ダイナミズム日記

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ヤードバーズ



『ヤードバーズ/Yardbirds』 である。

1963年、グループ結成。

初期のメンバー構成は、

キース・レルフ[ボーカル]/Keith Relf
トップ・トッパム[リード・ギター]/Top Topham
クリス・ドレア[リズム・ギター]/Chris Dreja
ポール・サムウェル・スミス[ベース]/Paul Samwell-Smith
ジム・マッカーティ[ドラムス]/Jim McCarty


ローリング・ストーンズ が活躍の場としていたロンドンの有名クラブ、 「クロウダディ・クラブ/Crawdaddy club」 の専属バンドとなり、注目を浴びるが、リード・ギターのトップ・トッパムが学業専念のため脱退。

新たに加わったギターリストが、 スロー・ハンド こと、 エリック・クラプトン/Eric Clapton だった。
64年に コロムビア・レコード社 と契約し、デビュー。
デビュー曲は「アイ・ウィッシュ・ユー・ウッド/I Wish You Would」

翌年、内紛により、エリック・クラプトンが脱退。
代わりに加わったギターリストが、 ジェフ・ベック/Jeff Beck だった。

さらに、その翌年、 ジミー・ペイジ/Jimmy Page が加入する。
ジミー・ペイジが、その後に レッド・ツェッペリン/Led Zeppelin を結成する68年までが、ヤードバーズの活動歴となるが、わずか4年間の出来事の中で、 3大ギターリスト と呼ばれるビッグ・アーティスト達が在籍していたという伝説は、後々にまで語り継がれることになる。

尚、2003年にクリス・ドレア、ジム・マッカーティらによって、新生ヤードバーズが結成され、アルバム 「バードランド/Birdland」 を発表。
健在振りを示している。

上記の初期メンバー以外に在籍したアーティストは、以下のとおり。

エリック・クラプトン[リード・ギター]/Eric Clapton
ジェフ・ベック[リード・ギター]/Jeff Beck
ジミー・ペイジ[リード・ギター]/Jimmy Page
ロッド・デミック[ベース]/Rod Demick
ジョン・アイダン[ベース]/John Idan
ローリー・ガルマン[ハーモニカ]/Laurie Garman
レイ・メジャース[リード・ギター]/Ray Majors
ジッピー・マヨ[リード・ギター]/Gypie Mayo
アラン・グレン[パーカッション]/Alan Glen
ビリー・ボーイ・ミスキミン[パーカッション]/Billy Boy Miskimmin
ベン・キング[リード・ギター]/Ben King


ブルース を柱にしているが、 サイケデリック の要素も強く、60年代ブリティッシュ・ハード・ロックの如何にもイギリスらしい起源は、このバンドにある。
後のモダン・ロック世代に大きな影響を与えていると言っても、過言ではない。

1992年(第7回) ロックの殿堂 入り。

代表的な アルバム作品 は、「ロジャー・ジ・エンジニア/Roger the Engineer」、「フォー・ユア・ラブ/For Your Love」、「ハビング・ア・レイブ・アップ/Having a Rave Up」、「ファイブ・ライブ・ヤードバーズ/Five Live Yardbirds」、「リトル・ゲームス/Little Games」等。

偉人の音楽は、「神が替わっても聴け!」である。


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