日本史炸裂！！！

☆最強の征夷大将軍を語る

盾で、お鍋のふたってありました。

そんなもの使えるかって、思えるけど。

実際にお鍋のふたを使った人がいる。

・・・

塚原朴伝。

・・・

知っている人は知っているだろうけど、宮本武蔵に襲われた朴伝は、

鍋のふたで、武蔵の剣をかわした。

・・・（史実ではないみたいですけどね）・・・

・・・

朴伝は最強と言われた剣士であった。

彼の秘伝は・・・「一の太刀（いちのたち）」という。

・・・

将軍の中にこの秘伝を伝授されたという将軍がいる。

室町幕府１３代将軍「足利義輝」。

・・・

噂で、義輝は一の太刀を授かったと言うが・・・

普段は顔におしろいを塗って、紅を付けてオカマ姿である。

そんなオカマを誰が強いと思えよう。

一の太刀を授かったなんてただの噂だろうと皆は思っていた。

・・・

そして、時がたち・・・

足利義輝は襲われる。

松永久秀の軍勢に襲われるのだ。

義輝は周りの部下達にこう言う。

「私は私で自分の身を守る。

お前達は私を守ろうとしないでよい。

自分たち自身の為に戦うんだ・・・」

部下達にそう伝えると、義輝は何十本もの刀を畳や廊下に突き刺した。

そして、敵が目の前に現れるのを待つ。

・・・

格好は公家の格好で顔にはオシロイが塗ってある・・・

気色悪ぅぅぅ・・・

・・・

敵が来たっ！！！

義輝は地面に刺しておいた刀をぱっと抜き取り、敵を一撃で切り倒す！！

まさに一瞬の出来事であった。

次に敵が現れる！！

義輝は、手に持っている剣を投げ捨て、違う刀を手に取り、刀を振る！！

ひゅん！！

また一瞬で敵のクビから血しぶきが飛ぶ！！

「強い！！」

義輝は実はほんとに強かったのだ。

襲い来る敵を次々に斬り殺す。

前後左右から来る敵をばったばったとなぎ倒す。

ななな・・・なんと２０人以上を斬り殺したという。

義輝は・・・

秘伝「一の太刀」を本当に使えたのだ。

オカマみたいな格好をしているくせにね・・・

想像してみてください。

殺し屋を切りまくるオカマ。

・・・

それでも将軍義輝は最後、やられてしまう。

・・・

残念。

・・・

歴史上、こんなにもまとめて２０以上を斬り殺したという事実はないらしい。

いるとしたら宮本武蔵だけだ。

しかし、武蔵は田んぼのあぜ道を逃げながら、追いかけてくるのを斬り殺しての２０人。

義輝は前後左右に襲いかかってくる敵を斬り殺しての２０人。

・・・

足利義輝こそが最強の将軍と呼ばれるにふさわしいのではないでしょうか？。

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