ラウンド日記６（5/13～5/18）
今朝アルバニーのユースを発った。
出発した時はエスペランス行きのバスに乗れるかどうか確証はなかった。
でも一か八か。
5:00amに起床。そしてバス停のある鉄道駅に向かった。
今日は雨。
駅には6:00amに着いた。
そしてバスドライバーに席が空いているか聞いてみた。
そしてドライバーのおじさんは駅のオフィスに走って行き、
すぐに戻ってきた。
そしてWaginまでなら席があるから乗せて行けると言った。
でもそこから先は席が空くかどうかわからないから、
エスペランスに行けるかどうか僕は保証できないよ、と言われた。
私ってチャレンジャーなのよね。
行けるところまで行きたい、とドライバーに伝え
とりあえずWaginまでのチケットを買った。
バスが出発してからもドライバーのおじさんは、
2回ほどオフィスに問い合わせてくれた。
最初はやっぱり満席だった。
2回目に問い合わせたとき、ドライバーの表情が明るくなり、
ウィンクしてきた。
キャンセルが出てエスペランスまでの席が確保できたのだ。
ドライバーのおじさんに感謝！
あとで「どうなることかと思ったよ！無茶するな～！（笑）」と
注意されちゃった。
こうしてエスペランスになんとかたどり着くことができた。
ドライバーのおじさんにお礼を言ってバスを降りた。
時刻は5:45pm。さて。宿はどうしようか。。。
女の人が一人近づいてきた。
どこか行くならユースかバックパッカーズまで送ってくれるとの事。
ラッキー。リフトをゲット。なんだか今日はツイてるな。
その女の人に感謝！
バックパッカーズでおろしてもらい、チェックインした。
そこには日本人のバックパッカーが何人かいた。
そこでシーカちゃんに会った。
彼女はそのバックパッカーズで働いていた。
チェックイン時に中を案内してもらった。
そしておなかが減ったので、ラーメンを作って食べた。
そして日本人のコたちが料理を始めた。
お魚とご飯とサラダを作りすぎちゃったから、とおすそ分けをいただいた。
久々にお魚を食べてちょっと感動！
旅行中はめったにお魚食べれないから。。。
でも調子に乗って食べ過ぎてしまった。
はぁ～苦しい。。。（^^;）
★5月14日 エスペランス
今朝は7時半に起きてダイニングで朝食をとっていた。
すると南アフリカ出身のカレンが話しかけてきた。
「よかったら一緒に出かけない？」って。
マイケルが車を持っているので、彼とカレンとで近辺の観光に出かけた。
Blue Heaven Beach、Twilight Bay(11 mile beach)、そしてPink Lakeへ行った。
11 mile beachが遠浅でめちゃくちゃキレイだった。
ビーチでしばらく水遊びをした。
Pink Lakeは塩水の為、バクテリアの活動でピンク色になるらしいが、
私が行ったときはピンクではなかった。
薄～いピンクのような水色だった。少しガッカリ。。。
そしてお腹がすいてきたので、私とカレンはバックパッカーズに戻って、
サンドイッチを作って食べた。
ひと休みしてから、今度は近くのビーチに歩いていった。
シーカちゃんも仕事が終わっていたので、3人で出かけた。
芝生に寝転がって海を眺めていた。
カレンに聞いてみた。
「何で声かけてくれたの？マイケルは2人で出かけたそうだったよ。」
すると「二人きりはちょっとね。。。」と言ってウインクした。
なるほどね。
ちょっと困ったチャンだったのね、マイケルが。
そしてまた海を眺めていたら、イルカが泳いでいるのが見えた。
10頭くらいいたかな。
今日はなんてラッキーなんだろう。
近くに桟橋があったので、そっちへ歩いていった。
すると今度は桟橋の下にアシカが1頭いた。
グルグル桟橋の周りを泳ぎながら、獲物を摂っていた。
そして時々桟橋の上の私たちを意識しながらスイスイと泳いでいた。
人間慣れしているなぁ。でもかわいい。
イルカのことはすっかり忘れてアシカに夢中になっていたら、
だんだん日が暮れてきた。
そろそろ、ホステルにかえろうかー。
と、また歩いて宿に戻った。
今日は楽しかったなー。
★5月15日 エスペランスで釣り
今日は朝から洗濯した。
もう1週間以上も洗濯してなかった。
旅をしているとスケジュールによってはなかなか洗濯できないのよね。
たまった洗濯物を全部洗った。リフレーッシュ！
そしてランチの後、日本人の男の子二人組みと話をした。
今日チェックインしてきたらしい。
午後はシーカちゃん仕事がないので、昨日行った桟橋に4人で釣りをしに行く事になった。
なんと！4人で11匹も釣れたよ！
しかも私が釣ったのが一番大きかった。
でも変な形だった。背ビレが長く上に尖っていて、トロピカルでカラフルな配色。
体は黄色っぽい。食べれんのかなー？？？
近くにいた釣り人に食べれるかどうか聞いてみた。
「そのツノは触っちゃイカン！その部分は毒だよ」だって。
えええーっ！？
「でもツノを取っちゃえば食べれるよ。しかもなかなかイケル」と。
そして毒のツノを切り取って、バケツに入れた。
4人で11匹はなかなか大漁。今夜は久々に魚料理を食べた。
ホステルのみんなにもおすそ分けした。
私の獲った魚はヒラメみたいな味だった。
