癒やしのキネシオロジー

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タロットはイコン


その時に、スペインのヒーラーのクラスを受ける機会もあった。
彼女もヒプノセラピスト(催眠療法士)で、タロットを使って
前世療法もしている。

その時に、彼女から教わったタロットの使い方は、
通常のリーディングの方法と全く異なったものだったが、
私はその方法を聞いて飛び上がるほど驚いた。

それは、私がその年の一月にビジョンで見たものと
そっくりだったからだ。

そのビジョンはタロットの仲間といた時に
軽い催眠状態のようになり、そのビジョンがやってきた。

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前世での私は口からあごにかけて白いひげを蓄えた老人だった。
なにやらタロットの隠者を思わせるような面持ちで、何かから
隠れてもいるようだった。

私の家の地下室で十数名が集まってなにやら話し合いをしている。
そして、私は部屋にある隠し扉のような所から
重厚な箱を取り出した。
その古びた飾り箱の中を開けると、厚い板のような物に
描かれたイコン(板絵の聖画像)が何枚もしまわれている。
背景は、金色だ。
その神々しいイコンを床に円陣を作るように並べる。

詳しい説明は、秘儀のようだったので、略するが
その円陣に並べたイコンからメッセージをもらい、
次にどのように動けばいいのかを、聞いていたのだ。

はっきりとはしないが、その前世は中世中期の異端、カタリ派を
思わせた。カタリ派は十字軍により武力で弾圧されたので、
地下で密会をしているのも、うなづける。

もちろん、タロットはカバラの秘儀を伝えるものとしての
用途もあるのだろうが、私はこの前世でのイコンが今で言われる
タロットの原型となっているのでは、と思っている。

前述のスペイン人の女性ヒーラーもタロットはイコンだ、
として、彼女のオリジナルタロットの背景は全て金色にしている。

そして、彼女のタロットの使い方といえば、
大きめのタロットを床に円状に置いて
タロットからメッセージをもらう、というものだった。
あまりに私のビジョンと類似している。

彼女とは、直接話す機会がなかったが、
その時の前世の仲間の一人だったと
確信した。

時を越えて、ソウルメイトに再び会えた事を
神に感謝した。

私の前世でメッセージを頂いていたイコンは
今もこの世の中のどこかに存在して、
誰かにメッセージを与えるのを待っているのかもしれない。


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