奇跡と偶然は紙一重。てか、槍投げるか！

「ありがとう」

症状が悪化するけっこう前から、
医者に陸上競技はやめなさいと、言われ続けていました。
それでも自分は、練習し続けました。
「陸上だけはやめたくない。」
ただそれだけを考えて、練習していました。
７月体調がおかしくなってきました、
外の気温は３５度を超えるのに、寒い。悪寒がする。
絶望的な日々の始まりでした。
自分以外のすべての人が、羨ましく感じました。
完全に外の世界と隔離された感じがしました。
家からもほとんど出ず、しかし介護体験があって
５日間ボロボロになりながら行って来ました。
その場にいるだけで、辛い。苦しい。
寒い。毎晩震えていました。
そして、たまにだけど、
泣いたりしてました。
体力も限界に来ていたころ、
合宿に行きました。
ぜんぜん役にも立てなくて、ふがいない
自分がそこにいました。
精一杯走っているみんなが、すごく羨ましかった。
そして、入院をしました。
母親は、入院せずに治癒させる方法を
模索いてくれていたのですが、結局入院を決めました。
１ヶ月以上、ずっと家にいて迷惑ばかりかけていた自分、
ほんと、１秒１秒が辛かった。
でもなんとか入院を経て、体調が回復して、
部活ができるようになりました。
そして今に至ります。
そんな自分を体調が悪い時、ずっと
支えていてくれた母親。一緒に苦しんでくれた、母親。
どんなときも優しくしてくれた、母親。
普段は反抗してばっかだから、こういうときにしか
言えないけど、「ありがとう」を
ずっと言いたいと思ってました。
母親はたぶんこのHPは見てないはずだから
こんなこと書けるけど、普段は言えたもんじゃないです。

明日は今まで自分を支えてくれた人、すべてに
感謝しながら投げてこようと思ってます。
メディシン付き合ってくれた人とかにも・・・
結果はどうあれ全力でぶつかってこようと
思います。悔いのない、すべての力で。
せっかく初日に生まれたいい流れを
今後に伝えていくためにも、明日は絶対頑張ろう。

最後になるけど、もう一回。
母親へ、こんな息子だけど頑張ってきます。
ほんとに、ほんとに、
「ありがとう」

ジャンル別一覧