【亜】arisa no nonsense♀

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【亜】インコ物語3

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シュタイフ HANSI paraakeetインコ


インコはジョンさんに叩かれ、羽根を引きちぎられ、血が出ました。

インコは生まれてから一度も叩かれたり、羽根をちぎられたりした事がないので、びっくりしました。

でもインコは頑張りました。

インコはおまわりさんの所へジョンさんにされた事を言いつけに行きました。

そしてインコはジョンさんのわからない所へ逃げました。

でも、間もなくジョンさんはインコの事を見つけてしまいました。

ジョンさんはインコの写真をしわしわになるほど肌身離さず持ち歩いていました。

インコはジョンさんに見つかった時、新しくみつけた住みかで、病気になって死にそうになっていました。

鳥の病院に行ったら、お医者さんに心も体もすごく疲れていると言われました。

ジョンさんは死にそうなインコにまた優しくしました。

叩いたり、羽根をちぎったりした事を謝りました。

弱っていたインコはまたジョンさんに飼われる事になりました。

そしてインコは、もうケンさんのところに遊びにいくのは止めました。

ジョンさんが怒った時、ジョンさんはケンさんの住んでいる場所も調べていて、今にもケンさんに意地悪をしそうだったのでインコはケンさんに気をつけるように言いました。

ケンさんは【僕にはイタリアマフィアがついているから大丈夫だよ】と笑いました。




インコはそれからジョンさんと色々な事を経験しました。

ジョンさんとインコは一杯仲良くなりました。

でも半年に一度はインコは痛い思いをしました。

半年に一度だった痛い思いは、やがてもっと頻繁になっていきました。

インコは何度も家出をしました。

でも、インコが家出をするとジョンさんがおかしくなってしまうのでインコはいつもジョンさんのところに戻りました。

ジョンさんはもっとインコを可愛がりましたが、口が達者になったインコは良くジョンさんに生意気だと怒られました。

そしてインコは段々頭がおかしくなってきました。

ジョンさんに痛い事をされる前に、自分で痛くなりたくなりました。

インコは自分で羽根をちぎったり、かごに頭を打ちつけたり、毒を食べようとしました。

インコは自分が自分じゃなくなっていく気がして、ピーピー鳴いてばかりいました。

インコは自分の生まれた日本に戻りたくなりました。

戻らないとインコは駄目になっちゃうと思いました。

インコはジョンさんにさよならを言いました。

ジョンさんは泣きながら家中のものを沢山壊しました。

それでも最後には泣きながらインコを日本行きの飛行機に乗らせてくれました。

でもインコはまだジョンさんの事が好きでした。

ジョンさんもインコの事がまだ好きでした。

ジョンさんはインコの事を絶対幸せにできると自信満々でした。

続きへ…




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