2024.08.16
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カテゴリ: 国鉄
未明から時折ザーッと雨が降るものの、今のところ意外と静かな横浜です。 

そんななか昨日、脚部分にクリア吹きをしたサンダーバード2号はホコリ付着が無いかチェック。 

カーモデルだと、ここから耐水ペーパーで研ぎ出しをして、デカールとの段差を無くし

さらにクリア吹きをするところですが、下手に研ぎ出しをして、ただでさえ入手困難なデカールに 

傷でも付けたら目も当てられないので、研ぎ出しはやりません  そしてウェザリングですが ​

今回は実感的な仕上がりではなく、これまで作った救助メカ同様に駄菓子屋プラモらしさというか、

トイのような超合金的仕上がりを目指しているのでこれもパス。

まぁ鉄道模型の車両もそうですが、そもそも自分はどちらかというと実車のように汚しを入れるよりも 

図鑑やカタログみたいに綺麗な車両をずらーっと並べて眺めるほうが好きだったりするものでww

そして最後に最も重要なこれ 


  

機体もコンテナもクリア吹きをしたのでそのぶん「厚み」が増したわけですが

それでもコンテナが機体にちゃんと嵌るかどうか? 




OK  確かにキツさは増しましたがイイ感じにしっかり嵌ってくれました。

まぁ1960年代設計のプラモデルなので、ポリキャップもネオジム磁石も無しの摩擦力だけで

嵌っているので、何度もブンドドを繰り返すとユルユルになってしまうと思いますが(苦笑)




リフトアップをしてもコンテナが抜け落ちることは無し(ゼンマイ搭載の一番自重がある6番装備) 

そしてゼンマイといえば、ネジマキを紛失して何十年間と回すことが無かったのですが 

今回、わざわざネジマキの為にブックオフから1機購入したのでようやく回せるようにw 




これを一番最初に製作したン十年前の自分、ガキンチョのくせにゼンマイを巻く時、

機体が傷付かないよう、なんとワッシャーを接着しているという(笑) 

というわけで早速ゼンマイを巻き締めてみたところ 




完全に接着して分解メンテが出来ないので、もしかしたらゼンマイが中で錆び付いていて

巻いた途端にパキン! と折損してしまう恐れもあったのですが、元気に走ってくれましたwww

というわけで




今井科学製(を一部改造した)サンダーバード2号、

猛暑だ、地震だ、台風にコメ不足と、数多の妨害工作にもめげず(違うかw)

ここに晴れて無事に完成です




後方から。

ガキンチョの頃に荒っぽく作り、そのままン十年間放置プレーしてボロボロになっていたのが 

見事に復活!! 




リフトアップ! 

脚は伸縮式が正しいのですが、機体の緑色の解釈と合わせて(劇中機はもっと明るい緑ですが 

テレビ画面に映し出された2号を撮影した写真を基に開発されたので暗い緑色になってる) 

あえて当時の「今井科学製らしさ」を残しました。というか、むしろこの見た目の2号こそが 

自分の思い描くサンダーバード2号なんですよねー




高速エレベーターカー発進! 

因みに高速エレベーターカーのほうはクリアコートをしたくらいで、

ほぼン十年前に製作した当時のまんま。スケールに忠実というよりコミカルな感じが

ヤッターマンのビックリドッキリメカじゃないけれど、当時のプラモデルっぽくて

逆にイイ味を出しているのではないかとww











いや~~~~ 今回最大の目標、コンテナが脚の間を横スライドする 

コンテナドックでの有名なシーン! これがやりたかった!!!

現在各社から発売されているいろんな2号の製品、最も最近出た2号の決定版とも言うべき

ディアゴスティーニ製の
それも含めて、全て劇中に一番多く登場するプロップモデルを元にして

忠実に設計開発されているので、
この横スライドはどの製品でも不可能なのですが(劇中では

横スライドシーン専用のプロップモデルが使われている)


やはりサンダーバードマニアとしてはこれが出来なくちゃハナシが始まらないのよ ​www​

これがやりたいがために、キットの機首部分を仏陀斬って延長改造したのですが




なんか間延びしていないかみたいな不自然さは全く無し! 

と、ここまで膨大な時間と手間をかけただけに、もうあえて言い切っちゃいましょう(爆) 

しかも首チョンパしたことで、それまでずーっとバンダイ製だと思っていたのが

実は今井科学製の2号だったことが判明したり、怪我の功名? 金型の都合からエアインテーク内に

どうしても出来てしまうモナカ割り段差も修正出来たし


そんなバンダイ製のパッケージ    





これねー 当時はガンプラブームで早朝から行列したものの、お目当てのモビルスーツが買えず 

しかたなく店内をうろうろしていたところ売れ残っていたこれを発見、サンダーバードが何なのか

全く知らなかったけれど、ただただこの機能にワクワクして思わず買っちゃったんだっけ。 

それがン十年の歳月を経てようやく自分の納得いくかたちで実現ですよ~ 

※エアインテーク内、がっつりとモナカ割りの段差が残ってますね(笑)   


てなわけでディアゴスティーニの2号&救助メカシリーズがスタートしたきっかけで 


延々と整備してきたサンダーバード2号関連の製作はここで終了... 

でもいいのですがw 

ディアゴスティーニの2号もシリーズ完結と言いつつ、追加続編をブチ上げたので  




ここはディアゴに倣ってこれ(今回の製作の残骸)をなんとかするのもまた一興かも?

しかもせっかく横スライドできるようにしたのだから、コンテナドックを模した

“お立ち台” も欲しいよねー なんてまたとんでもない妄想をしつつ(爆) 




台風接近のなか、色々と届きました

いややっぱりここまであれこれやってくると、この場所をこう加工したいのに

手持ちの道具ではそこへ入らないとか、パーツ面に対して均一にチカラがかからない

なんて案件がちょいちょい発生したことと、両面テープ+ワリバシでは

どうしても保持力不足になるモノ、つまり今回のレジンキットなんですけれど、こうしたモノを 

塗装の時にしっかり保持できるツールと、これまた今更かい! って天の声が聞こえてきそうですが、

タミヤの静電気防止ブラシもようやく導入です。これも今回、クリア吹きする前にホコリ落としに 

普通のハケを使って痛い目を見たからでして(苦笑)  

そういえばクリップ、何故かシリカゲルが入っていました。これってひょっとして

束ねているワゴムが店頭販売中に加水分解を起こさないようにする対策なのかなとか? 

だとするとゴムパーツの劣化対策=シリカゲル?? とかちょっと思いつつ 




H13形コンテナの製作は、洗浄して恐らく離型剤は取れたであろう想定で(笑) 

早速新着ツールを使って、下地処理にガイアのマルチプライマーアドバンスを

塗りたくりましたw 




続いてサロ112への改造、この肩部分の緑と橙の境界部分、よーく見ると 

段差が出来ているのがわかります。なのでこのまんま橙色を塗ると 

段差がそのまま凸モールドで出てきてしまうので平滑にすることに。 

目の細かい耐水ペーパーで磨いていったのですが 




なんかこれが想定以上にハードで、なかなか境界線が消えない。 

とはいえあんまり一気にガリゴリやるとサボ受けなんかのモールドを

誤って削り落としてしまう危険も。なのでもう只管根気勝負で

ほんの少しずつ整形していき、車体半分まで進んだところでもう飽きた(爆) 

一旦プログUPしての気分転換です。






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Last updated  2024.08.16 19:39:16
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