけではない。避妊・去勢手術をした犬はその後遺症でいろんな病気になる。その病気を治す振りして、また、不正治療や無用な薬剤を売りつけて儲けている。つまり、日本の獣医とは健康な犬を不正治療や無用な薬剤で病気にして、その新たな病気の治療をして二重三重に儲けている下賤の詐欺師の職業だ。白衣を着た犬の天敵の悪魔だ。 愛犬を健康で長生きさせて楽しく暮らしたいなら、動物病院にはできるだけ近づかないことだ。「君子危うきに近寄らず」だ。愛犬のパロは一度も動物病院に行ったことがない。おかげさまで健康そのものだ。ハイ。 原文 Summary of health affects of spay/neuter 避妊・去勢手術の健康に与える影響の概要 下記に要約した論文には獣医学の研究に参照することができるすべての文献が引用されている。 この論文は避妊・去勢手術をした犬に初期の段階で発現する弊害について報告してある。 この獣医学論文の目的は、犬の避妊去勢手術の健康上の影響について長期的な観点から、その影響が複雑な状況にあることを明らかにすることである。エビデンス(医学上の科学的な証拠)は、犬の避妊去勢手術は犬の健康に良い効果と悪い効果に相関関係があることを示している。 この論文全体を見て、結論を先に書くと、犬の将来の健康問題を考えると、雄犬には去勢手術を強要してはならない。特に、幼い雄犬には将来の健康問題の発生を防ぐために去勢手術をしてはいけない。去勢手術をすると、ほとんどの場合、犬の健康上の良い効果よりも悪い効果のほうが多く現れる。 去勢手術の雄犬の健康上の良い効果としては、精巣癌で死ぬわずかな(おそらく1%以下)リスクを除去できる。癌性ではない前立腺障害になるリスクが低下する。肛門周囲瘻孔のリスクが低下する。糖尿病になるリスクを低下(データが十分でない)させるかもしれない。一方、去勢手術の健康上の悪い効果としては、去勢手術をした犬は、特に成犬になる前に去勢手術をした犬は、骨の癌である骨肉腫になるリスクが3,8倍になる。骨肉腫は治療効果の低い癌であり、中型や大型犬に一般的に発生している癌である。心臓の血管肉腫になるリスクが1,6倍になる。この心臓の血管肉腫は、犬に普通に発症する癌であり、犬種によっては死亡の主因になっている。甲状腺機能低下症になるリスクが3倍になる。(甲状腺機能低下症になると、てんかんを誘発することがある。翻訳者注釈)加齢性の認知症になるリスクが上昇する。肥満になるリスクが3倍になる。前立腺癌になるわずか0,6%以下のリスクが4倍に上昇する。尿路癌になる1%以下のリスクを2倍になる。肢体障害のリスクが上昇する。ワクチンの予防接種に対する副作用のリスクが増加する。 雌犬の場合は、避妊手術の効果は雄犬の場合よりも複雑である。雌犬の避妊の場合は、若干の(全てでない)症例を見ると、避妊手術による健康上の問題よりも、健康上のメリットのほうがまさることがありうる。つまるところ、避妊手術が犬の健康全体を良くする確率が大きくなるか、小さくなるかは、雌犬の年齢に依存している。また、異なる犬種間で発症しているいろんな病気との相対的なリスクに左右される。 雌犬の避妊手術の健康上の良い効果生後2歳半以前に避妊手術をすると、乳腺腫瘍になるリスクが大きく低下する。その乳腺腫瘍は雌犬に最も多く発症する悪性の腫瘍である。子宮留膿腫になるリスクをほとんどなくする。雌犬の約1%は、子宮留膿腫で死亡している。肛門周囲瘻孔になるリスクを低減する。子宮、頸部および卵巣の腫瘍になる極めて少ないリスク(0,5%)を低減する。 雌犬の避妊手術の健康上の悪い効果成犬になる前に避妊手術をすると、骨肉腫になるリスクが3.1倍に増加する。その骨肉腫は大型犬で一般的に発症するものであり、治療しにくい癌である。脾臓の血管肉腫になるリスクが2.2倍になる。心臓の血管肉腫になるリスクが5倍以上になる。血管肉腫は一般的な癌であり、犬種によっては死亡の主因である。甲状腺機能低下症になるリスクが3倍になる。(甲状腺機能低下症になると、てんかんを誘発することがある。翻訳者注釈)肥満になるリスクが1.6~2.0倍になる。犬の肥満は、いろんな多くの健康問題に関係している一般的な健康問題である。避妊手術による尿失禁問題が4~20%の雌犬で発生している。尿路感染症のリスクが3~4倍になる。尿路感染症は一度感染すると、しつこく再発しやすい病気である。外陰部の皮膚炎や膣炎のリスクが増加する。特に思春期以前に卵巣を除去された雌犬はリスクが大きくなる。尿路腫瘍になる1%以下のわずかなリスクが2倍になる。肢体障害のリスクが増加する。ワクチンの予防接種に対する副作用のリスクが増加する。 明白な事実がある。それは、一般愛犬家が入手できる避妊・去勢手術に関する情報の多くは、いい加減なものであり、誇張されたものであり、エビデンス(科学的な証拠)によって裏付けられたものではないということである。犬の避妊・去勢手術の健康上のリスクとメリットに関するそれらの情報の多くは、愛犬家の啓蒙に資するというよりも、むしろ、社会全体に誤解を与えることに大きく関与している。 生後6ヵ月で避妊・去勢手術をするという伝統的な考えも、幼犬の時に避妊・去勢手術をするという現代の診療も、犬を健康上のリスクに追い込んでいる素因を作っている。犬が肉体的に成犬になるのを待たないで、避妊・去勢手術をしている。あるいは、医学的な必要性は全くないのに先走って避妊・去勢手術を強要している。 特に、多くの雄犬の場合は、そのような無理強いが行われていると見ている。長期的な観点から見た避妊・去勢手術の健康上のリスクとメリットのバランスは、個々の犬によって変わってくる。犬の避妊去勢手術が犬の健康に良い結果をもたらすと広く知られている風説は、獣医学の文献に報告されている沢山の調査研究結果で判断すると、正しいことだとは言えない。支持できるものではない。特に、成犬になる前の未成熟なうちに避妊手術をすることには健康上の問題があるというのが真実である。 ( 翻訳者 ブログ「愛犬問題」開設者:Paroowner )関連随想集 避妊去勢有害無用論 避妊去勢で犬はホルモン欠落症で癌などの難病になる! ← トップページへ ボクの頭をコンコンしてワン! 写真のつづきは→ ノーリードのパピヨンの写真集
2013.06.21
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犬は避妊・去勢手術をすると、次のようないろんな病気を誘発すると、英文のWikipediaに記述されている。詳細な翻訳文は下段にある。肥満、骨肉腫、血管肉腫、尿路癌、脱毛症、頭部十字靭帯波裂、前立腺癌、認知症、尿路結石症、失禁症、甲状腺機能低下症、凶暴行動、分離不安症、問題行動、攻撃行動、騒音恐怖症、性的異常行動 (甲状腺機能低下症になると、てんかんにもなる。詳細は下記関連随想No2にある。) 日本版のウキペディアには、避妊・去勢手術の弊害については全く記述がない。日本の獣医界は隠蔽体質だ。「臭いものには蓋を」している。つまり、国民に真実を知らせてない。国民をだまして詐欺商法を常道としている。 日本の獣医界は白衣を着た詐欺集団だ。犬の健康に有害な避妊・去勢手術をして儲けている。獣医大学や学部も詐欺師の養成学校だ。 原文 Wikipedia Neutering 原文中のDisadvantages(弊害、不利益)の項目の主要部を意訳して掲載する。英文の読解力のある愛犬家は原文を熟読することをお勧めする。 避妊・去勢手術の弊害 避妊・去勢手術をした猫は肥満になるリスクが増える。猫の場合、避妊・去勢手術により性ホルモンの供給レベルが低下すると、食べ物の摂取量が増えるという関係があるように見える。犬の場合は、避妊・去勢手術による肥満のリスクが増えるかどうかは犬種によって変わるようである。 雄犬も雌犬も避妊・去勢手術をすると、してない犬に比べて、骨肉腫になるリスクが2倍以上になる。骨肉腫になるリスクは、サイズの大きい犬ほど、特に、身長の高い犬種ほど増加する。 犬の心臓腫瘍の研究によると、避妊手術をした雌犬は、してない雌犬に比較して、血管肉腫になるリスクが5倍以上になる。去勢手術をした雄犬は、してない雄犬に比較して血管肉腫になるリスクが2,4倍以上になる。その血管肉腫は、犬に最も多く発生する三つの癌の一つである。 避妊・去勢手術をすると、雄犬も雌犬も尿路癌になるリスクが増加する。また、雄犬も雌犬もワクチンの拒絶反応のリスクが27~38%増加する。 避妊・去勢手術をした犬は、ホルモン・バランスが壊れたことによる脱毛症(ヘア・ロス)になることはすでに知られている。 2004年の研究で、避妊・去勢手術をした犬は、頭部十字靭帯破裂の発生率が高いことが明らかになった。 去勢手術をした雄犬の約2%が前立腺癌になる。去勢手術をしてない雄犬は0,6%の雄犬が前立腺癌になる。 11歳から14歳までの去勢手術をしてない雄犬29匹と去勢手術をした雄犬47匹ついて研究した結果、去勢手術をした雄犬は加齢性認知障害が著しく進行していることがわかった。次の4条件のうちの2条件、またはそれ以上の条件に該当した。1 屋内や戸外で方向感覚が喪失2 親しい人との社会的な相互信頼関係の変化3 屋内でのしつけの喪失4 寝起きするサイクルの変化 少なくとも軽度の認知障害をすでに示している犬の場合は、去勢手術をしてない雄犬の男性ホルモンのテストステロンは、認知障害の進行を遅らせると考えらている。 避妊・去勢手術をした猫は、してない猫に比較して、尿管疾病に関連する問題が発生するリスクが増加する。尿道に結石、または、栓があったり、尿道閉塞の問題を含む。 また、去勢手術をした雄犬は、尿道括約筋に起因する尿失禁の可能性が高まっていることが明らかになった。雌犬に特有な問題として、避妊手術をすると尿失禁のリスクが増加する。特に生後3カ月以内に避妊手術をした場合は、そのリスクが増加する。 卵巣を切除された雌犬は甲状腺機能低下症のリスクが増加する。凶暴な性格のある雌犬の場合は、避妊手術をすると、凶暴性がますます強くなり、分離不安症の行動も増えるとの研究結果がある。 避妊手術をした雌犬の最も多くみられる問題行動は、物事におびえ恐れる行動である。去勢した雄犬の場合は、攻撃行動である。幼犬のときに生殖腺を手術で切除すると、物音におびえる騒音恐怖症になったり、望ましくない性的な行動をするようになる。 ( 翻訳者:ブログ「愛犬問題」開設者 Paroowner ) 地球上のすべての生き物の臓器は自然の摂理で授けられている。生きていく上で必要なものだ。不要な臓器はない。不要なものは進化の過程で退化し、無くなっているだろう。 現在、人や犬にある臓器はすべて必要なものだから生まれながらに備わっている。自然の神から授けられたものだ。 その大切な臓器を人間の都合で切り取って捨てるのは自然の摂理への反逆だ。冒涜だ。野蛮な蛮行だ。つまり、獣医は白衣を着た妖怪だ。金儲けのためにはどんな悪行でもしている。動物愛護の思想とは乖離している。生き物をいたわりいつくしむ心が欠落している。カネの亡者の悪魔だ。 犬の避妊・去勢手術は、人の避妊手術やパイプカットとは雲泥の差がある。月とスッポンほどの違いがある。 人の避妊手術やパイプカットは、卵子や精子が通る卵管や精管を縛ったり、カットして、卵子や精子が移動できないようにしているだけだ。だから、卵巣や精巣(睾丸)から分泌される女性ホルモンや男性ホルモンは正常に分泌される。ホルモンのバランスが狂って、いろんな病気を誘発することはない。性欲にも影響がない。詳細は犬の避妊は卵巣切除、人は卵管を縛るだけ! 犬はホルモンがなくなり卵巣欠落症になる!にある。 一方、犬の避妊・去勢手術は卵巣や子宮、睾丸を切除してしまう。だから、生きていく上で大切な女性ホルモンや男性ホルモンの分泌が無くなる。 中年の女性は女性ホルモンの分泌が減っただけで、更年期障害になる。避妊・去勢手術をした犬は、ある日突然、性ホルモンが完全になくなってしまうのだ。更年期障害よりもはるかに激しい苦痛を伴う癌などの難病にに襲われる。それが上記のいろんな病気だ。 犬は避妊・去勢手術をすると、ホルモン欠落症に起因するもろもろの病気を誘発する。獣医は、健康な犬を病気にして、その新たな病気を治すふりして、二重三重に儲けている。手の込んだ悪魔の詐欺商法だ。日本の獣医は犬の天敵だ。 関連随想集1 避妊去勢手術の健康上の弊害!万病の元凶! 米国獣医学論文の翻訳集2 避妊・去勢手術で犬はてんかんになるぞ! 甲状腺機能低下症になってからてんかんに!3 避妊去勢手術の弊害!いろんな後遺症! その1 米国獣医学論文をまとめて翻訳紹介4 避妊去勢手術の弊害!いろんな後遺症! その25 避妊去勢手術の弊害!いろんな後遺症! その3(完)6 避妊去勢手術で認知症になるリスクが増加! 性ホルモンの欠乏が原因!7 避妊去勢でホルモンが欠落し骨が異常形成! 股関節異常のリスクは70%増加! 8 避妊去勢手術で最大20%の犬が尿失禁に! 多くの獣医が事実隠蔽!否認!悪質だ!9 避妊去勢で血管肉腫・癌のリスクが5倍に! 日本の獣医界は国民をだましている!10 去勢手術で精巣腫瘍を防ぐとは獣医の虚言! 獣医界は組織ぐるみの非科学的な詐欺集団だ11 避妊去勢でワクチンの副作用が30%増大! 不妊手術とワクチンは犬に有害無益だ! 12 肥満のリスクが2倍に!避妊去勢の愛犬たち アメリカの学術調査研究で明確に! 13 去勢手術で前立腺癌になるリスクが4倍に! 米国獣医学論文を翻訳紹介! 14 避妊去勢で骨の癌骨肉腫等の合併症なるぞ! 1歳未満の不妊手術でリスクが増大! 15 避妊去勢手術の弊害!いろんな後遺症! 心筋梗塞、皮膚病、肥満、無気力、癌等! 16 てんかんの原因!ワクチンや避妊去勢も! 米国や英国は学術論文を公表!17 わけもなく噛みつき攻撃する犬は病気だよ! 避妊手術が原因の甲状腺機能低下症!18 避妊去勢でホルモン欠落症で無気力な犬に! 甲状腺機能低下症で肥満にも! 避妊去勢有害無用論の随想集 ← トップページへ ボクの頭をコンコンしてワン! 写真のつづきは→ ノーリードのパピヨンの写真集
