Alice Boy's Pictures

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勇気とは

勇気とは

2006/7/26の日記より


映画は映画館でみるのが一番!
でもなかなかいけないので、ケーブルテレビでWOWWOW と ムーヴィプラスを見ることが多い。
帰宅して、長男と食事して、なんとはなしにTVのチャンネルを変えて、映画を見つけてはみている。
番組表のページめくって、放送開始の時刻を調べて見ているわけではないので、本編の最初を見逃して、途中から見ることも多いけれど、楽しんでいる。

昨夜は、ラッキーな夜で、いい映画を2本も見ることが出来た。


「Shall we Dance?」


「小説家を見つけたら」


長男には、次男のことでも、元パパのことでも、少年期から苦しい想いをたくさんさせてきた。

母の私にも、障害のある弟をもつ彼の苦しさは、本当のところ、汲み取りきれない。
そのうえ、彼は、「人前ではよいパパを装っていたが、家に帰れば、”障害があるんなら俺の子ではない”とのたまう父」と、「それに猛反発する母」を持ったのだ。
その苦しさは計り知れない。

私が元パパを「だめだこりゃ」と思ってからも長男はパパを求め続けた。
報われない息子の気持ち。

潰れてしまうのではないかと思った時期もあったが。イヤまだまだ苦しい時期は続くのかもしれないけれど、長男はグレルこともなく、充分にまともな青年になってくれたと思う。
二人で映画を見て、それぞれに感想を言葉にして、穏やかに時間をすごすことが出来て、私は幸せな母親だと思う。

勇気とは人を愛すること。友情に報いること。猛々しさのことではない。
アクションシーンもカーチェイスもない映画のなかで、リャード・ギアもショーン・コネリーも男らしく、かっこいい。


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