獣医師あきののほほん日記♪        ~神戸にある動物病院からの便り~  

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2011年12月31日
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昨日30日の朝、りゅうが逝ってしまいました。

そう、診察室からいつも見えていた寝ている白と茶色のワンちゃんです。

いつも気にかけて「りゅうちゃん」って声をかけてくださっていたみなさん、ありがとうございます。

元々は公園で子連れでいて、子ども達が世話していましたが、住民からの連絡で保健所に保護されて、そして私が勤務していた病院に連れて来られたりゅう。

その当時、家なき子がはやっていたので、女の子だけど子ども達に「りゅう」って名前を付けられていたりゅう。

可愛かったので私が開業するとき連れて行くからという条件で勤務先の病院で飼っていただいて、そして一緒にあきぺにやってきて、そして一緒に新しい病院にも引っ越してきて・・。

出会ってから16年と数ヶ月。
推定年齢は17歳。

年齢的には大往生かもしれません。

でも・・・。



もう自分で立てないので、1日4回、体を支えてもらってご飯を食べていたりゅう。

28日までは普通だったんです。

29日の朝ごはんをあまり食べなかったので点滴をしました。

29日の昼頃お腹がギュルギュルなって鳴いていたのでお腹痛いのかなぁと思って、注射をしたらしばらくしたら鳴くのが止まって落ち着いたのかなぁと思っていたのですが・・。

夜ご飯も食べませんでした。

お腹痛いのだったらしょうがないのかなぁと思って明日食べようねって言ったのに・・。
次の日の朝逝ってしまいました。

全然心の準備が出来ていなかったよ。


あと2日でりゅうの名前と同じ辰年だったのに・・。

どうして逝ってしまったの?

仕事納めの30日だから?

翌日からはスタッフが休みで私一人だけだったらお世話が大変だと思った?

人がいない時じゃなくている時と思ったの?

17歳って高齢だけど、もっともっと一緒にいたかったよ。


犬や猫のペットは人間より寿命が短いので、いつかはお別れが来るのは仕方がないけど、やっぱり悲しいです。

でもスタッフがいつもいつも献身的にお世話をしてくれたので、寝たきりでも床ずれもなく、歯もしっかりしていて毛もフサフサで毛艶もきれいな17歳でした。

まるで寝ているように。
子供のような穏やかな顔で逝っちゃった。




生前、気にかけてくださった皆様ありがとうございます。

年末にこんな悲しいことが起こるとは全然思っていませんでした。

今年最後のブログがこんな内容になってしまいましたが、皆様 良いお年をお迎えください。






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最終更新日  2011年12月31日 23時20分02秒
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