2016.11.27
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カテゴリ: 皮膚病
犬の皮膚病のほとんどは細菌性や真菌(カビや酵母)性の皮膚病だ。適切に治療すれば簡単に治る。
しかし、獣医には治せない。
なぜか。
獣医は皮膚病には抗生物質とステロイド剤を処方しているからだ。
抗生物質とステロイド剤では、何カ月間投薬しても犬の皮膚病は治らない。

 実際にその悩みをブログ「愛犬問題」に投稿してくる犬や猫の飼い主が多い。
獣医が治せない犬の皮膚病もひば油で自作したひば水で簡単に治る。
送料込み500円の小瓶の ひば油 をネットで購入してご自分で治療すると良い。
ブログ「愛犬問題」には、ひば水で完治したとのお礼の投稿が多い。

 獣医は抗生物質とステロイド剤に関して無知蒙昧だ。
どんな病気にも抗生物質とステロイド剤をセットで処方している。無謀すぎる。
抗生物質とステロイド剤は多用すると弊害が出る怖い悪魔の薬だ。

 まず、 抗生物質の怖さ について記述する。
犬の皮膚病の原因菌である 黄色ブドウ球菌には抗生物質は効かない
黄色ブドウ球菌による皮膚感染症の一つを例示する。
軽症の 毛包炎 は毛の根元(毛包)が感染し、わずかな痛を伴う小さな吹き出ものが毛の根元にできる皮膚病だ。
その軽症の毛包炎にさえ抗生物質は効かない。
獣医が抗生物質を使いすぎたために黄色ブドウ球菌に耐性 ができてしまっているからだ。
耐性とは 、同じ薬を何度も使いすぎたために細菌が自己防衛機能を発揮して自分の遺伝子を組み替えて、その薬に耐えられる体質に細菌自ら変えることだ。
それで、世の中には抗生物質では殺菌できない病原菌が蔓延している。
つまり、抗生物質を新しく作り出す人間と、その抗生物質から身を守る細菌との熾烈な戦いが何十年も延々と続いている。

 言い換えると、抗生物質はできるだけ使わないほうが良い。
使いすぎると、その抗生物質が効かない病原菌が誕生してしまうからだ。

 人や犬の皮膚病などは黄色ブドウ球菌が原因菌だ。
犬の 膿皮症 がその一例だ。詳細は下記関連随想集にある。
その黄色ブドウ球菌の多くが抗生物質に対する耐性を獲得しているため治療が困難となっている。
多くの耐性菌が誕生しているのは医療界がむやみにやたらに抗生物質を使いすぎたことが原因だ。

抗生物質の耐性問題は国際的にも大問題 になっている。薬が効かいない細菌が多くなってきているからだ。
厚生労働省は、 2016年4月5日 に抗生物質を使う場合は、「 適切な薬剤 」を 「 必要な場合に限り 」、 「 適切な量と期間 」使用することを徹底するための国民運動を展開すると、ネット上にも公表してある。

 昔、 院内感染 問題がテレビ新聞などで大きく取り上げられたことがある。
天然のペニシリンに耐性を持つ菌を殺菌するために1960年に作られた半分だけ人工的に合成したペニシリンの一つであるメチシリン(methicillin)にも耐性菌が出てきて世界の医療界を慌てさせた。
その耐性菌を メチシリン耐性黄色ブドウ球菌(MRSA) という。
しかし、その菌だけが耐性菌ではない。いろんな抗生物質が効かない耐性菌がいる。 多耐性菌 という。

 愛犬が1歳の頃から皮膚病になり、動物病院を転々して4年にもなるが、皮膚病は完治しない。
転々とお世話になった動物病院のほとんどが ステロイドのプレドニンと抗生物質のラリキシン を処方した。
ネットを必死に検索したらブログ「愛犬問題」に巡り合えた。
愛犬の難病の皮膚病を治す良い治療法のアドバイスがほしいとの投稿が次の随想のコメント欄にあった。
ひば油による治療法をお知らせした。現在、治癒の方向に向かっている。やがて完治するだろう。

ヒバ油でアレルギー性、アトピー性、自己免疫性皮膚炎も治る! 医師界も獣医界もひば油の薬効に無知すぎる!