2013.04.12
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この随想は、次のアメリカの獣医学の研究論文を翻訳して紹介している一連の随想の続きだ。1 避妊去勢手術の弊害!日本の獣医界は隠蔽! 米国獣医大学の研究報告を翻訳紹介2 去勢すると前立腺癌のリスクが4倍になる! 米国獣医大学の研究報告を翻訳紹介 その23 避妊去勢でワクチンの拒絶反応が30%増加 アレルギー、蕁麻疹、ショック死など 米国獣医大学の研究報告を翻訳紹介 その3 第4回目の今回は、その学術論文の各論を翻訳して紹介すると同時に、その著者の「結論」に着眼して翻訳者の見解も入れてご紹介する。一言で要約すると、獣医界は、特に日本の獣医界は、国民の愛犬家をだまして儲けている巨大組織の詐欺集団だ。 なお、科学的な英字論文の読解力のある人は原文の熟読をお勧めする。 原文 Health Risks and Benefits Associated with Spay/Neuter in DogsAUTHOR: Laura J. Sanborn, M.S.犬の避妊・去勢手術による健康上のリスクとメリット著者:ローラJ.サンボーン、M.S.(理学修士) 翻訳文 泌尿生殖器の障害 尿失禁は、卵巣を除去された雌犬に普通にみられる。その尿失禁は避妊手術後すぐに起こることもあり、数年後に遅れて起こることもある。その尿失禁の発生率は、避妊手術をしてない雌犬はわずか0,3%であるのに対し、避妊手術をした雌犬は4~20%であることが調査研究で明らかになった。尿失禁は、避妊手術と強く関連しているので、避妊性尿失禁と一般に呼ばれている。その尿失禁は、尿道の括約筋の働きが低下したことに起因している。多くの(すべてではない)の尿失禁の犬は、薬による治療が必要である。しかも、多くの場合、その治療は生涯続けることが必要になる。 世代を遡って犬を調査研究したところ、しつこく再発を繰り返す尿管(膀胱)の感染症が、避妊手術をした雌犬は、してない雌犬に比較して、3~4倍も高かった。他の世代調査研究では、5歳半以前に避妊手術をした雌犬は、5歳半以後に避妊手術をした雌犬に比較して、尿管(膀胱)の感染症が2,76倍も多く発生していた。 避妊手術をした年齢により、犬は性器の外部に異常な兆候を現す。避妊手術をした雌犬は陰門が奇形になったり、膣の皮膚炎、膣炎、および、尿管(膀胱)の感染症を引き起こすことがある。思春期以前に避妊手術をした雌犬は、このリスクが高い。 肢体障害・骨の異常形成 犬種の一種ビーグルについて研究した結果、避妊手術で卵巣を切除すると、腸骨(骨盤)の再構築の割合が増加することがわかった。このことは、卵巣を除去することで股関節異形成のリスクが増加することを示している。卵巣を除去すると、脊椎の総骨量が減少することも明らかになった。 幼犬に避妊・去勢手術をすると、各種の骨の成長板がその成長を止める時期が遅くなる。成長をし続け、骨の長さが著しく長くなる。そのために、幼犬の時に避妊・去勢手術をした犬は、避妊・去勢手術をしなかった犬や成犬になった後に避妊・去勢手術をした犬よりも骨が異常になる。各種の骨の成長板は、その成長を止める時期が異なっている。そのため、避妊・去勢手術をした時期によって、犬の体は不自然なプロポーションになり、関節の性能と長期耐久性に悪影響を与えることもある。 頭部十字型靭帯断裂 避妊・去勢手術をすると、犬は頭蓋十字靭帯断裂症になるリスクが2倍に増える。おそらく、そのことは肥満になるリスクを増やすことに関係している。 5歳半以前に避妊・去勢手術をすると、5歳半以後に避妊・去勢手術をした犬に比較して、股関節が異常に形成されるリスクが70%増える。犬種ごとの健康調査をエアデールについてした結果、避妊・去勢手術をした犬は、してない犬に比較して、いろんな筋骨の障害と股関節形成不全があることがわかった。避妊・去勢手術をした犬は、してない犬に比較して、股関節形成不全と診断された比率が1,5倍であることが明らかになっている。避妊・去勢手術をした犬は、してない犬に比較して、膝頭の脱臼のリスクが3,1倍高いことが明らかになっている。 老人性認知症 去勢手術をした雄犬と避妊手術をした雌犬は、不妊手術をしてない普通の犬に比較して、年老いた後に軽い認知症よりも重い認知症になるリスクが高い。その老人性認知症になるリスクを詳細に決めるために利用できるだけの十分な数の避妊手術をしてない老齢な雌犬はいなかった。老人性認知症の犬は、屋内や屋外で方向感覚を失ったり、家族の一員としての社会的な触れ合いが変化したり、屋内でのしつけが無駄になったり、寝起きのサイクルが変化したりする。 この調査研究結果は、男性ホルモンのテストステロンと女性ホルモンのエストロゲンが細胞レベルで神経を保護する役割を果たしているという最近の研究結果と同一線上にある。そのエストロゲンは女性のアルツハイマー病に予防的な役割を果たしている。エストロゲンは避妊手術をしてない雌犬でも同じようにアルツハイマー病に予防的な役割を果たしていると研究者たちは推測している。しかし、残念ながら、避妊手術をしてない雌犬の数が少なすぎたので、今回の研究ではその推測を実証し、結論づけることは出来なかった。 結論 この獣医学論文の目的は、犬の避妊・去勢手術に関して、長期的な観点から見た健康上のリスクとメリットが複雑な状況にあることを明らかにすることである。犬の避妊・去勢手術に関する証拠は、健康上の有益な効果と有害な効果が相互に関連していることを示している。さらに、私たちが、この問題についていまだに十分に理解してないことも示している。 結局のところ、雄犬の将来の健康問題を防止するという理由で去勢手術を強制するということはあってはならないことを示している。特に、幼犬の雄犬に去勢手術をしてはいけない。多くの場合、去勢手術をすると、健康上のメリットよりも、健康上の弊害のほうが多い。 雌犬の場合は、健康上のメリットと弊害の状況はより複雑である。結局のところ、雌犬の場合、卵巣切除の避妊手術が健康に良いか悪いかは、その手術をする年齢に左右されそうである。また、避妊手術したことによっていろんな病気を発症するリスクは、犬種によって異なる。生後6ヵ月で避妊去勢手術をするという伝統的な不妊手術も、最近の幼犬の不妊手術も、その犬に健康上のリスクをもたらしている。そのリスクを避けるためには、犬が肉体的に成熟するのを待つことが大切である。 あるいは、医学的に必要がなければ、避妊・去勢手術をしないほうが良い(おそらく、多くの雄犬の場合は去勢手術は不要である)。 長期的な観点から見た避妊・去勢手術による健康上のリスクとメリットのバランスは個々の犬によって変わるだろう。 獣医学の文献にあるいろんな研究結果が、すべての犬に全般的に当てはまり、推奨できるというものではない。( 翻訳者 : ブログ「愛犬問題」管理人 Paroowner ) 上記の「獣医学の文献にあるいろんな研究結果が、すべての犬に全般的に当てはまり、推奨できるというものではない。」といのは、その著者の獣医界に対する重要な警告だ。つまり、獣医界の学術論文には獣医界の利益が増えることを念頭にしたでっち上げの論文も多い。特に日本の獣医界は詐欺師のだましのテクニックを競っている感が強い。国民の愛犬家をいかにだまして獣医界の利益を大きくするかを研究して、まやかしの研究成果を発表している卑劣愚劣な教授連も多い。 諺「重箱の隅の飯粒を箸で突く」とは、局部的で重要でない事柄をいかにも重大事だと大騒ぎすることを揶揄したものだ。物事を大局的に考えずに、局部的な事柄を針小棒大に誇張して自分自身に都合が良いように価値判断をする愚考愚論のことだ。 例えば、避妊手術で卵巣を切除すると、乳腺腫瘍の発生率がいくらか低下するという学術論文が発表されると、避妊手術をすると、犬は健康で長生きしますと宣伝広告する。 その場合、卵巣が無くなったこと、つまり、女性ホルモンが分泌されなくなったことによるいろんな弊害については知らん顔を決め込んでいる。 避妊手術をされた犬は卵巣ホルモン欠落症のいろんな難病を生涯抱え込むことになる。そのことを愛犬家に隠している。 愛犬たちにとっては振り込め詐欺師よりもタチが悪い詐欺商法だ。カネの亡者の下賤の商売だ。 自然の摂理で授かった臓器に不要なものはない。すべての臓器は必要不可欠だから存在している。無駄な臓器はない。 金儲けに狂奔している悪魔だけが無駄な臓器だという。切り捨てて、儲けたいからだ。それだけではない。その後、避妊・去勢手術をした犬はいろんな難病になりやすい。その病気を治すふりして、何回も儲けているのが日本の獣医界の巨悪の実態だ。 獣医大学もその詐欺商法の片棒を担いでいる。教授連も科学的に物事を考えることができないか、放棄した情けない連中だ。学者とは名ばかりで、その実態は恥知らずの詐欺師だ。動物愛護の思想が欠落している。心が腐っている。金儲けだけに腐心して精神的に落ちぶれた下賤の連中だ。国民を愚弄している国賊無頼の集団だ。 関連随想 避妊・去勢有害無用論の随想集 ← トップページへ ボクの頭をコンコンしてワン! 写真のつづきは→ ノーリードのパピヨンの写真集
2013.03.04
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この随想は、次のアメリカの獣医学の研究論文を翻訳して紹介している一連の随想の続きである。1 避妊去勢手術の弊害!日本の獣医界は隠蔽! 米国獣医大学の研究報告を翻訳紹介2 去勢すると前立腺癌のリスクが4倍になる! 米国獣医大学の研究報告を翻訳紹介 その2 今回は、その各論を翻訳して紹介すると同時に、特に重要な問題について翻訳者の見解も入れてご紹介する。 避妊・去勢手術は犬の健康と長寿には有害無益だということを、いろんな観点から問題点を指摘してブログ「愛犬問題」で紹介してきた。その随想集が避妊・去勢有害無用論の随想集にある。 その有害な避妊・去勢手術をした犬に、狂犬病ワクチンや混合ワクチンを注射すると、その犬は、ワクチンの拒絶反応(副作用)の被害を受ける割合が増加する。つまり、最悪の場合は急死する犬の割合が増えると、アメリカの学術論文に報告されている。その論文を一般愛犬家にも理解しやすいように意訳して紹介する。 原文 Health Risks and Benefits Associated with Spay/Neuter in Dogs AUTHOR: Laura J. Sanborn, M.S. 犬の避妊・去勢手術による健康上のリスクとメリット 著者:ローラJ.サンボーン、M.S.(理学修士) 翻訳文 雌犬の生殖管の癌犬の子宮や頸部の腫瘍は稀である。犬の全腫瘍の0,3%である。卵巣を切除すると、当然、その腫瘍のリスクはなくなるが、しかし、そのリスクはわずか0,5%である。避妊手術をすると、雌犬の生殖管の癌のリスクは低下するが、そのリスクが非常に低いので、避妊手術で子宮癌や頸部癌、および、卵巣癌を防止できるというのは正当な理由とは言えない。 尿管癌犬の避妊・去勢手術について、時代を溯って年齢ごとに調査研究をした結果、避妊・去勢手術をした犬は、してない犬に比較して、尿管腫瘍(膀胱または尿道)になるリスクが2倍も高いことが明らかになった。これらの尿管腫瘍はほとんどの場合、悪性であるが、しかし、まれにしか発生しない。その発生率は犬の全腫瘍の1%未満を占めるにすぎない。だから、尿管癌の防止は、避妊・去勢手術をすべきかどうかを決めるときの重要な要素にはならない。 管肉腫血管肉腫は犬に普通に発生する癌である。その癌は犬種によっては死亡原因の主因を占める。例えば、サルキー犬、フランス・ブルドッグ、アイルランド・ウオーター・スパニエル、フラット・コーテッド・レトリーバー、ゴールデン・レトリーバー、ボクサー、アフガン・グレイハウンド、イングリッシュ・セッター、スコットランド・テリア、ボストン・テリア、ブルドッグ、および、ジャーマン・シェパード。年齢別に犬を調査研究した結果、避妊手術をした雌犬は、してない雌犬に比べて、脾臓の血管肉腫になるリスクが2,2倍も高いことが判明した。年齢別調査研究結果、避妊手術をした犬は、してない雌犬に比べて心臓の血管肉腫になるファクターが5倍以上も高い。また、去勢手術をした犬は、してない雄犬に比べて、1,6倍高い。その調査研究をした人たちは、性ホルモンは、血管肉腫の発生を防止する効果があると論じている。特に、雌犬の場合はその効果が顕著である。 血管肉腫が主な死因である犬種の場合、犬の不妊手術をするかどうか決める時に、犬は避妊・去勢手術で血管肉腫になるリスクが大きくなることを考慮すべきである。 甲状腺機能低下症犬は、避妊・去勢手術をすると、してない犬に比較して、甲状腺機能低下症になるリスクが3倍に増加することが明らかになった。