February 22, 2006
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前回 の続きです。

前回は多くのコメントを頂き、ありがとうございました。その体験談などからも、妊娠中は厳格な除去を行わなくても、回転食を心がけ、加熱を充分にするなど、調理法の工夫と食材選びをするだけでも、食物アレルギー・アトピー予防に最も重要ではないかと、ますます考えさせられました。


妊娠中の除去食の是非については、多くの見解が出ていますし、実際、どの時期から開始するのか、どの程度の除去をするのか、日頃の食生活の内容(除去していないとき)なども含め、出産前後の生活環境や育児法など、多くの因子が絡んで、厳密には答えが出せません。先生方の意見も分かれています。また、万が一、これらがまったく同じ条件の妊婦さんがいたとしても、赤ちゃん本人の体質が違うと思うので、それにより発症の有無や程度は千差万別であると考えています。


食物アレルギーの手びき改訂第2版 を書かれた先生が行った統計調査では、アレルギー素因をもつ児で(第2子)、妊娠8ヶ月から生後8ヶ月まで母子とも卵を完全除去したら、5歳までにアトピー性皮膚炎と喘息が約1/2~1/3に減少したそうです。ただ、この統計が15年から20年前のものであり、当時のように卵・乳が主なアレルゲンであった時代と異なり、マルチアレルゲンである子供が急増している現代、このデータで対応できないこともあるようです。つまり、卵だけ除去しても、他の食材で生や半加熱品を食べていたり、偏った食品を食べていれば、結局、予防法にはならない可能性が高いからです。


そのため、まずは妊娠中は赤ちゃんを無事に生むことを優先的に考えることが重要だと思います。そして、除去食という食生活を考えると、精神的・肉体的ストレスがたまりやすい方は、 前回の提案 だけは少なくとも実行してもらいたいなと思います。回転食は無理のない範囲で、特にタンパク源だけ気合を入れるつもりで(笑)。

また、上のお子さんやご家族に食物アレルギーがある場合、家族全員とはいわないまでも、母親が除去食に準じた食生活を送っている場合が多いと思います(まったく同じでなくても…)。この場合は、それ以上、厳格な除去食にしてしまうと、母親への負担が高まるので、上のお子さんやご家族と同じ食生活を心がけるだけで充分だそうです。

ただし、そのお子さんやご家族とまったく別の食生活、または上のお子さんや両親にアレルギーはないけれども、その他の家族暦にアレルギー・アトピーがある場合で、外食・惣菜などの利用がメインの食卓の場合は妊娠初期から、できれば、妊娠を望んだときから、食生活の改善を行った方が良いそうです。

上記の統計が現代でもかなり信頼性があるものと考えて、妊娠8ヶ月から卵を完全除去をすると仮定します。しかし、それまでの食生活によって、まったく意味合いの異なるものになるそうです。つまり、上記でも書きましたが、上のお子さんやご家族にアレルギーがあって、日頃から食生活に配慮している妊娠8ヵ月と、まったく気にしていない食生活の妊娠8ヶ月は異なるそうです。そのため、まったく気にしていなかった人は、この統計にもあるように完全除去食をむしろした方が良いのでは?という話でした。でも、日頃からしている人は、そういう背景から、厳格さは必要ないのでは?というように考えられてきているとのことでした。

ただ、あとは母親の気持ち次第ではないかと思います。除去をしていないことの不安に駆られて眠られないようであれば、精神安定剤的にやった方が良いと思うし、そうでない場合は、除去食対応に準じた食生活で…と。あとは本当に生まれてくるお子さんの体質如何で、私たちにはどうしようもないことだと思います。どうしても気になる場合は、上のお子さんのアレルゲンを極力控えることが良いそうですが、マルチアレルゲンの場合はすべてに対応が不可能だと思うので、回転で食べる頻度を調節したり、食品の質に注意をしたりすることが重要だと思います。

さらに、上のお子さんやご家族にアレルギー・アトピー体質がある場合、どうしてもその体質は遺伝していると考えた方が良いそうです。それが発症するかどうかは、そのお子さん自身の体質と食生活、生活環境などの複雑な因子が重なるので、なんとも言えませんが、それをいかに発症させないか、または発症しても、早期発見・早期対策ができるかどうかが、早期改善へのポイントとなるようです。つまり、どの程度の症状で病院に連れて行くか、どの症状のときにどのような病院に連れて行けばよいか、どの症状のときはどういうスキンケアをすればよいか、食生活の改善はないかなどをチェックするために食事記録をつける、環境整備をするなど、そういう対策が少しでも早くできるかがポイントだそうです。