ほかのもみんなおいしかった～！
★5月16日 エスペランスですれ違い
今日はＳ太くんとＮ雄くんの車（フォルクスワーゲンのコンビ）が
２時に修理からあがるので、その後ピンクレイクを見に行こうという話になった。
でその後また釣りをしようと計画を立てた。
午後からシーカちゃんと一緒に二人の帰りを待っていた。
修理が長引いたようで、４時になっても帰ってこない。
待ちくたびれてシーカちゃんは銀行に行ってくる、と出て行った。
その後入れ違いですぐに二人が戻ってきた。
で、３人でシーカちゃんを迎えにまた出かけたんだけど、
見つからなかったのであきらめてまたホステルに戻った。
結局シーカちゃんが帰ってきてから、夕方頃にドライブに出かけた。
ピンクレイクは暗くてよく見えなかった。
ホステルに戻り、男の子二人はすぐに釣りに出かけていった。
いっぱい釣ってきてねぇ～！
私とシーカちゃんはでかけずに、オムレツを作って二人の帰りを待っていた。
なんだか、獲物を獲って帰る夫を待つ妻みたいだわ。。。
が、二人はなかなか戻ってこなかった。
９時過ぎて、あまりにも遅いのでシーカちゃんと二人を迎えにジェッティ（桟橋）に行った。
もうすぐジェッティに着く、という時にＳ太くんがコンビで追っかけてきた。
またしても入れ違い。
釣りに夢中で時間を忘れていたんだとぉー。
今日も収穫は１１匹だった。
★5月17日 アルバニーへ戻る
今日はアルバニーへ戻る日。エスペランスでは４泊した。
シーカちゃんは１０～正午まで仕事があるので、その前にLuckey Bayへ行った。
約１時間のドライブ。
曇っていたので、水の色がイマイチだったけど、なかなかよかった。
晴れていたらめちゃくちゃきれいだったと思う。
時間があまりなかったので、少しビーチであそんでからエスペランスに戻った。
帰り道に一台の乗用車とすれ違った。
そのときＳ太くんが、「あ、マルコだ」と車を止めた。
バックミラーの中ですれ違った車も止まった。
その車がバックしてきて横に並んだ。やはりマルコだった。
よく気がついたな～。お互いかなりスピード出てたのに。
マルコはイタリアン系スイス人で、３０代前半。
一人で世界中をいろいろ旅しているらしい。
エスペランスのバックパッカーズで１泊していたのでそのときに知り合った。
今日チェックアウトしてまたどこかへ行くらしい。
少し立ち話をしてから、「See Ya」とお別れした。
またどこかで会えるかもね。
そしてエスペランスに戻り、シーカちゃんの仕事が終わるのを待ち、再びドライブ。
今度はピンクレイクへ。今回は太陽の下、きれいな色のピンクレイクが見れた。
でもやはりピンクではなかった。
どうもこの時期はバクテリアの繁殖がうまい具合にいかず、きれいな色が出ていないらしい。
そして、シーカちゃんにお別れを言い、日が暮れる前にＳ太くんとＮ雄くんの車で
アルバニーへ向けて出発した。
私は今回リフト（彼らの車）をゲット。
ガソリン代だけシェアしてアルバニーへ戻れることになった。ラッキー！
暗くなると車内はものすごく冷えた。
彼らの寝袋を借りて着ていたが、かなり寒かった。窓は閉めててもね。
アルバニーまであと少し、というところでなにやらＮ雄くんがボソッと言った。
「アクセルペダルが戻らない」
え～～！？
そして何とかストップし、修理（応急処置）してから出発しようとしたら、
今度はイグニションの接触が悪くエンジンがかからない。
うーーーむ。
結局約１時間ストップしていたが、なんとかエンジンがかかり、出発。
そしてアルバニー市内にようやく到着。
ユースを探しつつ、どうしてもピザが食べたくなってしまったので、ピザ屋に入った。
軽く食べてユースへたどり着くとほとんど夜１１時。
まずいかなー、と心配しつつユースに入っていくとパトリックおじさんがちょうど出てきた。
「今張り紙をしようと思っていたんだ。心配したよ。」
とメッセージの紙を見せてくれた。
遅くなったお詫びをしてチェックインした。
まだお腹がすいていたので、ソーセージとサラダで少し腹ごしらえをしてから寝た。
★5月18日 アルバニー再び
今日はTwo Peoples Bayへ行った。
Bayとは言えど、山登りというかブッシュウォーキングをして、ランチにピクニックをした。
S太くんとN雄くんはアルバニーにくるのが初めてだったので、
ツアーで一度来たところを案内する為、Gapへ向かった。
今日は曇りで天気は下り坂。海も時化ていて前回ここに来たときよりも、
迫力があった。
その後Natural Bridgeを見てから、Blowholesへ向かった。
Blowholesはものすごい音と飛沫で、前回よりも断然迫力があった。
恐怖さえ覚えた。
アルバニーではこのBlowholesが一番面白いと思う。
しばらく遊んでたら日が暮れてきたので、ユースに帰って夕食をとった。
10時頃にシーカちゃんに電話してみた。
でももう寝てしまったとバックパッカーズのオーナーに言われた。
で、S太くんにパース南部の見所を教えてから私も寝ることにした。
明日は山登りだー！
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