研究者たちは、避妊・去勢手術と甲状腺機能低下症との間には因果関係があると論じている。避妊・去勢手術が、免疫系の性ホルモンに影響を与えている ということは重要なことである。マウスの場合、去勢手術をすると、自己免疫性甲状腺炎の症状が著しく悪化する。このことは、犬の場合にも、避妊・去勢手術と甲状腺機能低下症との間に関連性があるとことを示している。犬は、甲状腺機能低下症によって、肥満、嗜眠、脱毛、および、生殖異常が起きる。(犬のてんかんも甲状腺機能低下症が原因であることが明らかになっている。つまり、犬にてんかんが多いのは、避妊・去勢手術が原因だ。翻訳者注釈 ) 肥満避妊・去勢手術をすると新陳代謝が変化するので、避妊・去勢手術をした犬は、してない犬に比較して、体重が増えすぎたり、肥満になる傾向がある。研究結果の一つによると、避妊手術をした雌犬は肥満のリスクが2倍に増加する。他の研究結果によると肥満になるリスクが、雌犬は1,6倍に、雄犬は3,0倍になる。体重が増えすぎるリスクは、雌犬が1,2倍、雄犬が1,5倍である。英国での調査研究結果によると、21%の犬が肥満である。肥満や体重が増えすぎることは、犬の健康問題と密接に関連している。体重が増えすぎた犬は、副腎皮質機能亢進症、破裂十字靭帯、甲状腺機能低下症、尿路疾患、および、口腔疾患にかかりやすい。肥満の犬は、甲状腺機能低下症、真性糖尿病、膵臓炎、破裂十字靭帯と異常増殖(腫瘍)にかかりやすい。 ワクチンの拒絶反応(副作用)ワクチンの拒絶反応に関して一群の犬の集団について時代を溯って調査研究した結果、ワクチンの拒絶反応で、犬はアレルギー性反応、蕁麻疹(じんましん)、アナフィラキシー、心停止、心血管ショックを起こしたり、突然死ぬことがあることがわかった。その拒絶反応は、避妊手術をした犬は、してない犬に比較して、30%以上増加し、去勢手術をした犬は、してない犬に比較して27%以上増加していた。 研究者たちはこの発見に基づいて、避妊・去勢手術とワクチンの拒絶反応との間には因果関係があると論じている。有害なワクチンが体内に侵入した場合に、性ホルモンの体内における能力として免疫系に働いて、ワクチンの弊害を防ぐ役割についても論じている。トイ(愛玩)犬種や小型犬種では、ワクチンの拒絶反応のリスクが上昇する。雑種犬は、ワクチンの拒絶反応のリスクが低いことがわかった。研究者たちは、それは,突然変異によって出来上がった体質が遺伝的に受け継がれている(雑種強勢)のではないかと考えている。( 翻訳者 : ブログ「愛犬問題」管理人 Paroowner ) 翻訳者の注釈 アナフィラキシーとは注射薬剤やスズメバチの毒などによるアレルギー反応の悪の親玉みたいな反応。ショック死することが多い。 狂犬病ワクチンと混合ワクチンの副作用には上記翻訳文のアレルギー反応、蕁麻疹、アナフィラキシー、心拍停止、心臓ショック、および急死以外に、次のような副作用がある。てんかん、発作、線維肉腫、皮膚病、嘔吐、顔面膨張、注射部位の腫れ、こぶ、昏睡、血液循環系のショック、射部位の痛み、掻痒(かゆみ)、注射部位の脱毛、抜け毛、意識喪失、下痢、熱病、筋肉弛緩、運動失調症、歩行不能、痛みに兆候、落ち着きのない過剰な動き、注射部位のかさぶた、筋肉の振るえ、心悸亢進、血栓症、無気力、自己免疫疾患、慢性消化不良、 異常行動(攻撃行動、破壊行動、分離不安症、奇妙な行動) 詳細な記述は狂犬病ワクチン注射には怖い副作用がある! ショック死、てんかん、癌、皮膚病など多数にある。 日本の犬は狂犬病ワクチンの副作用で毎年約3,000匹が、また、混合ワクチンでは毎年1,500匹が、獣医の注射で殺されている。健康で何の罪もない愛犬たちだ。日本の獣医界は犬の最大の天敵集団だ。所有権侵害の憲法違反の犯罪集団だ。 詳細は次の随想にある。1 狂犬病ワクチン副作用被害:日本は5万匹! 内3,000匹毎年死亡!2 混合ワクチンで健康な犬毎年1500匹死亡 狂犬病注射で三千匹!悪魔の獣医の所業だ! 日本の獣医界は、上記の事実のすべてを隠したり、歪曲したりして国民をだましている。獣医大学も含め、巨大な詐欺集団だ。愛犬たちちとっては振り込め詐欺集団よりもタチが悪い。愛犬たちの命までも奪っているし、警察は取り締まりの対象にしてないからだ。 愛犬家はご自分の愛犬を悪魔の詐欺商法から守るには、知識武装しかその方法はない。ブログ「愛犬問題」はそのお手伝いを無料でしているだけだ。 この「つづき」は睾丸切除は百害あって一利なし! 卵巣切除も有害!医学上不可欠な時のみ! 米国獣医大学の研究報告を翻訳紹介 その4(完)にある。 関連随想集 混合ワクチン有害無用論の随想集 狂犬病注射有害無用論の随想集 狂犬病予防注射の問題点については通常のHPにも詳述。 狂犬病予防ワクチン注射は怖いぞ!死の危険も 狂犬病予防法は御用済みの悪法だ ← トップページへ ボクの頭をコンコンしてワン! 写真のつづきは→ ノーリードのパピヨンの写真集
2013.02.25
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日本の獣医は愛犬家の国民をだまして詐欺商法で儲けることが当たり前になっている。つまり、獣医大学も含め、獣医界全体が犬の天敵の詐欺集団だ。その一例を挙げる。「去勢手術をすると、前立腺癌や精巣癌を防止できる」という獣医の虚偽広告だ。ネット上にもそのウソの宣伝広告が満載だ。その3例をこの下欄に実例として引用してある。開業獣医のネット記事は信頼できない。信用すると、だまされて、愛犬が健康被害を受ける。 前回の随想で、愛犬には去勢手術をしてはいけないというアメリカの獣医学の学術論文の概要を紹介した。避妊去勢手術の弊害!日本の獣医界は隠蔽! アメリカ獣医学論文を翻訳紹介 今回はその続きであり、各論を翻訳して紹介する。 一言で要約すると、去勢手術をすると前立腺癌になるリスクが4倍になる。また、もともと精巣癌で死ぬ犬は極めて少なく1%以下だ。つまり、去勢手術で前立腺癌や精巣癌を防止するというのは詭弁だ。 原文 Health Risks and Benefits Associated with Spay/Neuter in Dogs AUTHOR: Laura J. Sanborn, M.S. 犬の避妊・去勢手術による健康上のリスクとメリット 著者:ローラJ.サンボーン、M.S.(理学修士) 調査研究結果とその考察 この項では犬の避妊・去勢手術について調査研究して明らかになったことを要約する。 合併症 すべての手術は何らかの合併症のリスクをもたらす。その合併症は麻酔、出血、炎症、感染等に関する副作用に基づくものである。避妊去勢手術に起因する合併症は、犬の健康に即座に影響が出るものと近い将来に影響が出るものとがある。その近い将来に影響が出るものには、明らかに避妊去勢手術に関連があるとわかっているものもあるが、長期間経過後に影響があるかどうかについては、長期の調査研究の結果で判断しなければ結論付けられないものもある。合併症について追跡調査した動物病院の結果によると、雌犬の避妊手術の結果は次の通りである。手術中に合併症の影響が出た割合は6,3%であり、手術後に合併症が出た割合は14,1%、合併症が出るトータルの割合は20,6%であった。他の調査研究結果によると、雌犬の避妊手術で合併症の出るトータルの割合は17,7%と23%であった。カナダの開業獣医の調査研究結果によると、雌犬の避妊手術による合併症の出る割合は22%であり、雄犬の去勢手術によるその割合は19%であった。 避妊手術と去勢手術による合併症の発生割合は、避妊手術が90%であり、去勢手術が10%である。その場合、感染症、膿瘍、手術部位の創傷の破裂、および、犬が縫合糸を噛み切ったことによる重篤な合併症の発生頻度は1~4%であるとの報告がある。避妊・去勢手術による合併症による死亡率は低く、0,1%程度である。 前立腺癌 一般愛犬家が入手できる避妊・去勢手術に関する情報の多くは、去勢手術をすると、前立腺癌になるリスクを低下させるか、無くすることができるというものである。人の前立腺癌はテストステロンと関連付けられていることを勘案すると、その考えは不合理な推測だとは言えないかもしれない。しかし、犬の場合は、その主張を裏づける証拠はない。実際には、はまさにその正反対を示している最も確かな証拠がある。 雄犬の前立腺癌に関する疫学的な研究では、前立腺癌になるリスクが低下するという研究結果と、増加するという研究結果があり、矛盾していた。これらの研究では、統計上の母集団を制御してなかった。そのことが、各研究結果の解釈をもっとも困難にした。( 研究対象の標本にした犬の数が少なかったり、犬種に偏りがあったりして、統計上の無作為抽出法の要件を満たしてないということ。翻訳者注釈 )このことは、矛盾する調査研究結果を部分的に説明しているかもしれない。 最近では、母集団を制御した幾世代にもわたる調査研究が行われた。その一つは、ヨーロッパの犬を母集団にした研究であり、もう一つは、アメリカの犬を母集団にした研究である。この二つの研究により、去勢手術をした犬は、しなかった犬に比べて、前立腺癌になるリスクが4倍も高くなることが明らかになった。それらの研究結果に基づいて、研究者たちは、去勢手術と前立腺癌の発生について因果関係があると提起している。「このことは、去勢手術は前立腺癌の発生を誘発するものではなく、癌の進行を促進することを示している。去勢手術をしてない雄犬の場合、前立腺癌の発生率が比較的に低いのは、精巣ホルモンが前立腺癌の発生を実際に予防していることを示している。」 このことについては、将来的にさらに調査研究する必要がある。 人の場合とは異なり、犬の前立腺癌はまれにしか発生しない。検死による調査研究によると、犬の前立腺癌の発生率は0,6%以下である。つまり、犬の前立腺癌はめったに発生しないので、犬に去勢手術をするかどうかを決める際の重要な要因にならない。 精巣癌 去勢手術によって精巣が切除されるので(癌が発現する前に去勢がされた場合は)、その雄犬に精巣癌が発生するリスクはなくなる。このことは、去勢手術をしてない犬の精巣癌のリスクと比較する必要がある。睾丸の腫瘍は、去勢手術をしてない老犬に普通に発生しているものであり、その発生率は、報告されている証拠によると7%である。しかしながら、睾丸腫瘍は転移率が低く、癌の切除手術をした後の治療もし易いので、精巣癌は、去勢手術をしてない犬の死因になることはめったにない。例えば、Purdue大学が行ったゴールデン・レットリーバに関する犬種別健康調査によると、その40%が去勢手術をしてないのに、精巣癌による死亡は極めて稀であった。 さらにまた、睾丸腫瘍の治療を受けたゴールデン・レットリーバの治癒率は90,9%であった。これは、睾丸腫瘍の転移率が6~14%である場合の他の調査研究結果とも一致している。つまり、睾丸腫瘍の治癒率は高いので、去勢手術をしてない雄犬の睾丸腫瘍で死亡する割合は1%よりも少ない。 要約すると、獣医が去勢手術を勧める最も多い理由は、手術をすると犬は精巣癌(睾丸腫瘍)にならないというものである。しかし、その精巣癌による命にかかわるような致命的なリスクは極めて低い。だから、去勢手術をすると精巣癌の発生を防止できるというのは、正当な理由であると認めるのは難しい。 ( 翻訳者 : ブログ「愛犬問題」開設者 Paroowner ) 日本の開業獣医の嘘八百の宣伝広告文をネット上から拾って引用掲載する。この3例は氷山の一角だ。日本の開業獣医は皆同じ虚偽広告をしている。 老犬になったときの精巣腫瘍、前立腺肥大、前立腺癌、肛門周囲腺腫、肛門周囲腺癌が心配 老後の疾患につきましては、去勢すれば精巣の腫瘍は100%起こりません。その他の疾患も低率に下げることができます。前立腺癌が中でも最も厄介な疾患です。肛門周囲の腫瘍は局所麻酔下のレーザー切除手術または蒸散手術を行っています。 去勢手術による効果 前立腺の病気や精巣・肛門周辺の腫瘍、会陰ヘルニア予防。 去勢手術をすると、精巣の腫瘍、前立腺や肛門の病気、ホルモンが原因の病気を防ぐことができる 補足 「去勢すれば精巣の腫瘍は100%起こりません。」とは、国民の愛犬家を愚弄したふざけた記述だ。手術で切り取って無くなった精巣が腫瘍になることがないのは当たり前だ。 女性に「乳房を手術して切除すると、乳癌の心配はなくなる」と言って手術を勧める医者がいたら、精神異常者ではないかと、世の中が大騒ぎになるだろう。 なのに、獣医界はそのような異常な商売が当たり前になっている。何かが狂っている。愛犬たちにとっては、獣医の商売の仕方は振り込め詐欺師よりもタチが悪い。愛犬たちの健康に有害無用な避妊・去勢手術を平気で勧めているからだ。 老獣医に聞きたい。「あなたは、もう子供を産む気はないだろう。なのに、なぜ、あなたは自分の睾丸を切除しないのだ。あなたの説だと、切除すると、睾丸癌の心配をしなくていいのだろう。 」 この「つづき」は避妊去勢でワクチンの拒絶反応が30%増加 アレルギー、蕁麻疹、ショック死など 米国獣医大学の研究報告を翻訳紹介 その3にある。 上記本文記載以外の関連随想集 1 去勢の睾丸切除手術で犬は心身共に病気に! 睾丸ホルモン欠落症の皮膚病で脱毛! 2 去勢手術の医療ミスで愛犬が殺された! 飼い主を騙して避妊去勢をする獣医が多い! 3 去勢手術で精巣腫瘍を防ぐとは獣医の虚言! 獣医界は組織ぐるみの非科学的な詐欺集団だ避妊・去勢有害無用論の随想集 ← トップページへ ボクの頭をコンコンしてワン! 写真のつづきは→ ノーリードのパピヨンの写真集
