血液さらさら!みずみずしい肌を!

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脳梗塞で倒れた。その原因は、・・

一昨年は、歌手の西城秀樹さんが、今年は長島茂雄監督が脳梗塞で倒れた。
その原因は、サウナが大好きで長時間水も飲まずに入っていたことなどによる水分不足だったのではないかと言われている。
■脳梗塞は、脳の血管が詰まってその先へ血液が流れなくなってしまう病気で、詰まる場所によっては顔面や手足の麻痺、言語障害、歩行障害、意識障害などを起こしてしまう。昨日まで元気だった人が、突然発作を起こし、重篤な状態になることも少なくない。血液中の水分が不足すると、血液がどろっとして血管が詰まりやすくなる。脳梗塞は、午前中に起こりやすいと言われている。それは寝ている間に汗をかき、水分が奪われてしまうため、朝起きて水分を摂取しないでいると、どろどろとした血液が詰まって脳梗塞の発作を起こしてしまう可能性が高くなるからだ。また、睡眠中にトイレが近くなることを恐れて、寝る前は水分を控える人が多いが、そのために血液が濃くなり詰まらせてしまう原因にもなっている。
■糖尿病は体内のインスリン作用が悪くなって起こる病気。血糖値が上がり尿がたくさん出て血液濃度が高くなるため、喉が渇きやすくなる。水を飲むことは糖尿病の予防にもつながるため、摂取したほうがよい。ただし、カロリーがある飲料水や甘味料、スポーツドリンクなどには糖分が含まれているため、反対に病気を悪化させてしまう。水分の補給は、糖分が含まれていないものを飲むこと。
■女性に多い悩みのひとつである便秘。その原因のひとつに、水分が不足するため便が硬くなり腸のはたらきが落ちることがある。便秘を解消するには、朝起きぬけにコップ1杯の冷たい水を飲むこと。冷たい水が腸を刺激して便秘解消につながる。
■高血圧は塩分の過剰摂取によっても引き起こされる。余分な塩分を排出するために、水分を補給すると効果的だといわれている。
■秋になると意外と多くなるのが、痛風で、なんらかの原因で尿酸が過剰になってしまうと、それが針状結晶となって関節などに付着し、激痛を起こす病気が痛風なのである。つまり、尿の量が少なくなれば尿酸が排出されなくなり余計に痛風になりやすくなる。夏は汗を大量にかくため、尿量が減少しがち。その結果、尿酸が十分に排出されない状態となり秋に痛風発作を起こすことがよくあることです。これを解消するためにもやはり水分を摂取することは大切。また、尿量が少ないと尿路結石もできやすくなるため、水分を摂取して尿をどんどん排泄しよう。
テレビでマラソンの中継を見ていると、5キロ毎に給水所が設置され、選手は走りながら、給水ビンを取って飲んでいます。脱水を防ぐために水分補給をしているのです。マラソン選手の体重の減少はほとんど脱水なのです。風呂で亡くなる高齢者は一年に約1万4000人で、交通事故死者より多いが、原因は脱水が嵩じて溺死するといわれています。


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