 その獣医が処方した抗生物質の ラリキシン とはどんな薬か。調査した。
ラリキシンは各種の細菌によってひきおこされる感染症の治療に広く使われている抗生物質だ。
細菌の 細胞壁を破壊して殺菌 する。
抗生物質の生産量の多くがこのセフェム系で占められている。
ラリキシンとは商品名だ。その 化学的な成分名はセファレキシン だ。
その セファレキシンはメチシリン耐性黄色ブドウ球菌(MRSA)による感染症には効果はない。 周知の事実だ。
なのに、獣医はセファレキシンを主成分とする抗生物質を犬の皮膚病に処方している。
セファレキシンを主成分とする抗生物質は、いろんな製薬メーカーがいろんな商品名で販売している。シンクル、セファレキシン、ケフレックスなどだ。
犬用抗生物質はほとんどセファレキシンが主成分 だと見ていいだろう。 昔からある安い抗生物質 だからだ。
つまり、 獣医は効かない薬でも売りつけて自分が儲かればいいと決め込んでいる 。悪質で無責任だ。

 製薬メーカーの説明によると、ラリキシンは、黄色ブドウ球菌が原因菌である膿皮症(のうひしょう)にも効くとにはあるが、実際は効かない。その黄色ブドウ球菌が変質して抗生物質では殺菌できないようになっているからだ。

つまり、 製薬メーカーと獣医がグルになって薬効のない薬を愛犬家に騙し売りしている構図だ。組織ぐるみの詐欺商売だ
最大の被害者は愛犬達だ。飼い主はカネをだまし取られるだけで済むが、愛犬たちは何年も皮膚病に悩まされて夜もその痒さで眠れないワンちゃんたちもいる。

獣医の間違った抗生物質の使い方
ネット上にある記事をそのまま引用転載する。



  お腹を壊したのに抗生物質?
獣医師として、仕事をしていて一番よく抗生物質を処方するのが下痢の治療です。
人間では、あまりいただくことはないので「不必要なんじゃないの?」と聞かれることもありますね。
獣医師が、ワンちゃんの下痢に抗生物質を処方するのには二つの理由があります。
犬が下痢をするのは、かなり重度の腸炎であることが多い。
人間と違って、オオカミを祖先にもつ犬は胃酸が非常に強く少々傷んだものを食べても平気です。その反面、肉食であるため腸がとても短く腸内細菌の偏りも大きいといわれています。
普段は、強力な胃酸の殺菌効果でめったに下痢をしない犬が下痢をする場合は相当の腸のダメージが予想されます。
そのダメージを回復するためには、抗生物質をつかって腸内の細菌をいったんリセットするのが良いと考えられています。
抗生物質で、クリーンになった腸にもともと腸に住んでいた腸内細菌が復活することで下痢を直すことができるんですね。

  皮膚炎に抗生物質は正解?
犬はもともと北の寒い地域が原産の生き物です。日本のような高温多湿の環境では、皮膚炎を起こしやすいと考えて良いでしょう。
人間では皮膚科に行くと、軟膏やクリームを処方されますが、しかし、犬の場合はそうはいかないのが現実です。
「クリームはぬった瞬間なめてしまった」
「軟膏を塗ったら、余計に気にしてしまって悪化した」
という話もよく耳にします。
そこで、皮膚炎には飲み薬で抗生物質を処方することが多くなるわけです。抗生物質は、胃腸から吸収されて血液にのって皮膚のすみずみまでとどきます。
抗生物質が皮膚炎の原因になっている細菌を叩くことで、回復が早くなるのですね。



 下痢をしている人や犬に抗生物質を投与すると腸内フローラの善玉菌まで殺菌されて、ますます下痢が酷くなることは自明のことだ。
この獣医は、抗生物質は善玉菌と悪玉菌を識別して、悪玉菌だけを殺すと思い込んでいるのか。
或いは、腸内細菌を抗生物質で全部殺しても胃腸の機能には支障がないとでも思い込んでいるのだろうか。愚劣すぎる。
人も犬も食べ物を消化するには腸内フローラにいる腸内細菌の活動が必須不可欠だ。
人の治療の場合、抗生物質の投与の時は必ず 整腸剤を併用 している。医療の常識だ。
整腸剤は腸内の善玉菌を守る役目を担っている。
犬の場合は、この不良獣医のように抗生物質だけを投与している。
医療に無知で無責任すぎる悪徳獣医だ。