2013.02.19
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ニュージャージー州立ラトガース大学獣医学部が犬の避妊・去勢手術の弊害について公表した学術論文をブログ「愛犬問題」で全文を翻訳して紹介した。その随想集が次にある。避妊去勢手術の健康上の弊害!万病の元凶! 米国獣医学論文の翻訳集 その調査研究を主導した研究者が、大学としての立場を離れて、個人の考えとして、ネット上に犬の避妊・去勢手術の弊害について記述した文書がある。研究結果について研究者個人の思いがよく表れている。貴重な情報なので、一般愛犬家にも理解しやすいように意訳して紹介する。 英文の学術論文を読解できる人は原文の熟読をお勧めする。 原文 Health Risks and Benefits Associated with Spay/Neuter in Dogs AUTHOR: Laura J. Sanborn, M.S. 犬の避妊・去勢手術による健康上のリスクとメリット 著者:ローラJ.サンボーン、M.S.(理学修士) アメリカの犬の飼主は、健康上の理由を挙げて、愛犬に避妊・去勢手術を頻繁に勧められている。獣医は、健康上のメリットをいろいろあげているが、その健康上のメリットに関する証拠は示してないのが一般的である。獣医は、避妊・去勢手術が犬の健康に与える影響を論じるときに多くの場合、健康上のリスクについては言及しない。時折、わずかなリスクについて言及することはあるが、最も酷いリスクについては言及しないのが常である。 この論文は、犬の避妊・去勢手術に関して長期の健康上の観点から、そのリスクとメリットをまとめたものである。この論文では、犬の産児制限の問題と避妊去勢手術が犬の行動に与える影響については論じてない。この論文でまとめた避妊・去勢手術の健康上のリスクとメリットのほぼすべてが、幾世代も溯った疫学的な調査研究結果に基づく所見である。つまり、この論文は、時を溯って潜在的な可能性を調査したものである。 概要 この論文の目的は、犬の避妊・去勢手術について長期的な観点から見た犬の健康上のリスクとメリットの複雑な状況を明らかにすることである。 具体的な証拠を挙げて、犬の避妊・去勢手術が犬の健康に良い効果と悪い効果があることを示してある。と同時に、私たちが、この問題について実際はまだ十分には理解してないことも示唆している。 この論文全体を見て、結論を先に書くと、雄犬には去勢手術を強要してはいけない。特に、幼い雄犬には将来の健康問題の発生を防ぐために去勢手術をしてはいけない。ほとんどの事例で、去勢手術による健康問題のほうが、去勢手術によるメリットよりも上回っている可能性が高い。 去勢手術のメリットとしては精巣癌で死ぬわずかな(おそらく1%以下)リスクを除去できる。癌性ではない前立腺障害になるリスクが低下する。肛門周囲線腫瘍リスクが低下する。糖尿病になるリスクを低下(データが十分でない)させるかもしれない。 一方、去勢手術のデメリットとしては、去勢した犬は、特に成犬になる前に去勢した犬は、骨の癌である骨肉腫になるリスクが3,8倍になる。骨肉腫は治療効果の低い癌であり、中型や大型犬に一般的に発生している癌である。心臓の血管肉腫になるリスクが1,6倍になる。この心臓の血管肉腫は、犬に普通に発症する癌であり、犬種によっては死亡の主因になっている。甲状腺機能低下症になるリスクが3倍になる。加齢性の認知症になるリスクが上昇する。肥満になるリスクが3倍になる。前立腺癌になるわずか0,6%以下のリスクが4倍に上昇する。尿路癌になる1%以下のリスクを2倍にする。肢体障害のリスクが上昇する。ワクチンの予防接種に対する副作用のリスクが増加する。 雌犬の避妊手術の場合は状況はかなり複雑である。雌犬の避妊の場合は、若干の(全てでない)症例を見ると、避妊手術による健康上の問題よりも、健康上のメリットのほうがまさることがありうる。結局のところ、避妊手術が犬の健康全体を良くする確率が大きくなるか、小さくなるかは、雌犬の年齢に依存している。また、異なる犬種間で発症しているいろんな病気との相対的なリスクに依存している。 卵巣切除のメリットとしては生後2歳半以前に避妊手術をすると、乳腺腫瘍になるリスクが大きく低下する。その乳腺腫瘍は雌犬に最も多く発症する悪性の腫瘍である。子宮留膿腫になるリスクをほとんどなくする。雌犬の約1%は、子宮留膿腫で死亡している。肛門周囲瘻孔になるリスクを低減する。子宮、頸部および卵巣の腫瘍になる極めて少ないリスク(0,5%)を低減する。 避妊手術した雌犬のデメリット成犬になる前に避妊手術をすると、骨肉腫になるリスクが3.1倍に増加する。その骨肉腫は大型犬で一般的に発症するものであり、治療しにくい癌である。脾臓の血管肉腫になるリスクが2.2倍になる。心臓の血管肉腫になるリスクが5倍以上になる。血管肉腫は一般的な癌であり、犬種によっては死亡の主因である。甲状腺機能低下症になるリスクが3倍になる。肥満になるリスクが1.6~2.0倍になる。犬の肥満は、いろんな多くの健康問題に関係している一般的な健康問題である。避妊手術による尿失禁問題が4~20%の雌犬で発生している。尿路感染症のリスクが3~4倍になる。尿路感染症は一度感染すると、しつこく再発しやすい病気である。外陰部の皮膚炎や膣炎のリスクが増加する。特に思春期以前に卵巣を除去された雌犬はリスクが大きくなる。尿路腫瘍になる1%以下のわずかなリスクが2倍になる。肢体障害のリスクが増加する。ワクチンの予防接種に対する副作用のリスクが増加する。 明白なことが一つある。 それは、一般愛犬家が入手できる避妊・去勢手術に関する情報の多くは、いい加減なものであり、誇張されたものであり、証拠によって裏付けられたものではないということである。 犬の避妊・去勢手術の健康上のリスクとメリットに関するそれらの情報の多くは、愛犬家の啓蒙に資するというよりも、むしろ、社会全体に誤解を与えることに大きく関与している。 生後6ヵ月で避妊・去勢手術をするという伝統的な考えも、幼犬の時に避妊・去勢手術をするという現代の診療も、犬を健康上のリスクに追い込んでいる素因を作っている。犬が肉体的に成犬になるのを待たないで、避妊・去勢手術をしている。あるいは、医学的な必要性は全くないのに先走って避妊・去勢手術を強要している。特に、多くの雄犬の場合は、そのような無理強いが行われていると見ている。長期的な観点から見た避妊・去勢手術の健康上のリスクとメリットのバランスは、個々の犬によって変わってくる。獣医学の文献に報告されている沢山の調査研究結果が、すべての犬に一様に適用でき、推奨できるというものではない。 翻訳者 ブログ「愛犬問題」開設者 : Paroowner 日本の獣医界は獣医大学や学部も含めて隠蔽体質だ。「臭いものには蓋をする」のが当たり前になっている。つまり、国民に避妊・去勢手術の弊害の真実を知らせてない。詐欺商法が常道化している。個々の開業獣医は避妊・去勢手術のメリットだけを強調して、手術を勧誘している。悪魔の詐欺商法だ。日本の獣医界には、飼い主に正しい説明をして同意を得るというインフォームド・コンセントの意識がない。獣医が儲けるためだけの理由で犬の健康に有害無用な治療をしている。詳細は獣医は飼い主に説明責任を果たしてない! インフォームド・コンセント違反の犯罪!にある。 獣医大学や学部も含めて、日本の獣医界は白衣を着たカネの亡者の詐欺集団だ。犬の天敵集団だ。教授連も物事を科学的に正しく考えることを放棄した低俗愚劣な集団だ。その連中は、獣医の社会的な地位を上げるには、国民をだましてでも、獣医が儲けることが大切だと思い込んでいる。つまり、獣医大学は詐欺師の養成学校だ。詳細は獣医大学や学部は詐欺師の養成学校だ! 非科学的なウソの講義で学生を洗脳!にある。 日本の愛犬家は犬に関する知識武装をすることが肝要だ。獣医任せの犬の診療では「泥棒に鍵を預ける」ようなものだ。獣医に無用な出費を強いられるだけでなく、愛犬が健康被害を受けたり、早死にすることになる。つまり、白衣を着た妖怪の金儲けの犠牲になり、飼い主もその愛犬も心身ともに苦汁を強いられる。 言い換えると、愛犬の健康と幸せを守れるのは、飼い主のあなただけだ。機会があるごとに、犬に関する勉強をして知識武装をすることが大切だ。ブログ「愛犬問題」はそのお手伝いをしているだけだ。引用・転載などすべて無料だ。ブログ開設者の許可了解は一切不要。その理由は、いかに多くの訪問者に無断使用されてもブログ「愛犬問題」の内容は全く減らないからだ。ハイ。 この「つづき」は去勢すると前立腺癌のリスクが4倍になる! 米国獣医大学の研究報告を翻訳紹介 その2にある。 上記本文記載以外の関連随想集 避妊去勢有害無用論の随想集 ← トップページへ ボクの頭をコンコンしてワン! 写真のつづきは→ ノーリードのパピヨンの写真集
2013.02.13
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犬に避妊や去勢手術をすると、その後に性格が変わるかどうかについて多くの愛犬家が疑問を持ったり、心配している。キーワードに「犬 避妊 性格」を使ってGoogleで検索したら85万件出た。 しかし、ネット上の相談欄では愛犬家に成りすました獣医などが避妊・去勢手術の弊害は隠して回答している。愛犬家をだましても避妊去勢手術で儲けたいからだ。「手術後は犬はおとなしくなります。」という回答が多い。「凶暴になりましたが、」の問いには「手術後に甘やかして飼うからです」と回答している。回答者の誰一人、科学的な根拠を示していない。言いっぱなしだ。無責任な回答だ。Yahoo!やgooなどのネット上の犬の相談欄は獣医界に乗っ取られている。信用するとだまされる。 犬の避妊・去勢手術の弊害について信頼できる学術調査研究結果をご紹介する。アメリカのニュージャージー州立ラトガース(Rutgers)大学獣医学部が学術的に調査研究した結果がネット上に公開されている。その学術論文の全訳は避妊去勢で癌の骨肉腫等の多病を誘発! アメリカの獣医学の学術論文を翻訳にある 今回の随想では、避妊・去勢手術と甲状腺機能低下症の関係について取り上げる。そのアメリカの原文の中にある甲状腺機能低下症に関する部分を翻訳したものを再度引用して掲載する。その学術論文には、犬は避妊・去勢手術をすると甲状腺機能低下症になるリスクが増える。甲状腺機能低下症になると、犬は肥満、無気力、脱毛の症状を示すと明記されている。甲状腺機能低下症 卵巣切除・睾丸切除をした犬は、手術をしてない犬に比べて甲状腺機能低下症になるリスクが3倍になるという因果関係が明らかになった。研究者たちは、その因果関係を提示している。避妊・去勢手術が甲状腺機能低下症に温和な直接的な影響を与えると言うことよりも、もっと重要なことは、避妊・去勢手術と甲状腺機能低下症が共に性ホルモンの分泌に影響を与えることである。その性ホルモンは免疫システムに関与している。マウスの去勢が自己免疫性の甲状腺炎を悪化させると言う事実は、犬の避妊・去勢手術と甲状腺機能低下症の因果関係の証明に役立つだろう。犬の甲状腺低下症は肥満、無気力、脱毛、および、生殖機能の異常をもたらす。 翻訳者:ブログ「愛犬問題」管理人ParoownerHypothyroidismSpay/neuter in dogs was found to be correlated with a three fold increased risk of hypothyroidism compared to intact dogs. The researchers suggest a cause-and-effect relationship: They wrote: “More important [than the mild direct impact on thyroid function] in the association between [spaying and] neutering and hypothyroidism may be the effect of sex hormones on the immune system.Castration increases the severity of autoimmune thyroiditis in mice” which may explain the link between spay/neuter and hypothyroidism in dogs.Hypothyroidism in dogs causes obesity, lethargy, hair loss, and reproductive abnormalities. 日本の獣医界は、避妊・去勢手術により、犬が甲状腺機能低下症になることもあるという事実を認めてないし、認めようともしてない。ネット上では、上記アメリカの学術論文の内容を科学的な根拠も示さないで、むきになって否定している。甲状腺機能低下症は避妊・去勢手術による病気ではなく、犬種の違いによる発病だとごまかしている記述もある。 犬の甲状腺機能低下症そのものについてはまじめな記述もあるが、その原因は不明としている記述がほとんどだ。