もちろん、ある程度気をつけていても、うちの例のように、下の子が重い場合も少なくありません。ただ、上の子で親も数年経験を積み重ねている分、早期対策がしやすくなっているので、落ち込みはするものの、ショックからの復帰までは早く、今後何をすればよいのか、判断がつきやすいというメリットがあるのかもしれません。とはいえ、今も日々試行錯誤です。上の子で経験していない問題に直面するのですから… 参考までに、産後と違って、胎児は目に見えないものだから、自分に甘くなり、私は大口たたけませんが、妊娠中も完璧な食生活ではありません(笑)。その反省を込めて、前回の注意点を書いたわけなので…(笑)


ところで、昨年、妊娠中・授乳中の除去食は意味がなく(ただし、授乳中は明らかなアレルギー症状がある場合は除く)、卵や乳、ファーストフードなどを多く摂取している方が、アレルギーやアトピー性皮膚炎になりにくいとの 学会発表 がなされました。しかし、これは他の方が書かれていますように、統計の取り方にかなり疑問点を感じますので、私個人としては、あまり意義のないものと考えています。

また、上記の研究機関では、ファーストフードを食べていたら、アレルギーの発症率が抑えられたというような発表でしたが、その直後に、海外の調査では、ハンバーガーをたくさん食べることにより、ぜん息などアレルギーを悪化させるとの発表があり、ファーストフードがアレルギーに関与している可能性を示唆して、 欧州の医学雑誌専門誌 に掲載されました。上記と反対の見解ですが、私にはこちらの方がまともなように思います。

ニュースソースは こちら 。ただ、いずれ削除となる可能性がありますが。

上記を読むと、「除去食は必要なの? 反対なの?」となりますが、日頃の食生活により、除去の程度が異なること、回転食を心がけ、上のお子さんに準じた食生活、調理の工夫をしている場合は、厳格な除去は医師の指導と親次第と考えているというのが、私の結論です。でも、上記で書いたように、あくまで体質依存なので、予防法の1つの提案であり、なんら責任は負えませんので、ご理解をお願いしいます。また、多くの方の体験談を読んでも、予防効果に関しては、見解が分かれていたと思います。

次回は出産直後の赤ちゃんへの対応を書きたいなと思います。最初の日記内のコメントで書いたので、あくまで書く必要性はないかもしれませんが(笑)。記録として…





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Last updated  February 23, 2006 02:31:30 AM
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子の体質がおおきいですよね。  
祥585  さん
親の努力より、子の体質のほうが影響力が大きいと感じています。

上の子のとき、どんなに頑張っても、アレルギーは強かっただろうと思います。
でも、症状を緩和させることはできただろうなとも思います。

自分が納得いく範囲で、がんばってみるのがいいですよね♪

3人目のとき頑張ります(笑)

(February 23, 2006 07:09:16 AM)

基本的な質問で  
申し訳ないのですが、アレルギーというのは完治するものなのでしょうか?それとも一生付き合っていかなくてはならないものですか?もし直らないとしたら卵や小麦に対してアレルギーがある場合、一生それらの食品を排除しなければならないのでしょうか。 (February 23, 2006 08:21:57 AM)

Re:子の体質がおおきいですよね。(02/22)  
chika♪♪  さん
>祥585さん

>親の努力より、子の体質のほうが影響力が大きいと感じています。

その可能性が高いですよね。納得いく範囲で努力して、3人目ぜひ産んでください。楽しみにしています。

>Naomismさん

>アレルギーというのは完治するものなのでしょうか?それとも一生付き合っていかなくてはならないものですか?

