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そうするとどういうことが起こるか、といえば、だんだん自分が何が好きで、
どんなことがしたかったのか、それすらよくわからなくなってしまう。
何かをした方がいいと思うのだけれど、いったい自分に
どんなことが向いているの?なんてことを人に聞くことになる。
よく考えてみてください。向いているかどうかなんて、
やってみなくちゃ分からない。それに、向いていようといまい、
続ければ、そのうちなんだって上手くなってくものなんです。
でもその好きなことがわからなくなっている人が
ものすごく多いんです。
びっくりします。
でも、本当のこと。
結局、自分の感情を表に出さないことが大人だと、
思いこんで生きているから、自分の感情をなかったことにしてしまう。
そして、それがだんだん積もって、大きな問題になるわけなんですね。
エンライトメントの考え方は、感情を抑えて我慢することかが大人なのでは
なくて、もっと高い位置からものを見られるようになることで、
自然に腹が立たなくなったり、それまでものすごい問題だと思っていたことが
大したことじゃなく感じられるようになっていくようになることが、
本当の大人だと思うんです。
小さな子供にとっては問題でも大人になれば、大したことじゃないように、
その視点の違い、ものの見方の違いが、私たちの人生の質を決めているんです。
自分が幸せになることを自分に許すのも、自分が不幸になるのを
自分に許すのも、自分次第です。
自分だけが自分を幸せにも不幸にも、
していくんです。
私は感情は神様からの贈り物だと思っています。
どんな感情であれ、ないがしろにしていいとは思っていません。
ないがしろにされた感情は、必ずどこかで反乱をおこすんですよ。
感情が爆発するのならまだしも、大きな病気の引き金になったり、
人間関係のもつれになったり、必ず、問題を引き起こしてくれます。
だから、しっかり感情は、吐き出してあげる必要があるんです。
だからと言って、怒鳴るとか、暴力をふるうのではなくて、
きちんと相手に向かって「こう言われて自分は悲しかった」
「つらかった。」と表現することなんです。
コミュニケーションをとるには、案外技術がいるんですよ。
人はすぐ、相手の言葉に反応してしまうから。
近い人間関係(家族とか)なら、特に。
反応して、売り言葉に買い言葉を返すことは、人の顔面に
ボールをぶつけているようなものです。
ボールを顔にぶつけられた人は、当然痛いので、
また相手の顔にボールをぶつけます。
これが私が見ている限り、たいていの人がやっている
「話し合い」です。
これはコミュニケーションとは、言わないのでは・・・?
もし、あなたが顔にボールをぶつけられたら、
どうしますか?
相手に「はい」って何事もなかったように、優しくボールを返せます?
それは無理ですよね。
だからこそ、自分が最初にそれをするのは避けなきゃならないんです。
自分の感情を分析する。
そして、それを「上手に伝えるにはどうすればいいか」これを考えるんです。
人は、ボールをぶつけられた相手に対して、どうやって
相手をぎゃふんと言わせるかには、頭を使おうとするのですが、
不思議なことに仲良くなることには、案外使おうとしません。
最初から諦めているからです。
でも、最初から諦めて、どうやって、関係の修復なんてできるんでしょう?
本当の人間関係は、面倒くさくて、大変だと思っているなら、
やっぱりのあなたはまだ本物の人間関係を手にしていないんです。
本物の人間関係は、面倒くさくも大変でもなくて、
むしろそれがなかったらどうしていいかわからないくらい、
大切で、美しくて、喜びに満ちた関係です。
お互いがお互いを尊敬し合い、どちらが上でも下でもなく、
思いやりがあって、一緒にいるだけで本当に癒される、
そんな関係です。
そんなの理想だと思う人は、幸福の本当の意味を知らないだけ
なんです。
それらは、決して理想ではありません。
現実に私と夫との関係は、そんな感じです。
以前は離婚しようとすらしたのに、
今は、毎日いてくれてありがとう、幸せだね、と
言い合えるのです。
今のこの瞬間、あなたにも、感謝したり、幸せに感じられる
ところがどこかしらあるものです。
あなたが自分の現実を不満だと思っているなら、
確実にあなたには、良いと悪いの両面の現実があるのです。
あなたにとって、悪い面ばかりを見て、自分を可哀相に思っていても、
あなたは決して幸せになれません。
なぜなら、あなた自身があなたの幸せを決めているからです。
あなたが、あなたのものの見方を変える決意をしない限り、
あなたの現実を変えることなんてできないんです。
セミナーやってても、自分が大変な目に遭った、ひどい目に遭った、と
思っている人は、なかなか過去の自分の恨みや悲しみを
手放そうとはしません。
でも、その思いが、誰に帰ってくるかというと、恨んだ相手ではなく、
その人自身なんです。
悲しくなったり、恨んだり、憎んだりしたエネルギーは、
相手に届いていると思っているかも知れませんが、そのエネルギーは
確実にあなた自身に返ってきています。
これがエネルギーの法則です。
あなたが出したものが全てあなたに返ってくるのです。
愛を出せば愛の中に生きることができ、恨みや憎しみに染まっていれば、
その中で生きることになります。
本物の喜びに満ちた関係を、皆さんもぜひつかんでください。
その関係を得るのに一番の早道は、自分の感情をまず知ることです。
そして、同様に相手の感情の奥に何が本当は、
隠れているかに気づくことです。
怒っている相手は、必ず愛を求めています。
あなたの愛が必要だから、あなたに向かって怒っているんです。
不思議でしょ?
いじめている相手に助けてほしい、と
SOSを出していたりするんです。
自分の心をまずしっかり見てください。
あなたが本当は何が欲しいのかに、自分自身が
まず気づいてあげてください。
そして、自分の感情を掘り下げ、しっかりと感じてください。
感情は感じ尽くせば、手放せます。
感じてはいけないと思うから、しつこく残るんです。
感情を感じ尽くして手放し、ほんものの幸せをどうぞ手にしてください。
あなたの喜びが、私の喜びです。
読んでくださってありがとう。
(*^-^*)
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