甲状腺機能低下症の95%は原因不明の特発性のものであり、その他は遺伝的なものだとか、自己免疫疾患によるものだとか記述してある。学術的な根拠は示してない。 その原因不明の特発性の中に避妊・去勢による甲状腺機能低下症が隠されていると見るのが順当だろう。つまり、日本の獣医界が主張している95%の原因不明の犬の甲状腺機能低下症の主因は避妊・去勢だといえるのではないか。アメリカの学術論文には避妊・去勢手術は甲状腺機能低下症の原因になると明記されているからだ。 日本の獣医界が甲状腺機能低下症の原因は不明だと主張しているのは、日本の獣医大学や学部には知能の低い三流人間が集まっているので、教授連も学術的な研究を正しく遂行する能力が欠落しているのではないか。あるいは、能力はあるが、心が詐欺根性に汚染されていて、獣医界が避妊・去勢手術で儲けるために国民の愛犬家をだまし続けようと思っているのではないか。 日本の獣医大学は詐欺師の養成学校だ。詳細は獣医大学や学部は詐欺師の養成学校だ! 非科学的なウソの講義で学生を洗脳!にある。日本の獣医界は、愛犬たちにとっては振り込め詐欺師よりもタチの悪い犬の天敵の詐欺集団だ。 アメリカの獣医界にも詐欺商法が横行しているが、学術研究に関しては、アメリカの獣医界のほうが良心的で先進的だ。科学的に正しい調査・研究が行われている。 犬用ワクチンについても犬には有害だとアメリカの27の全獣医大学が認めた。詳細はワクチンは有害と米国全獣医大学が認めた! 米国はワクチンに関するプロトコルを変更!にある。 一方、日本の獣医はワクチンは安全だと平気でウソを言っている。日本の獣医は白衣を着た詐欺師だ。 甲状腺ホルモンは食べたものの代謝率を上げて、全身のエネルギーの利用をうながすホルモンだ。それが不足すると、体全体の機能が正常ではなくなる。心臓、肝臓、神経、代謝などのいろんな器官が異常をきたす。動脈硬化が進み、心筋梗塞や脳梗塞にもなる。 避妊・去勢をした多くの犬が無気力、肥満、脱毛などの弊害を受けているのは否定できない事実だ。 獣医は避妊・去勢手術をすると、犬がおとなしくなると愛犬家をだましている。おとなしくなったのではない。無気力になってしまったのだ。男性ホルモンや女性ホルモンの分泌が異常になり、体全体の活動が低下したのだ。人の女性の更年期障害と同じ症状を呈しているのだ。けだるく、ふさぎこみ、根気がなくなり、活気がなく、やる気を喪失しているのだ。寝てばかりいる、呼びかけや物音に無反応であったりする。 犬が肥満になったのは飼い主が食べさせているドッグフードが悪いのだと獣医は言う。良いドッグフードがあるからと、高価なドッグフードを売りつけて儲けている。しかし、肥満は治らない。当然だ。ドッグフードは人の食品には向かない産廃ゴミが原料だからだ。ドッグフードが総合栄養食とはでっち上げの真っ赤なウソだ。 避妊去勢手術で犬が脱毛症になる実例が次の随想にある。保健所の不妊手術で保護した犬が脱毛症に! 里親に出す犬に避妊手術は有害な偽善行為だ 避妊・去勢手術後に凶暴になる犬も多い。ネット上に多くの愛犬家の悩みの記述がある。その避妊後に凶暴になることについては、ドイツ在住のドイツ獣医師免許を持つ日本人のわかりやすい記述がここにある。甲状腺低下症は神経系にも作用して、てんかんの発作を起こすようになったり、攻撃性の強い犬にもなるとのこと。 補足 1 癌治療のために卵巣を切除した女性のホルモン欠落症の症状がネット上に公開されている。詳細は避妊手術で犬は卵巣欠落症の不定愁訴! 卵巣ホルモンが無くなり若い犬も更年期障害にある。 この随想の中に、その患者の女性の貴重な実体験の記述がある。 卵巣を切除すると「無気力になる」に関する部分を抜粋転載する。「 卵巣欠落症の症状で比較的早い時期に現れるのが、突然大量に汗をかく、顔がほてる、のぼせるといった体温の調節がうまくできないような症状です。そのほかの症状として、イライラする、気分が落ち込む、眠れない、体がだるくてやる気が出ない、記憶力が落ちるといった精神的な症状が出てきます。その他、頭痛、肩こり、腰痛など 」 2 避妊や去勢をすると愛犬の性格がおとなしくなると言う科学的なデ-タはない。 愛犬の性格は親犬から授かった遺伝子のDNAと育った環境によって決まる。それは人も犬も同じだ。避妊手術で、男性や女性の性格が変わるわけがない。 性格や性欲は脳の中枢神経が司る。性欲は脳の視床下部が司っている。 子宮や卵巣を切除した女性が性格まで変化することはないように、犬の睾丸や卵巣を切除しても性格は変化しないと見るのが順当だ。人間も含め動物の性格を手術で変えるには脳の細胞を切除するロボトミ-(手術)をする以外には方法はないことは医療界の常識だ。 なのに、獣医は犬の睾丸を切除するとおとなしくなると言っている。科学的な根拠は示してない。 避妊・去勢手術をした犬がおとなしくなったように外見上見えるのは、性格が変わったのではなく、ホルモン欠落症状で体がだるく、動き回るのがおっくうだからだ。つまり、無気力になっただけだ。 一方、避妊去勢手術後に凶暴になるのは、犬の体内の男性ホルモンや女性ホルモンのバランスが狂い、甲状腺機能低下症になり、その症状が外見的に表れただけだ。 避妊・去勢手術で性格が変わったのではなく、正常なホルモンバランスを失った犬がその苦しみで、外見上、おとなしくなったり、凶暴になったりしているのだ。 つまり、避妊・去勢手術は犬にとっては有害無益だ。白衣を着た悪魔の蛮行だ。獣医が儲けるために行われている詐欺商法だ。 上記本文記載以外の関連随想集 1 避妊や去勢で犬の性格がおとなしくなるか? 無気力になっただけ! 2 避妊去勢でホルモン欠落症で無気力な犬に! 甲状腺機能低下症で肥満にも! ← トップページへ ボクの頭をコンコンしてワン! 写真のつづきは→ ノーリードのパピヨンの写真集
2013.02.06
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避妊や去勢手術をした時に犬の体内に残した手術用の糸が悪性腫瘍の原因物質になることがある。愛犬が死亡したとの投稿がこのブログ「愛犬問題」にあった。 その腫瘍を縫合糸反応性肉芽腫という。糸アレルギーとも言う。再手術してその糸を取り除かない限り、完治する可能性は低い。 獣医はステロイド剤や免疫抑制剤を投与して治療しているが、特にステロイド剤は気休めの見せ掛けの治療に過ぎない。薬の投与を止めると再発する。獣医はいつまでも何度も薬を売りつけて儲ける。ステロイド様様でご満悦だ。悪質な詐欺療法だ。 人も犬も含め、生き物は、自分の体内に入り込んできた異物は体外に排出しようとする自浄作用が働く。免疫力と言う。 その異物を学術用語では抗原という。一方、体内でその抗原に立ち向かう防衛システムを抗体という。その両者の戦いを抗原抗体反応という。その闘いが激しいと、人や犬が死ぬことがある。たとえば、人の入れ歯のインプラントで多くの人が死に社会問題となったこともある。日本の犬が獣医の狂犬病注射で毎年約3、000匹死亡しているのも、抗原抗体反応という拒絶反応によるものだ。詳細は 狂犬病ワクチン副作用被害:日本は5万匹! 内3,000匹毎年死亡!にある。 免疫力とは、生き物の体内に生まれながらに備わっている自己防衛システムのことだ。外部から進入してきた細菌や異物に対抗して健康を維持する仕組みだ。生き物の体内では常に抗原抗体反応が起こっていて、体を外敵から守っている。だから、栄養満点の食べ物を食べて、いつも免疫力を高めておくことは大切だ。つまり、免疫力は病気を防ぐ力だ。 ところが、外部から体内に侵入した異物が強敵でなかなか体外に排出できないと、免疫システムが力尽きて敗北してしまう。つまり、人も犬も死ぬ。手術用の糸で発症する肉芽腫(にくがしゅ)もその一例だ。白血球の一つであるマクロファージなどの免疫系の戦いで出来たこぶ(瘤)だ。闘いが激しいと、そのこぶがどんどん大きくなってくる。 人の手術に使われている糸にはいろんな種類がある。抜糸できない体内に使う糸は、時間の経過とともに溶けてしまう合成糸もある。高価だ。人の手術の場合は適切な糸を使っているので、縫合糸反応性肉芽腫は問題になってない。 ところが、犬猫の手術の場合は、獣医は安い糸を使っている。絹糸を使うことが多い。その絹糸は溶けないで、いつまでも体内に残留するので、縫合糸反応性肉芽腫の問題を引き起こす。犬猫の医療技術は、人のそれよりも100年も遅れている。安物の絹糸などを使って手術した犬全部が病気になるわけではないが、免疫力の弱い犬は病気になっている。 犬種によってもその発症率が違うようだ。ダックス・フンド系に発症例が多い。勿論、他の犬種にも発症している。 生後7~8ヶ月で避妊手術をして、その数ヵ月後に腹部に腫瘍が出来て、闘病生活を6ヶ月もした後に愛犬が死亡した愛犬家の投稿が次の随想のコメント欄にあった。飼い主の願いもむなしく、獣医から正しい病名を教えてもらえないまま死亡している。狂犬病注射には悪魔が潜む!米国記事翻訳! 1年物ワクチンは3年物よりも有害危険! その投稿文はかなりの長文なので、出来るだけ原文の文章を使い、その主要部を要約してブログ「愛犬問題」に掲載して愛犬家のご参考に供する。獣医は、避妊・去勢手術の弊害を隠して愛犬家には正しい事実を教えない。犬の避妊・去勢手術の怖さを知る一助ともなれば幸いだ。 避妊手術について 投稿者 : youyu さん 愛犬のカニンヘンダックスが2歳になる10日前に癌で死亡しました。獣医のいうことを信用して、生後7~8ヶ月の頃に避妊手術をしました。その数ヵ月後に発病し、闘病生活が6ヶ月も続きました。愛犬が癌になって初めてネットを調べ、避妊・去勢手術には色んな病気の危険性があることをしりました。 獣医は、縫合糸反応性肉芽腫、リンパ腫、血管肉腫などの病名を挙げて、手術を勧めましたが、原因を調べるだけの手術は嫌でした。獣医は縫合糸性腫瘍は良性の病気だと言っていました。 抗がん剤を使ってほしいと再三お願いしましたが、断られました。しつこく手術を勧められました。その理由は、原因不明のままでは抗がん剤は使えないとのことでした。免疫療法もやってないようなので、この時、病院を変えました。 変えた先の動物病院では、ステロイド剤を投与しました。すると、癌と思えない程に元気になったので、しばらく様子を見ましょうということになりました。ところが、ステロイド剤の投与量を減らすと、また、病状が悪化してしまいました。結局、設備の関係で元の病院に戻るように言われました。 元の病院で、愛犬がご飯を食べなくなった事も言いました。処方食を出されました。その後、もう痩せほそり、喉のリンパ腺に転移もあるとのことでした。 今、冷静に考えると、手遅れと思う頃に、動物病院の獣医がやっと折れて下さり、抗がん剤での治療を始める事になりました。しかし、愛犬は重度の貧血になっており、抗がん剤は投与できませんでした。結局、抗がん剤は打つことなく逝きました。 いつまでも長生きしてほしいと願って避妊手術をしました。わずか2歳の愛犬の根源の死因はその避妊手術でしょうか。 返事 投稿者 : Paroowner youyuさん、こん〇〇は。 Q(^ェ^)Q 愛犬も飼い主も半年も病魔と戦ったのですね。その病気を愛犬に起こさせたのは、間違いなく獣医です。つまり、避妊手術が愛犬の病気の原因になったのです。具体的にいうと、避妊手術のときに愛犬の体内に残したままになっていた糸が病気の原因になったのです。その病名は縫合糸反応性肉芽腫と言います。 人も犬も含め、生き物は自分の体内に異物が混入すると、それを排斥しようと拒絶反応を起こします。その拒絶反応が大きくなると、肉芽腫にもなるのです。 獣医は、縫合糸反応性肉芽は良性の病気だと言ったとのことですが、間違いです。その縫合糸を取り除かない限り、それが原因で発症した肉芽腫は悪性の腫瘍にも変質するのです。犬が死ぬのですから、癌と言っていいでしょう。 獣医は、縫合糸反応性肉芽腫は悪性だとは言わないのです。良性だとウソを言っています。再手術して、「その糸を取り除かない限り、その腫瘍は悪性に変質して、癌のように犬を殺す」とほんとのことを愛犬家に教えると、避妊・去勢手術をする愛犬家がいなくなるからです。 また、あなたの愛犬に抗がん剤を投与しなかったのは、投与しても縫合糸反応性肉芽腫は治らないからです。その肉芽腫は犬の体内の免疫システムが犬自身を守るために出来た腫瘍です。つまり、過剰に防衛システムが働いた結果なのです。だから、正確に言うと癌ではないのです。つまり、縫合糸反応性肉芽腫は抗がん剤では治らないのです。 ステロイド剤や免疫抑制剤などの薬では、肉芽腫は根本的な治療は出来ません。一時しのぎの見せ掛けの治療に過ぎないのです。薬の投与を止めると間違いなく再発します。獣医はそのことを知っているは筈です。知らない振りしているだけです。つまり、愛犬家をだましています。言い換えると、薬を売りつけて獣医が儲ければいいと思っているのです。詐欺商売です。 他人の健康な愛犬に有害無用な避妊手術をして、それが原因で悪性の腫瘍を誘発させて、その治療をする振りして、二重三重に儲けているのです。獣医とは、悪魔の詐欺師の商売です。飼い主のあなたには責任はありません。愛犬の死の原因は全て獣医にあります。 強いて、あなたにも責任があると言うなら、獣医を信用しすぎたことでしょうね。獣医とは白衣を着た妖怪か、犬殺しの悪魔の職業です。愛犬家をだまして儲けている詐欺師です。愛犬たちにとっては振り込め詐欺師よりもタチが悪いですよ。命まで奪うのですから。 今後、愛犬を飼うなら、動物病院には出来るだけ近づかないことです。「君子危うきに近寄らず」です。ハイ。 愛犬の冥福を祈ります。 追伸 私の返信の文章をコピーして、その悪魔の獣医宛に郵送してもいいですよ。なお、他の愛犬たちが同じ目に遭わないために、その動物病院の近隣の愛犬家に、あなたとあなたの愛犬が獣医から受けた被害をお話したほうが良いですね。つまり、その悪徳動物病院は廃業に追い込んだほうが世の中のためになります。そうすることが、善良賢明な愛犬家の義務でもあると思っています。泣き寝入りするのは良くないですね。愛犬の供養のためにも、あなたが出来ることをすることです。ブログ「愛犬問題」はそのためにあるブログです。 日本の獣医界は獣医大学も含め、詐欺集団です。国民に正しい情報を伝えないで、ウソばかり言って儲けています。犬の天敵集団ですよ。その一部は次の随想に詳記してあります。1 獣医は飼い主に説明責任を果たしてない! インフォームド・コンセント違反の犯罪! 2 獣医大学や学部は詐欺師の養成学校だ! 非科学的なウソの講義で学生を洗脳! 次の随想集もご参考にしてください。 避妊・去勢手術有害無用論の随想集 ← トップページへ ボクの頭をコンコンしてワン! 写真のつづきは→ ノーリードのパピヨンの写真集