完治はしないと思います。一生付き合っていく問題だと思います。しかし、成長とともに、小麦や卵などは症状なく食べられるようになります。これを寛界といいますが、普通はこれをもって完治といってます。

しかし、大人に向かうほど、受験や就職などのストレス、人間関係のストレスが出てきます。また、外食の機会も増えます。徹夜などで無理することもあるでしょう。そのときにまた発症する危険性はあります。だから、自分がどの程度のストレスや疲れで発症しないか、どの程度、普通の食生活で発症しないか、それを見極める能力を子ども自身が学ぶことが重要だと思います。それまでは親がヘルプして。

つまり、アレルギーといかに上手に付き合っていくかで、普通の生活は充分に送れるし、毎日の生活を楽しむことも充分できると思っています。 (February 23, 2006 08:37:48 AM)

Re[1]:子の体質がおおきいですよね。(02/22)  
chika♪♪  さん
>Naomismさん

>成長とともに、小麦や卵などは症状なく食べられるようになります。

とは書きましたが、例えば、大人まで残るものも一部あるのは間違いありません。魚、ナッツ類、ゴマ類などは大人まで残りやすし、野菜や果物、そばなど、年齢が高くなってから発症しやすくなるものもあります。特に、野菜や果物などは、大豆もですが、花粉症との関連で発症することも多いです。これを口腔アレルギー症候群といいます。 (February 23, 2006 08:40:44 AM)

Re:アレルギー予防を考えた妊娠中の除去食の必要性は?(02/22)  
やはり、回転食が一番大切なのかなって思うようになりました。
和食中心でなるべく添加物の入っていない物を食べて、早寝早起きして(これは無理かも(^_^;))適度な運動をて・・・。
一般的に言われてることを普通に出来ているときが、
アレルギーが安定しているような気がします。
あくまでも、私のアレルギーの場合ですが。

でも、子は宝なので、
アレルギーであっても、どんな障害があっても、
お腹を痛めて産んだ子は可愛いですもんね♪
今まで、アレルギーだから・・・とかって一歩引いてたような気がします。

前向きに2人目考えてます、真剣に(笑)
今、ゆぅの湿疹が安定してるからそう思ってるのかも知れないんですけどね(^^) (February 23, 2006 10:57:33 AM)

いまさらですが、とても参考になりました♪  
きよっぽ さん
2人目がうまれて、もうすぐ1ヶ月です。
いまのところ、目だった皮膚症状はでていないのですが、長男のときも、ちょうど2ヶ月になったころにはじめて目に見えるものがでてきたので恐る恐る野毎日です・・もちろん、除去食がんばっています!!

妊娠中の食事については、長男の主治医に相談しつつ、除去に準じる形でやっていたのですが、新生児への対応については、chikaさんに随分相談にのっていただいたので、このような形でまとめていただいているものがあると、ほんと、みんなの参考になると思います!!!

新生児への対応は、田舎の小さい産院だったので、治療用ミルクを特別に与えてもらうことができましたが(0日目は新生児室でのお世話だったので・・)、それでも、先生は、『除去すると余計反応するって言う発表があったよ~。除去しなさいって言ってた先生はそれ知らないんでしょ~』っていわれて。(><)自分の中で、長男のときの対応と、よくなってきている現実があったので、信じるものがあったから『そうなんですか・・』といっておいたけど、そうでなければ、医師によって指導が違う現実に、また、惑わされたかもしれません・・。その先生も『結局何を信じるかなんだけどね。それだけおくが深くてわかってないことが多いから』といってました。難しいですね。

退院後は幸い、いまのところミルクを足さずにこれてますが、またまた、除去しながら微量の混入があるかもしれない母乳よりも、この治療用ミルクをあげてるほうがいいのでは?などとくじけそうになったりしています(汗)・・・特に、上の子のぐずりと同時になったときなどに。 (February 23, 2006 11:03:33 AM)

ふたたびきよっぽです  
きよっぽ さん
さっきの書き込みのタイトル、
『いまさら・・』というのは、なんかニュアンスが変でした・・・。気分を害されないかとおもってフォローコメントです。

今さら・・ではなく、なんていうのでしょう(笑)自分にとっては復習の意味でも、というようなことをお伝えしたかったのです。

言葉足らずでごめんなさい~ (February 23, 2006 11:06:48 AM)

Re[1]:アレルギー予防を考えた妊娠中の除去食の必要性は?(02/22)  
chika♪♪  さん
>ゆうまま♪♪さん

>やはり、回転食が一番大切なのかなって思うようになりました。
>和食中心でなるべく添加物の入っていない物を食べて、早寝早起きして(これは無理かも(^_^;))適度な運動をて・・・。

うちも早寝早起きは無理ですけど、上記のような食生活で、基本的な生活ポイントを抑えて、症状的に安定している状態が最もよいのだと思います。

>今まで、アレルギーだから・・・とかって一歩引いてたような気がします。

アレルギーがあってもなくても、反抗期とか、他の理由でも色々イライラしますけど、子はかわいいですものね。一歩引く必要性もないと思います。


>前向きに2人目考えてます、真剣に(笑)
>今、ゆぅの湿疹が安定してるからそう思ってるのかも知れないんですけどね(^^)

