2004年09月06日
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カテゴリ: 映画・ドラマ
華氏911
字を追うのに大変で、もう一度みないとホントのところ理解できないな・・・って感じ。
こういう映画は、ビデオを借りてうちであれこれいいながら、
時々巻き戻したりしながら見るのがいいのかもしれません。

ブッシュ一族とサウジアラビアとの関係(ビンラディン一族との関係)とか、
ゴアと接戦した選挙のときの裏事情など
恥ずかしながら私は知らないことがいっぱいだった。
アメリカの人はこういうことは知ってたのかな?
映画の終わりのほうで、息子をイラク戦で亡くした人が
「みんなだまされてるのよ。みんな知らないのよ。」
「私も知らなかった。」
といって、ホワイトハウスの前で泣くシーンがあったけど
わたしは胸がつまる思いだった。

すごく素朴な疑問なんだけど、
ムーアの故郷で秘書として働く女性が
「子どもたちは軍隊に入って世界をみてきてほしい。
それは私にはとてもしてやれないことだから・・・」みたいな事を言ったよね。
あの人と、最後に登場した息子をイラク戦でなくした女性は同じ人ですか?
夫も私も「外国の人はみな同じに見えるから分からない」(子どもみたいですが(^_^; )

それから、
ムーア氏が議員たちに「息子をイラクに送りませんか?」と持ちかけるところ。
「戦争絶滅受合法案」 みたいですね。
激しい音楽をかけて自分の気持ちを高めながら「敵」を殺す若い兵士。
「刑務所に送られても二度と人は殺したくない」と言った海兵隊員。
「戦場は思っていたのとぜんぜん違う。民間人を殺すなんて。」と言った兵士。
戦争はそこで戦う人々、そこで殺される人々、
そこでおびえて生きる人々を想像するだけでも、理屈なく恐ろしいものだと思う。

戦争で儲かる人たち、政権を維持するために戦争をやめられない人たちは、
爆弾なんて飛んでこない冷暖房完備の清潔で快適なビルの中にいる。
なんて理不尽だろうと、また思うのであった。





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最終更新日  2010年11月03日 14時37分36秒
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