† ange plume †

† ange plume †

+++命+++



+++命+++

不幸な動物たちを1匹でも少なくしたい。
1人でも多くの人に現実を知ってもらいたい。
なので保健所などについて書いてみようと思います。


まず、平成15年度の犬・猫殺処分数は、
犬160,209匹、猫275,628匹、合計439,837匹だそうです。
その半数以上が仔犬・仔猫です。
猫の場合、持ち込まれる猫の8割以上が生後3ヶ月未満の仔猫で、
猫は一般譲渡が少なく、持ち込まれた仔猫・成猫の割合そのまま
殺処分へと回されるのです。

猫の殺処分数はこの10年以上ほとんど減少していないらしいです。
これはやはり、一般的に避妊・去勢手術の不徹底が原因でしょう。
避妊・去勢手術の普及により、たくさんの尊い命が殺処分されずにすむのです。

犬は収容されてから一週間以内に、
猫はその日のうちか次の日に殺処分されています。
保健所に持ち込まれる大半は生まれて間もない仔犬・仔猫。
殺される為だけに生まれてくる尊い命を増やさない為にも、
避妊・去勢手術をしてほしいです。
ちなみに、あまり知られてない事ですが
保健所に持ち込まれた子で
人懐こい子は動物実験に回される事があります...

殺処分方法は決して安楽死ではありません。
最近は麻酔薬の投与のあと、静脈注射による処分方法もありますが、
ガス室での殺処分が大半を占めています。
炭酸ガスによる窒息死です。もがき苦しみながら死んでいくのです。
中にはガスが回らず意識のあるまま火葬される子もいます。
二重の苦しみ・・・考えた事ありますか?
殺されてるのは何の罪もない子達。
心無い身勝手な飼い主が最大の原因。
避妊・去勢手術をしていれば、
仔犬・仔猫を捨てたりしなければ、
殺される事のないはずの尊い命。

保健所に持ち込みする人に言いたい。
いくら他人が殺処分するとしても、
殺したのは保健所に連れて行った人なのだと...

1年間に全国の保健所で殺処分される犬・猫は約40万頭。
その諸経費に約数百億円が使われています。
毎年、罪なき尊い命が無残な死に方を余儀なくされています。
そして、殺処分に私達の税金が浪費されています。

最近は動物愛護センターも増えてきました。
譲渡やしつけ教室などありますが、
保健所と同じ殺処分場だという事を忘れないで下さい。


愛犬・愛猫に避妊・去勢手術を受けさせていない方がいたら、
考えてあげて下さい。
避妊・去勢手術をする事でメスは子宮・乳腺などの病気、
オスは前立腺の病気など、防げる病気があります。
避妊・去勢手術をする事により、様々な病気の予防にもなるのです。
愛犬・愛猫のためにもちゃんと考えてあげて下さい。
そして、可哀想な子達をこれ以上増やさない為にも、
避妊・去勢手術をしてほしいです。

また、愛犬・愛猫に子供を産ませようと思ってる方がいたら、
考え直して下さい。
この世には可哀想な子達がたくさんいます。
新しい命を望むより、今ある命を大切に!
そうすれば不幸な子達が1匹でも少なくなるかもしれないのですから。
たかが1匹、されど1匹。
―罪なき動物に幸あれ―

可哀想な子達が1匹でも少なくなるように、
殺処分数ゼロを目指し、
今、出来る事から始めてみませんか?
可哀想な動物達の為に、あなたなら何が出来ると思いますか?
出来ないと決めつけるのはダメです。
だれにでも出来る事、1つはあると思います。
1つだけでもいいんです。
自分に出来る事、考えてみて下さい。
そして、見つけたら行動に移して下さい。






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