Amieのフロリダ的生活

Amieのフロリダ的生活

ロンドンの美容院



イギリスにいたときのお話。
カットだけでもものすごく高かった。
お店の中でも美容師さんの技術によってぜんぜん値段が違うしね。
日本人の美容師さんはたいてい技術は間違いないが、料金がやはり高い。
現地の美容院にもピンからキリまであって、安いところでは10ポンドから。
まあ、そういうところはお値段なりの技術であって。。。
どんな仕上がりでも文句は言えない。

一度間違えて安いところに入ってしまった。
洗髪してカットして髪が濡れているのにそれで終わりといわれたことがある。
ドライヤーをかけると別料金だそうだ。
自分でドライヤーをあてると言いたかったが、別料金でやってもらった。
するとブローも上手じゃないし、髪が痛んでしまいそうな勢いでドライヤーあてられたので、
ついドライヤーを借りて自分でやってしまった。
これはやっていけないと思ったんだけど、自分の髪を守らなくちゃと思って。。。

それから洗髪するとき、日本ではタオルを顔にのせてくれるのに、
イギリスではのせてくれなかった。
美容師さんと目が合っちゃう。あれって気まずいよね。

そしてある日、親友のスペインの女の子からいつもタダで髪を切っているという話を聞いた。
そんなおいしい話があるなんて!早く私にも教えて~!!

教えてもらった(^-^)

無料でカットする方法。
それは、ヘアサロンのビューティースクールの学生にカットしてもらうのだ。

ただいきなり「学生ですか?カットして!」という訳ではもちろんない。
ロンドンのチューブ駅出入り口付近で配られているフリペに
カットモデル募集の広告があるのだ。

有名どころではヴィ○ル○ッスーンとか、○ニー&ガ○とかの大きなビューティースクール。
広告持って行くとタダとか5ポンドとかだった。

もちろん、勉強中の学生なので上手くないのは当たり前。
しかし、あとで先生がきちんと手直しをしてくれるので
とんでもない仕上がりにはならない。
ある程度希望も聞いてくれるので、非常に助かる。

ただひとつ難点が。
それは異常に時間がかかるのである。
というのも、まずコンサルティングして、先生に報告。
シャンプーし、カットに入る。
その間も非常に真剣なまなざしで恐る恐る慎重にカットしていく。
そして、カットの最中も先生が見回り、気になるところを注意していく。
最後の仕上げが終わると先生に判定してもらい、先生の手直しが入る。
そしてブロー。ブローがクセモノ。
下手な人だとニオイがするまでドライヤーあてたりするので、
自分でいつもどのようにブローするのかを、あらかじめ話しておくとよいと思う。
日本人の髪は比較的ブローがしにくいようだった。

しめて3時間くらいかかったかな。単なるカットだったのに。
まぁ、最初はそのあまりにもかかりすぎる時間に驚き、
もうやらないと思ったけど、ビンボーには勝てなかった。
その後は帰国まで毎回カットモデルで美容院代を節約していた。

お金がなくて時間がたっぷりあり、忍耐強い人のみオススメです。


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