そういうときが本当の授かり時期かもしれません。うちもそんな感じでした(笑)。心に余裕がないときは考えられませんものね。うちもまだアレルゲンが多いけど、祥さんみたいに3人目を考えてみようかな(笑)。もちろん、アレルギー体質であるとは思ってますけど、何とかなるさ! きっと (February 23, 2006 11:14:17 AM)

Re:いまさらですが、とても参考になりました♪(02/22)  
chika♪♪  さん
>きよっぽさん

こちらこそ、いつもお世話になってるし、情報もいただいているので、感謝です♪

>いまのところ、目だった皮膚症状はでていないのですが、

とりあえず、様子見で、あと皮膚症状だけではなく、お腹の便の状態、夜泣きやぐずりがひどい日がないか(普通のよなきやぐずりとの区別と難しいけど、ある特定の食品を食べたとき)、肛門周囲の赤み、鼻水など、注意してあげて下さいね。


>新生児への対応は、田舎の小さい産院だったので、治療用ミルクを特別に与えてもらうことができましたが(0日目は新生児室でのお世話だったので・・)、

考え方は難しいけど、次回は上記を書かせてもらいますね(笑)。私もこれをした方が良いと思ってるから。 (February 23, 2006 11:22:12 AM)

Re:アレルギー予防を考えた妊娠中の除去食の必要性は?(02/22)  
2人目があったら、ぜひ参考にさせてもらいます。
まだまだ一人目のことで日々、手一杯ですが、健康な生活に近づきつつある我が家。この子のおかげであるとある意味感謝してます。
何も知らない頃の私に教えてあげたい・・・・。
保健センターなどでもこういう話をしてくれていたらなあと思いました。 (February 23, 2006 12:32:52 PM)

ほんと  
つなまよ さん
ほんと奥が深いアレルギーの世界。。。
私もちか氏のところと同様、下の方が比較的ひどい食アレのような気がしています。
そ、そ、(・∀・)ショックから復帰までははやいかも♪ある程度気をつけてたのに何故~ってショックはあるんだけどね・・・。
時間は戻せないから結果は結果だし、無理し過ぎない様にやるのが一番だね。
ただ、慣れてるとは言ってみても、上と下はやっぱり違って、それの見極めには頭を悩ませるんだけどねぇ!食費もかかるし(;д;) (February 23, 2006 01:10:42 PM)

奥が深い...  
私は今まさに妊娠希望で、ちょうど徐々にチビにゃんと同じ食生活に添っていこうかなぁと言うところなので、自然と良い流れに乗れればなぁと期待しています。
これだとストレスもないし、作る手間も逆に今より楽になるし、私たちは完全除去ではなく色々な食材を取り入れつつですが、基本をチビにゃんと同じにすればかなり粗食になるのでいいかなと(^_^)
あとはやっぱり、偏りすぎないとか加熱とか、基本だけどあまり知らなかった事が知れてためになりました! (February 23, 2006 02:52:07 PM)

Re[1]:アレルギー予防を考えた妊娠中の除去食の必要性は?(02/22)  
chika♪♪  さん
>たかりん2811さん

>まだまだ一人目のことで日々、手一杯ですが、健康な生活に近づきつつある我が家。この子のおかげであるとある意味感謝してます。

アレルギー・アトピーっ子は、自分の将来の健康のみならず、親の健康まで考えて生まれてきているといいます。きっとその思いをたかりんさんなら、受け止めてくれると思って、たかりんさんのもとに着たんだと思います。

二人目は今の生活に慣れ、落ち着いた頃でないと考えられないと思うけど、戸惑いながらも、きっと徐々にいろんなことが見えてくると思うので、徐々に落ち着いた生活になると思いますよ(笑)。 (February 23, 2006 03:20:40 PM)

Re:ほんと(02/22)  
chika♪♪  さん
>つなまよさん

奥深すぎて、何度書くのを途中でやめようかと思ったよ(笑)。自分はいったい何を言いたいんだって! 除去しろとも言わない、除去するなともいわない、とても中途半端な感じだけど、これがきっと肉体的・精神的負担が最も少ないだろうなと… 
もちろん、上記は妊娠中のことであり、授乳中になると、豹変するけど(笑)。でも、自分の考えもまとめたかったので、良い機会となってます。


