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フジバカマ
関東から以西の山林、山地、兵陵などで自生する
キク科の多年草。
奈良時代以前 「薬草」
として中国から入ってきたとか。
秋の七草のひとつ。
この植物の園芸種は、馴染み深いですよね。
自生種の多種、雑種といわれています。
私も、以前、植えていましたが
その頃はパンパスグラスなども植えていたので
狭い庭が大変なことになりつつあり
今はおりません。。
古来からの自生種は現在、準絶滅危惧種だそうです。
別名 コメバナ、カオリグサ、コウスイラン
「和名抄」には
「本草和名では、 布知波賀万(ふじばかま)
という。
新撰万葉集では「藤袴」の二字を用いている」と記され
古くからフジバカマと呼ばれているようですね。
薬 用
開花寸前の全草を採取し2~3日日干しにした後
風通しの良いところで乾燥させ保存する。
生薬名 蘭草
成 分
オルト・クマリン酸が含まれているそうです。
(クマリン配糖体が加水分解されたもの)
他にチモヒドロクイノン、ミネラル類など
■
皮膚の痒みに
蘭草300~500gを細かくして袋などに入れ煮出した後
エキスを袋ごと浴槽に入れて入浴する。
袋で痒い部分をかるくこすると良いそうです。
糖尿病予防・治療
蘭草と連銭草(カキドオシ)・ビワ葉・タラノ木樹皮
各5gずつを水400ccで半量になるまで煎じ
1日3回に分けて服用します。
生のままだと香りを感じませんが
半乾きまで乾燥させると良い香りがしてくるそうです。
(桜餅の葉のような・・・だとか)
これはオルト・クマリン酸によるもの。
いにしえの中国の少女は
花の一枝をかんざしにしたり、香袋に入れたり
そうやって楽しんだそうです。
(参考)山野草カラー百科
実はフジバカマの精油もあるのです
入浴剤、芳香剤として良さそうですね。
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