先週ご紹介したBED!BED!BED!サイト、まずは、TOPページを解析してみます。
デザインを学んでいない方と、デザイナーの作るものの違いは、 メリハリのつけ方です。メリハリがつけられると、インパクトが出てきます。
どういうことかというと、まず、一番に伝えたいこと、最優先させるべきことを決め、ドーンと大きく表示させます。結構、思い切って大きくしても大丈夫です。
なかなか勇気のいることです。また、優先順位を間違えてもいけません。
例えば、会社名を大きくしたところで、何の意味もありませんよね。
あれも言いたい、これも言いたい、これも目立たせたい、これも大切…。ハッキリと優先順位をつけていないため、結局何が言いたいのか曖昧になり、逆にすべてが目立たなくなってしまうのです。
そのメリハリのつけ方はいろいろありますが、まずは、面積を広く取ってみます。
下記は、同じ内容が書いてある部分に、同じ色をつけてみました。面積比がはっきり違っているのが分かります。
また、スペースの取り方も違いますね。
サイトに訪れた際に、そのサイトが何を取り扱っているのか、どういうコンセプトのサイトなのか、明確に3秒以内に分からなければ、どんなに有益な情報が載っているサイトだったとしても、顧客は逃げていきます。
そのために、キャッチコピーと視覚的な写真・イラストなどで、脳に訴求で伝わるように表現しましょう。
このサイトでは、ベッドの画像と“NOW ON SALE”を重ね合わせ、一目見たら、ベッドを安く販売しているサイトなんだな、と頭を使わなくてもすぐに分かります。
もうひとつ大切なことは、そのドーンと表示したものを、スクロールさせなくても、ページを開いた時点で、ウィンドウ(800ピクセル×600ピクセル程度以内)にきちんと収まっているということです。
これを、自分のサイトに生かせれば、ずいぶん見栄えも、インパクトもよくなるでしょう!