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こんばんは。
紅葉見物のつづきです
よかったら、お付き合いくださいませ~。
湯布院を後にして向かったのは国東半島のど真ん中にある
天台宗 六郷満山「両子寺」(ふたごじ)
国東半島といえば、小学生の時以来です。
辺鄙で遠い場所というイメージは変わりませんが
改めてこの地方のことを知ると興味深いことがたくさんあります。
だって 、国東半島って神社仏閣や石仏だらけ
ですよね。
これは、とても アーティスティック
!
良さがわかるのは、年齢のせいだわ~とも言えますが
それだけでもなさそうです
さて
こちらの紅葉は、湯布院ほど色づいていませんでしたが
境内入り口近くの紅葉はこの通り。
護摩堂(本堂)
山岳修行の根本道場
九州三十六不動一番札所の本尊。
こちらには大聖不動明王(鎌倉期作)が祀られています。
酉年生まれの守り神様なんですね。
ここで、10分ほどお坊さんのお説教というより
漫談の様なお寺の説明を兼ねたお話しを聞きました。
中は撮影禁止、薄暗く蝋燭が灯されています。
こちらで、護摩焚きをするので
天上や壁、調度品にいたるものなどが
黒いススだらけ。
残念なことに、こちらでは40分程度の時間しかとれず
ゆっくり出来ませんでした(泣)
境内は広大で
この先にある奥の院本殿や
また、その先のお山廻りで 七不思議
などを
確認したかったのですが・・・
登山道まで行くことが叶わず。。
ただ、足腰が弱い方はちょっとしんどいかもしれません。
ちなみに 奥の院本殿
では
千手観音、両子大権現(男女の天童子)
が祀られていて
その裏の洞窟には
「不老長寿の泉」と言われる霊水が湧き出しているそうです。
お坊さんは
「まあ、75日くらいはお命が持つでしょうな。
それ以後は、またいらしてね」だって。^^
森が広くて深いので森林浴も出来ますね
興味のある方はこちらを参考にして下さい。
国東半島の六郷が集まり、中心となって発展した山岳仏教。
ここは、神仏共存する神仏習合文化の発祥の地とのこと。
異教を認め合い共存する文化
そのため、特異な文化や奇祭が継承されているそうです。
どこぞの国々のように争わない平和主義ですね。
こういう大らかさって好きです
あれっ?
これって実に日本人の気質に合っていませんか?
神・仏・キリスト・ヒンズーの神様たちまで
日本人は、いいとこ取りで楽しんでいますよね。
両子寺の仁王像
その後、富貴寺へ
国宝「富貴寺」
美しい紅葉ですが、画像はお借りしています。
先日の日曜日、紅葉もイチョウも 青々
としていて
この辺りはほとんど色づいていませんでした。残念。。
時期に恵まれるとこんなに美しい佇まいなんですね。
堂内には
極楽浄土を表現したような、阿弥陀浄土変相図が
残されていています。
現存する日本四壁画の一つ。
(中は撮影禁止)
薬師浄土、釈迦浄土など四つの浄土が
東西南北に描き分けられていました。
他にも内陣後壁に描かれた曼陀羅は
当麻曼陀羅の構成に類似しているそうです。
なんだか、不思議な雰囲気のするお堂でした。
詳しくはこちら 動画お薦めです。
富貴寺
その後は、別府周りで別府湾を眺めながら西へ。
たいした渋滞もなく帰途に着きました。
確かに、利便性の良い土地ではありませんが
一度、ゆっくり半島めぐりするのも楽しいかも。
最寄の駅までJR
その後はレンタカーで移動するのもいいですね。
ここまで、お付き合いいただき有難うございます^^
おやすみなさい。
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