 この獣医は 抗生物質が効かない耐性菌 がいることを全く理解してない。
薬に関する学識教養がなさすぎる。
薬を作る人間と細菌との生死を賭けた熾烈な戦いの歴史を理解してない。



ステロイド剤では皮膚病は治らない

一言でいうと、 ステロイド剤には殺菌効果はない からだ。
言い換えると、皮膚病の原因菌を生かしたまま、その皮膚病を治すことは不可能だ。
 ステロイド剤の投与で炎症が治まることは確かだ。しかし、それは一時的なものだ。日時が経過してステロイドの効能がなくなると、また、すぐに皮膚病が再発する。

 つまり、ステロイド剤は、見せかけの一時的な効果しかない。 詐欺師の薬剤 と言われるゆえんだ。
テロイド剤は、見かけ上治ったように見せる 対症療法剤 であり、病気の原因を無くして治す 原因療法剤ではない

 病気が治ったように見せかけるために ステロイド剤を長期に使用 すると、人や犬の体内の ホルモンバランスが破壊されて、いろんな病気を併発 するようになる。

 例えば、皮膚病の犬にステロイド剤を長期に使用すると、クッシング症候群の皮膚病になる。
原因がホルモンバランスを壊されたことなので、きわめて治しにくい難病の皮膚病だ。
詳細は 犬の皮膚病もステロイド剤では治らない! 獣医は多用して過誤診療!無知か悪質!
だから、ステロイド剤は 悪魔の薬剤 ともいわれている。

 獣医は、どのような勘違いをしているのか知らないが、犬の皮膚病の治療にもステロイド剤を処方している。
薬について無知蒙昧すぎる。
或いは、 犬の皮膚病が治らなくても、ステロイド剤を売りつけて自分が儲ければいいと身勝手な考えで詐欺商売をしているのかもしれない 。情けない白衣の詐欺師連中だ。



関連随想集

1  獣医が治せない 膿皮症 をひば油で自作した ひば水で治した とのお礼の投稿文集

2  鶏の骨は百薬の長  愛犬の主食鶏の骨に関する随想集!

3  獣医に診せない方が多くの病気は早く治る! 自然治癒力!免疫力!  診せても治らない病気!マラセチア皮膚病や腺維肉腫!

4  次の随想の中に慶応義塾大学の 黄色ブドウ球菌 に関する研究成果に関する記事ある。
ひば油で膿皮症も脂漏症も、獣医がいうアトピー性皮膚炎もアレルギー性皮膚病も治る!

その研究成果に関するブログ「愛犬問題」の評価は次のように書いた。



 この研究者たちは、アトピー性皮膚炎の病原菌は黄色ブドウ球菌であることを突き止めて米国の免疫学会誌に発表している。その研究で使用した殺菌剤は抗生物質だ。できるだけ使用したくない怖い薬剤だ。

 この研究成果を知って、少々唖然とした。世界の医療界はものすごく進歩している分野とものすごく遅れている分野があるのだと。

 上記のように、ひば油とその主成分のヒノキチオールには黄色ブドウ球菌などの細菌やカビなどの真菌に対して殺菌効果があることは何十年も前に知られていることだ。ヒノキチオールの化学的な合成方法も確立している。
ブログ「愛犬問題」では、一般愛犬家の情報提供により、黄色ブドウ球菌が原因菌である膿皮症も、真菌が原因菌である脂漏症も、ひば油で完治できることを明らかにしてある。

 私のように、専門家ではなく単なる一般の愛犬家にさえわかっている医療に関する知見が、専門家の集団である医療界や獣医界には知られてないとは、びっくり仰天だ。灯台下暗しだ。
iPS細胞(人工多能性幹細胞)など最先端医療技術を駆使している専門家もいれば、人や犬に蔓延している皮膚病の一つさえ治せない専門家もいるのだ。
その知識技量の落差は雲泥の差だ。あきれている。ハイ。


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Last updated  2018.11.27 11:37:33
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