Akashic Records

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看護の愛について


ですが、今日はどうしてもこのテーマです。

この数日考えてました。
ある方からの言葉。『大切なものは「心(愛)」ではないか?』
もちろんそうでした。いつも持っているものです。では、何故、「看護の独自性」のところで私は抜かしてしまったんでしょうか?

気恥ずかしかった?

多分にそれもあるでしょう。
でも、自分の看護における「愛」についてあんまり考えたことがなかったのかもしてないと考えました。
そこを飛びぬかして先にすすんでは、このサイトを見られている方が気分がわるい思いをされると。

そこで、幾日かグジグジ考えた結果、「自分の中での看護の『愛』はその人をきちんと『看る』こと」と結論付けました!

看護師が器用貧乏な職種であることは「看護の独自性」について、駄文を書いた時に書きました。
その中で、看護師が一番最初にしなければならないこと。それが「その人をきちんと『看る』こと」だったんです。

この人は、右麻痺だから食事は、左寄りに置かないといけないなぁ。とか、
この人の家族はなかなか面会がないけど、本人はあいたがっているから、連絡を入れて来てもらわないと。とか、
この人は、心臓が悪いから、レントゲンの台は冷たすぎるといけないなぁ。とか、
ここの家族は体調が最近悪いから、面会や外泊が多いと、介護疲れがでるなぁ。とか、

その人の病気、精神面、それを支えている家族、そんなものまで含めて把握しておける。その人に一番近いところにいる職種でもあるんだなぁと。
だから、タイミング良く話を聞けたり、ちょっとした一言をかけたり出来るんだと思うんです。「愛」をもって「看てる」から。
「看る」事が出来てない看護師は、その人を傷付け、時には殺してしまうでしょう。

もちろん、若輩者の私見なんですが、色んな考え方があるし。
でも、相手のことを思って関わって行くことを忘れないようにしないといけないと考えたわけです。

また、何か言葉が足りないかもしれない、でも、「愛」で包める人間になれたらいいな。


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