2012.12.20
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このブログ「愛犬問題」に犬の避妊・去勢手術の有害論を書き出したのは、今から7年も前だ。詳細は犬は避妊手術でガンにならない?欺瞞だ! 乳腺腫瘍にある。 その2年後の2007年4月にアメリカで、犬の避妊・去勢手術の弊害に関する獣医学の学術論文が公表された。今では、アメリカでは犬の避妊・去勢手術は犬の健康に有害な医療行為として広く知られている。それらの主要な論文を全訳してブログ「愛犬問題」で紹介してきた。下記の随想集にリンクしてある。 ところが、日本では相変わらず、獣医界は犬に避妊・去勢手術を勧めて儲けている。愛犬家の国民を愚弄し、だましている。悪質な詐欺商法だ。白衣を着た妖怪の悪業だと言いつづけている。 自然の摂理で授かった生き物の内臓を切り取れば健康や命に悪い影響があるのは当たり前だ。それを無視して、避妊・去勢手術をして儲けている獣医は悪魔だ。犬の天敵だ。 犬は避妊・去勢手術をされると、次のような病気を誘発すると、英文のウィキペディアに記述されている。 原文 Wikipedia Neutering英文の医学的記述を読解できる愛犬家は、ご自分で原文を熟読することをお勧めする。肥満、骨肉腫、血管内皮腫、尿路癌、脱毛症、頭部十字靭帯波裂、前立腺癌、認知症、尿路結石症、失禁症、甲状腺機能低下症 翻訳者注釈 : 甲状腺機能低下症になると、てんかんにもなる。 日本語でネットを検索しても、犬の避妊・去勢手術に関するウィキペディは出てこない。個々の獣医が避妊・去勢手術のメリットだけを強調して、手術を勧誘している。悪魔の詐欺商法だ。 日本の獣医界は隠蔽体質だ。「臭いものには蓋をする」のが当たり前になっている。つまり、国民に避妊・去勢手術の弊害の真実を知らせてない。詐欺商法が常道化している。日本の獣医界には、飼い主に正しい説明をして同意を得るというインフォームド・コンセントの意識がない。獣医が儲けるためだけの理由で犬の健康に有害無用な治療をしている。詳細は獣医は飼い主に説明責任を果たしてない! インフォームド・コンセント違反の犯罪!にある。 獣医大学や学部も含めて、日本の獣医界は白衣を着たカネの亡者の詐欺集団だ。犬の天敵集団だ。教授連も物事を科学的に正しく考えることを放棄した低俗愚劣な集団だ。その連中は、獣医の社会的な地位を上げるには、国民をだましてでも、獣医が儲けることが大切だと思い込んでいる。つまり、獣医大学は詐欺師の養成学校だ。詳細は獣医大学や学部は詐欺師の養成学校だ! 非科学的なウソの講義で学生を洗脳!にある。 上記英文のウィキペディアの記述の元になったアメリカの獣医学の学術論文を翻訳して紹介したブログ「愛犬問題」の随想集をこの下にまとめて掲載した。日本の獣医界が国民に隠し通している避妊・去勢手術の弊害だ。アメリカでは広く知られていることだ。犬の避妊・去勢手術の弊害の真実を知る一助ともなれば幸いだ。 上記本文記載以外の関連随想集1 避妊去勢手術の健康上の弊害!万病の元凶! 米国獣医学論文の翻訳集2 犬の甲状腺機能低下症に関する随想集! 避妊去勢で脂漏症、膿皮症、脱毛症など誘発!3 避妊・去勢手術で犬はてんかんになるぞ! 甲状腺機能低下症になってからてんかんに!4 避妊手術の後遺症の血管肉腫で愛犬が急死! 獣医は真実の原因を隠して教えない!5 避妊去勢手術の弊害!いろんな後遺症! その1 米国獣医学論文をまとめて翻訳紹介6 避妊去勢手術の弊害!いろんな後遺症! その27 避妊去勢手術の弊害!いろんな後遺症! その3(完)8 避妊去勢手術で認知症になるリスクが増加! 性ホルモンの欠乏が原因!9 避妊去勢でホルモンが欠落し骨が異常形成! 股関節異常のリスクは70%増加! 10 犬の子宮癌や卵巣癌はきわめて少ない! 避妊手術で防止できるとは獣医の詐欺商法! 11 避妊去勢手術で最大20%の犬が尿失禁に! 多くの獣医が事実隠蔽!否認!悪質だ!12 避妊去勢で血管肉腫・癌のリスクが5倍に! 日本の獣医界は国民をだましている!13 去勢手術で精巣腫瘍を防ぐとは獣医の虚言! 獣医界は組織ぐるみの非科学的な詐欺集団だ14 避妊去勢でワクチンの副作用が30%増大! 不妊手術とワクチンは犬に有害無益だ! 15 肥満のリスクが2倍に!避妊去勢の愛犬たち アメリカの学術調査研究で明確に! 16 去勢手術で前立腺癌になるリスクが4倍に! 米国獣医学論文を翻訳紹介! 17 避妊去勢で骨の癌骨肉腫等の合併症なるぞ! 1歳未満の不妊手術でリスクが増大! 18 避妊去勢手術の弊害!いろんな後遺症! 心筋梗塞、皮膚病、肥満、無気力、癌等! 19 てんかんの原因!ワクチンや避妊去勢も! 米国や英国は学術論文を公表!20 わけもなく噛みつき攻撃する犬は病気だよ! 避妊手術が原因の甲状腺機能低下症!21 避妊去勢でホルモン欠落症で無気力な犬に! 甲状腺機能低下症で肥満にも!22 避妊去勢で乳腺腫瘍より怖い難病になるぞ! 骨肉腫、前立腺癌、尿路癌、脱毛症、肥満等23 避妊・去勢で怖い甲状腺機能低下症になる! 肥満、無気力、脱毛などの難病に!24 避妊・去勢でガンの骨肉腫等の多病誘発! アメリカの獣医学の学術論文を翻訳 避妊去勢有害無用論の随想集 ← トップページへ ボクの頭をコンコンしてワン! 「和歌山のパンダ」キャンペーンのお姉ちゃんたちと 新宿大通りで 日本のパンダ王国は上野公園ではなく、「和歌山アドベンチャーワールド」であることを知ってビックリ。 2012年8月生まれの優浜(ユウヒン)もすくすく育っている! わかやまに行こう! 写真のつづきは→ ノーリードのパピヨンの写真集-
2012.11.30
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人間の都合や利益で、ワンちゃんたちの大切な臓器を奪うことに心を痛めている愛犬家から次の投稿が随想避妊去勢手術の健康上の弊害!万病の元凶! 米国獣医学論文の翻訳集 のコメント欄にあった。愛犬のヒート時の対処方法と心構えが記述されている。愛犬との幸せな暮らしのご参考になれば幸いだ。 ヒートでシーツを汚すから避妊手術!? 投稿者 : 蒼ママさん お久しぶりです^^我がワンちゃんは8歳になり、昨日ヒートになりました。避妊手術をしていないので、睡眠中に布団カバーやシーツを汚してしまうことがあるのですが、私は、手術をして雌犬の生殖機能(ホルモン)を奪うより、汚れた布団カバーやシーツをせっせと洗うことを選びました。2~3年前から、何気に理解してくれるようになって「蒼ちゃん、血っちだからここね」とバスタオルをひくと、そこで寝てくれてます。普段は、旦那と私の枕元、足元、横など、あちこち動くのですが、今回のヒートではバスタオルの上にずっと居て寝てます。前回のヒートの時、汚れたバスタオルやシーツを洗う私のそばで、申し訳なさそうに様子を見ていましたので、「ほら!綺麗になった!だいじょうぶよ!」と話しかけたりしてました。年を重ねるごとに、私に手間をかけさせないように気遣ってくれているのか、先ほどは、バスタオルの上に移動して、まるで(ここで寝ればいいんでしょ?)と理解してくれているかのようで、涙が出てきました。避妊手術をした近所の飼い主は「ソファとか汚すからね~」と手術を簡単に考えている人が多いです。私は「あなたはコーヒーをこぼさないの? 食べ物を落として汚さないの?」と心の中で聞きます。人間の都合や利益で、ワンちゃんの生殖機能を奪うことが普通とされることに違和感を感じます。ワンも自分の体調の変化を認知していますよね!現在、野良犬がいなくなった東京でも避妊手術を推奨する意味がわかりません。以前にも、コメントさせて頂きましたが、人間の女性が、子宮の病気の予防のため、子宮摘出をするはずないことを多くの雌犬の飼い主さんに知ってもらいたいと思い、久々にコメント投稿させて頂きました。 Re ヒートでシーツを汚すから避妊手術!? 投稿者 : Paroowner 蒼ママさん、こん〇〇は。 Q(^ェ^)Q1年半ぶりですね。このご投稿は貴重です。ブログ「愛犬問題」の本文に採用掲載して、多くの愛犬家のご参考に供したいと考えています。 犬の避妊・去勢手術は、犬の健康や長寿には有害無益であることを理解してない飼い主が多いですね。獣医が儲けるために、避妊・去勢のウソの効能を宣伝広告していることにだませれているのです。 あるいは、ご指摘のように、飼い主の身勝手なわずかばかりの都合の良さを理由にして、愛犬の避妊・去勢手術をしている人も多いですね。犬の避妊・去勢手術についての「無知」の怖さを理解してないのです。「盲人蛇を恐れず」と同じです。 犬の避妊・去勢手術をして儲けている日本の獣医は白衣を着た詐欺師です。カネの亡者の悪魔ですよ。 上記本文にあるように、アメリカでは、獣医大学が犬の避妊手術について長期の研究を行い、避妊・去勢手術は有害であると公表しています。いろんな病気を誘発して、健康を害し、短命になるということです。 おっしゃるように「人間の女性が、子宮の病気の予防のために子宮摘出をするはずはない」ですね。ところが、日本の獣医はそのような非常識、非科学的、理不尽なことを平気で言って愛犬家を騙しています。 飼い主は無用な手術代を騙し取られるくらいですみますが、手術をした愛犬はその一生を狂わされます。犬は言葉を話せないので、その肉体的精神的な苦痛を飼い主に訴えることはできませんが、その苦痛は甚大なものです。 人の場合、癌などの理由で卵巣や睾丸を切除すると精神的肉体的苦痛が多大になります。次の随想の後半に詳述してあります。避妊去勢手術で犬は卵巣欠落症の不定愁訴! 卵巣ホルモンがなくなり若い犬も更年期障害犬も人も同じ哺乳類です。卵巣や睾丸のホルモンの働きは同じです。ホルモンのバランスが狂うと、人の犬も心身ともに健康を害します。 なお、次の随想も愛犬家のご投稿を元に記述したものです。ご参考にしてください。 生理中、雄犬との出会い時の対応の仕方 心配しすぎないこと 避妊去勢に関する米国学術論文の翻訳随想集1 避妊去勢手術の弊害!いろんな後遺症! その1 米国獣医学論文をまとめて翻訳紹介2 避妊去勢手術の弊害!いろんな後遺症! その23 避妊去勢手術の弊害!いろんな後遺症! その3(完)4 避妊・去勢でガンの骨肉腫等の多病誘発! アメリカの獣医学の学術論文を翻訳5 避妊・去勢で怖い甲状腺機能低下症になる! 肥満、無気力、脱毛などの難病に!6 避妊去勢で乳腺腫瘍より怖い難病になるぞ! 骨肉腫、前立腺癌、尿路癌、脱毛症、肥満等7 避妊去勢でホルモン欠落症で無気力な犬に! 甲状腺機能低下症で肥満にも!8 てんかんの原因!ワクチンや避妊去勢も! 米国や英国は学術論文を公表!9 避妊去勢で骨の癌骨肉腫等の合併症なるぞ! 1歳未満の不妊手術でリスクが増大!10 去勢手術で前立腺癌になるリスクが4倍に! 米国獣医学論文を翻訳紹介!11 肥満のリスクが2倍に!避妊去勢の愛犬たち アメリカの学術調査研究で明確に!12 避妊去勢でワクチンの副作用が30%増大! 不妊手術とワクチンは犬に有害無益だ!13 避妊去勢で血管肉腫・癌のリスクが5倍に! 日本の獣医界は国民をだましている!14 避妊去勢手術で最大20%の犬が尿失禁に! 多くの獣医が事実隠蔽!否認!悪質だ!15 犬の子宮癌や卵巣癌はきわめて少ない! 避妊手術で防止できるとは獣医の詐欺商法! 16 避妊去勢でホルモンが欠落し骨が異常形成! 股関節異常のリスクは70%増加! 17 避妊去勢手術で認知症になるリスクが増加! 性ホルモンの欠乏が原因!避妊・去勢有害無用論の随想集 参考随想集 ひば油は天然のノミ蚊ダニの忌避駆除剤だ! 芳香無害で人の食品や化粧品の殺菌剤にも! フィラリア症の予防薬と治療薬の随想集 フィラリア予防薬無用論! 混合ワクチン有害無用論の随想集 狂犬病注射で日本の犬毎年3千匹死亡! 狂犬病注射有害無用論の随想集 狂犬病予防注射の問題点については通常のHPにも詳述。 狂犬病予防ワクチン注射のからくり 狂犬病予防法は御用済みの悪法だ ノーリードの愛犬たちと警官の写真50枚! 条例にノーリードの例外規定があるぞ!