>ただ、慣れてるとは言ってみても、上と下はやっぱり違って、それの見極めには頭を悩ませるんだけどねぇ!食費もかかるし(;д;)

もちろん、同じだよ~ タイプが違うから悩むしね… 一方は即時ではないけど(たぶん、重篤症状は出ないタイプ)、一方は下手すると、重篤症状が出る可能性もある(まだ出ていないけど、0%ではない)、見極めまでが時間かかりました。2年近くね(笑)。他にもどんどんアレルゲンが増えたり、そのアレルゲンも数日後に発症するから気づかないって! 気づく頃には、即時型に変わったり… こんなのばっかりで、下は悩ましいですよ~

お互いがんばろうね。食費はかかるね(笑)。笑ってごまかすしかない(笑)。 (February 23, 2006 03:27:48 PM)

Re:アレルギー予防を考えた妊娠中の除去食の必要性は?(02/22)  
ゆんたく★  さん
回転食は重要なんですね。
なかなか出来てないですが。。
私は2人目は諦めましたが(アレルギーが発症する心配というより、自分自身のアトピーの問題で、)アレルギーがあっても子供はかわいいので、もし2人目できたら頑張りたいです。
アレルギーは食費がかかって大変だろうけど。。 (February 23, 2006 03:30:23 PM)

Re:奥が深い...(02/22)  
chika♪♪  さん
>子育てにゃんママさん

>これだとストレスもないし、作る手間も逆に今より楽になるし、私たちは完全除去ではなく色々な食材を取り入れつつですが、基本をチビにゃんと同じにすればかなり粗食になるのでいいかなと(^_^)

これまでのにゃんママさんの日記や治療方針などを拝見して、それが一番のアレルギー予防であると思ってます。無理のない自然のあるがままの食卓。そして、加熱と回転の基本だけ。

念願かなうといいね… 予感的には、まもなくかも(笑)。私、他人に対する予感があたりやすいようです。な~んてね。こうのとりさまに一緒にお願いしておきますね。 (February 23, 2006 03:31:06 PM)

Re[1]:アレルギー予防を考えた妊娠中の除去食の必要性は?(02/22)  
chika♪♪  さん
>ゆんたく★さん

>回転食は重要なんですね。
>なかなか出来てないですが。。

野菜などはなかなか難しいので、週ごとの回転とか、大まかには季節ごとの回転(旬の利用)などでも充分な場合がありますが(体質によります)、タンパクだけは、なるべく続かないようにした方が新たなアレルゲン予防には良いと思います。ただ、食べられる品種が少ないと、きちっとした回転は難しくなることもありますが、2日連続して食べたら、1日は休むとか、そういう工夫を少しすることが需要だと思います。 (February 23, 2006 04:17:31 PM)

Re:アレルギー予防を考えた妊娠中の除去食の必要性は?(02/22)  
麻沙子813  さん
chikaさんのかかれている事全く同意です。
アレルギーの素因がある場合はやはりとりすぎに注意だと思います。うちの子はIgEも高く喘息もアトピーもあるアレルギー子ですが、牛乳のアレルギーはありません。私が牛乳嫌いで妊娠中もほとんど飲んでなかったからかなあと思います。
日本ではアナフィラキシーをおこすので有名なそばは昔から食べ続けられてますし、イタリアはトマトが一番のアレルギーを起こすもので、アメリカではピーナッツバターの摂取量が多いのでピーナッツのアレルギーが一番多いと思えばやはり回転食が重要だと思います。
ファーストフードを食べている母親がなりにくいという学会発表については統計の取り方ももちろん疑問だし、アレルギーの素因がない人は何を食べ続けてもアレルギーをおこさないですね。何を食べてもお肌がきれいな子はたくさんいますしね。でも食は三代たたるといいますからファーストフードを食べ続ける人の孫の世代に影響を与えるかもしれませんね。 (February 23, 2006 10:49:42 PM)

Re[1]:アレルギー予防を考えた妊娠中の除去食の必要性は?(02/22)  
chika♪♪  さん
>麻沙子813さん

>chikaさんのかかれている事全く同意です。

ありがとうございます。

>日本ではアナフィラキシーをおこすので有名なそばは昔から食べ続けられてますし、イタリアはトマトが一番のアレルギーを起こすもので、アメリカではピーナッツバターの摂取量が多いのでピーナッツのアレルギーが一番多いと思えばやはり回転食が重要だと思います。

