詩と映画と日記

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仮面の男


アトス    ジョン・マルコビッチ
アラミス   ジェレミー・アイアンズ
ポルトス   ジェラール・ドヴァルデュー
ダルタニャン ガブリエル・バーン


その昔、三銃士として名を轟かし
胸のすく活躍をした素敵な男達が
復活してきましたが・・・

ふた役を演じたレオナルド・デカプリオが
良い男振りで、やっぱり美男は良いです
見惚れてしまいました

でも、美しく生まれた故に哀しい運命を生きなければならない女もありました

勇猛果敢なはずの三銃士も
年月に勝てず老いました

身勝手な王ルイは
アトスの息子の可憐な恋人クリスティーヌを目にし、良からぬ考えを起こします
美しい顔や姿には似ても似つかぬ
醜い心のルイは後に引くことはありません
クリスティーヌの恋人ラウールを
危険な前線に送りました

パリの住民は飢えていますが
王は民衆に腐った食料を与え
民衆は暴徒と化します

一方、牢獄バスチィユの奥深くには
仮面を被せられた謎の囚人が
長く閉じ込められています

国王が国を支配した封建政治が壊れ
18世紀終盤に、革命が始まり
フランスが民主主義国家になったのは
18世紀の終わり頃ですから
それから現在迄は230年ぐらいでしょうか
すっかり別の国の感じがしますが
遠い昔のことでは有りません

それを想うと、200年の後の日本の姿は
激変するかもしれませんから
予想することができません

謎と冒険と一途な愛の物語です


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