2011.12.21
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犬は避妊・去勢手術をすると、骨のガンである骨肉腫、脾臓と心臓の血管肉腫、甲状腺機能低下症、肥満、尿失禁、尿管の感染症、外陰部の皮膚炎や膣の皮膚炎、膣炎、尿路腫瘍、体形の奇形、および、ワクチンに対する拒絶反応のリスクが増大するという学術論文を、アメリカのニュージャージー州立ラトガース(Rutgers)大学の獣医学部がネット上に公表してある。 Long-Term Health Risks and Benefits Associated with Spay / Neuter in Dogs 犬の避妊・去勢による健康上のリスクと利点 長期観点から統計調査 その学術論文を一般愛犬家が理解しやすいように意訳して紹介した。今回は、その翻訳集をまとめて掲載した。愛犬の健康と長寿のためにご参考になれば幸いだ。 犬や猫などの愛玩動物の医療技術は、人の医療技術から100年以上遅れている。それだけではない。日本の獣医界は避妊・去勢手術の弊害に無知蒙昧だ。あるいは、国民に真実を隠している。つまり、避妊・去勢手術で儲けることしか考えてない。悪質な詐欺商法だ。愛犬たちがその犠牲にされている。 人の避妊手術は卵子が通過できないように卵管を縛るだけだ。男子の不妊手術も精子が通過出来ないように精管を切ってしまうだけだ。だから、パイプカットと言う。 つまり、人の不妊手術は妊娠しないことだけを考えて手術をしている。だから、その他の健康上の問題は起きない。人の場合は不妊手術をしても、心身ともに健康に暮らせる。 一方、犬の不妊手術は卵巣や子宮、睾丸を切除してしまうので、手術した犬は心身ともに健康状態が悪化する。一言で言うと、卵巣ホルモンや睾丸ホルモンの欠落症になる。つまり、ホルモンのバランスを失い、いろんな病気を誘発しやすくなる。犬は心身ともに健康を害する。人の場合の重症の更年期障害よりも、もっと酷い症状になる。 詳細は次の随想にある。 犬の避妊は卵巣切除、人は卵管を縛るだけ! 犬はホルモンがなくなり卵巣欠落症になる! 去勢の睾丸切除手術で犬は心身共に病気に! 睾丸ホルモン欠落症の皮膚病で脱毛! アメリカの学術論文の関連随想集1 避妊去勢手術の弊害!いろんな後遺症! その1 米国獣医学論文をまとめて翻訳紹介2 避妊去勢手術の弊害!いろんな後遺症! その23 避妊去勢手術の弊害!いろんな後遺症! その3(完)4 避妊・去勢でガンの骨肉腫等の多病誘発! アメリカの獣医学の学術論文を翻訳5 避妊・去勢で怖い甲状腺機能低下症になる! 肥満、無気力、脱毛などの難病に!6 避妊去勢で乳腺腫瘍より怖い難病になるぞ! 骨肉腫、前立腺癌、尿路癌、脱毛症、肥満等7 避妊去勢でホルモン欠落症で無気力な犬に! 甲状腺機能低下症で肥満にも!8 てんかんの原因!ワクチンや避妊去勢も! 米国や英国は学術論文を公表!9 避妊去勢で骨の癌骨肉腫等の合併症なるぞ! 1歳未満の不妊手術でリスクが増大!10 去勢手術で前立腺癌になるリスクが4倍に! 米国獣医学論文を翻訳紹介!11 肥満のリスクが2倍に!避妊去勢の愛犬たち アメリカの学術調査研究で明確に!12 避妊去勢でワクチンの副作用が30%増大! 不妊手術とワクチンは犬に有害無益だ!13 避妊去勢で血管肉腫・癌のリスクが5倍に! 日本の獣医界は国民をだましている!14 避妊去勢手術で最大20%の犬が尿失禁に! 多くの獣医が事実隠蔽!否認!悪質だ!15 犬の子宮癌や卵巣癌はきわめて少ない! 避妊手術で防止できるとは獣医の詐欺商法! 16 避妊去勢でホルモンが欠落し骨が異常形成! 股関節異常のリスクは70%増加! 17 避妊去勢手術で認知症になるリスクが増加! 性ホルモンの欠乏が原因!避妊・去勢有害無用論の随想集 参考随想集 ひば油は天然のノミ蚊ダニの忌避駆除剤だ! 芳香無害で人の食品や化粧品の殺菌剤にも! 混合ワクチン有害無用論の随想集 狂犬病注射で日本の犬毎年3千匹死亡! 狂犬病注射有害無用論の随想集 狂犬病予防注射の問題点については通常のHPにも詳述。 狂犬病予防ワクチン注射のからくり 狂犬病予防法は御用済みの悪法だ ノーリードの愛犬たちと警官の写真50枚! 条例にノーリードの例外規定があるぞ! 愛犬は公園でノーリード 動物愛護法と犬 公園ノーリードの犬達の写真集1 公園犬ノーリード禁止は条例の曲解だね 姉妹HP Googleの環境保護のデイレクトリに選定されている優良HP
2011.10.18
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アメリカ獣医協会誌に掲載されている ウィスコンシン大学獣医学部の犬の甲状腺機能低下症に関する学術論文の概要がネット上に公開されている。Hypothyroidism in dogs: 66 cases 翻訳文 5年以上調査した犬のうち、66匹の犬が甲状腺機能低下症になっていた。去勢した雄犬と避妊した雌犬は、避妊手術をしてない雌犬に比較して、甲状腺機能低下症になるリスクが相対的に高い。避妊手術をしてない雌犬は相対的に低いリスクである。甲状腺機能低下症の最も一般的な臨床所見は、肥満(41%)、脂漏症(39%)、脱毛症(26%)、病弱(21%)、無気力(20%)、徐脈(14%)と膿皮症(11%)であった。 Sixty-six dogs with hypothyroidism were identified from dogs examined over a 5-year period. Neutered male and spayed female dogs had a higher relative risk of developing hypothyroidism than did sexually intact females. Sexually intact females had a lower relative risk. The most common clinical findings were obesity (41%), seborrhea (39%), alopecia (26%), weakness (21%), lethargy (20%), bradycardia (14%), and pyoderma (11%). 犬は避妊・去勢手術でいろんな病気になる。甲状腺機能低下症、骨肉腫(癌)、血管肉腫(癌)、肥満、皮膚病、脱毛、心筋梗塞、無気力、前立腺癌、精巣腫瘍、尿失禁、子宮癌、卵巣癌、骨の異常形成、認知症など多数。その詳細は次の学術論文にある。 アメリカのニュージャージー州立大学獣医学部の学術論文の原文Long-Term Health Risks and Benefits Associated with Spay / Neuter in Dogsを一般愛犬家が理解しやすいようにわかりやすく全文を意訳して、関連随想No1に紹介してある。 今回は、これまでに書いた避妊・去勢手術で発症する甲状腺機能低下症に関する随想をまとめてご紹介する。 甲状腺機能低下症に関する関連随想集 犬は避妊・去勢手術で甲状腺機能低下症になると、下記のようにいろんな病気になる。日本の獣医界は、そのことを国民に隠している。避妊・去勢手術で儲けるためだ。 日本の獣医大学も、その詐欺商法の片棒を担いで恥じない。科学的に物事を考えてない愚劣悪質な連中が教壇でタクトを振っている。詐欺商法の狂奏曲だ。 卵巣や睾丸を切除する手術が正しいと思うなら、獣医自身やその家族も卵巣や睾丸を切除してみると良い。特に、獣医大学の教授連にお勧めする。その弊害を自ら体験すると良い。 人の避妊手術やパイプカットでは、絶対に卵巣や睾丸は切除しない。ホルモンのバランスが狂って、いろんな病気に悩まされるからだ。そのことを理解してない獣医大学の教授連は愚人の集団だ。あるいは、金儲けのためには、どんな蛮行をしても良いと教えている悪魔の集団だ。日本の獣医大学や獣医学部は犬の天敵の伏魔殿だ。 アメリカの獣医大学は科学的に正しいことを研究して、犬の避妊・去勢手術は犬の健康に有害であると公表している。下記の随想集に、その内容を詳記してある。 カネの亡者の獣医の口車に乗って、愛犬に避妊・去勢手術をすると、愛犬は一生取り返しのつかない健康被害を受ける。1 犬の避妊去勢手術の健康上のリスクと利点 米国獣医学論文をわかりやすく全文翻訳! 2 避妊・去勢で甲状腺機能低下症になるぞ! 肥満、無気力、脱毛などの難病に! . 3 避妊去勢でホルモン欠落症で無気力な犬に! 甲状腺機能低下症で肥満にも!4 わけもなく噛みつき攻撃する犬は病気だよ! 避妊手術が原因の甲状腺低下症!.5 避妊去勢手術の弊害!いろんな後遺症! 心筋梗塞、皮膚病、肥満、無気力、癌等!6 ワクチン注射と去勢手術で愛犬がてんかんに 犬のてんかんの主因はワクチンや避妊去勢だ 7 肥満のリスクが2倍に!避妊去勢の愛犬たち アメリカの学術調査研究で明確に! 8 避妊手術の後遺症の血管肉腫で愛犬が急死! 獣医は真実の原因を隠して教えない!9 避妊去勢で乳腺腫瘍より怖い難病になるぞ! 骨肉腫、前立腺癌、尿路癌、脱毛症、肥満等 10 避妊去勢で骨の癌骨肉腫等の合併症になる! 1歳未満の不妊手術でリスクが増大!11 避妊・去勢でガンの骨肉腫等の多病誘発! アメリカの獣医学の学術論文を翻訳12 避妊手術をして子宮蓄膿症を予防?バカな! 自然の摂理の冒涜だ!悪魔 の反逆だ! 13 去勢手術で前立腺癌になるリスクが4倍に! 米国獣医学論文を翻訳紹介!14 避妊や去勢で犬の性格がおとなしくなるか? 無気力になっただけ! 15 避妊去勢手術で最大20%の犬が尿失禁に! 多くの獣医が事実隠蔽!否認!. 16 てんかんの原因!ワクチンや避妊去勢も! 米国や英国は学術論文を公表!16 避妊去勢でホルモンが欠落し骨が異常形成! 股関節異常のリスクは70%増加!17 避妊去勢で血管肉腫・癌のリスクが5倍に! 日本の獣医界は国民をだましている!18 避妊去勢手術で認知症になるリスクが増加! 性ホルモンの欠乏が原因! 19 避妊去勢でワクチンの副作用が30%増大! 不妊手術とワクチンは犬に有害無益だ! 20 去勢手術で精巣腫瘍を防ぐとは獣医の虚言! 獣医界は組織ぐるみの非科学的な詐欺集団だ 21 犬の子宮癌や卵巣癌はきわめて少ない! 避妊手術で防止できるとは獣医の詐欺商法! 避妊・去勢有害無用論の随想集 参考随想集 ひば油は天然のノミ蚊ダニの忌避駆除剤だ! 芳香無害で人の食品や化粧品の殺菌剤にも! 混合ワクチン有害無用論の随想集 狂犬病注射で日本の犬毎年3千匹死亡! 狂犬病注射有害無用論の随想集 狂犬病予防注射の問題点については通常のHPにも詳述。 狂犬病予防ワクチン注射のからくり 狂犬病予防法は御用済みの悪法だ ノーリードの愛犬たちと警官の写真50枚! 条例にノーリードの例外規定があるぞ! 愛犬は公園でノーリード 動物愛護法と犬 公園ノーリードの犬達の写真集1 公園犬ノーリード禁止は条例の曲解だね
2011.09.20
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日本の獣医は犬の避妊・去勢手術の健康上の弊害を愛犬家に隠して、そのメリットだけを強調している。手術して儲けるためだ。獣医に飼い主が騙されると、その愛犬は一生取り返しのつかない健康上の被害を受ける。つまり、いろんな病気になる。甲状腺機能低下症、骨肉腫(癌)、血管肉腫(癌)、肥満、皮膚病、脱毛、心筋梗塞、無気力、前立腺癌、精巣腫瘍、尿失禁、子宮癌、卵巣癌、骨の異常形成、認知症など多数。 アメリカのニュージャージー州立大学獣医学部の学術論文の原文Long-Term Health Risks and Benefits Associated with Spay / Neuter in Dogsを一般愛犬家が理解しやすいようにわかりやすく全文を意訳して、次の随想に紹介してある。 犬の避妊去勢手術の健康上のリスクと利点 米国獣医学論文をわかりやすく全文翻訳! その原文中に、てんかんの記述が無いので、なぜだろうと思っていた。犬は甲状腺機能低下症になると、てんかんの発作も起こすことは専門家の間では周知のことなので、あえて、てんかんの病名を挙げなかったのだろう。「甲状腺機能低下症 てんかん、犬 Hypothyroidism Epilepsy dog」をキーワードに英語で検索すると、Googleで123万件出る。アメリカでは、甲状腺機能低下症とてんかんの関係は広く知られているということだ。そのうち3例を紹介する。 翻訳文 1甲状腺機能低下症になっている犬は突然てんかんの発作を引き起こすことがある。また、いわれのない攻撃性、不機嫌、うつ病、過剰行動、心配性、および、その他の好ましくない行動をすることがある。 Canine Epilepsy Behavioral Disorders in Dogs with HypothyroidismHypothyroidism in dogs can cause sudden onset of epilepsy, unprovoked aggression, moodiness, depression, hyperactivity, anxiety, and other undesirable behaviors. 翻訳文 2多くの愛犬家が犬のてんかんの根本的な原因は甲状腺機能低下症であると聞いて驚いている。甲状腺機能低下症は甲状腺が機能障害になっている状態である。甲状腺自体に問題があるか、あるいは、脳から甲状腺に送られる信号に問題がある。甲状腺機能低下症が脳からの信号に問題があって発症する場合は、犬のてんかんに関連している再発性発作をもたらす結果になりうる。 What Causes Epilepsy in a Dog? Many owners are surprised to hear that hypothyroidism is the underlying cause of their dog's epilepsy. Hypothyroidism is a condition in which the thyroid gland malfunctions--either due to issues with the thyroid gland itself or with signals being sent to the thyroid gland from the brain. When hypothyroidism is due to signal malfunction of the brain, it can result in the recurring seizures associated with canine epilepsy. 翻訳文3 犬は甲状腺機能低下症が原因で突然てんかんの発作を起こすことがある。雄犬も雌犬も甲状腺機能低下症の影響を等しく受ける。しかも、避妊した犬も避妊してない犬も等しく影響を受ける。ただし、避妊・去勢手術は甲状腺機能低下症の問題を治すことはできず、さらに悪化させることのほうが多い。 翻訳者の注釈 ワクチン接種もてんかんの原因になる。そのことを考慮しないで、避妊・去勢とてんかんの関係を判断すると、避妊・去勢をした犬も、してない犬も等しくてんかんになると誤った結論を出してしまうことになる。つまり、ワクチンを接種した犬は、避妊や去勢に関わらず、てんかんになることがあるからだ。 Epilepsy and Behavioral Disorders in Dogs with Hypothyroidism Hypothyroidism in dogs can cause sudden onset of epilepsy. Male and Female canines are affected equally.In addition, spayed and non-spayed animals are equally affected.Neutering does not fix the problem and often makes it worse. 「甲状腺機能低下症 てんかん、犬」と日本語で検索すると、このブログ「愛犬問題」の記事以外に有用な記述は見当たらない。 日本の獣医界はてんかんの原因は不明だと国民をだましている。それとも、日本の獣医大学は論理的科学的に物事を考えることのできない烏合の衆なのか。牛豚の研究に偏っており、愛玩動物に関する正しい研究はおろそかにされている。 獣医界が詐欺商法で儲けているので、あえて、正しい研究はしてないと見ている。つまり、日本の獣医大学は獣医という詐欺師の養成学校だ。国民を愚弄している。 国民をだましている獣医大学が悪いのか、騙されている国民が悪いのか。いずれにしろ、国民は愚弄されている。何かが狂っている世の中だ。巨悪の跋扈を許している。最大の被害者は愛犬たちだ。白衣を着た犬の天敵に食い物にされている。 国立大学の不良教授連は民主党の事業仕分けで篩(ふるい)にかけてもらいたいものだ。私立の不良獣医大学への国庫補助金もカットしたほうが良い。 てんかんに関する随想集1 ワクチン注射と去勢手術で愛犬がてんかんに 犬のてんかんの主因はワクチンや避妊去勢だ 2 ワクチン接種続けて3年愛犬が突然痙攣症状 犬はワクチンでてんかんになるぞ!3 狂犬病ワクチンには怖い副作用があるぞ! 日本は事実隠蔽!米国の公表文書を翻訳!4 狂犬病ワクチン注射でてんかんやガンに! アメリカの怖い副作用記事を翻訳!5 犬のてんかんの原因はワクチンや避妊去勢だ! 日本の獣医界は事実を隠蔽!6 てんかんの原因!ワクチンや避妊去勢も! 米国や英国は学術論文を公表!7 ワクチンで犬はアレルギーやてんかんになる イギリスの調査で難病の多発が明らかに!8 ワクチン接種で犬は難病のてんかんになるぞ てんかんの主因はワクチン接種!9 混合ワクチンで病名不明の急病!七転八倒 ワクチン接種で犬はてんかんにもなるぞ!10 わけもなく噛みつき攻撃する犬は病気だよ! 避妊手術が原因の甲状腺機能低下症!避妊・去勢有害無用論の随想集 参考随想集 ひば油は天然のノミ蚊ダニの忌避駆除剤だ! 芳香無害で人の食品や化粧品の殺菌剤にも! 混合ワクチン有害無用論の随想集 狂犬病注射で日本の犬毎年3千匹死亡! 狂犬病注射有害無用論の随想集 狂犬病予防注射の問題点については通常のHPにも詳述。 狂犬病予防ワクチン注射のからくり 狂犬病予防法は御用済みの悪法だ ノーリードの愛犬たちと警官の写真50枚! 条例にノーリードの例外規定があるぞ! 愛犬は公園でノーリード 動物愛護法と犬 公園ノーリードの犬達の写真集1 公園犬ノーリード禁止は条例の曲解だね 姉妹HP