スイスはセロリ、イスラエルはモモ、ナッツ、紅茶をよく飲むスリランカ(?)では、紅茶が主なアレルゲンであったりするそうです。やはり、常食しているものが、アレルゲンとなりやすいようです。

>でも食は三代たたるといいますからファーストフードを食べ続ける人の孫の世代に影響を与えるかもしれませんね。

最近は2代であることも珍しくないようです。母親がよく食べていたものを親子2代、または3代で中和すること(=アレルギーとして発症すること)で、子孫を守るような形になるのでしょうね。この場合は、強いアレルギー症状というより、じわじわっとくるアレルギーだそうで、主食である米にアレルギーが増えてきたのもそういうことかなと思います。数世代前よりは米を主に食べていること、それよりも品種改良がすすんだものを多食してることなど… おいしいもの・便利でお手軽なもの(惣菜など)を追及した結果かもしれません。 (February 24, 2006 09:41:49 AM)

Re:アレルギー予防を考えた妊娠中の除去食の必要性は?(02/22)  
つるこ215  さん
訪問・アドバイス有難うございました。
日記、大変参考になりました。
いままでの自分の無知に恥ずかしくなりました。
これからは娘のことを考え、こちらを参考に母乳に良い食事に代えていこうと思います。
(February 25, 2006 03:19:16 AM)

Re[1]:アレルギー予防を考えた妊娠中の除去食の必要性は?(02/22)  
chika♪♪  さん
>つるこ215さん

>これからは娘のことを考え、こちらを参考に母乳に良い食事に代えていこうと思います。

なれない食生活は大変ですが、娘さんのお肌が1日でも早く良くなるように願ってますね。地道ですが、頑張って下さい。 (February 25, 2006 02:47:40 PM)

貴重な情報ありがとうございます。  
safetyfood  さん
私は仙台市近隣の多賀城市在住の佐伯龍夫と申します。月1回仙台駅近くのビルで「食品表示の見方」について消費者向セミナーを開く予定です。私は中小食品製造会社に最近まで勤めておりましたので、法・行政指導と実際の表示とのズレがあることを知っております。中小企業には、正しく表示するための知識を持つ人材がいない場合があることも要因の一つです。私にも生活がありますので、行政や業界をあからさまに敵に回すような活動はできませんし、個人の活動では潰されるか無視されるかというのが実感です。クローズのセミナーで主にアレルギー表示の真偽を見分ける方法をお伝えし、セミナー参加者からご質問・ご意見を頂きながら、お役に立つ情報の開示方法を考えていきたいと思います。
次回は3月下旬を予定していますが、告知はご理解頂ける皮膚科医院の待合室に掲示をさせて頂くことを考えています。これからも参考にさせて頂きます。ありがとうございました。 (February 26, 2006 11:22:24 AM)

Re:貴重な情報ありがとうございます。(02/22)  
chika♪♪  さん
>safetyfoodさん

私のブログで役立つことがあれば幸いです。
ぜひ、地道な活動だとは思いますが、心より応援しています。
(February 26, 2006 03:58:16 PM)

Re:アレルギー予防を考えた妊娠中の除去食の必要性は?(02/22)  
.:*あぃら*:.  さん
2人目と考えてるんですが、やっぱりなかなか踏ん切りがつかないですね。
自分が働いていた病院が回転食を踏まえた食事指導していて自分もそれを一人目の時出来る限り実践してました。
が今、卵メインの牛・豚が出始めています。
やっぱり遺伝と考えるべきなのですかね。
両親類にはアレルギー体質の人いいてないのですが、潜在的にもっているのか・・・。

大阪と言う土地も医者に言わせたら原因の一つだそうです。キレイな空気。新鮮な食べ物・ストレスのない生活。
今の生活では到底たどり着きませんがw (February 27, 2006 01:15:20 AM)

Re[1]:アレルギー予防を考えた妊娠中の除去食の必要性は?(02/22)  
chika♪♪  さん
>.:*あぃら*:.さん

>両親類にはアレルギー体質の人いいてないのですが、潜在的にもっているのか・・・。

先生が言われていたのは、アレルギーがなくても、幼少の頃からよく食べていたものでアレルゲンになりやすいもの、例えば卵や肉類を、私または私の親世代が自分の気づいていない状態で体に負担になってるとき、それを親子2~3代でわかちあうといわれていました。上のコメントにもありますが。つまり、自分の体を中和するために、子世代か孫世代にアレルギーとして出るってことらしいです。

