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2009.06.08

フランスのレジスタンス

(3)

テーマ：考えたこと　想い出したこと　読んだ本(435)

カテゴリ： 🔴 C 【文化・歴史・宗教】

Bonbon さんは、私が[「ランスのレジスタンス活動なんて、それほど大したものじゃなかったはずだ」というと、ムキになって反論する
まあ、いちおう、そ～ゆ～ことにはしておいたけれど、やっぱり納得は出来ない(笑)
そこで、bonbon さんをもっと怒らせようという邪悪な意図で (笑) 、フランスのレジスタンスについて触れた過去ログを紹介する

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先ず、有るブログに、パリ陥落の次第を簡略に説明してもらおう
●パリ陥落
ヨーロッパ　フランス共和国　AD1940　
　1940年6月19日のドイツ軍によるパリ占領。1944年8月25日のパリ解放までこの状態が続く。1939年9月3日フランスはドイツに宣戦したが，以後7カ月間，フランス側のマジノ線とドイツ側のジークフリート線を挟んで積極的な戦闘活動のない，いわゆる〈奇妙な戦争〉が続いた。しかし1940年5月10日，ドイツが電撃戦を開始するや，スダン（セダン），アルデンヌの森，フランス・ベルギー国境が突破される。マジノ線に対する信頼が脆くも崩れ，ドイツ軍の殺到を前にしたレイノー内閣はパリの無防備都市宣言を行い（6月11日），政府をトゥール，次いでボルドーに移転する（14日）。パリ陥落の翌々日，海外領土からの抗戦を主張するレイノーは首相を辞任し，全面的休戦論をとるペタンが17日に内閣を組織。同日，ド＝ゴールはロンドンに渡る。22日には，1918年11月11日の第一次世界大戦休戦協定調印と同じコンピエーニュの森でフランスにとって厳しい内容の休戦協定がドイツとの間で結ばれた。

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さて、パリ在住のぴーたろーさんが、私の「私は今まで自分の戦争体験を何も日記に書いていないことに気づいて、はっとした」という昔の過去ログにコメントしてくれた内容をコピーしてみる

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ぴーたろーさん
Re:戦争体験をしゃべる人

私の父は戦争中は大陸におり、終戦でシベリア抑留となりましたが、いろいろと話してくれましたよ
今思うと、子供に聞かせてためになる話が多かったですね
映画の作り物よりは、自分の話を聞けという
結構客観的で、それにどんな辛い体験であっても、すべて人生の肥やしだという前提なので、聞いて恐ろしいと思ったことはあまりありませんでした
でも、人によっては辛くて思い出したくもないことだからねって「北支ではさぁ」「捕虜ん時にねェ」と話が延々と一時はシベリアに行きたがって、ペレストロイカに乗じてヴィザを申請したけど下りなかったし（場所によっていろいろあるので）、個人旅行も受け入れがないと無理なので、あきらめました
同行する予定だったので、パリでもロシア人の友人に情報集めを手伝ってもらったりもしたのですが、ダメでした
今はもう80をとっくに過ぎましたから体力的に無理

フランス人に「日本人は私たちがいまだにドイツ人を好ましく思わないように、アメリカ人を憎くおもわないのか？」ときかれたので、確かに、戦争中は鬼畜米兵であっても、戦後はそうじゃなかった
生活も向上したし
中国人は日本人を今でも鬼というし、朝鮮のほうでも日本はずっと敵国ですからね
それを父に聞いたら、
「フランス人は、てめェ達がおめおめと占領されてたんだろ？こっちは立場がドイツ人と同じだったんだ　侵略していったのはこっちなんだよ　だから仕方ないんだ」
と、あっさり、はっきり、すっぱり
父は当然ロスケ（笑）に対しても遺恨は持ってません
パリに来た時にアエロフロートのスッチー（か？あれは？）にロシア語で話しかけて嫌がられてたそうな（笑）
「オレのロシア語はやっぱりニコヨンの言葉なんだね」って

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＞ぴーたろーさん

う～～ん
ぴーたろーさんのお祖父さんらしくて気っぷがいいや
その通りよ

フランス人なんてことあるごとに「レジスタンス」「レジスタンス」なんて全国民が大抵抗したみたいに言うけれど実態は大したこと無いらしいよ
開戦からわずか一ヶ(月)で、やすやすとパリ入城を許して
国際的最速記録じゃないか (笑)
ポーランド人のワルシャワ蜂起を見てご覧なさいよ
ワルシャワ市民があのころ無敵のドイツ軍に囲まれながら一ヶ月近くも抵抗
それから、ワルシャワのユダヤ人ゲットーの蜂起も同様
両方とも、ほぼ皆殺しにあってるけれど
子供まで銃を持って戦ったんだよ
旧市街に立つ、鉄兜をかぶって銃を持った５・６才の少年兵の銅像など見ると本当に涙が出るよ
フランス人がレジスタンス映画ばかり作るのは、そんな自分たちが後ろめたくて、正当化したいからよ

