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さざえん
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2006年01月20日
テーマ： レンタル映画(818)
カテゴリ： 映画
美貌のイギリス俳優ジュード・ロウがヴァンパイア。そりゃあ、似合いますがな、美しいですがな、哀切ムードムンムン。
お話は医師のスティーヴン（ジュード・ロウ）は知性も美貌も兼ね揃えている青年だが愛する女の血を吸わなければ生きてはいけない身体だった。
ある日、駅のプラット・ホームで自殺しようとしたマリア（ケリー・フォックス）を助ける。彼女の心が開いてきたのを見計らい、血を吸い殺して海へ隠蔽する。
しかし、数日後マリアの水死体が発見。スティーヴンは警察にマークされ始める。だが、スティーブンは次のターゲットとして知的で情熱的なエンジニアのアン（エレナ・レーヴェンゾーン）にターゲットを絞り接近をしていた…。
だけど、 本当に吸血鬼なんだよね？ 光は大丈夫だし、クロス（十字架）も平気だし、ただ単に血を吸うのが好きな猟奇殺人犯と言ってしまえばそれだけなような気もする。いや、だけど冒頭で怪しい技（顔を近づけたり身体から金属のオブジェを出したり）を使ってたりしたからやっぱヴァンパイアだよね。映画紹介やあらすじを見ないと本当に吸血鬼か分からない感じだった。
テーマは「愛する女の血を吸わなければ生きていけない身体」。だから話の展開もアンに本気になっていくのだが、も～ちょっとスティーヴンの苦悩を表面に出した演出をしても良かったと思う。
ちょっとラストは消化不良な終わり方だったかな？雰囲気やビジュアルは繊細な感じに仕上がっていてめっちゃ良かったんだけどね。正統なイギリス映画ってこんな感じなのかな？
クロコダイルの涙っつうのはワニが餌を食うために涙を流して餌をおびき寄せる言わば嘘泣きですな。
ジュード・ロウの見事なナンパ術と世渡り術は勉強になりまっせ。
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