まあ、それが親にアレルギーがなくても、アレルギー体質的に遺伝しているってことなのかもしれませんけど。だから、すべての子どもに出るかどうかわかりませんよね。可能性はあるけど… このあたりが難しいです。

あとは生活環境(住む場所)が大きく影響するのも聞いたことがあるように思います。都会だとどうしてもでやすいそうですね。この場合は、食生活が云々でもないし。

難しいですね。


(February 27, 2006 07:57:25 AM)

Re:アレルギー予防を考えた妊娠中の除去食の必要性は?(02/22)  
モッコロロ  さん
実は私、妊娠中は何も考えずに卵をガンガン食べていました。料理をするのも面倒な時、卵とじ、卵かけごはん、卵入りお味噌汁…考えただけでも、1日1個以上摂取の日がたくさんありました。
考えてみると、ダンナはアレルギー家計。ウチも実弟が未だにひどいアトピーで悩んでいるのに、なんでもっと早く調べて対策しなかったんだろうと後悔です。

正直、妊娠中はアレルギーの事も気にはなっていたのですが、あまり神経質になりたくなかったのと、対策なんてしなくてもってどこかでアレルギーを甘く見ていましたね。

数年内に第二子をと考えているので、参考にさせて下さいね!

あ、あと大人になっても治らないアトピーってもう難しいのでしょうか? (February 27, 2006 10:44:47 PM)

Re[1]:アレルギー予防を考えた妊娠中の除去食の必要性は?(02/22)  
モッコロロ  さん
ごめんなさい。
アレルギー家計→×
アレルギー家系です^^; (February 27, 2006 10:45:52 PM)

Re[1]:アレルギー予防を考えた妊娠中の除去食の必要性は?(02/22)  
chika♪♪  さん
>モッコロロさん

これまでの反省や娘さんの治療経験は次のお子さんのときに生かして下さいね。あとは、生まれてくるお子さんの体質如何だと思います。

>あ、あと大人になっても治らないアトピーってもう難しいのでしょうか?

改善という意味でしょうか…
大人の場合、食事面や環境面のみならず、精神面・体力面が大きく関与します。仕事や人間環境のストレスはもちろんのこと、どうしてもストレス発散で暴飲暴食することも増えるし、食事の時刻が不規則だとか、睡眠不足になるほど、仕事したり、勉学にや趣味に励むこともあると思います。そのストレスと肉体的疲労も関与し、さらに、例えば、食事療法で改善を目指そうとすると、一時的には改善するんだけれども、食事が一緒にできないことで、周囲との人間関係がギクシャクすることもあります。また、厳密に調べれば、米や麦の主食が関与してることも多く、徹底的に治そうと思えば、数年社会から離れるくらいでないとなかなかメンタル面の影響が大きくて、ストレス性の悪化を招いたりすることもあるようです。

上記は極端な場合かもしれませんが、やはり、休めるときは休む、食生活には注意をする、精神的にストレスを発散する方法を見つける、環境整備もできるだけ気をつける、ということが、アレルギーやアトピーと上手く付き合う方法かもしれません。治すというより、最低限の症状でいかに上手に生きていくかということなのかもしれません。

ピンとする答えではありませんが、そのように思ってます。 (February 27, 2006 11:14:28 PM)

Re[2]:アレルギー予防を考えた妊娠中の除去食の必要性は?(02/22)  
モッコロロ  さん
chika♪♪さん
ありがとうございました。
そうです。大人になってからの改善です。すみません^^;分かりにくくて。

弟のアトピーがもうずっとひどくてかわいそうなんです。
受験の時も痒みで勉強に集中できなかったりと、集中力に欠けたり、これをアトピーのせいにするのはお門違いかもしれませんが、数年彼女もいないみたいだし、結婚できるのか?とかいろいろと心配してしまって。本人からすると大きなお世話ですよね^^;

ストレスと食生活は弟にピッタリと当てはまります。不規則な仕事だし、ジャンクフードが好きだし。これではやはり厳しいですね。
本人が本気で治したいと思わない限り。
ありがとうございました。 (February 28, 2006 11:21:36 PM)

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