(alex99注　確かにアエロフロートの女性客室乗務員がスッチーと言えるかどうか？ (笑)
疑問の余地はある）
（ロスケと言う言葉がわからない人も多いだろう　これは露助　つまりロシア野郎という蔑称）
（ニコヨンも若い人にはわからないだろう　昔は土方仕事の日給が240円と決まっていた時代があって、そこから土方の方々 (笑) のことをニコヨンと　まあ、蔑称と言えるかも知れない）

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ぴーたろーさん
レジスタンス運動がたいしたことがないというのは、たぶんそうだと思っていました
それと、レジスタンス運動の一派（もしくは主流派）は明らかにイタリアマフィアの血脈が流れていたと私は思う
あの映画「フレンチコネクション」で描かれた麻薬密売ルートは大戦時のレジスタンス
運動の功労で戦後、ドゴールに認知させた地下資金ルートとして温存されたものだ麻薬で稼いだ泡銭がドゴールの政治資金のファンドを形成した理由はさもありなん
ドゴールがフランス開放に彼らレジスタンス運動の神輿で担がれてでてきた事と
裏腹だろう
その程度のものだと踏んでいた

（alex99注　そういえば、例の私の「フランスのマダム」もフランス人ながら、姓はイタリア系
というのも、旦那がイタリアのマフィアだから） (笑)
フランスのノアール系の土台は、イタリア・マフィアらしい）

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alex99さん
＞Re:戦争体験をしゃべる人
＞
＞＞ぴーたろーさん
＞
＞う～～ん
＞ぴーたろーさんのお祖父さんらしくて気っぷがいいや

祖父さんじゃなくて、父さんですゥ

そ、フランス人、(ドゴール)将軍はさっさと逃げちゃってね、何がパリ解放で凱旋なんだ！
上陸作戦だって誰のお陰だと思ってんだよ！と、本当に思いますよ
アメリカに足向けてなんか寝られないんだからね～

しかし、イラクの一件ではドイツと手に手をとってアメリカに対抗して、それもそれでなんかスカッとしましたがね～

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この他に、こういうコメントも寄せられた
私とのリンクを一方的に四回も切った激怒の人(笑)、シャルドネさんである
一回目は、私が「共産主義にも、いいところがあった」と七詩さんと話していたら激怒
二回目は、私が「手塚治虫は、それほどの大天才かな？」と書いたら激怒
三回目は、シャルドネさんが外国為替の予想を書いていたので「その値は、何時のものですか？　それがなければ、予想値も無意味」と書いたら激怒 (笑)
四回目は、ちょっとど忘れ

その高度なIQに対して、EQの方は少し低いかな？と思うシャルドネさんだが、楽天で最高クラスのIQの持ち主であることは間違いないだろう
また、復縁をもちかけてみるかな？ (笑)

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シャルドネ☆さん
自分の父親は、手榴弾を二個もって戦車の下に潜り込むという訓練を毎日させられた事の怒りをなんどか自分に話をした事がありました
その時代の事を子どもに話す親は珍しかったですね
自分の父親も、滅多に話さなかったです
しかし、もうニ三年上の世代になると完全に沈黙するというケースが多いのでは
昭和２０年時点で何歳かというのは大きな差異を生じたという気がします
母親は、うちの日記のとうり看護婦で大阪港区の空襲直後に京都から救援活動にでてきたとの事です
川という川に水をもとめて死んだ人の死骸横たわりいくら潮が満ちひきしても海の
方から死骸が寄せてきたといいます
流された人の死骸が還流してくるのでしょう
水際で収容をいくらしても果てしなく続く作業のようだったと
それに医薬が皆無で、治療などまったく出来ない
ひたすらピンセットで背中などのガラス片を探るというレベル
看護婦の素養などほとんど役立ちもしない悲惨さだったとか

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ただし、フランス人とbonbon さんの名誉のために申し添えると、その後、自由フランス軍という軍隊を、ド・ゴール達が作って、連合軍と共に闘ったという話だ
どれほど、役に立ったかは知らないが (笑)

しかし、私から言わせれば、自国をおめおめと (笑) 占領された後で、どれぐらいレジスタンスしたり、自由フランス軍を組織しても、遅いっ！ていうの (笑)
先ず、最初にドイツ軍に簡単に負けるなよ！ってこと
一時は、世界に冠たる陸軍大国だったフランスが

ぴーたろーさんのお父さんの
「フランス人は、てめェ達がおめおめと占領されてたんだろ？　こっちは立場がドイツ人と同じだったんだ　侵略していったのはこっちなんだよ　だから仕方ないんだ」
と言ったというのが、なんとも、あっけらかんとして、罪悪感皆無で (笑)
むしろ気持ちがいい