2011.09.16
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人の避妊やパイプカットと犬の避妊・去勢とには根本的な違いがある。その月とスッポンほどの違いを知らない愛犬家が多すぎる。盲人蛇を恐れずと同じであり、飼い主が無知だと、その愛犬が被害を受ける。 犬の医療技術は人のそれよりも100年以上遅れている。その実例の一つが避妊・去勢だ。犬の卵巣や睾丸を切除する。自然の摂理に反逆する蛮行だ。人の場合には絶対にしない不正な手術だ。 卵巣や睾丸は人も犬も女性ホルモンや男性ホルモンを分泌している大切な器官だ。それを切除された犬はホリモンバランスが狂っていろんな病気を発症する。 ブログ「愛犬問題」では、日本国内の事例を取り上げて、避妊・去勢の弊害を論じてきた。詳細は避妊去勢有害無用論の随想集にある。 今回はアメリカの学術論文を一般愛犬家にも理解できるようにやさしく翻訳して紹介する。アメリカは日本とは違い、愛玩動物の避妊・去勢の是非について、獣医大学で研究してその結果を公表している。その一つであるニュージャージー州立ラトガーズ大学の調査研究成果を全訳する。(すでに連載済みであるが、訪問者の便宜のために、まとめてご紹介する。) Long-Term Health Risks and Benefits Associated with Spay / Neuter in Dogs 犬の避妊・去勢による健康上のリスクと利点 ・・長期観点から統計調査・・Laura J. Sanborn, M.S.(理学修士) May 14, 2007 大意 獣医も愛犬家も犬に避妊・去勢手術をすべきかどうかについては深く考えるべきである。従来の考えでは、幼少期の犬に避妊・去勢手術をすると、リスクよりもメリットのほうが大きいと言い伝えられてきた。避妊・去勢の可否に関する相反する証拠が蓄積された現在でも、従来の考えが今なお支配的である。 獣医学の学術論文50編以上を調査して、この論文で避妊・去勢手術が犬の健康に与える影響を明らかにした。犬は避妊・去勢手術により、骨肉腫、血管肉腫、甲状腺機能低下症、その他いろんな疾病を誘発するという調査結果は誰も否定することができない。 犬の避妊・去勢の是非について、犬の健康と幸福の観点からは考えてないのは獣医も愛犬家も無責任である。ニュージャージー州立ラトガーズ大学 准教授 獣医学Chair(部門総括教授)Larry S. Katz PhD(博士) 概要去勢のメリット1 睾丸ガンで死ぬ犬はごくわずかだが、そのリスクをなくする。 2 ガンではない前立腺疾病の発病を低減する(ガンは去勢しても防止できない)。3 肛門ろう菅症、肛門周辺フィステルのリスクを低減する。去勢のデメリット1 1才未満で去勢手術をすると、骨のガンである骨肉腫のリスクが著しく増大する。2 心臓の血管肉腫のリスクが増大する。3 甲状腺機能低下症のリスクが、去勢しなかった場合に比較して、3倍になる。4 加齢性認識機能障害のリスクが増大する。(つまり、早くぼける。)5 肥満のリスクが3倍に増大する。6 前立腺ガンのリスクが4倍になる。7 尿路ガンのリスクが2倍になる。8 体形奇形のリスクが増大する。9 ワクチンに対する拒絶反応(副作用)が増大する。 卵巣切除のメリット メス犬の避妊手術後の状況はオス犬の場合よりも複雑になる。1 2才半以前に避妊手術をすると、乳腺腫瘍のリスクが大きく低減する。2 子宮蓄膿症のリスクがほとんどなくなる。3 肛門周辺フィステルのリスクが低減する。4 子宮や頚および卵巣のガンのリスクが低減する。卵巣切除のデメリット1 1才未満で卵巣を切除すると、骨のガンである骨肉腫のリスクが著しく増大する。2 脾臓と心臓の血管肉腫のリスクが増大する。3 甲状腺機能低下症のリスクが増大する。4 肥満のリスクが増大する。5 尿失禁をするようになる。6 尿管の感染症が頻繁に再発するようになる。7 外陰部の皮膚炎や膣の皮膚炎、膣炎のリスクが増大する。特に、思春期前に避妊手術をした犬に多発。8 尿路腫瘍のリスクが増大する。9 体形の奇形のリスクが増大する。10 ワクチンに対する拒絶反応(副作用)のリスクが増大する。 避妊・去勢手術の後遺症の各論甲状腺機能低下症 卵巣切除・去勢手術をした犬は、手術をしてない犬に比べて甲状腺機能低下症になるリスクが3倍になるという因果関係が明らかになった。研究者たちは、その因果関係を提示している。卵巣切除・去勢が甲状腺機能低下症に温和な直接的な影響を与えると言うことよりも、もっと重要なことは、卵巣切除・去勢と甲状腺機能低下症が共に性ホルモンの分泌に影響を与えることである。その性ホルモンは免疫システムに関与している。マウスの去勢が自己免疫性甲状腺炎を悪化させると言う事実は、犬の卵巣切除・去勢と甲状腺機能低下症の因果関係の証明に役立つだろう。犬の甲状腺低下症は肥満、無気力、脱毛、および、生殖機能の異常をもたらす。 骨肉腫(骨の癌) いろんな犬種の犬が骨肉腫になるリスク要因について調査研究したところ、避妊・去勢手術をした犬は雄雌共に、してない犬に比較して、骨肉腫に罹病するリスクが2倍になることが明らかになった。 犬種の一つであるロットワイラーが骨肉腫になるリスクが比較的に高いことはすでに研究されていた。同一犬種について歴代の犬を遡及的に調査研究した結果、若い時に避妊・去勢手術をした犬は骨肉腫になるリスクが高いことが明らかになった。言い換えると、年齢が増えてから避妊・去勢手術をした犬は、その加齢が増えるにつれてそのリスクが低下する。、 1歳未満で避妊・去勢をしたロットワイラーは、してない犬に比較して、雄で3,8倍、雌で3,1倍の比率で骨肉腫に罹病しやすい。実際、1歳未満で避妊・去勢したロットワイラーは、骨肉腫に罹病するリスクが、雄で28,4%、雌で25,1%であった。 この結果は、いろんな犬種で早期に避妊・去勢した犬の研究結果とも一致している。即ち、不妊手術をした時の犬の年齢は骨肉腫の発病の恐れを評価するファクターとして扱えるという利点をもたらした研究結果と一致する。 これらの二つの研究で明らかになった結果を結びつけると、1歳未満で避妊・去勢をした犬は、骨肉腫のリスクが著しく増加するという論理的な結論に到達する。 性ホルモンは骨の構造の形成とその大きさの保持に関与していることは周知のことである。その上に、今回の研究で明らかになったことは、性ホルモンの影響を受ける時間と骨肉腫のリスクとの間には反比例の関係があるということである。 犬種のサイズが大きいほど、特に体重が大きいほど骨肉腫になるリスクは増加する。骨肉腫は中型犬種、大型犬種、超大型犬種では一般的な死因である。骨肉腫はゴールデン・レトリバーの場合、三番目に最も一般的な死因であり、さらに大きな犬種では、もっと普通の死亡原因である。 骨肉腫は発病後の経過が悪いことや多くの犬種で予後の悪さが頻繁に起こっていることを考慮すると、中型犬種、大型犬種、および、超大型犬種は幼犬時に避妊去勢をすると骨肉腫になって死亡するリスクが著しく増加する。 前立腺癌 一般の人が入手できる犬の避妊・去勢に関する情報の多くは、不妊手術をすると、雄犬は前立腺癌になるリスクが減るとか無くなると(証拠もなく)言い張っている情報だ。人間の前立腺癌が男性ホルモンのテストステロンと関係があることを考慮すると、その言い分は納得し難い説とはいえない。しかし、犬の場合、前立腺癌に関する証拠は、その言い分を支持してない。実際、最も強力な証拠はまさしく正反対のことを示している。 犬の不妊手術に関する免疫学的研究では長年いくつかの相反する研究結果が報告されている。去勢手術をした犬は前立腺癌が増えると言う研究と、逆に低下するという研究がある。これらの研究を正しく評価するのはきわめて難しい。この文章は相反する研究結果があることを部分的に説明しているに過ぎない。 ごく最近、犬の世代を遡って調査した研究成果が二つ報告されている。その一つは、ヨーロッパで、もう一つは、アメリカで発表されている。この二つの研究で、去勢した雄犬は、してない犬よりも、前立腺癌になるリスクが4倍も高くなることが明らかになった。 これらの結果に基づいて、研究者たちは去勢手術と前立腺癌の発症との間には因果関係があると提示している。不妊手術が犬の前立腺癌の発症を引き起こすことはないが、発生した腫瘍の進行に関与していることを示している。この研究で、犬の前立腺癌のほとんどは精管内に発生し、ウロトロピン由来の癌であることがわかった。 去勢手術をしてない普通の犬に前立腺癌の発生が比較的に少ないことは睾丸ホルモンが前立腺癌の発生を事実上防止していることを示している。または、前立腺の環境を変えることによって癌が発生しないように間接的に影響を与えているかも知れない。 この問題は将来を見通した上で正しいものの見方で判断すべきである。人の場合と違い、犬の前立腺癌は滅多にないことだからである。 犬の検死の調査結果で明らかになった犬の前立腺癌の発生率は0,6%以下と少ないことを考慮すると、不妊手術をすべきかどうかを決める時に、不妊手術を前立腺癌のリスク要因として重く考慮すべきかどうかの判断は難しい。犬種の一つであるブーヴィエデフランドルについて、不妊手術は前立腺癌のリスクを増加するという証拠があるに過ぎない。データは少ないが、我々は他の犬種についても関心を持っている。 避妊・去勢手術の後遺症の各論 の 「つづき」 つづき その1 肥満 、ワクチンの副作用 、精巣腫瘍・睾丸癌、血管肉腫・癌 、泌尿生殖器の障害 つづき その2 雌犬の生殖管の癌、子宮癌、子宮頸癌、卵巣癌、泌尿器の癌、膀胱癌と尿道癌、肢体障害・骨の異常形成 、老齢性認知症・老齢性記憶障害症候群 (翻訳者 : ブログ「愛犬問題」管理人Paroowner)-
2011.08.30
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犬は避妊・去勢手術で甲状腺機能低下症になる。アメリカの学術論文を翻訳して下記関連随想に紹介してある。その甲状腺機能低下症で犬はてんかんになる。さらに、狂犬病ワクチンも混合ワクチンもてんかんの原因になる。 それらの事実を日本の獣医界は国民に隠しているが、アメリカやイギリスでは周知のことだ。てんかんの原因について英文の学術論文などを翻訳して、これまでにも6編の随想で紹介した。下記関連随想にある。 今回は、その後にネット上で見つけたてんかんの原因に関する英文の記述を紹介する。 避妊・去勢とワクチンは犬には有害無益であることをご理解いただくと、一番喜ぶのはあなたの愛犬であることは間違いない。 白衣を着た妖怪に勧められるままに避妊や去勢手術をしたり、狂犬病ワクチンや混合ワクチンを接種すると、あなの愛犬の寿命を短くすることになる。 翻訳文 1多くの愛犬家が犬のてんかんの根本的な原因は甲状腺機能低下症であると聞いて驚いている。甲状腺機能低下症は甲状腺が機能障害になっている状態である。甲状腺自体に問題があるか、あるいは、脳から甲状腺に送られる信号に問題がある。甲状腺機能低下症が脳からの信号に問題があって発症する場合は、犬のてんかんに関連している再発性発作をもたらす結果になりうる。原文 What Causes Epilepsy in a Dog? Many owners are surprised to hear that hypothyroidism is the underlying cause of their dog's epilepsy. Hypothyroidism is a condition in which the thyroid gland malfunctions--either due to issues with the thyroid gland itself or with signals being sent to the thyroid gland from the brain. When hypothyroidism is due to signal malfunction of the brain, it can result in the recurring seizures associated with canine epilepsy. 翻訳文 2 犬の甲状腺機能低下症の発症率が増加することについては、くつかの原因が挙げられている。ワクチンの接種と不適切、あるいは、過剰なヨウ素を食餌でとることが主な原因ではないかと疑われている。混合ワクチンを接種した直後に血液中の甲状腺抗体のレベルが上昇することが研究で明らかにされている。これらの抗体は犬用ワクチンを作るときに普通に原料として使用されている血清の不純物に起因して生成するものである。その血清は牛の胎児から取り出されるものである。翻訳者の注釈 犬用ワクチンの原料である血清中の不純物が、甲状腺の機能を低下させて犬を病気にするということだ。 甲状腺ホルモンは食べたものの代謝率を上げて、全身のエネルギーの利用をうながすホルモンだ。そのホルモンが不足して甲状腺機能低下症になると、体全体の機能が正常ではなくなる。心臓、肝臓、神経、代謝などのいろんな器官が異常をきたす。てんかんだけでなく、動脈硬化が進み、心筋梗塞や脳梗塞にもなる。原文 canine hypothyroidismSeveral causes have been proposed for the rising incidence of canine hypothyroidism.Vaccines and inadequate or excess dietary iodine are the primary suspected causes.Studies have shown increased blood levels of thyroid antibodies occurring shortly after the administration of multiple-component vaccines.These antibodies are likely produced in response to contaminants from fetal calf serum commonly used to make canine vaccines. 翻訳文3 犬は甲状腺機能低下症が原因で突然てんかんの発作を起こすことがある。雄犬も雌犬も甲状腺機能低下症の影響を等しく受ける。しかも、避妊した犬も避妊してない犬も等しく影響を受ける。ただし、避妊・去勢手術は甲状腺機能低下症の問題を治すことはできず、さらに悪化させることのほうが多い。 翻訳者の注釈ワクチン接種もてんかんの原因になる。そのことを考慮しないで、避妊・去勢とてんかんの関係を判断すると、避妊・去勢をした犬も、してない犬も等しくてんかんになると誤った結論を出してしまうことになる。つまり、ワクチンを接種した犬は、避妊や去勢に関わらず、てんかんになることがあるからだ。原文 Epilepsy and Behavioral Disorders in Dogs with Hypothyroidism Hypothyroidism in dogs can cause sudden onset of epilepsy. Male and Female canines are affected equally.In addition, spayed and non-spayed animals are equally affected.Neutering does not fix the problem and often makes it worse. 関連随想集 英国の犬のワクチン被害調査を翻訳 Canine Vaccine Survey by CHCを全訳 1 避妊・去勢で甲状腺機能低下症になるぞ! 肥満、無気力、脱毛などの難病に!2 わけもなく噛みつき攻撃する犬は病気だよ! 避妊手術が誘因の甲状腺機能低下症!3 ワクチンで犬はアレルギーやてんかんになる イギリスの調査で難病の多発が明らかに!4 狂犬病ワクチン注射でてんかんやガンに! アメリカの怖い副作用記事を翻訳!5 ワクチン接種で犬は難病のてんかんになるぞ てんかんの主因はワクチン接種!6 混合ワクチンで病名不明の急病!七転八倒 ワクチン接種で犬はてんかんにもなるぞ!避妊・去勢有害無用論の随想集 参考随想集 狂犬病注射で日本の犬毎年3千匹死亡! 狂犬病注射有害無用論の随想集 狂犬病予防注射の問題点については通常のHPにも詳述。 狂犬病予防ワクチン注射のからくり 狂犬病予防法は御用済みの悪法だ 愛犬は公園でノーリード 動物愛護法と犬 公園ノーリードの犬達の写真集1 公園犬ノーリード禁止は条例の曲解だね 姉妹HP
2011.04.19
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