【不眠症カフェ】　Insomnia Cafe

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2007.08.01

宗教は恐ろしい　パート２

テーマ：世界の歴史(88)

カテゴリ： 🔴 C 【文化・歴史・宗教】

七詩さんよりのコメント
＞同感ですが、宗教のかわりに何がくるかというのも問題です。科学や合理主義ならよいのですが、迷信や疑似科学がくる場合も多い。なにしろ人間の脳容量は縄文時代も今日も変わっていないのですから、人間は完全に合理主義に徹しきれるものではない。昨今の、霊がみえるのだの前世がどうなのという番組が大流行の現状には、一種の知的衰退を感じますしね。それに現世利益以外の宗教はバカにしているように見える中国ではしばしばわけのわからない宗教反乱がおきて王朝が滅亡したりしています。
＞宗教というか宗教的なものといかにつきあうかというのも大きな問題ではないかと思います。そうしてみると、日本のぬるい適当な宗教風土なんか一種の成功例なのかもしれません。
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●以下は、この七詩さんよりのコメントに対する私のご返事である。
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私は、人間にかならずしも宗教が必要だとは思わないのですが、その私も宇宙という荘厳な存在に対しては、尊敬に近い気持ちを持っており、これも宗教的な感情と近似しているのかも知れません。

私は、宗教は死を恐れる、自己責任を恐れる人間の弱さをカバーするものとして存在してきたもので、本来は科学が宗教に代わって世界の説明を刷るべき存在なのですが、この人間の弱さがある限り、疑似であろうと、高等であろうと、『世に宗教のの種は尽きまじ』では無かろうかと考えます。

タラナイさんからもコメントをいただいた。
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まったく、おっしゃる通りだと思います。
日本では、キリスト教は愛の宗教みたいなイメージがあるようですが、実際は、異教徒と異端者の虐殺の歴史です。
キリスト教のアンチテーゼとして出現したマルクス主義も、一神教としての性格はなんら変わりません。これも、スターリン、毛沢東など、血の粛清を招き起こしました。
そう考えてみると、これから必要なのは、東洋的な汎神的世界観かもしれないですね。
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●このタラナイさんのコメントに対する、私のご返事である。
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本当にキリスト教の歴史は、異教徒と異端者の虐殺の歴史ですね。
私も、アミニズム的な発想が必要ではないかと考えています。

それでも一神教の世界が正しい、一神教が世界を支配するのだ、ということであれば、一神教が多数あるのではなく（笑）、「統一一神教」（とでも呼称するかな？）にしてもらいたいですね。

ユダヤ教・キリスト教・イスラム教はもともと同根なのですから、「無理をすれば」統一も可能かな？と思うのですが、（可能なわけは無いか？）、仏教徒にとっては、とても受け入れられないものですね。